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2017年10月31日 (火)

snsn氏寄稿 アベノミクスの課題とリスク その2

  025

snsn氏寄稿の2回目です。本日の記事は北朝鮮危機とからめて消費増税について展開されておられます。 

実は私も「共同統治」案に近づいていたので、先に書かれてしまったぁ。 自分のブログで先に書かれたというのも妙な気分(笑い)。

ではどうぞ。 

                  ~~~~~~~~~~ 

              ■アベノミクスの課題とリスク その2                                              
                                               snsn
 

承前 

3.今後の経済政策の展望

え~ここからは深読みコーナーですw

政府の今後の経済政策の動きを個人的に深読みをしていますので、大外しするかもしれませんので悪しからず。


今後の経済展望を考える上で避けて通れない北朝鮮問題、つまり日本が戦争に巻き込まれる<戦時下経済>と<戦後経済>の観点から深読みをしてみましょう。


(1)戦時下経済と消費税

これは前回の寄稿「ニセモノ政治時代の終わり」

http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2017/10/post-041c.html

ここでも説明した仮説ですが、北朝鮮戦争勃発時にはいくつかのパターンを想定する必要があります

・朝鮮半島のみが戦場となる
・日本も戦場となる

前者であるならば、1950年の朝鮮戦争時同様に軍事物資、支援物資等の大幅な需要増による景気の過熱、過度なインフレを警戒する必要があります。

一方で後者である場合でも被害の程度によりますが都市機能、発電所、ダム、交通などインフラの大規模破壊による供給能力の減少によるインフレを警戒する必要があります。

どちらにせよ、供給<需要というギャップが一時的でしょうがインフレを促進させます。

かつて高橋是清が世界恐慌からデフレ脱却を成功させたものの、戦時下経済でのインフレ抑制に失敗し結果的に226事件で暗殺されてしまった教訓を生かし、密かに消費税増税でインフレコントロールすることを考えているかもしれません。
 

(2)戦後の北朝鮮共同統治事業

私の仮説では米中ロ韓日で体制崩壊後の共同統治を検討しているのではないかと考えています。

最悪の場合武力衝突は避けられないとしても、兵力から鑑みて北の体制崩壊は短期で行われることは確実であり、

周辺国として<戦後>を想定する必要があります。大量の難民や経済復興をどうするのか。

共同統治のメリットは、中ロにとっては例えば北を非武装中立国にすることで米との防衛ラインを38度線のまま足止めできます。

また難民を発生させず、なんとか自国内に止めることができます。

韓国にとっては自国だけで北の統合をすると背負いきれずに経済破綻する可能性がありますので共同統治が望ましいでしょう。

統一ナショナリズムを沈静化させる必要はありますが・・・。

また現在の在韓米軍は形式上国連軍ですので、国連としても難民問題の解決であれば賛成しやすい。

 

                                         (続く)

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コメント

おはようございます^^。

戦後の北朝鮮共同統治事業ですが、このあたりはちょっと意見が違いました。
これまでのなが~い歴史的な経緯からして、日本は共同統治事業には関わらないのでは?と思っています。

私も同感。

歴史的にできるだけ関わらないほうが良いかと思います。。
日中露で満州を新設するわけでもなかろうし・・。

私も、仮に北が体制崩壊して共同統治となっても、日本は決して矢面に立つべきではないと思います。
恐らくアメリカかロシア、中国辺りに委任統治してもらうのが良いのではないでしょうか?韓国の存在がそのまま続くのであれば、中国ロシアによる共同統治でお願いします。民族統一、半島統一に関しては、勝手にしていただいて、日本としては半島の非核化出来ればベストな結果ではないかと思います。

 北朝鮮問題、snsnさんの見立て通り、金正恩体制の崩壊となれば大歓迎です。この朝鮮事情がインフレの要因になるので消費税上げということでしょうか。

> 私の仮説では米中ロ韓日で体制崩壊後の共同統治を検討しているのではないかと考えています。 

 そうかも知れません。

 朝鮮半島を安定統治するという課題は誰が中心となって背負うのでしょうかね。ロシアの関与は必ずあるでしょうし、中国も当然ですね。そして日本も絡まざるを得ないと思われるし、米国はどうかなど非常に興味深いことですね。

 肝心の韓国がどうなるのでしょうか? 北朝鮮を併合できるのでしょうかね。そんな器量は韓国にあるのか疑問です。統一朝鮮が日本の脅威になるかも分かりませんし、今後の行く末は目が離せません。

 無理難題を日本に押し付けられても困ります。戦前の日本による朝鮮併合は当時の列強の意向もあってのことだったようですし、再度日本に丸投げされても困るのです。金だけ出せでもイヤですし、国連の統治下に置き、しばらく様子を見ているのがいいのかも知れませんね。

 まだ、北朝鮮の暴発の危険はありますが、まずは北朝鮮の金正恩の無血開城を望みます。

戦後統治の当事者は中国が譲らないでしょうね。そこにロシアがちょっかい出すし、韓国がしゃしゃり出る。日米は韓国の後ろ盾になるか、関与しないかだと思います。終戦後の一時期を除けばアメリカの逃げ足は速いと思います。

 コメントされた多くのご意見が、朝鮮事情に警戒心があるように思えます。当然でしょう。戦前の朝鮮事情と現在の南北朝鮮の方々の常軌を逸した動向が気になるのでしょうね。

 金だけせびられのはイヤですね。金を出すなら口も出さねばなりません。どのように朝鮮半島と関わっていくのか?

 冗談ですが、朝鮮は日本の統治下にあった方が良かったと思います。その方が、常識的な朝鮮人になっていたのではと思われるのですね。しかし、今の日本人には、朝鮮統治などできやしません。自分の国の経営も覚束ないのですからね。 

 なるほど。
北朝鮮問題の帰趨が、今後の経済政策を決定するうえで最も重要な要素とも成り得るだろう事、同意です。

そうであれば、消費税率増の決断も今直ちに出来ようはずはありませんが、見通しとして前回のsnsnさんの論考でもあったように、需要が見込まれるのは確実ですから、安倍政権が再々延期をしない目もあるかも知れません。

ともあれ皆さんもおっしゃるように、北の決着後に日本が半島に主体的に関わるのは私も反対ですね。

北の崩壊があろうがなかろうが放っておいても「統一」は有り得ないし、その建前と違い、韓国人の真意でも実はそれを望んでいないと思います。
ならば、距離をとっていささか傍観をする体ではあっても、需要の爆発的増大は見えていると考えますね。

snsnさんが戦後共同統治で括られている5カ国のうち、主体性をつばぜりあうのは米中露の三カ国でしょう。
そこに韓日を加えてらっしゃる意味もわかります。
韓国は統一に関わる当事国で、既に米中に軍事経済分割統治されて久しいです。
日本は、三カ国のそれぞれに都合の良いように関われと押され続ける中、ブチ切れずに稀代の嘘つき4カ国の相手をし続けざるを得ない。
そうやってなんとか綱渡りに、財布役と難民受け子役を丸かぶりせず、国民の命を守り切るにしても言えない機密が多すぎて今の法制では官邸が泥をすするしかない。それに対して野党やマスコミは言いたい放題が許される。
そんな中で足をすくわれて野党に政権を持ってかれる訳には絶対にいかないのです。
それがどす黒い孤独感ともWILLの記事に書かれているのだと思います。

個人的には後ろから乱射されなければ、安倍外交は安保法制の強化が成ればやり遂げられるのではないかと期待をしています。
沢山の方のご意見と同様、私も半島と距離を置きたいのですが、根性だしたら小舟で着ける距離ですから、断絶は不可能です。
欲をかかずに協力しながら壁石を積むような心がけがいいかと思います。

戦時インフレーション時の消費税等、とても具体的で勉強になります。明日も楽しみにしています!

>やもりさん、山形さん、一宮崎人さん、ueyonabaruさん、ednakanoさん、山路さん、ふゆみさん

こんにちは!!まだ明日の続き前なのですが現時点の私の考えを整理させてください。
みなさんのご意見も伺いまして自分の中でボンヤリしていたものがシャープになってくる思いがします。

北朝鮮についての距離感と関与の度合いについてとても重要な議論だと思います。私もあの国は正直<めんどくさい>ので関わりたくない感情はまずありました。歴史的な難しさもわかります。

ただ感情を横に置くと、日米安保の枠組み、拉致被害などから好むと好まざるとにかかわらず何らかの関係は今後も続かざるを得ないと想定しました。

おそらく戦争が回避できないとなると、短期間での金体制の崩壊がまずあり、その後日本にとっては難民問題、中露の軍事的脅威などに直面することは間違いないと考えています。

その<戦後>の構造作りについて、日本としては積極的に先手を打って様々な提案をしても良いと考えました。
だからと言って実際の共同統治の主役を日本がするわけではなく、おそらくふゆみさんも言われる通り中露米が統治の主役、日韓はサブメンバーでしょう。

私としては、まさに「ちょうどいい距離感」を取るためにも積極的に先手を打った提案をし経済的なメリットを日本が享受でき、拉致問題を解決できることが望ましいのかなあと思います。

「金だけ取られてなし崩し的に難民受け入れ」、、、のような事態を回避するにはそれなりに外交的に汗をかく必要があります。現時点で、多国間で汗をかけるのは安倍さんだけでしょう。

あえて前向きに言えば今は北問題と経済成長を同時に解決できるチャンスでもあると思います。

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