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2017年10月 4日 (水)

小池女史4つ目の「ない」 実績がない

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 今日は表面がsnsnさんの連載1回めですので、私のほうは短めな感想ていどにします。 

昨日は九州Mさんのコメントを中心に活発な議論がありました。私は自分に対するもの以外は、議論に介入しないのが主義ですので、興味深く読まして頂きました。 

実は、九州Mさんに寄稿依頼しようかと思ったほど、氏の論説はユニークでした。なるほどそういうふうに思っているわけですか、とある意味感嘆しました。 

賛否は置いて、ご自分の頭で考えておられるのがよく分かりました。 

ただし、私の小池氏への評価は真逆です。私はリアリストたらんと思っているので、実績しか評価しません。 

Photo

小池氏がやったこの1年間の東京都政は、朝鮮学校についての対応を除けば、何点をつけるつけないではなく、マイナス点でした。 

その意味で、有本氏は三つの「ない」と書きましたが、もうひとつ「実績がない」を含めるべき時でしょう。 

これについては少し昨日書きました。過去ログにも相当な数の豊洲移転問題に於ける小池知事の対応批判をしているので、そちらをお読みください。 

築地移転は10カ月も議論して元の木阿弥で豊洲に舞い戻り、その間100億の税金が消えました。 

そのうえに、築地を「食のテーマパークにする」との思いつきには失笑しました。そんなことは都の官業がすべきことではありません。 

官業は、民間がやっても赤字が出て運営が困難なインフラ建設などの場合に代替するのが本来のポジションで、築地の再開発のようなおいしい仕事は、やりたきゃ民間がやればいいのです。 

そうすれば、仮にハズしても都は無傷でいられます。

豊洲だけでかかった費用は6千億です。うち有利子負債が4千億。これを築地を売却する4400億で充当する予定でした。 

これをチャラにすれば、都に4千億丸々の負債が残るです。その上にテーマパーク建設費も乗りますから、一体いくらの負債を乗せれば済むのでしょうか。 

そもそも移転できなかったために豊洲の維持費だけで、1日500万かかっているわけで、業者は予定していた移転作業ができないために悲鳴をあげています。

東京五輪も然りです。三つの競技場を、東京以外に移そうとして、国際五輪委員会まで巻き込んで、ものの見事に全部失敗。 

五輪の費用を他県にも持たせようと図って、これも強い抗議にあってあえなく失敗。結局東京都が単独で6千億を背負いこむことになりました。 

その上に、外国要人を五輪で接待するのだと言い出して、豪華VIP用クルーザーを20億も出して買うことにして、既にイタリアの造船所に発注済です。 

こんなことは外国の要人にいいところを見せたい見栄だけのことで、同じ血税を使うなら保育所のひとつも建てたらどうか、と言いたいですね。

IPクルーザーも、国内に適当な物件は沢山あるのですから、五輪期間中にリースすればいいだけです。 

こんなドタバタをやって貴重な1年間を浪費したために、五輪準備に欠くことができないと言われていた環状2号線は時間切れタイムアウト、断念です。 

環状2号線がない状態で五輪をやれば、晴海通りは大渋滞となってしまうことは必至で、このことは多くの交通専門家が前々から指摘していたことです。 

ほかにやったことを指折れば、石原氏に冤罪をかぶせて、病床から引きずり出してリンチにかけたこと、内田氏を悪徳代官として政界から追放したこと、あるいは、ピコ太郎と踊ったこと、豪華写真集を出した(誰が買うんだ)ことくらいしか思い当たりません。 

このように小池女史に致命的に欠落しているのは、行政責任者として能力がまったくないことです。 

いや、担おうという意志そのものがないのです。こんな人に国政は任せられません。

おっと小池女史が出なければ、「希望」が勝ったら細野総理か、若狭総理を指名するんでしたっけ(笑い)。 

 

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コメント

 今日のフロント記事を読むと、小池氏の欠点が目立ち支持する気にもなれない。今後状況がどのように展開するのか非常に関心がある。

 小池知事がそのまま沈没するのだろうか? 痛々しいのは、都の予算が無駄になってゆくこと。

100%ないとの事ですが、私は小池さんには衆議院選に出て欲しい。

そしたら、都知事が変わるので、豊洲など諸問題は解決すると思われるから。

東京のために国政に出るべき笑

民進党を破壊した小池さん。立憲民主党が出来た事により、マスゴミを敵に回したと思われます。

都知事選の時はそれでも応援者が山ほどいたのですが、今回は敵ばかり。

さて、希望は何議席とれますかね?

いつも興味深く拝見しております。

>五輪準備に欠くことができないと言われていた
>首都圏高速2号線は時間切れ、タイムアウトで、
>断念です。

揚げ足取りのようなゴミレスで申し訳ありませんが、
首都高2号線ではなく、環状2号線のことと思われます。

ありがとうございました。直しました。

反体制でなおかつ共産嫌いの人々がどこに投票するのか、これが一つのカギになるのではないかと私は思います。
俗にいう「ジミンガー」「カンリョウガー」御一行様がこれに近いと思うのですが、こうした人々の票を集めることはバカになりません。
彼らは同じような政策でも、自民以外がやるのならあっさり容認しそうです。
旧民主も第3極政党もこの層をごっそりさらっていきました。
かつての「たち日」や「にっころ」にはこれがなかったのです。

小池知事の良い所がカリスマ性や勝負勘なんていう人がいますが、マスコミが反安倍勢力の一つとして持ち上げただけですよね。
リベラル系の民進党を排除すると言った時点で小池バッシングが始まったように思います。マスコミが味方に付かなければ保守からもリベラルからも嫌われれ希望の党は大敗するんじゃないと思いますが。
それよりも沖縄の選挙も気になります。
自民は今回は比例ではなく選挙で勝ってほしいです。

私は今や小池氏の「ない」の五つ目として「信用」も出来てしまったように思います(有本氏の指摘された「三つ目」に付随するかもしれませんが)
知事就任以来、五輪の施設問題で他自治体が費用負担を了承したと嘘をつき、市場の安全性については言を左右し、都政に専念すると言った筈が国政政党のトップとなる等続けた結果、現在はマスコミも出馬否定に対して懐疑的です
小池氏はしつこく聞いてくる記者団に
「100%出ませんと日本語で言っているでしょう」
とややキレ気味(映像を見て私がそう思っただけですけど)に答えてましたが、そこまで繰り返し聞かれるのは自業自得としか言い様がありません

地方自治体の長としてまず第一に求められるものは、住民の生命と財産を守ることではないでしょうか。
リーダーシップはともかく、カリスマ性まで求める必要はないと思います。
そっち系の人はむしろ国政向きでしょう。
少なくとも一国会議員であれば、負の部分が大きくても実害が少なくてすみますから。
奇をてらったことばかりする人や、「安全運転」できない人が首長をつとめる自治体に住みたい人はそう多くないかと思いますよ。
これは市町村長レベルではなく都道府県知事レベルでも同じだと私は考えておりますが。
小池氏は東京都知事にならず、国政の場にとどまってそのカリスマ性とリーダーシップを発揮するべきだったのではないでしょうか。
自民党内でのポジション的にそれが困難であったのかもしれませんが、知事にならずともなんらかの手段をとることはできたはずです。

都知事選からずっと心配していた、張りぼての大物感がここにきて露骨に出てきてしまいましたね。

希望の党設立以後のドタバタぶりを見ると、さすがの見栄っ張りの天才でも、時流を読み違えたのかもしれないという気もしますが、この機会を逃すと国政に足場を作る前に都政での不首尾で魔法が解けるのを恐れたのでしょうが、厳しい綱渡りになってきました。メディアの取り上げ方に都知事選や都議選の時とは違う北風が混じっています。これが一番の誤算でしょうね。

この件は自分が都知事選でまんまとはまった事もあり、罵詈雑言気味で失礼いたしました。

豊洲を調べると言い出した時に、早く進める為に白黒つける為だと私は(おそらく音喜多氏達も)思いデッドラインの期日まで待ったわけです。
その挙句に地下空間の追加工事だの足して、更に移設可能日を半年も先送りました。
トップダウンするなら「安全ですからすぐに移りましょう」とシレッと言えばいいのです。
環状2号線、仮設も間に合わないのではと思います。駐車場もです。築地の残留派は動かないですよ。
音喜多氏には一定の結果責任がありますので、被害者アピール風にメディアに祭り上げられると、一矢を報いる前に撃沈の恐れがあります。持ち前の細かさで謝るところはしっかり言葉で謝罪撤回
しておくと良いかと思います。

そうですね。
ブログ主様の言うように九州Mさんの持論はかなり独特ではあるけれども、「自分の頭で考えた」ってところが明らかで、今日的にはその姿勢そのものが貴重です。

おそらくこれまでの論考から九州Mさんの考えの根底には、アベノミクスの恩恵が隅々にまで、今だに行き届いていない現状に対する疑念や憤懣が最初で、その基本にあるのだと思うのですね。

これは私も全く別の角度からですが、十分理解出来る話です。
例えば、今回の解散理由は安倍総理がさらりと言うとおり、まさしく来るべき北朝鮮問題の武力衝突の可能性が高まって来たゆえですよ。

ですけどまさにその点、その重大な事柄に関して選挙に臨む姿勢、出来る範囲内としても明らかに必要十分な説明を安倍氏は成し得ていないのですよ。

そうした曖昧さは安倍総理の欠点であり、多分に自民党的でもあるワケです。
ここに「小池に在って、安倍にない」何らかの感じを(九州Mでなくとも)得たとしても全然、不思議ではありませんね。

しかしまあ、安倍に対する憤懣は肯首出来る点が多々あるとしても、その返す刀での「小池支持」だけはやめて貰いたいです。
あれは結局、極道なんです。


小池百合子さんの振る舞いや考え方には全く評価も賛同もしませんが、
唯一小池さんの行ったことで評価出来るのは
民進党の左派を排除したことではないでしょうか。

新党さきがけの代表を務めた武村正義氏が、
「排除は勢いを削ぐ」と語ったそうですが、果たしてそうでしょうか?
数の論理で右も左も構わずに合流していたら、勢いは保てたとしても
この先必ず禍根を残すのは火を見るよりも明らかでしょう。
哀れな民進党の末路を見るまでもなく。

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