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日曜雑感 現象としての「小池百合子」

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作業中に高いところから顔面落下。下はなんと砂利道。息をするだけでアバラが痛み、顔は青アザという始末です。 オレも若いな。

おまけに手までくじいたみたいで、キイボードを操るのも痛い。またタイプミスが増えそうです。(言い訳) 

さて、コメントを読まして頂くと、小池懐疑派のほうが多いようです。 

まぁ、だろうな、とは思います。私もゼンゼン信じていませんから。 

私が見ているのは、あくまで彼女の起こした「現象」です。今起きていることはなにか、理念にとらわれないで見てみましょうよ、ということです。 

この数週間を見ないと、理念的なことによる判断を下すには早すぎるというのが私の意見です。 

自民党の政治家の多くは、政治というのは折れ合うことだと考えているでしょうが、小池氏の政治的師匠だった小泉翁は違いました。 

権力は行使して初めてパワー足り得るのだから、握った刃は自分の野望のためだけに使うのです。 

この冷酷非情があって、郵政反対派に刺客を立てるというパーフォーマンスが可能だったのです。 

弟子の小池女史もそれを踏襲するでしょう。今、立ち上げた個人商店・「有限会社希望」には金がありません。 

女史は自分の権力と金を天秤にかけて競り合わせるでしょう。 

どぎつい表現をお許し願えれば、「あんた入りたかったら持参金が高くつくよ。リベラルの衣装を脱ぐのはあたりまえ。金持って来なさい、事務所と後援会持って来なさい」ということです。 

一説巷間では2千万円くらい匂わせているとも聞きます。選挙費用が600万。その差額が「有限会社・希望」に入るという仕掛けです。 

要は、入れて得か損かという比較衡量をされているのです。

小池女史の胸先三寸ですべてが決まります。公権力の東京都ですらこの1年間徹底した側近政治を敷き、都議会を無視し続けた女史ですから、ましてや自分が作った私党なんですから。 

このような政治家である小池女史がやることは破壊です。 

まずは都政を半身不随にして、次は野党第1党を解体へと追い込みました。現在はこの段階です。 

民進党の解体は、事実上戦後リベラルの大絶滅を招きかねない破壊力でした。

まだこの「現象」の余震が、どのように労働界や市民運動、あるいはメディアに影響が及ぶかもうしばらく見ないと分かりません。 

今の時点で言えそうなことは、排除された旧民進党議員を中心にして、安倍憎しから小池憎しに転じるリベラルが激増するでしょうね。

そして彼らは枝野氏や辻本氏を中心にして新党を結成するでしょう。前川前事務次官に党首にでもなってもらったらいかがでしょうか(笑)。

この方法なら分党ということで、応分の政党交付金がもらえますしね。

それはともかくとして、小池氏がどんな政策を掲げようと、ただの表紙であって中身はなにも書かれていないのです。

ましてや政権担当能力を問うのは、野暮というものです

東京都も満足に運営できない人が首相になれるはずがありません。しかも幹部は民主党政権の失敗者ばかりときていますから、やる前から答えは見えています。

あくまでも小池女史という政治家は中身ではなく一過性の「現象」なのであって、「政策」ではないのです。 

私たちは冷静に突き放して、「現象としての小池百合子」を眺める時ではないでしょうか。

 

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コメント

「現象」であって「政策」ではないとのご意見、全面的に同意です。いかに勝ち馬に乗るかで政界を渡り歩き、その間、現象を作り出す術を完全に身に付けました。しかも、女であることを最大限に利用して。不思議でならないのは、その間、政策を実現する術を全くと言っていいほど学ばなかったことです。もし女史に、少しでも大向う受けする政策・法案を矢継ぎ早に繰り出す才能があれば、それこそヒトラーのような独裁者になれたのですが…。幸いにして、そのような才覚・能力はないようです。もっとも、今回に関しては、史上最大の「ゴキブリホイホイ」を仕掛けた功績は大きいと思います。
トランプは、北朝鮮問題の処理策をほぼ決めたと思います。それを正式に日本に通告し、承諾させるのが11月。この話をしっかり受けられるのは、安倍さんしかいません。北朝鮮は恐らく年末~年明けにも日本に電磁パルス攻撃を仕掛ける能力を持ちます。これをやられた場合、最低でも半分、恐らくは8割方の日本人は死にます。それがいやなら、日本を滅ぼしたくないなら、今回の選挙ばかりは、皆黙って自民党に入れるべきです。

投稿: ぼびー | 2017年10月 1日 (日) 06時22分

>>東京都も満足に運営できない人が首相になれるはずがありません。しかも幹部は民主党政権の失敗者ばかりときていますから、やる前から答えは見えています。

200パーセント同意します。何も出来ないでしょう。ただ口は上手い。国民が一番不安に思っている安全保障問題は自民党の売りでもあります。なお且つ一度日本を壊しかけた人たちは排除すると言う、二重三重に宣伝の上手い人です。蓮舫、ウワキーヌと同じ基本的にはサイコパス気質です。でも民主党政権と同じように一度やらせてみようと国民が思ったとしたら、国民が馬鹿なのです。


投稿: karakuchi | 2017年10月 1日 (日) 08時28分

「現象」であって「政策」ではないとのご意見、私も同意です。
一過性のブームで過ぎ去るでしょう。

ただ心配なのは、このブームによって自民大幅議席減(50減で責任論とか)、安倍氏退陣、となることです。

こう書くとアベノセイダーズからアベ信者と呼ばれてしまうかもしれませんが、経済、安全保障、憲法改正の3点において、今、安倍さんに代わる人はいないと思います。

ブームが終わったら焼け野原でぺんぺん草も生えない、という事態は避けたいところです。

投稿: 一山口県人 | 2017年10月 1日 (日) 08時32分

>まだこの「現象」の余震が、どのように労働界や市民運動、あるいはメディアに影響が及ぶかもうしばらく見ないと分かりません。
そうですね。
唯一の功と言われているリベラル潰しに関して、記事でどぎつく書かれた持参金のくだりは、彼女が実はヤニ臭いレッテルを保守に貼り付けている見事な表現だと思います。
それは勝ったとしても保守を毀損し逃げ出した極左に大義を与え、先鋭化を加速させると推測します。
五輪前にビル爆破とかバス放火とか、大型車暴走とかデモのついでに街破壊とか、そんなところを世界標準にする必要ないです。

共産党のクロゼットに何枚もアンティファ日本のお着替えTシャツが用意されているはずです。
あれを着てお祭りデモをやり出したら、ホンモノが黒い被り物で混じり込んできます。

投稿: ふゆみ | 2017年10月 1日 (日) 09時04分

現象か。なるほどね。小池女史が何をしたいのか?既存の金の流れの破壊の裏で何を政治目的としているのかがわからなかったけれど、現象ならば手段が目的であることもあるわけだ。もちろん現時点でわかる範囲でではあるけれど、すんなり腑に落ちました。とすると今後は新たな利権構造を構築して終わり、その先は次の人よろしく。という展開が一番可能性高くなってきたなぁ。踊れそうで踊れない笛を吹き続けられるわけか。日本の改善はまだ先が長そうだな。。

投稿: 名無し | 2017年10月 1日 (日) 12時43分

これはなんとも・・お大事にです。

肋骨骨折は、以外に分かりにくいです。お早めの受信を。レントゲン撮ればすぐにわかりますから。まさか、その程度の被曝がイヤだ!ナンテのがこちらにはいないでしょうけど。。

知り合いで20代から80代まで「実はヒビが・・とか実は折れてた!」なんてのを何人も見てきました。中には40でクシャミで折れたなんてのもいます。それこそ本人が強がりまくるので昼休みに笑わせまくったたら「やめろ、やめろー!」とあっさり降参して相対させて治療受けてましたけどね。

大概みんなが「別に生活には全く支障無いけど、朝起き上がる時や身体を捻った時にズキンと痛い」というのが特徴です。
肋骨は頭蓋骨の次に硬い重要な骨なので、放置するとヒビだけでは済まずに、次にたまたま転んだりした弾みにそこからバキッと折れて内蔵に突き刺さる恐れがあります。

これ読んでいる方がいらっしゃいましたらご本人や親族でそのような場合は、大袈裟でもなんでも整形外科でレントゲン(ああっ、大被曝だなぁ~)だけでも撮って貰って下さい。
それだけで適切な治療が受けられます。

歳を召した方ほど「別に大丈夫だ!」と強がりますけど、1年前にほろ酔いの我が親父殿を無理矢理医者に翌朝に連行したら、見事に1本ボッキリ。他に2本にヒビでした。
暫くの安静と・痛み止め・コルセットだけですみましたが、下手すりゃ死んでます。

みなさんお気をつけ下さいな。

そして管理人さん、くれぐれもお大事にして下さい!!

投稿: 山形 | 2017年10月 1日 (日) 14時21分

「息をするだけでアバラが痛い」は肋骨骨折の可能性が高いと思われます。
治療としては、安静、バストバンド固定、鎮痛剤となると思います。
お大事になさってください。

投稿: 一山口県人 | 2017年10月 1日 (日) 15時10分

ありがとうございます。心配おかけします。あす病院に行ってきます。

投稿: 管理人 | 2017年10月 1日 (日) 15時39分

日本の行く先が心配で心配でなりません。今は安倍総理しか日本を任せられる人がいないのに、もし自民が大敗したら・・・ぞっとします。マスコミの言葉や雰囲気だけで希望の党に投票する人は結構多いと感じます。
本当に日本人の真価が問われる選挙です。民主党時代に日本が壊滅しかけたのに、歴史を学習せずすぐに忘れてマスコミに踊らされる人、多いと思います。
日本のために、なんとか現政権が維持されるよう願います。

投稿: かかか | 2017年10月 1日 (日) 18時43分

 安倍さん、消費税10%へ上げたいとのことですが、そうすると景気の回復は出来なくなるのではないですか。

 小池さんが消費税増税凍結を言っておりますよ。これは自民党にとって不利にはなりませんか? 消費税増税に反対が国民の過半数であるのをご承知でしょう。それなのに増税をするというのはどういうことなんでしょうか? 消費税を上げてもデフレを克服できるとお考えでしょうか? 国防問題でトランプ大統領と密な連携をとっておられることは高く評価しますよ。しかし、経済問題でつまずくとこれが貴方の命取りになると思いますよ。

投稿: ueyonabaru | 2017年10月 1日 (日) 19時31分

実際の話、「雰囲気と好き嫌い」で投票する人が大半なので、
政策論争などするよりも、いかに有権者に気に入ってもらえ
るかが勝負になります。論理性や合理性でもって候補者を
判断するようなヘンクツ者(こちらのコメ人の方々など w)は
少数派で票にならないし、相手にするのもメンドーです。

もし本当に大多数の国民が、各党の政策を精査して比較し
て投票しているとしたら、各政党は「勉強しないと落とさ
れるぞ、テキトーな政策などすぐに矛盾が現れてしまうぞ」
と、政策を真剣に考えるようになり、もう現在そのような
政策論争による選挙になっているハズなのです。

ポピュリズムが跋扈する(もう世界的に)のは、民主主義
が、実のところ「雰囲気と好き嫌い」に帰結するからです。
小池さんの支離滅裂な主張は、その意味では正解です。まあ、
政策など勝利してから考えればいいのです。豹変しても、
公約を破ったといって即解任というルールはありません。

いかに素晴らしくも有効な政策を実行する能力がある人
が存在しても、落選すりゃ、ただのおっさんおばさんです。
何の意味もありません。

これは人間社会の根源性から来るもので、良い悪いを言って
も詮無いことです。バラ色の共産主義を実現した国は多く
あっても、ついぞやグロテスク以外何ものでもない国に
なってしまう理由と、「雰囲気と好き嫌い」の民主主義は
同根だと思います。

なので、与党もキレイ事言ってないでビッグマウス大いに
結構ですので、ガンガン攻めて欲しいと思うのです。勝って
から考えて下さい。敗者には何も無いんです。ドロドロ
の泥仕合をお願いします。それこそ民主主義です。

投稿: アホンダラ1号 | 2017年10月 1日 (日) 22時51分

好悪や主義主張を抜きにして小池氏をから現象的に見てみる事の方が、より本質に近づけるかも知れませんね。

細野氏ら「希望」の幹部らは「政権選択選挙だ」といいました。
小池はそれを今も否定しませんね。

これはもう、その言った当時と違い選挙戦に突入せんとする今では否定するはずもありませんが、選挙に対する心構えの問題だけでなく、民進党の解党にこれを「利用」したんですよね。

だから私は当初、10人程度しか民進党左派を切らんだろうと思ってたし、小池自身の直前立候補をやるだろうと考えたのです。

その考えで行けば当然の事、自身が出馬し、最大限民主党左派をくわえ込むのが常道だったはずなんです。
ところがその趣きも今は変わって来ています。

これは「風」が思ったよりも吹かないと睨んだ事と、野合的参集を「第二民進党」と揶揄され始めた点に敏感に反応した「中途での小池氏の方針転換」でしょう。

だから、ここでは足腰を固めるに留め、今回で挙党体制の政権選択選挙をやるよりも、次回に勝負をかけるべく「考えを変えたのだ」と思った方が無理がない考え方なんじゃないか。

それでも今後のポイントは、30人からの民進左派を実際に切るのかどうかと、直前立候補があるのかどうか、の二点に絞られますね。
しかし、この支持率では小池が断崖から」飛び降りても到底過半数は取れません。

しかしこれは本来「一発勝負」だったはずで、最初からの目的が現今保守派が喜ぶような「左派排除」であったなら、「甘い」と言わざるを得ませんね。

枝野派は結束を強固にするでしょうし、法的には解党していない状態ですので、かなり深刻に問題を引きずる可能性が大きい。

今回総理になれないなら、「希望」の多数は当面は民進党右派が握る事にもなります。
あれらが保守の矜持を持ち得る人物たちかどうかはともかくとして、党内民主主義のもと、国民が本当は大好きなところの「小池独裁」は死ぬんじゃないでしょうか。

つまり、自民党的硬直に陥るしかありませんし、そこに捲土重来はありません。

くわえて、都知事としての手腕も検証的に問われる事にもなる点も決定的にマイナスです。

だから小池知事は実際には「胸突き八丁」状態なんじゃないでしょうか。
それでも、一旦は胸のすく思いをさせてくれた事は快事だし、キチンと左右に分けるべきものは分けた功績はあるのでしょう。


投稿: 山路 敬介(宮古) | 2017年10月 1日 (日) 22時59分

小池百合子氏の狙いは、希望の党の単独過半数ではありません。自民党の過半数割れと、連立政権の組み替えです。つまり、現在の自公連立から、自民党希望の党の連立政権を作り、小池百合子氏が首相になることです。

彼女だったら北朝鮮危機に対応できます。韓国への対応も徴用工への対応で見たとおり、しっかり国益を守ってくれます。ドイツのメルケルのように、海千山千の諸外国の首脳と渡り合うには女性の方がいい面もあります。

もちろん憲法改正も、公明党を外した方がスムーズににできるようになるのです。都知事の後始末は東国原氏がやってくれるので大丈夫です。既に準備万端ですよ。

皆さん大局的に物事を見ましょう。安倍首相はこの5年間よくやってくれました。しかしここは潮時なのです。安倍首相が憲法改正までやるべきではありません。日本があたり前の国になる歴史的な転換点ですから、素直にバトンタッチすべきと思います。

投稿: 九州M | 2017年10月 2日 (月) 02時54分

 いつも楽しみに拝見させていただいております。
いつもは私が書き込むこことは恐れ多くてできませんが、今日は骨の専門家の端くれととしてアドバイスを。
 肋骨骨折(ヒビ)の場合、でも初期はレントゲンに骨折部が写りにくいものです。2周を過ぎて化骨形成が進むと骨折部が白く映るようになります。
 ですから、症状だけでほぼ判断をつけます。
病院に行って胸部固定用バンドと湿布をしてもらっても最初の2週間ほどはほとんど痛みは引きません。2週を過ぎると少し痛みが和らぐようになり3週4週と1週単位ぐらいで痛みが軽くなり5から6週で治ります。
 ただし重い物を持ったり腕に力を入れると、肋間筋が収縮するので痛みが出ますからご注意を。
 肋骨は他の骨のように完全に固定することができないため(息をするから)ちょっとしたことで痛みます。ひと月ぐらいは治らないと思っておいた方がいいですよ。 私に言えることがあって、うれしくて書き込みました。
削除していただいて結構です。

投稿: なずなのとうちゃん | 2017年10月 2日 (月) 19時37分

なずなのとうちゃん様。専門的な知識をありがとうございました。養生いたします。

投稿: 管理人 | 2017年10月 3日 (火) 03時10分

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