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2017年6月28日 (水)

snsn氏寄稿 加計問題を俯瞰して その3 朝日の歪んだ正義と統帥権

Dsc_8921
snsnさんの連載最終回です。ご苦労様でした。 

今回はメディアと歴史問題にまで踏み込んで分析されています。またぜひ寄稿ください。お待ちしております。 

さて、ネトウヨハンターさんの「獣医学部新設について納得がいかない」という質問に答えようと思ったのですか、皆さんが寄ってたかって(笑)回答されてしまったのでもう少し大枠を考えてみます。 

獣医学部が新設されて、教員が足りなくなるのはどなたかが答えていましたが、そもそも獣医学部が少ないために専門職員が不足しているからで、原因と結果が逆になっています。 

獣医師は偏在が激しく、一口に多い少ないとは言えません。また獣医といっても、大都市圏の獣医の多くは犬猫獣医です。 

分野別の獣医師はこのようになります。 

●獣医師総数に対する分野別分布
・獣医師総数          ・・・38,293人
・国家公務員          ・・・505
・都道府県職員         ・・・6981
・市町村職員          ・・・1823
・民間・団体職員        ・・・7585
・個人診療施設(犬猫病院等)・・・16659
・獣医事に従事しないもの  ・・・4509
 

・公務員系(家保など)の比率・・・24%
・民間団体系(共済など)   ・・・19%
・犬猫系             ・・・43%

 圧倒的に犬猫系が多いのがわかります。公務員系はその半分弱となっています。

次に獣医師の地域別分布をみます。

●人口1万人あたりの獣医師数
・1位鹿児島県・・・6.42人
・2位北海道 ・・・6.05人
・3位宮崎   ・・・5.76人
・26位愛媛県・・・2.83人

上位はすべて大畜産県が独占しています。今、話題となっている愛媛はドンっと下がって29位でした。 

グラフにするとこのようになります。 

Photo
http://todo-ran.com/t/kiji/16357 

愛媛県が薄い緑色で獣医師が不足している地域で、全国的に不足している地域のほうが圧倒的に多いことがわかります。 

ですから、WG議事録の中でも農水省や文科省の官僚が「獣医は足りている」というような発言をしていますが、それは「足りている地域もある」と言い直さねばなりません。

ましてや朝日のように、「杉並のペット獣医は獣医学部新設に困り顔」などという報道が、いかにトンチンカンかお分かりになると思います。

しかし、この偏在ぶりに眼をつぶってベタに「獣医師は増やさない」としてきたのが、獣医師行政でした。 

そしてその大元の獣医養成を握っていたのが、なんと畑違いの文科省だったわけです。 

ですから、私はこの加計騒動は、文科省問題であっていみじくも民間委員が指摘したとおりだと思っています。 

「○本間委員 (略)要するに獣医師が増えるか増えないかということは文部省のマターではないということです」
(2016年9月16日・国家戦略特区ワーキンググループ(WG)のヒアリング議事録)http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kokusentoc_wg/h28/shouchou/160916_gijiyoushi_2.pdf

WG会議でも民間委員が発言しているように、獣医師が増えすぎたり、クォリティが落ちてきたら国家試験で絞り込めばいいだけです。

また増えすぎたなら、就職が難しくなって志願者が減るという市場機能か働くのであって、そもそも大元の養成機関の増減でいじり回す性質のものではないのです。

しかも畜産についてなにも知らない門外漢の文科省ごときが!

ネトウヨハンターさんはそこは分かっていてこう述べています。 

「産業獣医師が不足している現状は確かだと思いますが、そもそも産業獣医師不足の原因は供給不足ではなく待遇にあると私は考えています」 

まぁそのとおりですが、公務員系の獣医師の待遇を決定するのは一宮崎人さんがいうように財務省が決定することです。 

共済なども公務員に準じるために、結局これはも財務省マターとなります。 

今問題となっている保育士や介護士と並んで、こういうところでテコ入れしていかないと、なり手がなくります。 

財務省を動かす強い政治力が必要となります。

こういうところまで踏み込んで野党は追及しているわけではなく、産業系獣医師や公務員獣医がなぜ不足するのか、そのためにはどのような政策が必要なのか、触れようともしません。 

民進党は、政府に産業系獣医師の待遇を改善しろと要求するならともかく、「加計理事長はアベのお友達。全国の特区を廃止しろ」と叫びながら、テレビを引き連れて官邸に乗り込むのですから、もう馬鹿丸出しとしか言いようがありません。 

もう一点。テレビ朝日系早朝の「スーパーモーニング」で、こんな珍妙なやりとりがあったそうです。 

「安倍首相が講演で、加計学園問題の反省を踏まえて「獣医学部は地域に関係なくどんどん新設を認めていく」などと発言したそうだ。
   「これまで積み上げた説明が根底からひっくり返ります」「もう、言ってることがめちゃくちゃですね。どうしちゃったのか」(羽鳥慎一キャスター)
「たぶん、(安倍首相は)矛盾に気付いてらっしゃらないんじゃないか」「そもそも、『総理大臣が指示を出したって、そんなことでは決まりません』とおっしゃってた。ところが、思いっきり(新設をどんどん認めると)指示、出してる。総理大臣として指示出して、決めてるじゃないですか。ということは、総理の意向で決められないと言ってたのと矛盾してるんですよ」(「モーニングショー」コメンテーターでテレビ朝日解説委員の玉川徹)」
(Jcastニュース6月27日)
https://www.j-cast.com/tv/2017/06/27301698.html

この人たち、心の底から阿呆かと思いましたね。なにが「根底からひっくりかえる」ですかヒックリかえるのは私たちのほうです。 

この連中がここまでなにひとつ戦略特区の意味と位置づけを勉強せずに、加計問題を「追及」してきたのがバレましたね。

こんなレベルの解説員に「解説」してもらう視聴者が気の毒です。 

国家戦略特区というのは、初めから全国展開をするためのただの「突破口」にすぎません。 

それは平成26年(2014年)2月25日に閣議決定された時点で明確にされています。

国家戦略特別区域基本方針
②規制の特例措置の追加に関する基本的考え方
(新たな規制の特例措置の追加)
「国家戦略特区における規制改革事項等の検討方針」に盛り込まれた規制・制度改革事項は、あくまでも当面実施すべき項目が盛り込まれたに過ぎず、以下に定めるところによって、追加の規制の特例措置の検討をスピード感をもって進め、確実に実現につなげていくものとする。
当該検討に際しては、国家戦略特区における規制の特例措置として検討すべきもののほか、法第38 条第1項の規定に準じて構造改革特区制度の提案として検討すべきもの、また、全国規模の規制・制度改革として規制改革会議等との連携により検討すべきもの等の分類も併せて実施することで、規制・制度改革の実現に向けた選択肢を広げ、実現の可能性を高めていく。
(略)
規制所管府省庁がこれらの規制・制度改革が困難と判断する場合には、当該規制所管府省庁において正当な理由の説明を適切に行うこととする。
これらの調査審議等の結果、講ずることとされた規制の特例措置については、この章
(第五)に適宜反映していくものとし、速やかに措置することとする」

初めから政府は、ここに今ある特別区のメニューは単に「規制・制度改革事項は、あくまでも当面実施すべき項目が盛り込まれたに過ぎない」と断言しているわけです。 

そのために全国規模の規制改革会議と連携して、「スピード感をもって」実現に努力しろ、と述べています。 

ですから石破氏のように特区担当相でありながら、文科省と獣医師会に敗北して、既得権団体の主張を丸飲みしたような「4条件」など作ること自体がおかしいのです。 

ですから今回、首相が「獣医学部は地域に関係なくどんどん新設を認めていく」という発言は、当初の閣議決定に従っただけにすぎません。

念のために付け加えておきますが、私はなにがなんでも全面的に規制緩和することが善だとはまったく思っていません。

バスの転落事故にみられるような新規参入枠拡大などに典型ですが、安全を度外視した規制緩和は間違いです。

人命に関わるインフラ関連や生活インフラの規制緩和は、慎重に慎重を期さねばなりません。

その意味で、電力の自由化は、「不必要な規制改革」でした。
関連記事全13回http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2013/07/post-4b64.html

また規制改革の元祖である郵政改革もまったく不要だと思っています。
関連記事全4回http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/24-881d.html

このふたつに関してはシリーズ記事にしていますので、よろしかったらご覧になって下さい。

ですから特別区のメニューについても、全部反対、全部賛成ではなく、是々非々でひとつひとつ丁寧に検証する必要があります。

その上に立って、今治市の加速計画獣医学部新設は、「必要な規制緩和」だと私は考えています。

いまのようなメディアの言いがかり同然の「疑惑追及」によって、かえって規制緩和の本質が見えなくなってしまったことが問題でのです。

そうそう、電波媒体なんか目に余る特権的寡占ですので、大いに「必要な規制緩和」をしてくださいね。

                      ~~~~  

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               ■加計問題を俯瞰して その3
                                      snsn  
 

承前                                                                         

 (4)統帥権干犯問題と国体明徴声明
最後に、戦前の時局との比較を論じたいと思います。
 

1930年ロンドン海軍軍縮条約に調印した浜口内閣に対し、軍拡を志向していた野党及び軍部官僚が天皇の統帥権を盾に政治家を恫喝しました。 

メディアがそれを煽り立てたのはいうまでもありません。 

統帥権を持ち出され政治家が何も言えなくなった事、そして山路さんの緻密な分析通りメディア(特に朝日)の戦争への扇動、その後の悲劇は言うまでもありませんね。

僕は今の日本は戦前の「統帥権干犯問題」の頃に戻ったような雰囲気を感じます。
 

その象徴が朝日系”左派"知識人内田樹氏の「天皇主義者宣言」です。野党(左派)が天皇を担ぎ出したら危ない・・・。
http://www.asahi.com/articles/DA3S12995417.html
<
http://www.asahi.com/articles/DA3S12995417.html>

また当時「国体明徴声明」がありました。これは国家の統治権は天皇にあると立憲政友会、軍部、右翼が主張した事件です。
 

これにより岡田内閣は退陣し以降軍部の独走が始まるわけです。 

もちろん現在の憲法下では天皇に統帥権はありませんので同様の危機は来ないかもしれません、しかし歴史とは一見異なる外観を備えつつも本質は変わらないものが反復するのです。

現在、朝日新聞や野党が担いでいる”統帥権”に相当するものは”歪んだ正義”です。困ったことに朝日も野党も正義の行動を実行していると思い込んでいます。
 

全ては善意なのです「地獄への道は善意で敷き詰められている」という言葉どおり歪んだ正義ほど怖いものはない。(マルクスには感心しませんが、この言葉を「資本論」に書き込んだ点は鋭いと思います) 

”歪んだ正義”を盾に政治家を黙らせること、、これはまさに現代の「統帥権干犯問題」であり、現代の「国体明徴声明」なのです。

大正デモクラシー以降現在まで何度も繰り返されていますが、政党政治への不信感、政治の腐敗は確かに存在します。
 

政党内の首相の不透明な選出は果たして民意を反映しているのか、贈収賄に関する数々の疑惑、世襲制、国益よりも党益重視などなど・・・。
その都度政党政治をメタレヴェルで<超越する存在>が要請されてきました、そしてメディアメディアがそれを煽ることで国民を誘導してきました。
 

あるいは全てを破壊するような革命思想が台頭してきました。 

繰り返しますが、確かに政党政治への不信感、政治の腐敗は確かに存在します。信託を受けたエージェントとしてまともに機能しないことも多々あります。 

正しく民意の反映されている選挙制度なのかという疑問もありますし僕も基本的には政治家には批判的です。 

しかしながら、だからと言ってメタレヴェルの<超越する存在>の要請や、破壊思想が正しいのでしょうか?ではその<超越者>の無謬性を我々はどうやって検証すればいいのでしょうか?

安易にメタレヴェルの<超越する存在>を要請するところから本当のファシズムが始まります。
 

あるいは全てを破壊するような革命思想による大粛清が始まります。 

その意味では極右思想と極左思想は同根なのです。

加計騒動の動きを見ていると、民主的憲法を否定しているのはむしろ朝日新聞的メディアなのです。なぜなら選挙で選ばれた
国民のエージェントである政治家ではなく官僚やメディアを信頼しろ=統帥権は我にありというわけですから・・・。

僕としては、数々の欠陥を抱えながらも<国民主権による民主主義>を市民として守るしかないと思っています。
 

そしてその欠陥は政権を論理的に批判しつつ一歩一歩改良するしかないのです。

以上長文失礼しました。
 

                                           (了)

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コメント

特区構想としては、とりあえず加計学園で様子を見てそれから獣医学部を増やすって流れなので、認可も開学もされてない段階で「どんどん増やす」ってのはそれはいくらなんでも無理があるのではないかと。
メディアの報道に疑問を持つのもけっこうですが、官邸の説明というか言い訳も中々どうかと思いますね。

獣医士会は、半世紀にわたって国際水準達成に向けて教育改革に尽力してきたというけれど。

普通、半世紀かけても目標達成できなければ、方法が間違えているか、担当者達が無能なのか、疑いますよね。
どうも獣医士会は、口だけ威勢のいいことを言っているように見える。

獣医学部を全国にというのは、設備と教員(海外から人を招くとか)をちゃんと用意できる保証があれば、やってもいいと思う。

花巻氏。

「新設計画をめぐる対応について「(学園理事長が)私の友人だから認めてくれ、という訳の分からない意向がまかり通る余地など全くない。プロセスに一点の曇りもない」と述べた。
 国家戦略特区に関しては「(愛媛県)今治市に限定する必要はない。速やかに全国展開を目指したい。意欲があれば獣医学部新設を認める」と語った。」
(産経6月24日)

そもそも1校にしたから問題だといっていたのは朝日・民進・前川連合の方です。
別に京都産業大学を認めてもなんの問題もありませんでした。
元来閣議決定では、記事にアップした引用を読めば、「全国規模の規制・制度改革として規制改革会議等との連携により検討すべきもの」と書いてあり、それが元々の特区の政策意図でした。

それを今回首相の発言を批判している石破氏などが担当大臣でありながら、妙な妥協をしてしまい4条件などつけ、その上に獣医師会と文科省の妥協で1校になってしまったわけです。
どんどん既得権勢力によって、本来の政策意図からズレていったわけですよね。

首相が言っているのは、このおかしな妥協のために、京都が辞退し、加計1校になったことで、かえって疑念を招いたと言っているのです。

確かに文科省と獣医師会の妥協なんて、ほとんど報道されていませんからね。
あたかも首相が友人をゴリ押しするために、京都をハネたとメディアは書き散らしているわけです。

だから、意欲があって設置基準を満たせば認めるということにしようというわけで、なにかおかしいこと言っていますかね。

私は記事で書いたとおり、獣医師の需給はまったく文科省マターではないと思っていますから、なにが問題なのかわかりません。

といっても、現実には「スピード感をもって」ていどのことです。
また首相はやり方も何も言っていませんから現存の特別区の中のメニューに入れるのか、まったく別枠にするのか、あるいはただの一般論なのか不明です。
そう簡単にはいくとは思えません。
批判も結構ですが、それを聞いてからにしたらどうでしょうか。

とまれ、メディアと野党陣営は「疑惑」からしか入れないから、「疑惑隠し」とか、はては「全国チェーン展開か」(苦笑)なんて見方になります。

この事件の本質を、「政権vs文科省利権」と私のようにとらえるのか、それとも前川氏のように「首相の友人に対する身贔屓による行政の歪曲」ととるのかでまったく違って見えるはずです。

前者なら、首相はこの発言で文科省の獣医学部新設利権は認めないと言っているのです。
かなり思い切った発言は確かですが、まだ細かいところはわかりません。

もっと落ち着いて、メディアの加計報道に惑わされず,全体を見渡してかんがえたらいいと思いますが。

○snsnさん

寄稿、ありがとうございました。全体を読んでの感想を書かせていただきます。

(1) 3つのレイヤー(階層)の議論
本来は別々に分けて考えるべきところを、野党とマスコミが全階層をわざとぐちゃぐちゃにして安倍叩きに使っているというのは私も感じているところです。一つ一つ分けて考えれば、特に問題となることはない。

ところが、ここに「お友達の」という言葉を添えてごちゃ混ぜにすると、何やら怪しげなものができあがる。

これを政局化して政権を奪取したい野党(応援する朝日)は仕方がないとして、視聴率を稼ぎたいマスコミの底の浅い報道が本筋を見えにくくしてるんですよね。こういう切り分けを提示するのは本来、マスコミの仕事だと思うのですが。

(2) 官僚主導への逆コース
 マスコミの前川氏礼賛は全く意味がわかりません。これまで政治主導を礼賛してたのに、安倍総理が絡むと逆になる。政権を叩くだけがマスコミの仕事じゃないですよね。良いこと、悪いことをきちんと判断して政権批判をしないと。

 自民党内の政権争いは少し心配です。安倍一強で悪い方向へ突き進むのは困りますが、内紛で野党に足元をすくわれる事態になるとまた不況に逆戻り・・・なんてことにもなりそうなので、財務派にはもう少し慎重に行動していただきたいものです。

(3) 忖度の犯罪化という武器
「忖度=内心の問題=共謀罪」という視点は私にはなかったので、なるほどと感じました。確かに、忖度が犯罪であれば、収賄罪なんて金銭の授受がなくても成立しちゃいますもんね。
犯罪にはならなくても政治家生命を絶たれる・・・なんてことがあると、政治家が委縮しちゃいます(マスコミ風に言えばw)。

多少は委縮していただきたい政治家はいるんですけどね。民進とか共産とか←w

(4) 統帥権干犯問題と国体明徴声明
紹介されてる朝日系”左派"知識人内田樹氏の記事を読みました。その中で

「天皇制が高い統合力を持つ一因はそれが持つスピリチュアル(霊的)な性格にある」
「選挙で選ばれた指導者などの世俗的な『国家の中心』とは別に、国家にはしばしば、宗教や文化を歴史的に継承する超越的で霊的な『中心』がある。日本の場合、それは天皇なのだと思う」

とあります。
この中の「天皇」を「国家公務員(官僚)」に置き換えてみると、前川氏を礼賛するマスコミの意図がわかる気がします。

公務員は国民全体の奉仕者なのだから、清廉潔白で間違ったことはやらないはずだ。お友達のために法を捻じ曲げるような、薄汚い政治家とは違うはずだ。という国民の心の中にある理想論。
さすがに霊的というのは違うと思いますが、昔から何となく日本人が「お上」に対して抱いてる気持ちというか、こうあってほしいという願望といいますか。

そういった、国民が心のどこかに抱いているイメージを使って「真面目な官僚」 VS 「利権に汚い政治家」をマスコミが煽ってうまく世論を誘導しているのではないか。官僚が主導しないと日本は滅びるぞと。

このまま政治家不信が続いていけば、戦前の政党内閣が国民やマスコミから弱腰と批判を浴びて軍事内閣へと変貌していったように、財務省を筆頭とした官僚主導の傀儡政権が誕生するかもしれません。
それが更に発展し左翼系官僚になれば、共産国家へと変貌を遂げる・・・という無血革命の成功を見られるかもしれませんね。

さすがに、左派メディアがそこまで考えてるとは思いませんが、陰謀論を想像するのは楽しいものです。
安倍が~!共謀罪が~!!って叫んでる人たちの気持ちが少しわかった気がします←ww

獣医は人数の偏在問題もありますし、国際水準に達していない”質”の問題も大きいですね

獣医学教育の国際化の遅れについては、
http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-23-t241-2.pdf
のレポートに詳しいですが、特にP6
<今、日本の医系大学は「2023 年問題」に直面している。こ の問題は、2010 年に米国の Educational Commission for Foreign Medical Graduate(ECFMG)が出した「2023 年以降は、World Federation for Medical Education(WFME)が規定する国際基準で認定を受けた医科大学の出身者にしか ECFMG 申請資格を認めない」という通告>

でわかる通り、国際的に獣医学教育の標準化が進んでいるわけですね。
これまたいつものごとくアメリカEUが先行し、アジア新興国が追いかけ、日本は無策というww
なぜ各国が獣医学教育に熱心かというと、TPPなどの貿易協定の重要項目でもあり、さらにいうと安全保障上の重要な機能だからです。

国際的な教育水準や給与水準に目を塞ぎガラパゴスで52年間も生息してしまった結果がこの低賃金なのでしょう。
確かに算数的に単純化すれば獣医の数が増えることは給与水準を下げる要素もあります。
しかし、よく考えれば国際水準での競争に加わることで待遇が劇的に上がることもあります。給与を上げないと人材が流出しますからね、、
(ノーベル物理学賞の中村さんの例などなど)

僕は岩盤規制の存在こそが、海外の事情から目を背け獣医の質を下げ給与を低いレベルに据え置いてきた元凶だと思いますね。今こそ国際的な市場原理を導入し質も給料もあげるべきです。
「2030年問題」は獣医学会にとって黒船なんですよ、むしろ特区の動きは遅いぐらいだと思います。

 花巻さん

 安倍氏は総理大臣ですが、同時に国家戦略会議のトップなのですね。
そして件の発言は、その国家戦力会議の趣旨に則た発言であり、何らの「逸脱」したものではありません。
 「一校に絞る」という妥協が法の趣旨に合わない、とする批判ならまだわかるのですが報道はそこは批判しません。

 首相の発言は、原点に立ち返り「立法の趣旨」を具現化しようと決意表明したものであり、自身の「抵抗勢力への配慮が、むしろそれを阻む原因となってしまった事」への反省をふまえたもので、それを乗り越えた「再スタート」への強い意思表示ですね。

 ほとんどあらゆる報道に欠落しているのが、「特区」という法の目指すその趣旨ですよ。
だから花巻さんのような意見も出るのでしょう。
 メディアの報道に疑問を持つ我々を腐すのではなく、花巻さんご自身、メディアの報道に疑問」をお持ちになった方が宜しいのではないでしょうか?

 snsnさんの、戦前における「統帥権干犯問題」との比較! とっても面白かったです。
 
 読み込んでしばらくは、配役を当て嵌めて考え込んでしまいした。(笑)
 北一輝は前川か? 鳩山一郎は誰か? 倒れた浜口内閣は現政権として、当時の穏健融和派の幣原外務相役は誰か?
 
 しかし、色々とキャストが変わっても報道だけは、その「役どころ」は変わりませんね。
 そして問題はその後で、もし若槻禮次郎役が石破茂だとしたら、これはもう目も当てられません。
 若槻がした軍部の違法な進出を追認するような、そういう事柄が現代においては何になるのか? ここを想像しないではおれなかったです。


 内田樹の「天皇主義者宣言」をここに持って来たのもsnsnさんの意図を超えて、深い意味を噛み締めました。
 西洋の政治哲学者というものは全員が、さながら「権力」を批判的に研究し、これを執拗に細かく分析・解体研究するのですが、歴史的事情を異にする日本の研究者も「右へならえ!」なので、内田樹に限らずその「亜流」の域を出ません。
 
 彼らが結局のところいくら「権力」を批判的に論じてみましても、権力を持つ統治者の存在は必要不可欠なのであり、そのような存在が具体的に「何であるべきか?」は、常に左派の頭の痛い問題でした。
 内田がそこに天皇を持って来たのは、研究者的には理論的に「新しい」のですが、しかし同時に生活者や国民目線・現実的には、幼児的妄想でしかありません。

 結局はsnsnさんいうように、
≫欠陥は政権を論理的に批判しつつ一歩一歩改良するしかないのです。

そのとおりですが、その批判する重要な役割を担うべき「言論機関」が、バカでとち狂っていることが目下の日本の大問題と言わざるを得ませんね。

岩盤規制撤廃、規制緩和だけで獣医療教育待遇が改善できると言う考えには賛成出来ません。規制緩和が全ての諸問題の解決策化であるかのような言説は、小泉改革の郵政民営化を例にとれば分かりやすいのではないでしょうか?郵政を民営化することによりバラ色の未来があるかのように言われていましたが、実質はどうだったのか?決して言われたようなバラ色の状態ではなかったのではないでしょうか?獣医療教育の国際標準化についても同じようなことが言えると思います。獣医療教育に限らず教育や研究というものが、規制緩和自由化にそぐわないのではないでしょうか?獣医療教育を例にとれば、今回の騒動で言われる獣医療には、単に愛玩動物に対する獣医療だけでなく、産業動物や公衆衛生という、国民の生活の安全に直接的に関係してくる分野がり、尚且つ、その分野の国際標準化が今求められているということです。そのような分野を担う獣医療教育を全くの市場原理に委ねて良いのでしょうか?市場原理の究極は「悪貨は良貨を駆逐する」です。極論を言えば、箸にも棒にもかからない獣医師を大量生産するかもしれないという危険が存在するのではないでしょうか?そのような事態にならないため、また、求められる国際標準の獣医師を養成するためには、その分野に国策として資金をつぎ込んだほうがよっぽどましなような気がします。これらのことは、他の教育分野にも言えることで、基礎研究分野に対する現在の教育予算の配分は、あまりにも貧相です。資源のない日本がこれからも世界の中で確固たる地位を保つためにも、今一度教育研究に対するお金のかけ方を論議したほうが、もしかすると良い結果になるのではないかと思います。

雨が続いて田畑の外仕事が出来なく、TVを見る機会が増えています。

稲田防衛相のバカな発言も重なり、TVは政府批判一色といった感じの様相です。盤石だった安倍政権も曲がり角に来た印象を持ちました。人事を間違えると、何をやってもダメなのです。

一連の学園もの騒動に共通して言えるのは、安倍首相をはじめとする権力者の傲慢さとでもいいましょうか、"下から目線"の感情的な批判を感じています。

ここで議論されてきた一連の朝日新聞に対する構造的な問題の指摘は、確かになるほどと思わさせるものが多いように感じました。しかし、もっと単純明解なところの問題が吟味されていないのではないかと思われます。

"弱者目線の正義感"報道に対するものです。今日の朝日の紙面では、奄美空港で格安航空に乗る時「車椅子の乗客がタラップを上がらされた」と批判し、障害者差別だ!としています。何日か前には、飲食店で盲導犬が入店を拒否されているとし、これも障害者差別だ!と批判していました。

障害者に対してはいろいろと配慮すべきことはわかりますが、これでは「そこのけそこのけ、"弱者"が通る」になってしまいかねません。ちなみに車椅子の方は世界158カ国を車椅子で旅行し、この奄美旅行でも3人もの同行者がいた、とご自身のブログに書かれています。障害者差別禁止法をたてに活動しているとも書かれています。

このようなツワモノですら、躊躇なく「弱者が差別された」として報道するのが、"弱者の味方"朝日新聞 なのです。

考えてみれば沖縄基地問題も「強者:米国及び日本国政府に対する弱者:沖縄」の構図であり、慰安婦問題は「強者:日本と弱者:韓国」。さらに盛んに米国や日本を軍事的に挑発している中国、北朝鮮ですら、かつての"侵略国"(強者)としての日本を相対化して議論します。

従って、今回の加計に対する文科省の事務方トップであった前川氏も、政府・官邸という強者に対して、弱者を演じきることにより、マスコミを味方につけているのだと思います。残念ながら、客観的な事実に関わらず、文科省や前川氏側に分があるような報道になっています。

完全否定の言葉「とっくに終わっていたこと」,「プロセスに一点の曇りもない」、「なんら関与していない」,そして慰安婦問題で蒸し返す韓国に対して「毛頭考えていない」 、全て弱者側の"下から目線"で見ると、強者の傲慢さに映ります。

人は最終的に感情で動きます。本来 、毅然たる態度としてリーダーの範たる言葉 なのでしょうが・・・

 かつて子供の私には、獣医さんと言えばヒーローでした。
田舎だし電話なんか無かった時代でしたから、有線放送で「○○獣医さん! 至急願います」と始終放送され、ゆえに子供達には村長よりも知名度が高く、次々に訪問先からおよびがかかる忙しさです。
 
 ついて行くと、乳房炎であったりルーメン何とかという病気であったりして、時には牛の肛門から自分の肩までも腕を差し入れ治療している姿を見て、「仕事」というものの厳しさを最初に知った時だったのかと思うのです。
村の職員でしたが、皆の大切な財産を守る役割は重く、それだけに強く尊敬の対象でした。

 麻生氏は「弁護士が多くなった事が質の低下を招いた」と言いましたが、そうではなく司法試験の基準を下げたので質が低下したのであって、これに獣医師問題を当てはめるワケには行きません。

 一宮崎人さんの言われるように規制緩和だけであらゆる問題を解決出来るはずはなく、研究資金の問題も大きにあるでしょう。
 ただ、その一歩としても「大学をどうするか?」を考える事は出来るので、高度に研究性の高い加計学園のような大学を適度に増やす事は、むしろ業界の裾野を押し広げる意味が大いにあると思うのです。


 それと、私立大学のうち定員すら満たしていない大学が45%もありながら、獣医学部は15倍もの競争率を維持し続けています。
このような状態にもかかわらず、文科省が50年間許可して来なかった事は、まず「社会的公平性」に欠けます。
「需要」だの「研究」だのの議論の、はるか以前の大問題です。

 一宮崎人さんは(獣医師会の見解でもありますが)、産業動物の獣医師偏在の解決策として「待遇改善」のみしかありえないという趣旨の事を言わておりましたが、言いづらいですがチョット疑念があります。
 仮に獣医師が飽和状態になった場合、公務員という安定した身分保障のある中で仕事をする選択をなさる方々も、これは多くなるだろうと思うのです。
 また、愛猫家の私としては、情報発信など獣医師免許を持ちながらその知識を生かした職業にも就く、というような多方面に裾野が広がった社会を見たいとも思います。

 広く社会全体から公平に問題をとらえ、最終的に「消費者の利益」になるようにポジティブに前進していかないと、業界の未来はないと思います。

 


 


  
 

>ひこ〜さん
マスコミはあえて?議論を撹乱しているんでしょうかね、それに惑わされたくないですね。
日本人には確かにお上意識もあるし、メディアに洗脳されやすいところはありますよね、、常に本質を見失わないようにしたい
内田氏の宣言もそうですが、鳩山由紀夫とか坂本龍一などリベラル寄りの人がアジア共栄圏的なことを言い出しますが、これは戦前も大東亜共栄圏という発想で哲学者や知識人がみんな乗っかったんですよね、、、歴史に学ぶことは多いです

>山路さん
配役爆笑ですw
前川は北一輝とは一応は言えますが、1/100くらいのスケールですねw
安倍さんは経済政策は新平価金本位制復帰(円安)、政治主導を主張した石橋湛山っぽいですね、思想面ではやはり岸信介か??
石破=若槻なるほどなるほど
麻生、石破に続き小泉進次郎も党批判が目立ってきました。さて、、ポスト安倍はどうなりますか、、、

>一宮さん
まさしく!基礎研究分野に対する現在の教育予算の配分はあまりにも貧相、その通りだと思います。
僕も教育への公的な予算投入は賛成ですが、なかなか日本では緊縮派財務省が動かないので今回のケースは特区における私学の設置(自治体予算と私学の自腹半々)になったのでしょう。
僕の言葉足らずでもあるのですが、市場原理のみで良いとは思っていなくて規制と市場のベストバランスはあるだろうな〜と思います。例えば獣医資格の難易度や教育内容については国際標準を導入し質を確保(規制)、一方で獣医師の教育機会増加や国内外でも働けるような移動の自由は確保(市場原理)みたいな組み合わせはできないかなと

> 現在、朝日新聞や野党が担いでいる”統帥権”に相当するものは”歪んだ正義”です。困ったことに朝日も野党も正義の行動を実行していると思い込んでいます。

 統帥権干犯という事件は、議会で軍の事項について議論するのが間違っている、これは天皇の専管事項であり議会の越権行為であるという主張だったと理解しております。たしかに、この主張は間違っておりました。天皇を崇拝するあまり、議会が委縮してしまったのだろうと思いますね。昭和天皇は、軍事の問題はご自身の専管事項であるとは思っておられなかったかも分かりません。

 内田樹氏の天皇主義というのに興味を持ちました。内田氏のことはまったく知りませんが、私自身の天皇主義というのはありますので、これに基づき感想を述べてみます。天皇主義とは、むろん天皇様を尊敬するという意味が必ずあるでしょう。これを政治的に展開するとしたら、一言で言えば、日本精神というものになるでしょう。大和心、武士道の心、八紘一宇、大調和の心、正義を求める心等々、多分に精神的価値観であり、精神的規範なんだと思います。内田氏がこの精神を大切にすると言うのであれば、私は内田氏に共感するわけです。

 しかし、戦前でも現在でもそうですが、ほんとの日本精神は何かというのは各人で若干異なってくる筈です。内田氏が政治活動をするのか、どのような言論を今後展開するのかを見なければ分からないものがあります。

 ここで日本精神という言葉をだしたので、この精神を基準に誰が立派な人間かを見てみましょう。前川前事務次官には潔さがないし、けっして神州清潔の民ではありませんね。安倍総理も大和武士ではありませんし、民主党党首もまったく落第です。

 日本的な価値観を大事にするのはとてもイイことだと思います。これは、世界的な精神価値にもなりうるものだろうと思いますよ。

 森友とか加計とか世論調査がどうなんだとかもうあきあきしてきました。今、国会で論ずるべきは、日本の防衛費の増強であり、日本経済の復興だと思います。

https://youtu.be/5mIpDxr5eLs
この動画を聴くと安倍憎しだけの人達にはどう説明しても無駄のような絶望感が湧いてきました
ただ聞く耳持たないのか?
ただ理解力がないのか?

説明して説得して納得させるのは、私は不可能かと思っています。
理論武装して言葉で闘ってねじ伏せる事は可能だと思います。
安倍が憎くて全部をぶっ壊したい人数は、多数を装いますが報道されている勢いより実際は少ないのです。
私は官邸の今回の甘さとか、稲田のアホな失言とか、更にいくつかあっても今の野党や財務省勢力がこんなままなら現政権に引責は求めない事にしました。政治の本筋でないところの失点は別カウントします。

良かれ悪しかれ、世論の基軸は朝日新聞とNHKニュースが作っているのです。この現実を直視しませんか皆さん。

メディアが安倍首相を批判することは決して止まないでしょう
メディアや左翼にとって安倍首相はヒトラーであり、そうでなければいけない存在なのですから。
そう考えると「戦後レジームからの脱却」や第一次安倍政権での失敗はもったいなかったと思います。
太平洋戦争での敗戦によって日本が70年以上歴史問題において「ファシスト」と呼ばれ続けているようなものです

> 良かれ悪しかれ、世論の基軸は朝日新聞とNHKニュースが作っているのです。この現実を直視しませんか皆さん。

 賛成です。朝日新聞とNHKが世論の基底にはあると思いますね。そして、淵源はというと、日本の敗戦なんだと思うのですよ。戦争に負けたので、日本のすべてを否定するようになってしまいました。それから、GHQの言論統制があり、これに基づき戦後教育が行われ、国民は精神の骨を抜かれてしまいました。

 今は、軍事増強を唱えると右翼だと思われるようになっていますね。国家を守るために軍備を増強したいだけなんですがね。

 朝日やNHKがGHQを批判するようにまで態度が変わらない限り日本精神の復活はないでしょう。

 私がこんなことをしゃべっていると、このブログの皆さんの中でも、反感がおありなのだと思うのですよ。日本精神は軍国主義精神だとなんとなく思っておりませんか?

稲田防衛相の失言は致命的です。無意識的な発言のようですが、その後の取り消し、釈明会見も悪い。この方は民主主義下における選挙というものが理解されていないようです。大臣の罷免(辞任)は当然であり、議員を辞職すべきもの、と私は思います。

自衛隊員の気持ちになれば分かることです。こんな人の命令で命をかけた仕事ができますか!

菅官房長官も相当お疲れの様子、辞めるようになるかもしれませんね。すべては安倍首相の人事の間違いから起こったことです。そろそろ潮時かもしれません。もっと頑張ってほしい内閣であっただけに、とても残念な日になりました。

天皇陛下を中心とした和の文化を持つ我が国を誇りに思っています。はたして民主主義という様々な仕組みと両立するものなのでしょうか。疑問のわいた日にもなりました。

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