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2017年7月31日 (月)

”ファクトチェック・イニシアティブ” (FIJ)立ち上がる

069
ワイドショー政治が延々と続く中で、いったいなにが真実なのか、多くの国民に迷いが生じています。

前川氏は5月22日付け読売に出会い系バーの出入りを報じられると、こう述べています。

「国家権力とメディアとの関係には不安を覚える。私への個人攻撃。官邸の関与があったのだと思っている。背後には何があったのか、メディア関係者の中で検証されるべきだ」

ならば、読売はフェークニュースを流していることになります。

一方、閉会中審査において、当事者である加戸前愛媛県知事は、メディアが意図的な「報道をしない自由」をしたり、発言を歪めていることを指摘しました。

この加戸氏の発言において、念頭にあったのはこのメディアの報道状況でした。

この表をみると一目瞭然に、第1回めの青山委員と加戸参考人の意見は完全にカットされているのがわかります。

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2回目の閉会中審査においてもまったく同じことが繰り返されました。

Photo_2

上の表を見て深刻な事態だと思うのは、NHKが民報化してしまったことです。

本来、高度の中立性と客観性を要求され、しかも国民からの税金徴集に等しい形で運営されている「公共放送」NHKが、TBS化してしまったことです。

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加戸氏はこう語っています。
http://netgeek.biz/archives/100301

「加戸前知事「TBSの取材の後にNHKが東京からカメラをかついで取材に来たんです。『加戸さんは総理に頼まれて教育再生実行会議で獣医学部の話をしたんですか?』って聞くから『そんなわけないじゃないですか(笑)』と答えた。別の話になってまた同じ質問をしてくる。また別の話でまた『頼まれて言ったんじゃないでしょうか?』って同じ質問。4回も聞いてきて、うちの家内の『しつこいわね~あのNHKの人は』って。結局、報道は全くなし。私の話は1行も報道しない。NHKもTBS並みになってきたなって思いましたね」 

そして加戸氏はこう指摘します。

「安倍叩きは機密情報保護法、安保法制、テロ等準備罪でエスカレートした。安倍叩きが激しくなったときに加計というニンジンがぶら下がってきたのでみんな食いついた。マスコミも乗っかっていて、見ていて異常だと思う。一定の意図をもった方向性だ。特にNHKが変わりました。メディアの悪口はあまり言ってはいけないかもしれないけど、もう民間人だから言う。NHKは籾井会長が引いた後、朝日、毎日より酷くなった」

その結果、下図のような国民の意識が、いわゆる「情報弱者」と呼ばれる層を中心に形成されてしまいました。

Photo_3
なんと前川氏のほうが、2倍以上加戸氏の発言より信用されているという衝撃的結果です。

Photo_7http://netgeek.biz/archives/100171

冒頭の前川氏の読売報道がフェークニュースならば、客観的にそれを審査する組織に訴えればいいわけです。

といっても新聞媒体ですからBPOは使えませんし、そもそもまぁ「あの」BPOですからね。

米国にはファクトチェックする多数ありますし、政治に対しても強い影響力をもっていますが、残念ながら日本には存在しません。

ファクトチェックについて、日本最大のフェークニュース発信源の朝日新聞自身に説明していただきましょう。

「政治家らの発言内容を確認し、「正しい」「間違い」など、その信憑性を評価するジャーナリズムの手法。米国では、ファクトチェック専門の政治ニュースサイト「ポリティファクト」があり、08年の米大統領選をめぐる報道ではピュリッツアー賞を受賞した。今回の米大統領選でも、ドナルド・トランプ氏に虚実ない交ぜの発言が多いこともあり、米メディアは積極的に取り組んだ」   (2016-12-09 朝日新聞 )          

さて、今年6月21日、「ファクトチェック・イニシアティブ」(FIJ)が立ち上がりました。 

フェークニュースはいわゆる「ネトウヨ」系にも多く見られますし、それ以上にメーンストリームのメディアはいまやフェークニュース一色といっていいような状況です。

政治的立場を表明することは問題ありませんし、むしろそうすべきです。

しかしその拠って立つ根拠たる情報や報道が間違っていたり、ましてや捏造されたものならば論説そのものの根底が瓦解します。

まさに、今、そういった状況に無自覚に報道・言論界は陥っています。

政治的立場にとらわれることなく、フェークニュースを審査する第三者的機関の誕生は大変に喜ばしいことです。

ファクトチェックイニシアティブ - Home | Facebook
ファクトチェックイニシアティブ (@FactCheck_Japan) | Twitter

BuzzFeed Japanの渡辺一樹氏の記事を紹介します。https://www.buzzfeed.com/jp/kazukiwatanabe/20170621?utm_term=.goD0NAPjNL#.qnDebxzVrX

                       ~~~~~~~ 

20031938_255135258321529_64532633637月15日に開催した「世界のファクトチェック最前線 〜Global Fact 4報告会〜FIIJサイトより

 デマや真偽不明の情報がSNSなどで拡散する中、その情報が真実かどうかを検証することの大事さが再認識されている。6月21日、ジャーナリストや学者、弁護士らが団体「ファクトチェック・イニシアティブ」(FIJ)を立ち上げ、都内で記者会見した。【BuzzFeed Japan / 渡辺一樹】   

 FIJ事務局長の楊井人文氏は「メディア関係者は、ファクトチェックに真剣に取り組むべきだ」と強調し、設立目的を次のように語った。   

「事実と異なる言説・情報に惑わされ、分断や拒絶が深まるような社会を望んでいません。そうならないためにも、ファクトチェックをジャーナリズムの重要な役割の一つと位置づけて推進し、社会に誤った情報が拡がるのを防ぐ仕組みを作っていく必要があると考えました」   

会見発表のポイントをお伝えする。 

なぜ、いま?
 昨年から「偽ニュース」問題が深刻化し、GoogleやFacebookなどの企業も、対策やファクトチェックの取り組みを始めた。現在、世界で116のファクトチェック・サイトがある。 
 

団体(FIJ)設立の目的は…
●誤報・虚報の拡散防止
 

●ジャーナリズムの信頼性向上
●言論の自由の基盤強化
 

そもそも、ファクトチェックって何?
(1)事実に関わる言明の
(2)真偽・正確性を調査・検証し、
(3)証拠等の判断材料を提供すること 
 

ファクトチェックの対象は?
●政治家の発言、当局の発表
●有識者の言説
●広告・企業発表
●一般人の発信情報
●メディアの報道 
 

FIJは何をするの?
●ファクトチェックの推進・普及
●ファクトチェックとは何か、ファクトチェックをどうやるか、理解と手法の共有
●ガイドライン・評価方法の検討
●ファクトチェックをする人を支援する(方法は検討中、近く法人化予定) 
 

より具体的には…
メディアなどが実施した「ファクトチェック」について、第三者的にレビュー・評価する。
●端緒情報(ファクトチェックのきっかけとなる情報や、レビュー対象候補など)の収集の効率化、共有化
●ファクトチェック(レビュー)のデータベース化
 

 そのほか、国際交流やセミナー・シンポジウム開催などを考えているという。 

データベース化」とは
FIJの発起人で、スマートフォン向けニュースアプリ「SmartNews」社執行役員の藤村厚夫氏は「偽情報は足がはやく広範囲に届くが、検証情報はそれに比べてなかなか広がらない」と指摘し、「テクノロジーを用いたファクトチェック支援体制」の必要性を訴えた。
 

 当面の具体的な取り組みとしては、SmartNews社、東北大学「乾・岡崎研」とFIJが連携しながら情報を集約し、「レビュー・データベース」を整備すると発表した。   

 誰でも参照できるオープンなデータベースへと整備し、将来的にはGoogleなど大手プラットフォームとも連携を進めたいとしている。今後、賛同団体を増やしていくという。

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コメント

 情報ありがとうございます。もう、いい加減大新聞・主要地上波TV局の誤りを正さなければ、日本は破滅です。稲田大臣辞任に関する日経新聞の一面記名記事では、文民統制(正しくはポリティカルコントロール)に対する無知ぶりを曝け出しました。少しそれますが、同じ日経新聞に6/27~7/1まで掲載された、「危うき皇位継承」は、頭から尻尾まで、一字一句間違いだらけ、悪意に満ちた世論誘導を図ろうという意図に満ちたものでした。しかし、普通の人々は、このような名のあるメディアにて報じられたものは正しいと信じてしまいます。
 地上波TVに関しても同じ。特にNHKの民放化は酷い。番宣多発、バラエティー化等等。民放TVの凋落時に民放化しようという意図がわかりません。もっとも、NHKの女子アナは、不倫・離婚が多く、これを経験して再婚して一人前というような、民放を遙かにしのぐ先進性が昔からありますが。
 古今東西、組織は、巨大モニュメントを建造した時に凋落が始まりますが、地上波TVもスカイツリーというモニュメントを建造して凋落が始まるのだと思っています。このような偏向報道、国益を損ねる政治の超ワイドショー化が、彼らの凋落を招くようにしないと、重ねて言いますが、日本国は破滅です。このサイトのように、皆で声を挙げるべきですね。

確かにNHKの偏向ぶりは酷いですが、
NHKの場合、今から七、八年前にも大きな問題を起こしましたよね。
日本統治時代の台湾を取り上げた内容だったようですが、
当時日本語教育を受け少年時代を過ごした台湾人の方々の証言を紹介した中、
日本統治時代のポジティブな話題(八田與一のことなど)は全部カットし、
ほんの少し話題にしたネガティブな話のみを取り上げて放送したというもの。
これなんか針小棒大なんてもんじゃなく、全くの捏造番組でした。
こんな放送局に毎年年貢を踏んだくられているのかと思うとやり切れません。

そんな中、昨日、大阪読売テレビ制作の「そこまで言って委員会NP」を観て
少しばかり溜飲が下がる思いがしました。
日本の岩盤規制の実態についての内容でしたが、
まあ地上波でああいう内容を放送したことだけでも賞賛に値すると思います。
首都圏では放送されていないのが残念ですが、
それゆえできる内容なのかも知れません。

予想通りマスコミの皆様は圧倒的な票数で与党推薦候補が勝利した横浜市長選挙はガン無視ですね。

政府やお役所には「身内で調査検証しても全く意味が無いと」のたまうあなた方には検証する機関すらなのですが?BPO?なにそれ美味しいの?と常々感じていました。
かつては各媒体間でお互いを検証し合う役割を担っていましたが昨今の部数低下の影響か、真実の有無よりも刺激的で即物的な内容を優先するようになり「今は政権を叩いとけば部数が伸びる」という下心が見え見えの酷い有り様です。

このFIJを皮切りに複数の検証サイトが生まれてこそより高い精度検証がなされていくはずなので、そのような流れに今後繋がっていくとよいですね。

とりあえずNHKは方針を改める気がないのであればさっさと民営化して欲しいですね。

毎日拝読させていただいております。この分野は全くの素人ですので、かなり外れたコメントになっているかも知れませんが、お許し下さい。確かにFIJのような機関が設立されることは好ましいことだと思います。しかしながら、①どのようにして真実か否かを見極めるのか、②政治的立場にとらわれないで判断することの難しさ、③政治的立場は別としても損得勘定が働く可能性があるなど難しい問題があると思います。少なくとも政治報道に関しては大手の新聞・テレビ局が公平に報道してくれるとよいのですが...
大手の報道機関ではない、ほぼ個人が発するような情報でもSNSを利用することにより大きな力になることもあるのではないでしょうか。このようなクチコミの情報でも取り上げる方が大きな影響力を持っている場合は、たとえ信頼性が低い情報でも大きなうねりになり、一度うねりになると抑え込むのは難しくなります。最近、計画性を持って故意にこの種の情報を垂れ流すということが行われているような気がしてなりません。次のような情報が垂れ流されており、真偽はわかりませんが、もし情報をお持ちであれば教えていただきたいと思い、コメントさせていただきました。
東京新聞の望月記者がリツイートされている情報です。今治市長が加計理事長から3億円受け取り、15名の市議会議員に各1000万円を配ったというものです。武田宙大という方が告発していて、その告発状も掲載されています。内海新聞という個人ブログが最初に情報を流しているようですが、そのブログは既に削除されてます。この告発のもとになる情報は市民団体(TBSも参加?)の追求らしいです。詳しくは下記の情報をご覧下さい

https://twitter.com/info_9

http://blog.goo.ne.jp/beingtt/e/fea2f1846eb15c20fdf00436e9c74c9d

 20年前に朝日新聞の購読を止めました。当時、記者個人の思想が色濃く反映された記事がいくつもあり、あこれは自社紙面を使って記者同士が自分の実力を誇示し出世競争をしているな、と感じ読むことがバカらしくなったからです。
 現在の新聞記者やマスコミはどうか。さらに劣化して昔の八百屋の御用聞きのようなものです。「ちはー、何かネタはありませんかあー」「こんなのがあるぜー」。思想を発揮するどころか疑問ももたず、事実関係も裏取りしないで記事にする。事実を論拠に仕事を進める理系人間からすると、彼らは信頼できません。私はネットでは、長期にわたる記事をもとに、なるほどと思う特定のブログ・ツイッターを信用しています。本ブログもそのひとつです。

いやはや、信頼していた産經新聞まで安倍政権を貶めるような「フェーク」ニュースを発信したので驚きました。
なんと首相補佐官の衛藤晟一氏が内閣支持率急落は「隠蔽と公私混同が原因」 と発言したとのことなんですね。
http://www.sankei.com/politics/news/170729/plt1707290044-n1.html

要するに産經新聞は安倍首相が最大の支持母体である日本会議からもパージされつつあると。
こんなこと、あるわけないですよぉ!
今まで安倍首相を影に日向に支えてきた日本会議の大幹部である後藤氏が、こんな直球の安倍首相に対する怒りのメッセージを発するなんて、ま っ た く あ り え ま せ ん 。
はっきし言ってね、安倍政権に都合の悪いことは全て「フェーク」ニュースなんですよぉぉぉ!!!

水晶の夜さん

衛藤なのか後藤なのかどっちですか?
「えとう」はどう変換しても後藤にはならないのですが...あっ(察し)

思うところがあるなら真剣に議論を投げかけてください。
センスのない皮肉を見ているとイキりたがりの中学生を見ているようで恥ずかしくなります。

皮肉なんかじゃないですよ!
産經新聞までが安倍首相を貶めるような「フェーク」報道をし始めたのが悔しいのです!!!

それにあなたのHN「なかよしパン」だって?
下らないイチャモンつけて絡む暇があったら大好きな反基地運動でもやったらどうですか。
沖縄サヨクさん!

森友も加計も南スーダンもダークグレーじゃん
相手は記録を出して証言してるのに自分たちは「記憶にありません」「記録は取ってません」
「取った記録は捨てました」
フェイクニュースだと思うんだったら自分らが隠蔽した記録を提出してひっくり返してみろよ

少し右寄りですさんへ

おっしゃるとおりFIJの発信だけを信じるのは危険だとは思いますが、このような検証メディアが話題になり一定の認知度を得る事で第二第三のFIJが現れる事で初めて受け取り側は多角的な検証をする事が可能になり検証メディアは完成するものだと思っています。

今治の件に関しては今後の動向を見守っていく必要はありますがブログが削除された件は、金を受け取ったとされる議員に間違いがあったらしく日本共産党愛媛県委員会が告白者に抗議している事の方が原因だと考える方が筋が通ります。
一部ではこれを「政府からアメブロに圧力が!」とかふれ回ってるようですが。

「記憶にありません」「記録は取ってません」「取った記録は捨てました」
という証言があったなら、それをそのまま載せるのがニュース
怪しいと思うなら独自に調査をしてそれを否定する証拠を示すのもニュースでしょう。
しかし証言を捻じ曲げたり、ない証言をあったかのように報じるのがフェイクで
今のマスコミのいやらしいところは、ある方向へ世間の印象を誘導するために、ある証言をなかったことにしてしまうことです。
このようなやり方が、はたして「フェイク」と言っていいものかどうか...
例えば「紙面のスペースの都合上載せられなかった」なんて言われたら...FIJでもってそれをどう監視するのか難しいところだと思います。

水晶の夜さん

なかよしパン、調べてくれたみたいで嬉しいです。
カロリーの塊みたいで一気食いはできませんが、たまに無性に食べたくなる味ですね。どこかで見かけたらぜひ!
ちなみになかよしパンのパッケージにカエルのイラストがありますが、
両生類にもかかわらずおヘソが描かれているので、あれは「フェイク」ですね。

a2さんへ

政府側の様々な部分がダーググレーなのは同意ですが、告発している野党と前川氏側も同様にダークグレーなのは認識しておいた方が良いかと思います。
獣医師会からの献金以降、獣医師に対する意見を180度変えてしまった玉木氏は真っ黒ですけど。

献金がだめなら他の議員もみーんな真っ黒だよね
下村の闇献金の件は丁寧に説明すると言ったきりでアレどーなった?

a2氏。今日の記事テーマとは関係ないことです。
止めてください。

水晶の夜さん。クリスタル・ナハトってユダヤ人迫害の夜のことだと知って使っていますか。
私がずっと書いてきていることは、ただどこの新聞が首相に対して不利になることを書いた、書かないという政治的スタンスではなく、それが印象報道・事実捏造・報道をしない自由などといった手法でゆがめられたか否かです。

ファクトチェックとは、一定の政治的立場で違う立場を攻撃することではありません。
あくまでも、事実は何か、真実は報道されたかどうか、という点であって、アンチ・アベあるいはアベ支持とは関係がありません。

 ファクトチェック・イニシアティブ(FIIJ)を立ち上げて下さった方々に感謝と敬意をささげます。今回は中央(東京)の方での動きであったのが心強い。

 沖縄では、すでに我那覇真子氏がこの種の団体を立ち上げ活動しております。これが保守的人間を勇気づけており、左翼イデオロギ-一辺倒の沖縄を正常な方向へ動かす原動力ともなっているわけです。マスコミの偏向を正すことは全国的に必要なことでした。今後のファクトチェック・イニシアティブの活動に期待したいと思います。

コメント欄に極右な迫害文句やアベさん頑張ってーみたいな書き込みをいれてもせんない事です。
ファクトチェックなんてどうでもいい、敵か味方かどっちだ!
というアクション自体を私は嫌悪します。
ここを読まれている多くの方々やネットサーフィンで色々調べている人達は、自分の敵や味方を探すより自身の知見を深めたいのだと思います。
ネットで困るのは、Hだったり残酷画のバナーや広告です。ブロックアプリのもっと軽いものがあればいいのですが。避けているつもりでも検索リストをクリックするまでそーいうまとめサイトかどうか、見分けがつかなくて、当たってオェーな事が多々ありです。

途中送信失礼しました。FIJはまだ発足したばかりですが、楊井氏のサイトは前々からチェックしていたので、あの路線でどんどんいって欲しいです。

少し前まではマスコミ発表の支持率を笠にきて調子にのっていたのに、都合が悪くなるとそのマスコミをフェイクニュース扱いですか。

まったく、惨めで浅ましい連中だ…

>少し前まではマスコミ発表の支持率を笠にきて調子にのっていたのに、

それ一体誰のことを言ってるの? 
支持率が高かろうが低かろうがマスコミの捏造や偏向に対して
厳しい目を向けることに何ら変わりはないと思うんだけど。

>惨めで浅ましい連中だ… 

人間人を見下すことからは何にも生まれませんよ。
あなたがどれほどお偉い人かは知りませんが。

FIJの発足は第一歩であり、今後公正な報道のための機関として期待します。

朝日新聞の場合は、フェイクニュースでありさらにそ先には倒閣運動の先兵としての誤った矜持があるんですよね。これは戦前の笠信太郎が論説委員であった時の大政翼賛会の推進も倒閣だし、戦後岸信介を退陣に追い込んだのも笠信太郎の岸退陣要求社説が1面トップに出たのがきっかけでした。そして今がある、安倍さんが岸信介の孫というのも歴史は繰り返すのでしょうか。

70年代に朝日新聞は「くたばれGNP」という緊縮経済賛辞のキャンペーンを行なっています。そういえば笠信太郎の経済学説では金本位制大賛成であり、つまりデフレ経済思考なんですよ。(通貨を増やせないので)

朝日新聞は戦前から反省どころか全く変わっていない。笠が戦前から60年代まで朝日新聞のフィクサーとして活躍できたのもその表れです。
多くの政財界が戦後程度の差はあれど考え方の更新を余儀なくされた中で朝日新聞は変わっていません、、、今でも。

私の考えでは朝日新聞は単なる左派ではなく、自分の思い通りにいかない場合に倒閣をゴールとする悪質なメディアだと思います。


 GOHOOの発展版なのでしょうかね?
ああした切り口で解説していただけると、ニュースの理解そのものが深まりますから期待大です。
 ただ、大量の情報から「正すべき情報」を取捨する事も非常に難儀な事と思います。

 新聞やテレビの報道は速報性が命なので、その面からの誤報は引きも切りませんが、それだけでなく多面的な目線で事象を報じているかどうか? という観点からの検証も是非行って貰いたですね。

 しかし、一方でそれらを効果的に行うには、検証機関の規模が相当大きなものになる必要があるのではないですかね。

  snsn |さん

 朝日新聞は「公平・中立」の社是を降ろして、「そういうものは当社にはない」と周知宣言してから新聞の発行を続けるべきでしょうね。

 興味深い事に朝日や東京新聞も「ファクトチェック」と称した記事を書いているんですね。
しかし、悲しいかなこれも左派の常で「ファクトチェック」の定義を捻じ曲げてやるもんだから、単なる「論説」にすぎないものになってる。
 
 昨近のファクトチェック流行りのなかで、「厄介なものが現れたなぁ~、よし!それならファクトチェックの意味の方を変更してしまえ!」と考えたかどうかわかりませんが、「事実と意見」を峻別される事自体に危機感を覚えているのは間違いないでしょう。

> 昨近のファクトチェック流行りのなかで、「厄介なものが現れたなぁ~、よし!それならファクトチェックの意味の方を変更してしまえ!」と考えたかどうかわかりませんが、「事実と意見」を峻別される事自体に危機感を覚えているのは間違いないでしょう。

 彼ら記者には、客観的真実をまず押さえるという作業をおざなりにして、記者自身の頭の中にある真実・正義に基づき物事を見ていくという癖があるのでしょうね。彼らにとって大事なのは、自分自身の見方であり、意見なんでしょう。私たちが欲するのは、まず客観的な真実(事実)なんですね。それから、その人の主張なのです。

メディアは、とくに朝日新聞は「ファクトチェック」という言葉が大好きです。
とくに政治家に対しては記事の中で「ファクトチェック」のカットをあえて入れて枠を作って発言をチェックしています。
その姿勢は正しいものですし、政治家の意見をちゃんと聞こうと思っているのなら良い事なのですが、私は「ファクトチェック」をしている新聞テレビへのファクトチェックを行う組織は生まれないものかと常々思っていました。
新聞テレビは起こった「事実」を時系列無視して好き勝手につなぎ合わせて「フェイク」を生み出してきた印象があるからです。
そこに「事実」の塊はあっても「真実」は存在しませんしね。

ファクトチェック・イニシアチブの存在は私もニュースで昨月知ったのですが、私は最初懐疑的でした。
「ファクト」をうたう人々が、恣意的に固定化された「正義」のもとでファクトを捻じ曲げることはないのだろうか、また客観的な情報をちゃんと手に入れて、イデオロギーを排して、その情報の正しさを追求することができるのだろうか、また組織の中心となっているジャーナリストや学者、弁護士というのはどちらかというとリベラルに偏っている印象があるため、ファクトとして標的とする情報が選別され、結局ネットに圧力をかけるだけの、テレビや新聞の互助機関と変わらないものになるのではないか、といった様々な不安が生まれました。

ファクトチェックをしよう、と思うには「動機」が必要で、それぞれの人の動機もまた思想によって変わってきます。
この組織が、本当に「新聞テレビという権力」に物申すことが本当にできる組織かどうかは、まだこれからの行動を見て見ないとなんとも言えないかな、というのが正直なところです。

そういえば、「放送法遵守を求める視聴者の会」というのがありますよね。
こちらは、どちらかというと、上念司氏やケント・ギルバート氏といった、保守系の人々が立ち上げ、情報の量が恣意的にコントロールされていると訴えています。
こういう人々が、今回立ち上がった「ファクトチェック・イニシアチブ」をどのように思っているのかも、ちょっと聞いてみたいところではあります。

「【特集】あふれるフェイク、真実はどこ?「報道しない自由」の壁」(共同通信47ニュース)
https://this.kiji.is/255951668345882107

この記事では、沖縄の基地反対運動に関しての話題の中で、情報や報道が恣意的に歪められていることが書かれていますが、この記事の中に、ファクトチェック・イニシアチブが出てきます。そこで、報道しないことに関して楊井氏は、編集権があるので線引きは慎重にしなければならず、安易に踏み込めない旨のコメントを述べています。

加戸前愛媛県知事が懸念する「報道しない自由」に関して、この組織がどこまで踏み込めるのか、結局BPOみたいになっていくのか、今後を見守りたいと思っています。

ゆうさん

 おっしゃるとおり、不安もあります。しかし、目的があって立ち上げたことでしょうから、良い方向にはいくのではないでしょうか? 期待したいです。いままでが酷過ぎました。客観的真実、あるいは真実らしきものは確かにあるのですから。報道しない自由についても、記事の公平性の観点から、自由の行き過ぎを批判できるとイイですね。

※ueyonabaruさん

上で紹介した47ニュースの中で、沖縄県東村の依田啓示さんが「きっちり半分ずつでなくてもいい。賛否両論を伝え、読者・視聴者が判断できる報道をしてほしい」とおっしゃってますが、私たちが求めてるのはまさにここなんだろうなと思います。
今の新聞テレビは「是々非々」ではなく、自分たちの主張の拡散のために事実を利用しているだけのように感じます。
その「押し付け感」が、とても鼻につくのだろうなと思います。

嘉悦大学教授の高橋洋一氏は、著書「日本の大正解」の中で、次のように述べてます。
「私は思想信条にまつわる話をする気など全くないし、そもそも前にも述べたように″親安倍″でもなければ″反安倍″でもない。目の前にある問題に対し、その解決のためにロジカルに分析を行い、それに沿った話をするだけだ」

国民が新聞テレビに求めるのは、こういう姿勢なのかもしれませんね。

私もファクトチェック・イニシアチブの考え自体は良いことだと思ってますので、今後のお手並みを拝見、といきたいと思ってます。

私は、個人の自由を優先したいので、ヘイトにならない
限り(本人の面前や本人のSNSなどへのイチャモンはNG)
は、好きな事を言ってもいいと思います。新聞社だろう
と同じで、新聞屋ごときがファクトを伝えている、と思う
方が御目出度いのだと思います。

今回マスコミが大騒ぎしたのは、彼等の既得権を死守す
る為の内閣への牽制、である意味も大きいと思います。
新聞-ラジオ・TVは、憲法9条がその後方便として使われ
たように、GHQ占領時代の独占権を70年程も引き継いだ
ままになっているからです。

占領下では、自由な報道は旧軍の復活の芽になるので
制限する必要性があり、支配する方としては当然です。
しかし、現在はなにも数社に独占させる理由がありま
せん。総務省の金剛規制をDonDon!と爆破して、新規
にマスコミ業の参入を図るべきですわ。景気対策にも
なります。

中立報道なんて、事実上無理です。正義のアホ新聞は
心底アホに酔っていますから、公正な記事など書けま
せんわ。右も同じです。それなら、その個性を思いっ
きりブチまけた方が良いです。自由参入なら、選択権
はこちらにあります。

ただ「捏造情報の報道禁止」という最低ラインの監視
だけは必要です。一般の受け手が報道の真偽をチェック
など難しいしそんな時間もないですから。そこをFIJ
さんにしてもらえばいい。紛らわしい報道は、捏造じゃ
無い限り報道者の個性でいいと思う。

いずれにしても、報道を選択する自由を、送り手側の
独占から解放して欲しい。あれだけ厚遇業界なのです
から、ピラニアの群れのように新規参入してきますよ。

snsn様や山路様の仰ることに同意です。朝日新聞は、米騒動の時の鈴木商店焼き討ちに関しても捏造記事を流していましたね。ただ、この問題については、かなりの留意が必要です。現在のこの世界は、「真実が何か」ではなく「事実としてどう認定されるか」によってできています。日本人の場合、ファクトというと、「真実」を求めがちですが、実際には「事実認定の根拠」のことを言います。この見極めが難しい。客観的な文書・発言があれば、それを示せばよいのですが、少しでもうがった見方をする、存在するものを報道しないとなれば、最早ファクトでなくなってしまいます。それならば、極力客観的に存在するものを極力多く明らかにすることと、報道メディアは、初めからスタンスを明らかにすべきです。不偏不党などありえません。それが可能なのは神のみ。真実を知っているのも神のみ。それが西欧の考え方でなないでしょうか。その西欧近代の規範により、現在の世界はできています。日本人の規範とは、違うものです。

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