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2017年11月16日 (木)

北朝鮮の緊張緩和は「稲刈り戦闘」のためかもしれない

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七面鳥さんのおっしゃるとおり、どこかで記事にした記憶がありますが、5月と8月に軍事的緊張を作ってしまうと飢餓を作ってしまうのです。 

5月は田植え、8月稲刈り。北朝鮮は田植え戦闘・稲刈り戦闘(「戦闘」が好きだね)とか称して軍や都市労働者まで動員しますから、ここで軍事動員かけると米の生産がボロボロになります。 

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上の写真がその「田植え戦闘」なるものですが、労働集約型と呼ぶのも馬鹿馬鹿しい動員ぶりで、こんなに単位面積に人を投入すればかえって荒れるんじゃないかと心配になるくらいです。 

ミサイル作るなら、田植機やトラクターを作れよと言いたくなりますが、言っても無駄か。 

それはさておいても、下級兵士が飢餓線上にあるとの報道はかねてから伝えられています。

「金正日政権は、軍隊を最優先にし、軍隊を中心に体制運営をして行こうという「先軍政治」を掲げていた。金正恩氏を後継者に決めた新体制も、この「先軍路線」の継承をするとしているが、肝心の兵士たちが飢えに苦しんでいる。
軍隊に栄養失調が蔓延しているというのは20年以上も前から指摘されてきたことであり、その証言と報告は枚挙にいとまがない。北朝鮮では「軍に入隊することは飢えること」というのが社会常識になっている。(略)
人民軍兵士たちを撮った写真を見ていただきたい。窪んだ目は虚ろで、焦点も定まらないように見える。頬骨は浮き出て、細い首で何とか支えている頭は、彼らには重過ぎるように見える。軍服はぶかぶかだ。何人かはすっかり虚脱してしまい、うつむいたまま全く動かない者もいる」

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2011年7月平安北道 キム・ドンチョル撮影 アジアプレス・ネットワーク http://www.asiapress.org/apn/author-list/ishimaru-jiro/1_85/

今回逃げてきた38度線部隊の北の兵士も30㎝の寄生虫持ちで、極度の貧栄養だったようです。

「患者の腹腔内糞便および寄生虫による汚染が非常に激しい状態であり、寄生虫感染の場合、致命的な合併症を誘発する場合があるとイ教授は診断した。
イ教授は患者の病歴が分からない状態とし、栄養も不足し未知の感染が存在する可能性を排除できないと注視している。」(
WoW!Korea11月15日)https://news.nifty.com/article/world/korea/12211-201472/

38度線にはそれなりにエリート部隊をはりつけているはずで、相当に兵士の飢餓も進行しているとみたほうがいいようです。 

軍隊には優先して補給を与えているはずですが、核武装とミサイル部隊の一点豪華主義政策によって、一般のロジ自体が崩壊してしまっているようです。 

正恩が8月から9月にかけて民生重視路線に切り換えたのは、米国との絡みもさることながら、「稲刈り戦闘」をせねばならない、文字通りの背に腹はかえられない事情があったのかもしれません。

思えば、正恩は焦りすぎています。このようにわずか1年間で超大国との関係を極端に悪化させてしまえば、当然その副作用はきます。

れはまず国内経済の破綻、なかでも長年の宿痾であった農業生産の崩壊から開始されるでしょう。

当初はボディブローのように効き、やがて死病になるかもしれません。

私は安国寺恵瓊が本能寺の10年前に予言したという、この言葉を思い出してしまいました。

「候て後、高ころびにあおのけにころばれ候ずると見え申候」

米国は正恩のペースにはまって焦る必要はありません。

なぜ正恩が過激なのか、その理由をかんがえることです。

それは北朝鮮という失敗国家に余裕がないからです。

金がない、食料がない、そして石油もない。それゆえ、時間がない、体力がないのです。

だから1年間という短期で、「核保有国」を宣言せねばならないのです。

きっちりと同盟を固めて十重二十重の経済封鎖が完了すれば、自ずとかの国は核を抱えたまま枯れ死にするでしょう。

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コメント

>なぜ正恩が過激なのか、その理由をかんがえることです。

>それは北朝鮮という失敗国家に余裕がないからです。

>金がない、食料がない、そして石油もない。それゆえ、時間がない、体力がないのです。

 北朝鮮の兵士の件、数か月前に記事がありましたね。その時は、北朝鮮はもう長くはないだろうと思っていたのですが、現在の金正恩のやりざまには驚くばかりです。正常ではないですよね。国民のことを真剣に考えてはいないのでしょう。それに比べれば中国だってまだましです。国民の生活はずいぶんと豊かになりましたから。

 金正恩は早々に退散してもらって体制が改まらなければ国民は悲惨なままです。北朝鮮国民を救済する義務が国際社会にはある筈です。いまの北朝鮮には主権国家として他国から尊重される資格はないのですよ。自国民の生活さえ支えきれずにありながら武器輸出に精を出すなんて異常です。

 韓国に併合されるべきだと思うのですが、肝心の韓国そのものがどうもしっかりしません。キムジェイン大統領が北の心酔者ということですから、立派な統一朝鮮を生み出すことはできないでしょう。ほんとに困ったものです。昔の朝鮮もそんな状況だったので、列強も朝鮮問題には手を焼いており日本が併合するのが良いと判断したようですね。

 戦前の日本であれば、朝鮮をうまく統治することができましたが今の日本では朝鮮問題を処理するのはすこし荷が重すぎるような気がします。ですから、つかず離れずのスタンスをとっていくのが良さそうです。

 民生安定の分野では大いに協力できそうです。ですが、韓国のように日本が力を尽くし韓国復興に協力したにも関わらず結局は反日を掲げるような国家になるのであれば協力にも限度があるというものです。すこし厳しく行きたいものです。

 北朝鮮の終戦処理ということを書いているのですが、現実はどうなるのかまったく分かりませんね。米軍が北朝鮮をうまくつぶしてくれたらいいのですが、悪くすると日本にも災厄が及ぶかもしれません。安心できません。

 昨日は、北朝鮮の地下施設の破壊について書いたのですが、沖縄戦の例からすれば、制空権がない状況での反撃は非常に難しいものがあります。日本軍が陣地壕から武器を引き出して反撃の砲弾を撃つと数倍の米軍砲弾を浴びることになるのです。重火器が思うように使えないのですね。これは今の時代でもそうなんだろうと思います。あの大型のミサイルを移動したりするのは困難があるだろうと思いますよ。地下施設を全壊できなくても米軍の高性能爆弾で半壊状態に持ち込めればと思います。

 ありんくりんさんがご提示のイラクの場合のように捕捉漏れはありそうな気がします。難しい状況ですね。

食糧難なんて脱しているというアピールで、先日AbemaPrimeで紹介された、平壌市民が納豆を買い歩きスマホでエスカレーターに立つ姿などのテレ朝記者による北朝鮮取材コーディネートがあるのだと思います。
平壌を筆頭に表に出る都市に豊かさを集中させると地方の暮らしは辛酸を極めていることでしょう。
七面鳥さん、管理人さん、お二方の戦闘へのご説にとても納得いたします。
それとは別に、北が各地に潜入させている特殊な人々とそれに密着している人達について、私は最も心配をしています。彼らは飢えても痩せこけて虚脱もしておらず、むしろそれら飢えた同胞の為にも命をかけて北の戦闘現場ではなく潜伏している国外でテロを起こす備えをしている筈です。
弾道ミサイルや地上軍で撃ち込まなくとも、感染者を国外に送り込むだけで生物テロは完遂されます。

娘の学校の上級生は、辞退者が何割かいましたが希望する者達が地震の被害もなく無事に訪韓旅程をこなしているようです。SNSで娘と繋がっている韓国人学生もおり、在日北籍のクラスメイトもいる我が家にとって、半島との未来は身近でナイーブな関心事。ちなみに全員が拉致問題の解決を願っています。
娘達のフラットな青春の友情が続く為にも、国家のツケを特別待遇や超法規的対処で民に追っかぶせるような事を、私は許したくないのです。

報道対応要員の平壌市民は丸々太ってますから、北は板門店をさほど重要視していないのでしょうかね。

人間とは利己的な生き物で、正直「自分さえ安定なら他はどうでもいい」という気質があります。

平壌市民はそれなりに豊かなので他はどうでもいいのだろうと思います。

北朝鮮の最大の悲劇は、本来北朝鮮国民の解放を考えるべき人々がそれを放棄したということです。

つまり大韓民国ですね。

彼らの正義の価値からすれば、自由と民主主義は、反日行動の正統性より劣るのです。

現在の大統領も、北朝鮮の方が反日行動の正統性が高いという価値観の前に、北朝鮮国民(平壌以外)の生活などどうでもよくなっています。

理性というのは、ことほどさように教育によるものなんだなと思わずに要られません。

風上でたれやきの鰻や焼き鳥の匂いを流しながら見える所で食ってやれば?
そうそう、菓子をばらまいてる川の対岸でバーベキューやって見せつけて軍人の士気低下させてやりゃ?

制空権、制海権無く、空襲され放題でインフラ破壊され、食糧も無いとなれば、地上戦闘を待たずに北朝鮮は瓦解するように思えてきます。
これからの厳冬期、更に疲弊が進みそうです。

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