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2017年11月 1日 (水)

速報 北朝鮮核実験場で大事故発生

6200
snsnさんの寄稿はもう一本のほうです。ぜひお読みください。

さて今日は速報のみアップします。 

北朝鮮でいままで核実験場として使われてきた豊渓里(プンゲリ)で、大規模落盤事故が発生したようです。

「■北朝鮮 6回目の核実験後に大規模崩落 200人死亡か
北朝鮮が先月に6回目の核実験を強行した後、実験場の地下坑道で大規模な崩落事故が起き、200人余りが死亡した可能性があることが分かりました。

 北朝鮮消息筋によりますと、先月10日ごろ、北朝鮮北東部の豊渓里(プンゲリ)の核実験場で、地下坑道を造る工事中に崩落事故が起きました。作業員約100人が巻き込まれ、さらに救助中にも崩落が発生し、合わせて200人余りが死亡した可能性があるということです。
先月3日に実施された6回目の核実験の爆発で地盤が緩んだことが原因とみられます。韓国の気象庁は「核実験場がある山の下に60メートルから100メートルの空洞ができているとみられる」という見方を示し、今後、核実験をした場合、放射性物質が漏れ出す可能性があると指摘しています。」(テレ朝10月31日)

公表された空中写真によると地表に亀裂が入り、断層が形成されています。この断層は地下の爆心地と連結しているようです。

この亀裂を介して放射性物質が空中に拡散したり、地下水へ流出する可能性は高いと思われます。

下の空中写真で見ると、核実験の坑道沿いに断層が走ったことがわかります。

Photo_3時事通信より引用

北朝鮮で10月13日午前1時41分ごろ、萬塔山から10キロ離れた場所でマグニチュード(M)2.7の地震が発生しています。

これは度重なる地下核実験のために山疲労症候群(タイアード・マウンテン・シンドローム)と呼ばれる地殻の変化が生じたものだと思われています。

Photo_5北朝鮮が水爆実験を行ったと主張する同国北東部・豊渓里にある核実験場の実験前後の比較写真。左側は実験前、右側には実験後の土砂崩れとみられる痕がある(左は2017年9月1日、右は2017年9月4日入手、資料写真)。(c)AFP PHOTO/Image courtesy of Planet AFP 

「山疲労症候群は岩に囲まれた地域で行われる地下核実験による影響を表す呼び名で、実験により周りの岩場は広範囲にわたってひび割れ、雨水や地下水などを透過しやすくなることを意味しているという。」(AFP 2017年10月18日)
http://www.afpbb.com/articles/-/3147236

どうもこれが核実験場の大規模落盤事故と関連があるのではないか、と米国の専門家はみています。
http://www.38north.org/2017/10/mtmantap101717/

「米国の北朝鮮専門メディア「38ノース」が17日(現地時間)、「山疲労症候群(Tired Mountain Syndrome)」の可能性を提起した。この用語は冷戦時代に核実験場として使われた場所の岩石物質の性質が核実験の影響で大きく変化する現象を示す。
38ノースは6回にわたる核実験で、萬塔山一帯の地盤が極めて弱くなり、大規模な陥没や山崩れにつながりうる点を指摘した。実際、海抜2205メートルの萬塔山頂上付近にある34ヘクタールの広さの地域で最大4メートルほど崩れている事実が商業用人工衛星写真分析で明らかになった。ワシントン・ポスト(WP)は20日(現地時間)、地震学者であるコロンビア大学のポール・G・リチャード教授の言葉を引用して「核爆発が北朝鮮の地中応力(地層の力)を刺激した」と説明した。 」

http://japanese.joins.com/article/665/234665.html?servcode=500&sectcode=510

これでこの間、なぜ北朝鮮が弾道ミサイル実験を手控えていたのか分かってきました。

被害状況を北朝鮮が公表するわけもありませんが、常識的に見て豊渓里施設は壊滅的被害を受けて使い物にならなくなっているとみられます。

おそらく現地は大量の放射性物質による被曝をしており、哀しいことに落盤に合った作業員はもとより、救助隊からも多数の急性被曝患者が出るでしょう。

新たに地下実験施設を別な場所で作るとなると数年がかりですから、これで当分の期間核実験は不可能になったと考えられます。

北朝鮮の核兵器開発は、弾道ミサイルに搭載するための小型化技術を獲得していないとみられているので、これにも影響が出ることはありえるでしょう。

また作業員100名が事故にあったとされていますが、その中に核実験関連の科学者・技術者が含まれていた場合、正恩の核保有国計画にとって手痛い打撃になることは間違いありません。

この時点では、今後この核実験施設事故がどのように朝鮮半島情勢に関わるのか分かりませんが、中国との「北朝鮮処分」を話あうとみられているトランプのアジア歴訪と時同じくして起きたこの事故に因縁めいたものを感じてしまいます。

Photo_4http://www.tenki.jp/particulate_matter/

なお日本に対する影響ですが、PM2.5の拡散図をみると、現時点では心配はなさそうです。

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コメント

これまた、すごいことになってますな。

ついでに、金正恩体制も崩れてくれればいいんですがそうもいきませんし・・・・

なんという絵に描いたような「自壊」。これをきっかけに、実質的な戦闘を回避しての金王朝崩壊、共同統治の実現、拉致被害者の救出なんてことになればいいのに。

 今日の記事を「速報」として取り上げられたブログ主様の見識をこそ、まず称えられなければならないと思います。

一方、今日の本ブログの記事内容の重大性に鑑みれば、なぜメインメディアは大々的にこれを伝えないのか、非常に疑問です。

ひとつには「事実確認」という面で裏が取り切れない事情もあるのかも知れませんが、しかし米軍と密着してる38ノースでは既に、これだけの事が言われてるワケです。

中国メディアでさえも、豊渓里でこういう事が起こり得る危険性について、最前から警鐘を鳴らしてました。
にもかかわらず、ただの一報すらも時事通信のやや腰が引けた情報のみ。

起こった事象は朝鮮半島情勢の今後の展望に深く関係するはずだし、なによりも彼らにとって「飯より大好き」な放射能被害を我が国にももたらす可能性のある重大事なんです。
これは一体、どういう事なんでしょうか。

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