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2017年10月18日 (水)

事故機の放射性物質について [捕捉]

004
山路さんの沖縄レポートはもう一本の方にあります。ぜひお読みください。

さて昨日の山形さんのコメントに捕捉しておきます。

今回、メディアが「放射能汚染だ」と騒いでいるのは、このヘリのロータブレードにつけられた小型のユニットが破損したためです。 

これはIBIS(In-Flight Blade Inspection System )です。 

写真が製造元のシコルスキー社のサイトにあります。http://pds.exblog.jp/pds/1/201612/19/02/a0292602_2395727.jpg 

Photo_2
このユニットは、飛行中のローターブレード(回転翼)にひび割れなどの破損が生じた場合、それを探知する装置です。 

簡単にメカニズムを説明しておくと、ローターブレードは一見全部中身が詰まっているようですが、実は軽量化をはかるために中空です。 

そして空気圧よりやや高い圧力で窒素が充填されていて、その栓にIBISがつけられています。 

ただの栓ではなく、プレッシャー・インジケータという圧力探知機能を持つユニットです。 

Photo
このユニットは、ブレード内部の圧力が下がるとスイッチが入る仕組みになっていて、地上では目視で分かるようになっています。

それができない飛行中でも内部の微量のストロンチウム90がセンサーに感知されて操縦席に表示されます。いまはもっと無害なトリチウムなとが使われているようです。Ibis_3https://i2.wp.com/booskanoriri.com/wp-content/uploads/IBIS.png 

今回はIBISの6ツあるうちのうちの1個の破損ですが、下の写真のように事故機を回収に来た米軍関係者や自衛隊員も、その後の調査ユニットも放射能防護衣のタイベックを着ていませんので、放射性物質の環境放出は限定的だったと思われます。 

Photo_5
防護衣とは下の写真で、今をときめく「筋を通した人」枝野氏が南相馬市を訪れた際に着ていたようなものです。 

Photo_6
ちなみに、現地の人はまったくフツーの格好で、枝野氏らはゴム手袋さえ脱がないで握手していましたっけね。 

人としての品格が分かります。 

それはさておき、この牧草地の所有者の方、高江区長、そして東村村長の皆さんに東日本の住民としてアドバイスさせていただければ、矢崎氏たちのグループが流しているような放射能風評被害を防ぐには、その初期で無責任な「噂」を断たねばなりません。 

この対応が遅れると、ことあれかしのメディアや矢崎氏などの反原発団体が自分に都合のいい数値を拡散し始めています。

Photo_7

この人たちは、ストロンチウムという猛毒が炎上によって広範にバラ撒かれたというような噂をたてようとしています。

沖縄県人は放射能には無関心でしょうが、自主避難者を全国一抱え込んでいますから、彼らを中心にしてネットで騒ぎが全国に波及していく可能性があります。

それが「常識」になっては遅いのです。 私たちはこの誤った「常識」を覆すのに、大変な苦労をしました。経済的打撃、社会的打撃は計り知れません。

それを防ぐには、こちらから情報を積極的に開示していくことです。

自分たちで正確な放射線量分布を知って、それをネットなどで発表していくことをお勧めします。  

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コメント

風評被害を防ぐには、素早く的確なカウンターが必要なのはもっともです。
しかし、政府や行政等、それがもっとも苦手なのも間違いありません。
・正確な数値
・数値の示す意味合い
・安全性の説明と根拠
・自然界や街中で近似値を示す場所の例示
などを素早く分かりやすく説明しないと、「数値が出た」だけが独走してしまいますし。
地権者に押し付けず、県がやりますよね普通なら。

ご説明ありがとうございます。こう言ったメカニズムを理解するのは大事ですよね
ブログ記事の引用元ブースカ先生は飛行機の開発者ですから情報は正確だと思います。専門家の見解にアクセスできるのはネット時代の利点ですね

沖縄県環境部環境保全課が放射線の測定結果を公表したようですね。
小学校のグランドや消防隊が使った機器からも、一般の比較対象値と比べて異常な数値は検出されなかったようです。
土壌分析結果はまだ出ていないようで、ストロンチウム90に起因したベータ線が出てるのかどうかはわからないとのこと。事故現場のサーベイメータ値も公表されてません。
でも、とりあえずは安心して生活できる環境だということは証明されて一安心といったところでしょうか。

高江小学校では放射線の影響を恐れて3人の子供が学校を休んだとか、体育の授業を屋内で実施しているとか報道されていましたので、住民の方々もホッとされてるかと思います。

日米地位協定の壁で、事故現場直近の放射線や有害物質の調査が日本側でできないというのは、やはり問題だと思います。もし、軍事機密で近寄れないというのなら、米軍側に調査・公表を早急にやらせるシステムを作り上げないと。
米軍が嫌われる最大の要因は「不信感」だと思うので、出せる情報は早急に出してもらえるよう日米地位協定を見直すことも必要ではないでしょうか。
原因究明もまだなのにヘリは運用再開、東広島上空ではフレア弾を発射。これじゃあ不信感はぬぐえないと思います。
米軍には「選挙前なんだからもう少し保守に有利になるように考えてくれ!!」って叫びたい←

ちょっとだけ記事中のタイベックについて突っ込みを。

タイベック防護服は「放射線自体を遮蔽する性能はなく、放射線を帯びた粉じんの付着を防ぐ目的で着用」するものなので、「放射能防護衣」という表現はどうかな?と軽く突っ込んでおきます。
http://www.tyvek.co.jp/pap/information/
米兵が着ていないということは放射性粉塵が飛散してないということなので、環境放出は限定的だというのはそのとおりでしょう。


枝野氏のタイベック姿については、これから屋外に出ていこうとしているのであれば手袋を脱がないのは仕方がないと思います。
ゴム手袋をしてからタイベックを着ますし、さらに隙間ができないようにガムテープで縛っちゃうから簡単に脱げないんです。誰かに手伝ってもらう必要があるし、破れちゃうと使用前でも廃棄しなきゃいけないし。
(私はアスベスト除去処理の検査で数回着ましたが、暑いし二度と着たくないです(^^;;)

というか、屋外から帰ってきてそのままタイベックを着てたら意味がないですよね。室内に放射性粉塵をまき散らすことになりますから。となると、この写真はこれから外に出発ってことになります。

というわけで、この状況で手袋を脱がないから「人としての品格が」っていうのはちょっと手厳しいかな?と感じた次第です。
ちなみに、私は枝野氏のことは大嫌いです←w

ストロンチウムが使われている理由について、分かりやすく説明いただき、ありがとうございます。

矢ヶ崎教授は一応被曝の専門家ということで
表面汚染密度を/cm2で出す意味は重々承知されてるはずなので
わざわざ/m2で出したのは、過大な被曝印象を与えるための恣意的な行為だと思います。
(/cm2にすると0.0081Bq/cm2なので、バックグラウンドレベルであることが直感的にも分かる)

公的な機関がちゃんと調査して、安全と発信してくれたようで、安心しました。

この記事でシステムがより分かりやすくなったと思います。

学校をわざわざ休ませるだとか、体育の授業を体育館で行うとか、過剰反応ですね。
沖縄にも中国大陸から飛来してますでしょうに。


今日は百里基地の滑走路でファントムが左脚損傷からエンジン炎上、怪我人なし。

ニュースになること自体が悪いと思います

滑走路手前に訂正

ひこ~さん。1次調査権を日本側に移譲するのは米軍のためでもあるのです。彼らはこのことで周辺住民に「信用」というかけがえのない財産をえることができるからです。

ダイベック(スが余計だったので直しておきました)は私もトリインフル対策で持っているのですが、通気性ゼロの最悪のものですよね(笑い)。
ただの放射性物質を含んだ粉塵から保護するていどですので、防護衣はオーバーですね。

枝野氏たち当時の民主党政権のお歴々は、全員タイベック姿で現地入りしています。マスクもとらず手袋をしたままで、何も着ていない村長らの陳情を受けている姿は、ある種「感動的」でした。

おっしゃるように手袋はたぶんガムテープで目張りしてあると思うので脱げないのでしょうが、そういうことではなく、この地域をタイベックなしで日常生活が送れないような場所であるとテレビを通じて全国に発信してしまったことの重さです。

日頃「直ちに健康には障害とならない」と言っていた当の枝野氏だからこそいっそうインパクトがありました。あれはウソだったのかと。
最低最悪のリスクコミュニケーションです。

事実、これを見ていた多くの国民は、「被曝」地を放射能汚染地帯と認識するようになり、そこから震災瓦礫搬入阻止を叫ぶ者たちが多く発生していきます。

罪深いことよ。
そういうことをひっくるめて、私は人としての品格の問題と呼んだのですよ。

荒らしがありましたので閉鎖します。

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