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2017年9月26日 (火)

麻生さん、煽るのはよくありません

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山路敬介氏の連載は本日同時にアップしておりますので、そちらをご覧ください。 

昨夕、首相が解散すると記者会見しました。 

この間、首相の解散の意向が伝えられてからメディアは、モリカケ騒動の延長戦に入ったようで、毎度のことながらご苦労さまなこってす。

とうぶんの間、イっちゃったようなメディアの馬鹿騒ぎを聞かされるかと思うと、うんざりします。 

その中で、麻生副総理の「難民射殺暴言」が出たようで、メディア御用達の左翼文化人は喜びをこらえて怒って見せているようです。http://www.sankei.com/politics/news/170924/plt1709240017-n1.html 

まずは麻生氏がなにを言ったのかについて、2017年9月24日の共同です。 

「麻生太郎副総理兼財務相は23日、宇都宮市で講演し、北朝鮮で有事が発生すれば日本に武装難民が押し寄せる可能性に言及し「警察で対応できるか。自衛隊、防衛出動か。じゃあ射殺か。真剣に考えた方がいい」と問題提起した。
 北朝鮮有事について「今の時代、結構やばくなった時のことを考えておかないと」と指摘。「難民が船に乗って新潟、山形、青森の方には間違いなく漂着する。不法入国で10万人単位。どこに収容するのか」と強調した。その上で「対応を考えるのは政治の仕事だ。遠い話ではない」と述べた。」

これについて孫崎氏など、「麻生氏の狂いよう常軌を逸する。どこに難民を射殺する国があるか」などと述べています。 

ネットでは「武装難民は便衣兵だから、この発言のどこが問題なのだ」、との声が多いようです。 

まぁたしかに麻生氏は「武装難民」といっていますし、そのように報じられているわけですから、それを孫崎氏のように難民一般と混同するのは相当に色眼鏡がかかっているのは確かです。

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では、麻生氏の発言は正確なのでしょうか。いいえ、いつものことですが、誇張された漫談です。 

特に「射殺」などという生な表現を軽々に使ってしまう軽薄さ加減には、私もイラっとするほどです。

そんなに言いたいなら、「排除する」とか「無力化する」とか、曖昧に言いなさいよ。 

言った人が、政権ナンバー2だということが問題とされて、海外まで「日本政府要人、難民は射殺」として拡散してしまいました。やれやれです。 

朝鮮半島有事において難民対策は不可欠のテーマですし、今から備えておかねばならないことは麻生氏の言うとおりですが、「武装難民」とはなんのことかわかりません。 

おそらく、難民に紛れて武装ゲリラが侵入するぞ、と麻生氏は言いたいのだと思いますが、トンチンカンです。 

麻生氏は、武力紛争初期のいわゆる「ゲリコマ」(ゲリラ・コマンド)の浸透とゴッチャにしているのではないでしょうか。 

紛争初期に北朝鮮のゲリコマが、国内に築き上げた「土台人」と呼ばれる支援団体の手助けで、国内のインフラや行政施設、自衛隊・在日米軍基地を攻撃することは、ありえるシナリオです。
土台人 - Wikipedia

松島悠佐元陸将と福山隆元陸将補の両氏はこう述べています。

「在日工作員や、潜入した武装工作員・特殊部隊の力量次第では、警備が行われる重要防護施設を狙うとは限らず、在日工作員などによる暗殺・拉致・日本国民の拘束・毒物散布などの違法行為や、武力攻撃の一形態である潜入破壊工作など、様々な形で起きることが予想される」(防衛システム研究所「朝鮮半島が危ない」

この場合、北のゲリコマは工作船か潜水艦で侵入するので、難民が乗った船は関係ありません。

では、ゲリコマが「武装難民として漁船に乗って襲来する」という想像はどこから生れたのでしょうか。 

いままで、世界でも海からの難民事例には事欠きません。

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しかし、武装難民のケースはなかったと記憶します。 

武装ゲリラが拠点とするのは多くは、難民キャンプです。

Photo     シリア難民を収容しているザータリ難民キャンプ

難民たちの故郷や財産・家族を戦争で失った悲しみと、未来が見えない絶望につけこんで、イスラム原理主義過激ゲリラは、難民キャンプを教育-洗脳-リクルートの場にしました。
 

「世界中の難民キャンプに住んでいる人たちの15~20%が難民戦士であり、キャンプでの食事と治療の合間に戦争を遂行しているのだ。」 (「クライシス・キャラバン―紛争地における人道援助の真実」リンダ・ポルマン)

過激ゲリラの温床となった難民キャンプからは、多くの難民がリクルートされて自爆テロに参加したわけです。

このようにたしかに日本国内においても難民キャンプができた場合、暴動に備えた警戒をする必要はあるかもしれませんが、それは組織された北によるゲリコマとは一線を画して考えねばなりません。

またそこからさらに過激分子がテロを起こすことも否定しきれませんが、それは自衛隊が対処する事案ではありません。

国内治安は警察の領分であって、SATなどの対テロ特殊部隊が当たればいいだけのことで、なにもこんなことに自衛隊の防衛出動とか言い出さないでください。

麻生さん、危機感を訴えるのは大事ですが、煽るのはよくありません。

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コメント

> しかし、武装難民のケースはなかったと記憶します。

 今までなかったからといって、今度も無いとは限りませんよ。

 私は今回の麻生氏発言騒動をみて、少し別の事を考えてました。

朝日新聞デジタルの見出しでは当初、
≫「麻生副総理「警察か防衛出動か射殺か」~北朝鮮対策」となっていました。
その後、ひっそりと説明もなく「武装難民対策」に修正されてました。
 いつものセコイ歪曲手法で世論を煽ろうという魂胆だったようですが、それには頓挫した図です。

ここでわかる事は、朝日やその周辺の連中の主張は、「有事のさいの北からの武装難民など有り得ない」と考えていて、「北からの難民の受け入れは無原則にせよ」、という事だと思うのです。

大きな問題は、麻生氏に限らず政治家は今回のような見解を国民に発信提議する場合、その方法が担保されていないのではないか、という心配があることです。

 共生社会だとか、難民受け入れだとか、民族差別などに関する問題というのは、朝日系リベラルの連中にとっては国民一般の命よりも大事な「大義の問題」です。

しかもこれ、世界的な風潮なんですね。
例えば、ロヒンギャ問題はミャンマー政府による「民族浄化」のように語られますが、実際は「武装難民問題」で、BBCなどの大マスコミによる国連の人権担当協力の捏造報道なんじゃないでしょうか。
事実は、少なくも破壊活動を行っているのは治安当局ではなくて、ミャンマーに流入した移民活動家たちでしょう。

日本は幸いにして海に囲まれていますが、今回のさわぎは、同様の問題が生じた場合どのように対処するのか、その議論の機会を奪うような動きが見られたのだと考えました。


これは、ただ単に武器を持った難民が襲来した場合どうするかという、問題提起だけではないと思います。
根っからの反日、日本人に対しては何をしてもゆるされるという教育を受けている国からの難民は、むしろ受け入れた後が問題だと思います。

麻生さんは、偽装難民とISのようなテロ組織の難民偽装兵を、ごっちゃにして考えているんでしょうね。

戦前戦後は朝鮮からのボートピープルも多かったし、自衛隊が発砲した事件として有名な能登半島沖不審船事件も関係しているでしょう。
中国人がベトナム難民を装ってボートピープルとして不法入国しようとした例もありました。

ドイツの選挙の結果から見ても、当初は難民受け入れに賛成でも、いずれは過激右派が台頭してくる、そういう流れこそが危険だという考えもあるかもしれません。

そもそもの話。
難民は、自分の身を守る為に武装をしているのは当たり前だと思います。
その武装を放棄させて、難民キャンプに移動させ、はじめて難民受け入れとなるのですから。

それらの例を考えれば、無秩序に大量の船が押し寄せてきたら簡単には武装解除などの対処ができない、それをどうするのか。
そこらへんまで言っていれば、まあ「武装難民」という話も分かりやすかったでしょう。
いつものように、麻生さんの言葉は説明不足でどうしようもないな、って話ですね。


難民キャンプで洗脳して暴動とか言う前に、北朝鮮の教育そのものが既に洗脳レベルの反米反日教育だと報道されたこともあるので、過激な人が「そもそも難民を日本に入れなければ良い」と考えるのも、ある意味では当然の流れかもしれません。
今回の麻生さんの発言は、日本人が持っている「嫌朝」をかなり刺激したと思います。

麻生氏の言葉が足りないのは承知の上で、私が文面から素で汲み取ったのは
警察と防衛出動では発砲許可がちがうだろうし、最悪の事態を収める為の射殺許可を、平時の不法入国不審者との銃撃戦と同じプロセスでやっては後で揉めるだろうなという点でした。
日本の警察ってノルウェーの次くらいに発砲しません。そんな平常運転ではどっちの部署がやっても日本の側に犠牲者が出ます。

あと、青竹ふみさんが書かれている武装解除の現場で、手荷物ユルユル検査やまさかの検査なしスルーなど、日本は善意でやっちゃいそうです。
「日本に親戚や友達がいるから」とキャンプに入らない者も多そうなので、見た目が同じなのに言葉が通じない分、警察も市井もかなり頭を抱える事態になると想像します。

ひさびさのカキコです。

麻生氏の発言の善し悪しは兎も角氏は福岡の小選挙区選出の議員、防人や元寇等々古事記や万葉集の時代から国防の最前線選出であり、福岡(麻生氏と別の選挙区ですが)出身者としては、基本的にはよくぞ言ってくれたって感じます。
着の身着のまま、喰うや食わずで辿り着く人だけとは思えないんですね。

山陰や北陸等、北部九州以外にも難民が押し寄せ得る地域の政治家がこの問題に無関心なら、選出地域の住民の事を真面目に考えて無い?と思ってしまいます。

>国内治安は警察の領分であって、SATなどの対テロ特殊部隊が当たればいいだけのことで、なにもこんなことに自衛隊の防衛出動とか言い出さないでください。

SATはwikiによると東京大阪福岡北海道他、大都市に少しずつ、総数300名です。福岡のSATは1師団。対テロで勿論主戦力となるのですが都市部の対策もある中、足りるとは思えません。
連携するなら警察は県警が上につくのか、山陰や北陸の県警に任せられるのか。
地方の警察に担える負担を越える分を、あらかじめ自衛隊と連携できるよう、国と地方のどちらもで考えておいて欲しいと願います。

麻生氏の今回の発言は煽りでもなんでもなく、むしろ迫り来るであろう朝鮮半島からの難民対策を国全体で考えるいい切っ掛けだと思っています。

この人の場合、言いたいことはわかるけど表現が悪いというか危機管理能力が欠けていると思いますね。
ヒトラー関係の発言もそうだけどヒトラーは左翼が大好きな表現だから使ったら飛びついてくるのはわかっていただろうに

麻生さんのこの度の発言に対して、その内容自体はなんら問題無いと思います。
ただ、大事な選挙前に野党やマスコミに突かれ易い今回の言葉使いはどうなのか?
と見たら、意見は分かれるでしょうね。

自衛隊vs北朝鮮とかいう本に、戦争になった時北朝鮮の難民はおよそ24万人、そのうち20%の5万人が日本に来るだろう、という試算があるらしい。

ちなみに、韓国からは20万人以上が難民として日本に来るそうな。
在韓米軍が、韓国に住む米国人14万人プラス韓国人8万人ほどが避難するだろう、という考えを2012年頃に発表したらしい。安倍総理は、4月の時点で日本への難民流入を想定した対応を検討している、と国会答弁で言っているので、麻生氏がわざわざ考えるような事はないんだけどね。

一番怖いのは、在韓日本人が避難できるだろうか、という事。

偏見である事をわかって言うが、韓国人は日本に避難するさいに、絶対に日本人を手助けしない。
難民流入よりも、日本人避難の手段を検討して発表してほしいです。

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