朝日の逆切れと立憲民主の今後
さてさて、昨日の記事は右端が一字欠ける不具合の修正が効かないまま、いじるとかえっておかしなことに・・・。
デニーの写真を入れたらおかしくなったので、デニーの呪いとでも呼びますか(笑)。
まだ総選挙の余韻冷めるやらぬというわけか、朝日が怒り狂っています。もはや目につくもの全部が憎いと喚いています。
http://japan.hani.co.kr/arti/international/28766.h...
ま、でありましょうな。彼らが安倍氏に解散を迫った張本人ですから。
ざっとこんな調子です。10月24日、朝日1面トップの論説主幹・根本清樹氏の論説がスゴイ。
いきなりフルスロットルです。
「総じて首相の手にする権力が大きくなりすぎた。これが、自民大勝という結果を受け、いま考えるべき問題の一つである。」
首相に解散権を持たせるから悪いんだ、というわけです。おお、いきなりそこですか。
首相の解散権は憲法7条「天皇の国事行為」3項に根拠を持ちます。いちおう押さえておきましょう。
日本国憲法第7条 - Wikipedia
「日本国憲法
第七条
天皇は、内閣の助言と承認により、国民のために、左の国事に関する行為を行ふ。
3 衆議院を解散すること。」
憲法の定めでは、天皇ご自身には解散する権限がありませんから、「内閣が助言」するわけで、とうぜん解散する権限は首相の権限に行き着くのです。
朝日はこれがイヤなら、どうぞ率先して改憲を主張して下さい。それとも批判してやまない改釈憲法やりますか。
単に選挙法を修正すればどうにかなるということではなく、憲法に規定がある以上、「安倍に勝たせすぎて悔しい」ていどの怒りでは変わりません。
もちろん、私も現行解散権のあり方がベストだとは思いませんし、英国などでは首相の解散権に制限が掛かっているのも事実です。
しかし、憲法にそう明記されている以上、憲法を変えるしかありませんね、朝日さん。
次に必ず朝日が言うと思っていたのは、小選挙区の仕組みです。朝日5面では南日慶子記者がこんなことを書いています。http://www.asahi.com/articles/ASKBR5DWZKBRUTFK01N.html
「朝日新聞が23日午後9時40分現在で集計した結果、自民党は289選挙区で2672万票を獲得し、得票率は48%だったが、議席では75%を占める218議席を獲得した。
1議席を争う小選挙区制度では、第1党が得票率に比べて獲得議席数の比率が大きくなる傾向がある。今回も自民党の大勝を後押しした格好だ。
(略)
ただ、投票しなかった人を含む全有権者に占める自民の絶対得票率は、小選挙区で25%、比例区で17%。自民に票を投じた人は選挙区で4人に1人、比例区で6人に1人だったが、結果として全465議席の6割を占めたことになる。」
「投票しなかった人を含むと自民に票を投じた人は選挙区で4人に1人、比例区で6人に1人」ですって(笑)。
「投票しなかった人を含むな」って、あんたねぇ。投票を通じて民主主義を維持するというのが、間接民主主義の根幹です。
それを投票所にも来なかった棄権者までいれて「全有権者に占める自民の得票率は○人に1人」とか言っているわけで、頭は大丈夫ですか、朝日さん。
投票するのは国民の義務と権利なの。民主主義のイロハのイです。
また、「得票率は48%だったが、議席では75%」というのも、負けた側が必ず言う定番フレーズで、「落選者の得票を積算すれば、ほら見ろ、当選者を上回るぞ」、という理屈です。耳タコですな。
これは保守分裂で負けた時に自民党がよくいう台詞で、統一できなかったから負けただけにすぎません。
結果が出たことを後智恵で、「こうやれば勝てた」というのはそうとうに恥ずかしいとおもいますがね。
今回は自民が得票率48%で議席数75%だからおかしいと言うなら、吉田徹氏の『二大政党制批判論』によれば、2009年の民主党が「政権交代」した衆院選では、47%の得票率で74%の議席数を獲得し、圧勝しました。
数字までそっくりです。
●得票率と議席割合比較
・民主党政権誕生選挙 ・・・得票率47%・議席率74%
・今回総選挙 ・・・得票率48%・議席率75%
ああ、上のようなことが起きて、あの異民族支配のような民主党政権が延々と3年半続くわけですが、朝日はその時には諸手を挙げて欣喜雀躍していたのではなかったのでしょうか。
たしか天声人語では、「民意の雪崩を受け止めよ」と言っていましたっけね。
その時に朝日は、小選挙区制がおかしいなんてひとことでも言ってましたか?
自分のご贔屓さんが勝つと大喜び、怨敵が勝つと今度は選挙制度がおかしいと言い出す、実に分かりやすいダブルスタンダードです。
負けたらルールがおかしいっていうようなもんですよ。
で、朝日さんはその敗因を、野党が分裂したからだと指摘しています。ま、誰でもそう思いますよね。
3面の田嶋慶彦記者はこう書いています。http://www.asahi.com/articles/ASKBR54WCKBRUTFK014.html?ref=nmail
「今回の衆院選は、政権批判票の受け皿となる野党が分散したのが大きな特徴だ。複数の野党候補(野党系無所属を含む)が競合した「野党分裂型」226選挙区のうち、約8割の183選挙区で与党候補が勝利をおさめた。
一方、朝日新聞が各野党候補の得票を単純合算して試算したところ、このうち3割超の63選挙区で勝敗が逆転する結果となり、野党の分散が与党側に有利に働いたことがうかがえる。」
この分析は朝日だけではなく、産経の石橋政治部長も23日の1面で分析していることで、特にどうってことない指摘です。
これもまた「オレの思うとおりに政局が動いていたら、ほら見ろ、このように勝っていたゾ」という机上の空論にすぎません。
小池氏と前原氏を手鎖にして、江戸所払いにでもするんですな。あるいは憲法7条改憲を新たな社是にしますか。
さて、今後ですが、立憲民主のフィーバーは当分続くでしょう。メディアは立民しか応援する政党がなくなりましたからね。
メディアからは、やることなすこと絶賛の嵐という報道が延々と続くことでしょう。
立民はまちがいなく左翼反対政党に純化していきます。というか、ゴリゴリの左翼政党で、なんでも反対するしか選択肢がないのです。
改憲も、「加憲はいいが、安倍がやるからダメだ」という理屈にもならないことを主張し続けるでしょう。
戦争法は廃止しろ、共謀罪も白紙にしろ、辺野古移設反対、投票は牛歩戦術、委員会採決は暴力沙汰という風景がまた見られるはずです。
というのは、彼らにはそれしか方途がないのです。
立民は現況で最弱の野党です。かつての民進が100を越える議席数を有していたが故に、野党勢力を束ねられたのに対して、わずか55ではどうしようもありません。
この数字は自民の2割弱にすぎず、今後、無所属や希望転向組を吸収するとしても与野党比2割台の壁は越えられないはずです。
こんな内実では戦後最弱の野党第1党にすぎませんから、政治的に柔軟な立場がとれません。
次の選挙で再び政権交代できるという色気がありさえすれば、大人の政策をする余裕も見せねばなりませんが、政権返り咲きの望みが断たれた以上、子供じみたなんでも反対政治をするしかテはないのです。
立民はかつての社会党、あるいは昨今のレンホー民進のような硬直した左翼方針を打ち出すことになるでしょう。
民進分裂で、すっきりと保守派がいなくなった以上、それは可能です。
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おはようございます。
私は、立憲民主党は中道左派、共産党の極左とは離れて活動するものだと思っていました。
しかし、実際は何をしたいのか良く分からない。
辻元清美氏を国対委員長としたのは、極左寄りとも言える。諏訪原健氏が応援していることも共産党と深く関係するものと言える。
個々の人員とは協議して合流は認めるが、永田町の数合わせには与しないという。
ならば野党再編は無くなったので政権交代は狙わないとも考えられる。
管理人さんの言うように、反対政治だけをしていくつもりだろうか。
しかし一方で、枝野氏は自分たちの事を「宏池会」のようなものとも言う。それは中道左派ではないのだろうか?
>多様性を認めて寛容で社会的な助け合いを大事にする。30年前なら自民党宏池会ですよ。
~中略~
>保守と言われている話の中では、米国ではリベラルな考え方もあるし、右翼的な考え方もある」とした上で「保守の中での考え方の違いだと私は思う。
辻本氏を国対委員長にしたら、どうやったって保守とはかけ離れるだろうに……。
宏池会の理念は「高崗の榭(うてな)に臥し、以って宏池に臨む」だという。
宏池会設立趣意書によれば、「自得するところあって動ぜず、綽々たる余裕ある」との気構えなのだとか。
さて、この場合、枝野氏の「自得」とはなんだろう。
極左と組んだ結果として、自業自得とならなければ良いのだけれど。
投稿: 青竹ふみ | 2017年10月25日 (水) 09時07分
立民はどうにもならないですが、希望の党はこの際自民党とくっついたらどうですか?
それこそ「トロイの木馬」だとかいってです笑
自民党一年生として部会にでも強制出勤させを、徹底的にさせてもらって、少しは磨かれたらと思います。
自民党の政権運営テクニックを修行に修行したら、状況をみて、自民を割ればいいじゃないですか?
そしたら、きっと、少しはまともな野党が出来ますよ。
二大政党制をしたいなら、もはやこれしかないと思います。
他の野党は全部潰れても仕方がない。
あ、維新だけは残してね。維新と自民分裂組が組んでの二大政党制。
それしかないでしょうね。
橋下さん、引退したなら、政治に口出さないでほしいな。
維新も、足腰鍛えなおして、発信力をつけて。
立民にはそれまでの間は残るかもしれないけれど、共産党ともども消えてほしい。
そういう選択をする国民が増えるように頑張ります。
ただの反対政党は、もういらないのですよ。
あと10年すれば、アホな学生運動を展開したジジイどもがあの世に行くからおとなしくなるかと思うのですけれどね。
沖縄も。
投稿: かつて… | 2017年10月25日 (水) 09時53分
解散権の乱用についての意見が聞きたいな。
投稿: こりごり | 2017年10月25日 (水) 10時13分
また一票の格差がーと訴訟起こしている弁護士が出てますね。
地方民としては、そんなに一票が重いのがうらやましいのなら、弁護士の先生方は一票の重い地域に引っ越せばいいのにと思ってしまいます。地方では、弁護士がいなくて困っている地域がけっこうあるんです。
そして、彼らは民主党が政権を取った選挙の時は同様の訴訟を起こしていたのでしょうか? ちょっと気になりますが、調べてまでみようとは思いません。
投稿: 愛読者 | 2017年10月25日 (水) 10時55分
2009年からの民主党政権時代にも、ちゃんと訴訟起こされてますよ。そして2011年に判決が出て、最高裁で違憲状態だと判定しています。
訴訟を起こした人の名前までは調べていませんが。
しかし、民主党政権時にほとんど是正されないまま、2012年の選挙ではその格差が広がり、新聞各紙が一斉に違憲だ!となりました。
野田政権の時に格差を是正すると言っておきながら、何もしなかった。
比例80削減だ、でも野党(自民)がこれに応じない、ああ格差是正できないね残念だな~、です。ちなみに自民は0増5減を言っていたのだったかな。
そもそも民主政権末期は、今解散すれば負けるのがわかっているから、解散のきっかけになる定数削減なんてできない、なら到底認めないだろう無茶な要求で時間稼ぎして任期一杯(4年)まで引き伸ばそうって考えなのだ、というのが色々と言われておりました。
だいぶ記憶が曖昧なので、ちゃんと調べて訂正してokです(笑)
投稿: 青竹ふみ | 2017年10月25日 (水) 11時39分
枝野氏は現状どことも合流はしないと広言しているものの、このメンバーではまともな政策論争も期待できないので、今後もズルズルと共産党と手を切れずに選挙協力は続けていくものだと容易に想像がつきます。
大惨敗したにも関わらず余裕綽々の志位委員長の態度がそれを裏付けていると思います。
…と、ここまで考えてこの状況によく似た構図が身近にあることに気が付きます。
なるほど、共産党は議席を減らした見返りにどこぞの地方自治体与党のようなマスコミや判官びいき思考の人々が応援しやすい新たなる隠れ蓑を国政の場で手に入れたわけか。
さらには振り分けた側だと思っていた連中は内部分裂必至の迷走状態。
維新も議席を減らし野党は左派勢力が一気に台頭してきました。
それはたしかに委員長がニコニコするのも無理はありませんね。
投稿: しゅりんちゅ | 2017年10月25日 (水) 12時02分
端的に言えば、立憲民主にとっての共産は自民にとっての公明党と同じ存在になるということですね。
投稿: 守口 | 2017年10月25日 (水) 12時34分
自公よりもっと主客逆転した関係、つまりしゅりんちゅさんのコメントにある自治体のような関係を目指すのではと思います。
基地とか事故とか戦争とか、何かを機に自民の中からも大量に造反させてオール日本にする腹案はあるのでは。
国政でそれをやったら死人がただ事じゃ済まないので勘弁です。
オール沖縄紛争とあらかじめ流れを重ねて見ておくのは、惑わされない一案だと思いました。
投稿: ふゆみ | 2017年10月25日 (水) 12時49分
共産主義思想史的には、革マル派系の流れで枝野さんの方が極左で、共産党代々木系の方が議会制民主主義に乗っかってますが今はどちらも薄れてるのかな
基本的には今でもその両派には決定的な亀裂があるんですよね、共産党は革マルを暴力集団認定したままですので。
まあそういった過去を乗り越えて立憲民主党が共産党と組むのかどうかは、現時点ではなんとも言えないですねえ
投稿: snsn | 2017年10月25日 (水) 12時56分
希望の凋落はなるべくしてなった、落ちるスピードは早かったですけど、まあ遅かれ早かれそうなるでしょうねと。
立憲民主党はTwitterなどネット活用は上手かったけど、勢いはどこまで続くやら。
今回公明が議席を減らしたのは少々以外でした。創価の集票力そのものが落ちたのか、創価の公明離れのはじまりか。
共産は…御愁傷様としか。
さてこの先は、政権運営と野党の動きに注視ですね。
投稿: 改憲派 | 2017年10月25日 (水) 13時03分
皆さんが予想していたと思いますが、希望の党内部で小池代表辞任要求が昼休み前のニュースで見ました。
旧民主の白蟻(凄くシツレイ)達が立民合流の下地としたい模様、ただ擁護派は頭すげ替えたところで第二民主となって埋没するからやめとけとのコメント、で締め括ってました。
小池代表が選挙で勝たなければ、党をまとめられる公算は低かったでしょうに、選挙前に細野氏以下旧民主系が合流すると聞いて今日のニュースそのまま想像してましたが、案の定でした。
内ゲバの末、乗っ取りor四散でサヨウナラ、どっちにしても、日本に健全な野党ができるのはまだ先になるようです。
投稿: Q州 | 2017年10月25日 (水) 13時44分
>青竹ふみ
ありがとうございます。
しかし、比例を80削減? して欲しかった???
うーん、それは小選挙区制大大支持、ということ?
たしかに、いったん反自民側が勢いづくと、
小選挙区制ならばまた政権交代が起こりやすいですけれども。
投稿: 愛読者 | 2017年10月25日 (水) 13時47分
久しぶりにコメントさせていただきます。
管理人さんの次の指摘ですが、半分賛成で半分疑問です。
>戦争法は廃止しろ、共謀罪も白紙にしろ、辺野古移設反対、投票は牛歩戦術、委員会採決は暴力沙汰という風景がまた見られるはずです。
>というのは、彼らにはそれしか方途がないのです。
以上の部分は全くその通りだと思います。
>立民は現況で最弱の野党です。かつての民進が100を越える議席数を有していたが故に、野党勢力を束ねられたのに対して、わずか55ではどうしようもありません。
以上については(その通りであれば良いのですが)そうと肯定しきれない不安があります。たった55議席とはいえ、院内交渉団体の資格を持つ20議席をはるかに上回り、野党第一党になってしまいました。旧民社党のようなリベラル右派が壊滅し、旧社会党左派のようなガチガチの左派が野党の主導権を握ったようにしか見えません。官公労の強みは組合費の強制天引きに支えられた資金力と専従員の多さで、これを背景に今後も引き続き大暴れされるのかと思うと憂鬱です。
かつて総評系の労組が強い地域で反自衛隊闘争に脅え(自衛隊員の子供は石を投げられても当然という地域でした)、就職してもキリスト教左派の強い職場で人格否定された過去を持つ身にとっては、野党の主導権が最左派に渡った現状には危機感を覚えます。
このままでは連合内の旧同盟系産別の居場所がなくなり、連合の崩壊がさらに進むような気がします。労働組合が保守であってはいけない理由はないはずなのですが、それに反してより先鋭化した官公労をはじめとする左派のやりたい放題にならないように願うばかりです。
以上が根拠のない不安と恐れなら、それに越したことはないのですが、左翼勢力のしぶとさは決して軽視できないと思います。
もし事情が許し、かつ余裕があればでよろしいのですが、今後労働運動はどうなるのか、連合の崩壊は今後も進むのか、今でも旧同盟系産別の存在意義はあるのかなど、管理人さんによる分析をお聞きしたいものと思います。
長くなって申し訳ありませんでした。
投稿: knorimoto | 2017年10月25日 (水) 13時52分
knorimotoさん。そのうちゆっくり書きますね。
「純化された左翼」という存在は一定数必ず社会には存在します。
その強弱はありますが、私はその主張に耳を傾ける必要があるとおもっています。
共産党の主張でも、安全保障はメチャクチャですが、社会保障となるとなるほどという部分も多いのです。
安倍氏の強さは、あんがいこの左の意見を取り入れる強さです。経済政策という大元からして元来リベラルのもので、雇用重視はまさにそうです。
連合についてですが、そうとうな確率で分裂するでしょう。
旧同盟系民間労組は、元総評左派の日教組・自治労の純粋左翼路線についていくのはもはや冗談ではないとおもっています。
元々無理な大同団結だったのです。
もう共通の利害もなければ、考え方などとっくに180度逆です。
そりゃそうでしょう。旧総評系の日教組・自治労はヌクヌクと公務員の身分保証にくるまれて、政治闘争にうつつを抜かしています。
はっきり言って有閑労組です。
一方旧同盟系の民間労組は、政治闘争には無関心です。賃金と職場の労働条件改善で精一杯です。
ところがガラガラポンで連合という唯一のナショナルセンターになったのと引き換えに、有閑労組群の活動に巨額の資金が流出しました。
地方組織や青年組織を旧総評系が握っていたからです。
今回の民進の分裂は若干の時間をおいて、かならず連合の分解に到達します。この総選挙はその前兆にすぎません。
その結果、連合の大部分を占めた民間労組を資金源にしていた旧総評系は大打撃を受けます。
今回の民進の分裂がそうであったように、労働界もまた元のように左右にくっきりと別れるときか来る気がします。
つまりは、偽りの統合は破綻し元に戻ったのです。
投稿: 管理人 | 2017年10月25日 (水) 17時52分
https://www.youtube.com/watch?v=BRaBuLJNe0g
今回の衆議院選の結果についてチャンネル桜の「沖縄の声」において沖縄選挙区の総括をしております。
上の動画の18:10頃で、我那覇真子さんが自民党の候補者が防衛問題に一切触れなかったことを敗因の一つと言っております。彼女は正直であり、彼女の言う方向は実に示唆的であると私は思っています。
投稿: ueyonabaru | 2017年10月25日 (水) 22時12分
公務員労組、とりわけ教職員組合の凄まじさについてここでしばしば語られていますが、実は私は少なくとも小中学校においてはそこまでのものを体験していません。
自衛隊について悪し様に語る教師はいませんでしたし、小学生の時には音楽の授業で君が代を歌いました。
信じられないかもしれませんが、これはなんと大阪府下でのお話です。
組合は共産党系でした。
ともすれば大阪って左翼の牙城のようにみられがちなのですが、こと教育に関しては、府下全域がそうではなく、一部地域への集中がみられます。
特に北部の淀川沿いに多いみたいで、辻元氏の地元あたりはドンビシャリかと。どちらかというと社会党系が強いところできつかったという話を聞いたことがありますね。
全国的にもそういうものなんでしょうか?
おそらくは場所によって異なるかと思いますが。
投稿: 元大阪府民からの伝言 | 2017年10月25日 (水) 23時36分
枝野率いる立憲民主党、共産党というシャブ無しには選挙を戦えない。
絵踏みして希望の党から出馬した民進党議員たち、小池代表の責任を強調する発言が多い。
自らの力不足を棚上げし責任転嫁しているとしか見えません。
民進党から出馬しても結果は同じだったと思われます。
民進党系の当選者が多いから希望の党を我々の色に染めていけばいい。
予想はしてましたが、こんな乗っ取り発言をテレビで聞くとは…手始めは小池代表を追い出すための責任追及なんですね。
さっそくの権力闘争、滑稽です。
投稿: 多摩っこ | 2017年10月26日 (木) 02時40分