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2017年12月26日 (火)

BPO「ニュース女子」報告書 茶封筒問題の実態とは

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BPOの「ニュース女子」報告書について、ややイライラしながら書いています。 

前回も書きましたが、私は本土の右サイドのネットのようにこのテーマに乗り気ではありませんでした。 

それは「ニュース女子」のレベルの低さもありますが、それ以上に既に沖縄の政治局面は目前の名護市長選と、県知事選に向けて進んでいるからです。 

高江紛争は山城氏逮捕で1年前に決着がついています。地元の高江集落から遊離した暴力闘争をすればあのような結末になるということです。 

稲嶺市政と翁長県政の牙城を崩すことは、容易なことではありません。 

自民は前回知事選時の解体状況よりややましになった程度で、例によって「オール沖縄」に対して対抗軸を明確にできないままでいます。 

二階氏が主導する本土から党利党略の介入は水面下でねちっこく続けられているようですし、そもそも沖縄自民自身がなにをしたいのかよく分からないようです。 

経済振興なら経済振興で、政権与党なのですから明確なプランを示すべきですが、それもできないでいます。 

今の自民は仲井真氏の経済振興プランに、新たな具体性を付け足すことができたのでしょうか。 

肝心の安全保障政策は常に後ろ向きなために、国境の島という自覚が乏しく、「オール沖縄」と本質的に変わるところはありません。 

県議会でなにか事故や犯罪が起きるたびごとに見苦しく動揺し、「オール沖縄」与党と肩を組んで反米軍決議に同調してしまうようでは、どうしようもありません。 

自民に決定的に欠落しているのは、沖縄の今の日本から望まれていることに対する自覚、そして未来に対するビジョンです。 

「オール沖縄」が揺らいでいる今こそ勝機はあるはずですが、立ち向かっていくチャレンジ精神がないようでは、やる前から負けています。 

このまま時間だけ推移すれば、稲嶺市政と翁長県政は安泰でしょう。沖縄自民は政権与党としてシャキっとしなさい。 

Bpo


おっといかん、沖縄自民に怒っていたら紙数が尽きてしまいます(苦笑)。BPOについて話を戻しましょう。 

BPOがこの報告書全体で述べていることは、要はこうです。 

「暴力はなかった。危険な状況ではなかった。救急車は問題なく通行できた。日当をもらっているような人はいなかった。反対派は機動隊や右翼から差別語をいわれながらがんばっていた」 

なんと既視感溢れることよ。この既視感は、BPOが沖タイ、琉新、つまりは「オール沖縄」の主張とそっくりです。 

つまりは、沖縄の閉塞的言論状況をBPOが、「ニュース女子」検証という形を借りて信用の裏書きをしたということになります。 

BPOがそのような左翼的バイアスに満ちた機関だとうことは、いまさらいうまでもないこと で、今それを言う意味はないと私は思っています。 

それを言い出せばメディア全体がそうであって、特にBPOだけが突出してそうであるわけではないのですから。

今日は③の日当問題を考えてみます。 

「③本件放送で提示された茶封筒のカラーコピーやチラシは、基地建設反対派は誰かの出す日当をもらって運動しているという疑惑の裏付けとなるものとは言いがたい。これらの内容は、他のマスコミが報道しない「過激な反対運動」の実像を伝えるという本件放送の核となるべきものであるにもかかわらず、それらに十分な裏付けがないままに放送された点で、本件放送には放送倫理上の問題が含まれていた」
(BPO報告書Ⅴ 考査に対する検証)

https://www.bpo.gr.jp/wordpress/wp-content/themes/codex/pdf/kensyo/determination/2017/27/dec/0.pdf#page=14

 やれやれ、BPOからやはり言われてしまいましたね。 

あんな拾った茶封筒はなんの証拠にもならないのはわかりきった話です。こんなものを取り上げて、ことさら意味があるが如く放映してしまう神経に驚かされます。

「ニュース女子」は「金をもらって動員されてきた連中が多くいる」、ということを言いたかったのだと思います。

「ニュース女子」は運動がすべて身銭を切ってするのだけが、崇高だと思っているのでしょうか。

運動は一定規模になれば、組織動員が前提となります。

保守はそもそも運動をすることが目的ではないために、運動組織は持ちません。

菅野氏のヨタ本で有名になった日本会議ですら、実態は懇親会と勉強会のようなものにすきません。

しかし左翼運動は1世紀もの長い運動経験と組織を有していますから、そんなに純真なわけではありません。

運動を継続するには事務局を維持せねばならず、集会は黙っていても集まらないので、動員をかけて会場までの移動の手配、弁当代、街宣車などの経費で一回の集会で、何十万、何百万という金が飛ぶことを熟知しています。

県民大会クラスだと、数千万の費用がかかるのではないでしょうか。

当然のこととして、それを維持するために多額の資金が必要で、その資金源は労働組合や左翼政党です。

沖縄では、一説で、連合や共産党系などの政党が資金提供をしているといわれています。※コメントの指摘を受けて断定調を修正しました。

辺野古や高江紛争のように長期化すれば、地元に現地事務局や小屋も必要になります。

彼らを無給で使うわけにはいかないので、生活費を支給します。

Photo_9

上の写真はシュワブ前の集会風景ですが、集会の動員も、自然発生的に集まるわけではなく組織動員がなされています。

011

ニューズウィーク(2015年6月30日)「沖縄もうひとつの現実」は、こう述べています。

「陸の抗議活動は日々、さまざまな団体から動員が行なわれて維持されている。朝からマイクで労働歌や演説を繰り返しながら、各地からの動員を待つ。人数が揃うとゲート前の道を練り歩き、車の出入りを封鎖する。これを毎日繰り返すだけの大人数が必要で、組合によっては動員人数の目標を設けるところもある」

集会が設定されると、運動事務局から労組や市民団体に何人出してくれというお達しが回ってきます。

南部・中部、本土から来る参加者のためにバスを用意し、弁当を喰わせ、街宣車を回し、日当まで払うと、一体1日どれほどの金がかかるのか、想像していただきたいと思います。

闘争は金がかかるのです。

労組や政党によって動員された集会参加者には、日当と弁当、足代が支払われます。額は幅がありますが、1万円(※)前後ではないでしょうか。※1万円と書きましたが、単組、団体によってかなりのバラ付きがあるようです。

言い方は悪いですが、組織動員で現地に来た参加者は、個人の飛び入りをのぞけば大部分がアゴアシ付きです。

Photo

「ニュース女子」が放映した「茶封筒」は、たぶん上のものだと思われますが、そういう性格のものです。

上の写真の書き込みには「生業としてやっているなら隠すな」とありますが、特に隠してはいないと思います。

もちろん集会に参加している人の中には、「生業」でやっているいわゆる運動家、あるいは専従という職業的左翼運動家たちも多くいます。

前掲のニューズウィークは、辺野古のいわゆる「外人部隊」についても報じています。

「カヌー隊で海上抗議行動を連日行なうH(※原文は本名)もまた、労組によって本土から派遣されたひとりだ。もともとは大阪の生コン運転手。建設運輸関連の組合から各地の平和・反核運動に動員され、辺野古には昨年は計1か月間、今年は正月開けから8月末まで派遣されているという」(前掲)

ここで出てくる「大阪の生コン労組」とは、あの有名な過激労組の「関西生コン」です。

ここに登場する人は、正月明けから8か月間、累積約9か月間も現地で暮らして運動をしています。

もちろん9か月も会社を休めるはずもありませんから、とうぜん職業として左翼活動しています。

専従は給料と同等の賃金が貰える上に、「現地」での生活費や活動費も加給され、時には危険手当さえもつく悪くない仕事のようですが、単身での現地暮らしも楽ではないでしょうね。

この記事に出てくる生コンの運ちゃんも、毎日こんなすさんだ暮らしをしていると、元の実直な勤労者に戻るのはむずかしいかもしれませんね。(よけいなお世話だ)

このような労組や政党によって動員された人たちが、大量に高江に向かいました。

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上の写真は岩上安身氏のツイッター(2016年8月7日)に載せられた写真ですが、このように説明してあります。

「県外からきてくれた人、手を挙げてください」という山城氏の呼びかけに応えて挙手する参加者の方々。18時からの集会が本番。まだまだ増える見込み」

恒常的な統計数字はありませんが、高江紛争の主役が県外者である時期がそうとう長期間続いたのは紛う事なき、事実です。

これを、メディアは「地元住民」と画一的に報じています。

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上の写真は沖タイ(2016年7月23日)ですが、「平和を叫ぶ市民を国家権力が暴力で排除した。これは殺人行為だ」と報じています。

地元紙や全国紙などのメディアは、このような衝突の背後にあるものを意識的にスルーしています。

そしてこんな基地反対運動の実態を知らないはずがないBPOも、そ知らぬ顔をして「茶封筒のカラーコピーやチラシは、日当をもらって運動しているという疑惑の裏付けとなるものとは言いがたい」とシャラと言ってのけたわけです。

シンスゴ氏が名誉棄損をさけぶなら司法に提訴すればよいものをあえてBPOを選んで提訴したのは、弁護人ぬき裁判ができるからであり、なによりもBPOがシンスゴ氏のよき理解者だからです。

 

 

 

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コメント

「沖縄では連合や共産党などの政党が巨額の資金提供をしています」

「巨額の資金」って具体的にどれくらいの金額なのですか?

 沖縄自民党は下野してのち、あっという間に残った議席にへばり付くだけの万年野党的な姿と成り果てました。

それは、もともと県自民党議員たちの支持者に基地反対派住民も少なからず内包しているからで、彼ら自民党議員たちにはそれを説得する「意気」もなければ、その言葉も持ち得ないで漫然と議員活動を展開して来たのです。

自民党本部は過去、その都度小マメに手を入れてきましたが、3000億円を下回る事が出来ないので従来のような有効な手段は打てません。

そのようなやり方自体、今後は批判の対象になるでしょうが、県政治家や多くの県民には事大主義的心性が根強くあり、その点で響き合い有効な手段となって来ました。

ただ、自民党本部はともかくも、安倍政権は実に良くやってくれていると感謝せずにはおれません。
その第一は、宮古島をはじめとする離島の自衛隊配備です。

中共政府の国際法(海洋法)解釈では、排他的経済水域では「当該国の主権が及ぶ」としています。
これすなわち、尖閣が奪われたら宮古島までの「主権は中共政府に編入される」と宣言している事に同義です。

このような誤った主張による領土拡大の野心に釘を刺すために、離島における実質的な軍隊配備は領土保全の意味からも、施政権を明瞭にする強固な意志を示す上からも大変意義深いものです。

しかし沖縄県はそれ自体として問題を考える事ができず、危機に瀕しても当事者意識すら持てません。
これを解決するために、私は最終的には「道州制」にして、「九州沖縄管轄」へと行政の枠組みを変えてしまうより他に方法がないだろうと思っています。
むしろ、その方が沖縄県の伝統・文化といった財産も適切なかたちで残せるだろうと思っています。

>>県議会でなにか事故や犯罪が起きるたびごとに見苦しく動揺し、「オール沖縄」与党と肩を組んで反米軍決議に同調してしまうようでは、どうしようもありません。

これは仕方ないことでしょ。犯罪が起きたら抗議の意を表明するのは至極当然なことだし、そうする以上オール沖縄と重なってしまうことも無理ない。だんまりしろとでも言うのですか。

アレッポさん。公表されていませんのでわかりません。
しかしその集会の規模などから類推するだけで、少額でないことは確かです。
「巨額」に引っかかるご様子ですのでその部分を削除しておきます。

中華三振さん。私は「だんまりしろ」などと言っていませんよ。抗議するか、黙っているのかと二分法でかんがえないことです。
ことによりけり、立場によって抗議にも方法があると私は思います。

たとえば、米兵犯罪でも、軍人がしたことか、とうに兵隊を辞めた軍属がしたのか、訓練中の事故か、機体に問題があった事故か、あるいは整備の問題なのか、それを区別しないと、事故原因の究明にはつながらないはずです。

政権与党には、安保体制を堅持する立場としてそれを明らかにしていく責任があります。
一方、政権野党は安保体制を否定していますから、抗議すること自体で済ませることもできます。(ほんとうは困るのですが)

ですから私は、政権与党の自民としての節操というか、保守与党としての責任ある抗議の仕方があると思っています。

安保を守る立場の自民党と、安保を廃棄しろという共産党などの立場とが同じ文脈で同一に抗議するというのはいかがなものかと思います。

 ③の日当問題ですが、この事に対する「ニュース女子」の取り上げ方は決して不適切なものとは思えません。

確かにこうした封筒の存在は、そのまま日当の存在を完全に証明するものではありませんが、それを伺わせるに足る「合理的な推測」は十分に成り立ち得、番組内容の示すところは結果的に自然です。

まして番組では「可能性を指摘するもの」に留まっており、「2万円の日当」を「断定」するものにはなってはいません。

くわえてコメンテーターの大高美貴氏は、自身の体験として、日当をもらった本人からの証言を紹介しています。

しかし、記事にもあるように「日当」というワードによるかどうかは別としても、運動員に何らかの金銭的給付があるのは当然だと思います。

私は自分の実体験上、こうした金員を組合員に配った事もあるし、逆にしこたま貰った事もあります。
そうでなければ休日を返上してまで、暑い盛りに好き好んで運動の現場になど行く物好きな組合員などおりません。

また、組合費を余らせて翌年繰越とする事は執行部の失点とも考えられていましたので、こうした場合の手当というものは、実に調整のしやすい便利な科目でもあったのです。

「ニュース女子」では、まるで反対運動がそのまま「県民の自由意思だけ」によって成立しているような、世間的な「うるわしい誤謬」を糺す事にその目的があったと考えられます。

いずれにしても、「ニュース女子」にはBPOで指摘するような放送法に触れるような表現は皆無で、全くの無理筋です。
また、立場を変えれば、こんな程度の表現は他の地上波には「掃いて捨てる」ほどあります。

にもかかわらず、BPOが本件だけを取り上げた事に本当の意味があり、それは沖縄に対するBPOの誤った人権意識にあると思います。

私にはBPOというものが、何やらBPO自身にむしろ逆に沖縄に対する偏見や差別があって、それゆえそれを国民一般にもある事に規定して、沖縄を特別扱いをさせななければならない使命感を生きがいに感じている倒錯した機関のように思えてなりません。

んー…
管理人さん、私は「巨額」という部分だけに引っかかったのではなく「連合や共産党などの政党」が資金提供をしているという部分の根拠を聞いているのですがね。
過去の記事も拝見した所、フェイクニュースにだいぶ感心お持ちだとお見受けしましたが、「~であるから、~だろう」という臆測や推量、あるいは「そうあれかし」と思い込みたい願望によって根拠なく書き散らすのはフェイクニュースの構造そのものだと思いますよ。
少なくとも貴方は「沖縄では連合や共産党などの政党が巨額の資金提供をしています」と断言調で書いていたのですからね、仮に新聞社が断言調で書いといて訂正となれば記者の首が飛びかねない大問題です。

件の番組は基地反対運動に参加しているのが専従の運動員だと印象操作をしたかったのでしょう。
しかし、私は東村の隣の大宜味村で農業をしながら座り込みに参加してる儀保さんという人を知っています。
彼は農作業の中から時間をどうにか捻出して行ける時には座り込みに行っているのです。
そういう人たちの存在に蓋をして「茶封筒」がどうのこうのと騒いでも基地の周辺住民の負担が消えるわけではないし、基地が完成しても騒音や事故の問題は燻り続けるでしょう。

アレッポさんは東村の周りの現状にお詳しいようなので是非教えていただきたいのですが、隣接地域くらいまでのエリアから儀保さんのように座り込みに参加してらっしゃった地元の方々は当時あの車列や車下に寝ていた画像の人達の何割位いたのでしょう。
私はニュース女子は下品な仕立てが好きではないので殆ど観ませんが、佐高信氏やリベラル系のとんがった方々の表現はもっと下品で粗く、大声で怒鳴られても心に届く事はありません。
茶封筒をかざして日当と言うより、最初から大高さんの取材コメントを真ん中に置いて「日当と呼んで配り合う人を取材した」と言う方が、私には響きますが、地上波のプロデューサーはMXに限らず絵になる前者を選ぶのでしょう。
でも、エビデンス?ねーよそんなもんと、時に開き直って良いそうですから今日も色んな局や色んな通信社、沢山の報道機関が時に開き直っている事でしょう。瞬く星のようですね。

アレッポさん。一回書いたのですが、長いので明日の記事に加筆して移しました。
当該部分は、修正しました。

アレッポさんは、「新聞社が断言調で書いといて訂正となれば記者の首が飛びかねない大問題」とのことです。
個人ブログのたった一行を取り上げて、大げさな。

では新聞は放送法の適用外で、偏った意見を述べても罪に問われないことは朝日新聞や東京新聞が体現していることです。
あなたの言うように、これらの記者が断言ていどでのことで首が飛べばいいのですが。
新聞社は「識者の声」で責任を転化していましたね。
モリカケでは「報道しない自由」という高等技を駆使していました。

ふゆみさん、サポートに感謝します。

>新聞社が断言調で書いといて訂正となれば記者の首が飛びかねない大問題です。
訂正しても首が飛ぶ率は50%以下、そして、
扇動的な使役形(〜しろ、しよう、させよう)で書けば根拠や裏取りの有無に関わらず、訂正はされずに記者は出世して政治部次長から論説委員にまでなれ、著書を出版し、それを「新聞はそのおこりからしてゆすりたかり野盗の類いだ」とハッパをかける者から祝いの書評を受ける、であればここの管理人さんも扇動口調で書けばフェイクではないとお考えなのでしょうか?
そーいうのが嫌で淡々と書かれている個人ブログにつけるクレームとしては大層ユニークなのではと感じます。

反論コメントを駄文で挟んでしまったとオロオロしている間に、翌日記事に移されていました(^^;)。
本文を丁寧に変えられていてお手数な事です。そして私は2個目の引用、誤記しましたので訂正しますね。
「新聞記者は上品な仕事ではない。その起こりから言っても、ユスリ、タカリ、強盗の類いなのだ」野盗ではなく強盗でした。宵闇に紛れることもなく空き巣でもなくど真ん中を先に盗ってしまえば、そこから居直って逆証明を求め続ける事が出来る。
このエビデンスの狂ったサイクルの中に本記事のBPO審理や沖縄自民の居場所喪失も落ち込んでいるので、カウンターや反証が有効にならない事が問題です。
突破口は、「そこは真ん中ではない」事をたくさんの人に知らせる事です。保守はつるまないので運動体にはなりませんが、ここを外さなければ強盗の声よりずっと、大多数の普通の人に響くでしょう。だから封筒は有効ではなく、山城氏の動画や国道を塞ぐ車列の写真にはインパクトがありました。

たとえそれで収束したとしても訂正アーカイブを残さなければ、徴用や慰安婦と同じくメディアの発信は後世に残り悪用されます。
こんなもん誰も信じないよという与太話でも、目的のある者達にとっては一回世に出す価値があり、保守論壇の筆をとられる方々には、気概と品格をもって頑張って欲しいです。
最近保守系の月刊誌の売れ行きが好調なようですが、足元をすくわれないかヒヤヒヤします。

昨日の記事、木を見て森を見せないに通じるものを感じています。アレッポさん指摘の部分で、記事の脈絡に影響はないと思います。些細な内容でも、すぐに対処なさるブログ主さんと、謝罪や、訂正を大問題と捉える、マスコミを比較する気もしないです。

言ってしまえばここのブログ主は変なまとめサイトやネットの情報を鵜呑みにして無責任に記事を垂れ流す、安倍自民の多米に動くデマ師なので気をつけたほうが良いですよ!
震災時はあれほどし批判していた放射脳やデマッターと同じような存在に墜ちぶれ果てましたねwww

アレッポさん

>「連合や共産党などの政党」が資金提供をしているという部分の根拠を聞いているのですがね。

 資金提供の証拠がなければ資金提供していないことになりますか? 証拠はないが、資金提供をしているのではないかと真面目に私は考えるのですよ。前回の名護市長選で、共産党の運動家たちは大挙して名護市に来て運動をしておりましたね。これは組織から資金提供をしてもらっているとしか私には考えられませんでした。証拠はありませんがね。ですが、皆さんそのように思っておりますよ。

> 少なくとも貴方は「沖縄では連合や共産党などの政党が巨額の資金提供をしています」と断言調で書いていたのですからね、仮に新聞社が断言調で書いといて訂正となれば記者の首が飛びかねない大問題です。

 新聞記者ならそうでしょうが一般人が「資金提供をしている」と言うぐらいで、あるいはネットで言うぐらいで大問題になりますか? 証拠がなければ何も言えないということでもないでしょう。裁判なら証拠がなければならない筈ですがネ。

> 件の番組は基地反対運動に参加しているのが専従の運動員だと印象操作をしたかったのでしょう。

 印象操作だけでしょうか? 本人たちが「専従が参加している」と思ってもいたのでしょう。私も、組織の専従が参加しており、資金提供も受けていると思っております。アレッポさんは、そうではないとおっしゃりたいのでしょうか?

> しかし、私は東村の隣の大宜味村で農業をしながら座り込みに参加してる儀保さんという人を知っています。

 儀保さんはご立派です。しかし、皆さんがそうなのでしょうか?

 ご返答いただければありがたい。十分に説得性のあるお言葉がいただければ、私の認識違いということで、今後は考え方も改めるつもりです。真実が知りたいのですよ。
 

月見草さん

 あなたのお言葉は単なる悪口でしかありません。

 このブログは曲がりなりにも真実を追求する姿勢が基本にあるのですよ。そんな言葉づかいでは、このブログでは落第生です。真面目に行きましょう。

管理人さん

根拠を示せぬままに断言をして情報発信をするのはフェイクニュースと同じ構造ではないかと私は言っています。
書いたことの根拠を示せぬからと言って、「個人的ブログのたった一行」だからと逃げを打つのはどうかと思いますよ。

別に共産や自民でも政党が基地反対運動に資金提供するならばすれば良いし、仮に共産党が資金提供していたとして根拠を示せる事実であるならばそれは基地反対運動の一側面でありましょう。
例えば沖縄の基地容認派、もっと言えば反「反基地運動」に積極的に関わっている団体として幸福の科学や統一教会などがあげられますが、基地容認派の運動に関わる全てがその信者ではないし、そこだけに注目して沖縄の基地容認派について論じてしまうと本質を見落としてしまうでしょう。

仮に私が根拠なく
「沖縄では基地容認派に幸福の科学や統一教会などの宗教団体が巨額の資金提供をしています」
と書けば基地容認派への認識をかなり歪めることは想像に難くないですよね。

高江区では名護市安部でオスプレイが「不時着」した時に、ヘリを飛ばさないで欲しいと直接抗議したそうです。
そして高江の民間地でヘリの炎上事件が起きました。
不安が現実になったのです。
琉球新報によると、修学旅行生を民泊で受け入れてきた高江洲義吉さんは事故が起きてからすでに2件のキャンセルがあり「ルールも守られていない。何も変わっていない。われわれの声は反映されていない」と強く批判したそうです。

 アレッポさん

そうすると、アレッポさんは彼ら運動体の資金源はどこにあるとお考えなの?

私にもふゆみさんと同じ疑問、
≫隣接地域くらいまでのエリアから儀保さんのように座り込みに参加してらっしゃった地元の方々は当時あの車列や車下に寝ていた画像の人達の何割位いたのでしょう?

コメ中に「基地容認派の運動」と言う言葉が出て来ましたが、これは具体的に何を指すのでしょうか?
(テレビや新聞では全く出てこないし、私自身、全く知らないのでお聞きします)

以上、あまり先走って明日の記事のネタバレみたいになるといけないので、差し控えておきます。(笑)

確かこの前の記事でも産経新聞のグラフも鵜呑みにして載せて、間違えを指摘されたら削除していましたよね(笑)
学習しないのかしらん?

辺野古基金のHPにある賛同支援リストを見てみると、全国の教職員組合支部や自治労などの労組団体の名前が並んでいますね。
http://henokofund.okinawa/
全て合法であり全く問題はなく、その集めた資金を世界中から人を呼び寄せる旅費に充てるのも、収支に計上していれば合法です。
しかし、そこに集った人の何割かでも道路交通法違反や不法侵入、恫喝傷害行為をすれば、その行為が違法です。
違法行為は逮捕され判決が確定しなくとも、行為としては存在します。反対運動に励む人達は、捕まってないから大丈夫だと勘違いしているのではと思います。
他に、辺野古の浜辺が赤土でドロドロになっている無残な写真など現地の環境や生活圏を破壊する迷惑行為もあります。
やっぱり手段は選ぶべきで「だまってトイレをつまらせろ」的な勢いには恐怖しか感じる事ができないです。

大阪でなそこそこ有名?な活動家、三浦釜ヶ崎日雇労組副委員長の活動です。既にご存じ場合すみません。

https://anonymous-post.com/archives/11309

三浦氏について

https://www.youtube.com/watch?v=0yA3x8iC0Hg&t=417s

釜ヶ崎越年闘争の三浦氏6:48から沖縄に言及

https://www.youtube.com/watch?v=Ik0qd0BHO7w&t=78s

大阪府警本部前で土人発言抗議1:18左端に三浦氏、釜ヶ崎の日雇労働者?多数

https://www.youtube.com/watch?v=jyZaOS223Ww

0:18で辺野古の三浦氏

https://www.youtube.com/watch?v=awqxJbhNZ-s

9:33で「釜ヶ崎解放」赤シャツ老人

言論の自由はとも角、釜ヶ崎の日雇労働者が交通費や沖縄滞在中の食費等を自力で捻出出来るのか大いに疑問です。

アレッポさんへ

無料の個人ブログに対して「根拠を示して欲しい」と要求する前に疑問に思われた箇所をご自分で調べる等をなさったでしょうか?
僕は全ての情報、特に政治的なテーマを含んだものは鵜呑みにしないようにしています。
日々記事を提供していただいている管理人様には申し訳ありませんがこのブログに対しても同様のスタンスで接しています。

記事を見て疑問に思う、納得がいかないことがあれば「これはフェイクだ」と決めつけてしまう前に、自から違う面から調べてそれでもなおそれが解消できないのであれば当事者にそれを質問してみるという習慣を付けてみてはいかがでしょうか?
そうすることで今まで見えなかったものが見えてくる事もあるかと思います。

日当ですね。誰か座り込み行かせて日当もらえば確実なんですが…辺野古の場合は辺野古バスというものが運賃千〜二千円で誰でも乗れるようです。看板あちこちにあります。日当はわかりません。高江は多分辺野古より県外からの人は多かったと思います。交通費支給はあったのでしょうがこちらも日当は正直わかりません。
ニュース女子としては根拠が拾った封筒というのはさすがに…でしたね。検証版のほうも高江でもなく何年か前の話では弱いかなと思いました。本人インタビューなどあればよかったですね。本当、座り込み派遣して日当もらってこれないですかね。

管理人さんは、運営費の部分も話されいたのですが、記事のメインの内容はBPOの報告書と実態に対してでした。ところが、指摘の内容は、BPO以上に高度な責任を求めている様でいて、報告書自体の評価に触れる意見がない。差し挟む事柄も、記事の観点を、揚げ足りで変えたい様にしか見えません。もう少し、記事の論調に対した指摘でなければと思います。噛み合わなくて、お互いに疲れてしまうのではと思います。

> 学習しないのかしらん?

 学習って何を学習するというのでしょうか? 間違いは正せばそれでいいのではないですか。 間違いも学習の中で出てくる付帯現象でもありますよ。次に同じ間違いをしなければイイのです。それも学習。ありんくりんさんに間違いをしてはいけないとでもおっしゃるのでしょうか。

 完璧な論述を求められたら、毎日の膨大な記事の積み重ねなどできません。間違いがあるので読むのが苦痛なのであれば、お読みにならない方が良いでしょう。間違いを即座に訂正してくれるところが、私にとっては有り難い。

 どの個所を修正したのか分からないときもありますが、多分そこは重要でないところだと勝手に決めつけて、続けて論旨を追っていますね。細かいことは気にはしませんが、気づいたら私でも指摘はしております。

 狼魔人日記の江崎さんなど、こちらが間違いを指摘したら、スミマセンの一言で終わりになります。

 学習とは正しい知識を得る作業のこと。誰も間違いを頻繁にしております。

私は、今月5日6日と沖縄へ行って来ました。

5日昼頃に名護市二見地区の「大浦わんさかパーク」におりましたら、日本共産党の街宣車が走ってきて、「日本共産党は、辺野古の新基地建設に反対している稲嶺市長を応援しています」「来る名護市長選挙では、辺野古新基地建設に反対している稲嶺市長に投票しましょう」
と、朗々と演説されておりました

さすがに「あれ、ちょっとマズいんじゃない?」と、案内してくれた地元(といっても那覇の人ですが)の友人に聞いたら、答えずに苦笑いしてました。

先の衆院選でも、当選された日本共産党の赤嶺聖賢議員が自身の選挙違反行為を指摘されても、「相手陣営もやっていること」と一顧だにしないという報道がありましたが(そういえば、この件もて〜げ〜に消えてしまいましたね(^^;))、これが沖縄の現状なんだと印象的な出来事でした。

あと「辺野古の座り込み、時給500円だそうですよ」って、もう3、4年前でしょうか、那覇で地元の友人から聞きましたよ。自分が「それなら、俺、仕事辞めてこっちに移住してそれやる!一日座ってりゃいいんだろ?」って答えたのでよく覚えてます(笑)

おはようございます。

今日の記事とは合わない内容かな、と思いこちらに書き込みいたします。
管理人さんは本文の中で
>沖縄では、一説で、連合や共産党系などの政党が資金提供をしているといわれています

と書いておりますが。
確か、福島瑞穂氏が、山城博治氏が議長を務めていた基地反対派団体(平和運動センター)に1300万円資金を援助していた、という話がありませんでしたか?

ネットで見た情報だからと団体の収支報告書など調べては居ませんが、巨額の金が動くということは、当然ながら「表に出して」動かさなければ犯罪になってしまいます。
日当が出ていたかどうかはともかくとして、政治団体に活動資金を寄付をする場合は、記録に残っている筈です。

根拠を示せという方が居るのであれば、それらの画像を(リンク先など見ない!という人も居ますので)貼り付けるなどしてはいかがでしょうか。

青竹ふみさん、収支報告書についてはネット上で不思議なパワーゲームが繰り広げられています。
まず、ネトウヨ系が拡散しているH27年度と言われる画像には名前欄も年度欄もなく、どうやらH25年度のもののようです。
https://mobile.twitter.com/YES777777777/status/794183175845003265

http://www.pref.okinawa.lg.jp/site/senkan_i/syushihoukoku/h27tekiyou/documents/yamasirohirojikouenkai_1.pdf
h27年度は5月に解散届を出し、ここを資金集めの窓口としなくなった様子が分かる収支報告書を見つけることができます。

伝聞でこのように年度がすり替わったり正体の証しが抜けてしまったソースは、茶封筒と同じく有効とは言えないと思われます。

前日記事に連投すみません、
http://newtruth.hatenablog.com/entry/2017/06/05/203053
この方のブログにh25年度のフル画像が残されていました。
重ねて書くと、これは適法な資金の流れです。

アミノ酸さんのお話で思い出しましたが、沖縄では座り込み時給500円のような話は昔から無数にあります。金額は様々で、検証版でもそんな話を聞いたという地元のインタビューが取り上げられていましたね。このような話は多いのですが、結局尻切れトンボにおわります。
まあ基地反対活動に政治団体などから資金がでているのは確かだし特に隠してもいないのではと思います。
反対集会には各種団体も参加しているし団体に寄らない地元県民も参加していると思います。
オール沖縄でなければオールプロ市民でもないというだけの話では。

初めてまして、初投稿となります。宜しくお願いします。
 私はとある沖縄県内市町村の労働組合書記長をしていました。
 実際に私の属する組合(単組)から沖縄県自治労本部(沖縄自治労は社民党系)に対して組合費(単組組合員×?私の市町村では3~4百万円位だったと思います。)上納しており、その各単組から集めた資金を元手に一部を政治闘争費として予算化していました。その予算から弁当支給、旅費の支払いなどにに充てていました。今は辺野古資金もあるので資金は潤沢にあるのではと思われます。
 また各単組に対して沖縄県本部より高江、辺野古の動員要請もあり、その時には本部から弁当支給もありました。
 ちなみに動員に参加する組合員については、うちの単組から旅費を支給する事になっています。(うちの組合規定だと1000円です。他の市町村も単組独自の規定があり、費用弁償はあったと思います。また現地までの送迎については、無料バスが出ます。※無料バスの運行などは島ぐるみ会議など辺野古資金が活用されていると思います。)
 今の沖縄における平和活動について、申したい事があります。今から20年程前は戦没者の遺族を中心として、忠魂の意味を込めて摩文仁まで戦没者を偲び平和を願いながらの静かな平和行進であった事を覚えています。
 しかし、いつの間にか毎年行われる平和行進は、本土から来た活動家と一緒に「反原発」「日米安保粉砕」「あべ政治は許さない」など街宣車によるシュプレヒコールあり、右翼団体からの妨害あり等々、政治色が強くこれは平和行進などでは無いと私は強く感じています。沖縄の基地負担に対して本土の同情というより、ただただ本土との分断活動に利用されているだけだということを沖縄県民は気づいて欲しいと思っています。
「農と島のありんくりん」ブログ主様、毎日更新される記事を楽しみにしています。ブログ主様の沖縄愛に沖縄県民の一人として深く感謝致します。

もと書記長様

内部事情に詳しい方の貴重な情報提供ありがとうございます。今行われていることは平和行進に名を借りた政治闘争であると私も思っています。なんとかして不毛な争いを減らしていきたいものですね。

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