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2018年2月 8日 (木)

そもそも「辺野古」は争点ではなかった

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名護市長選の結果についての朝日新聞2月6日の社説です。

「米軍普天間飛行場の移設先、沖縄県名護市の市長選で、安倍政権の全面支援を受けた新顔が、移設反対を訴えた現職を破り初当選した。
たび重なる選挙で示された民意を背景に、辺野古移設阻止を訴えてきた翁長県政の痛手は大きい。ただ、政権側が「これで移設が容認された」と考えるなら、単純すぎる。
選挙結果は辺野古容認の民意と思いますか。当選した渡具知(とぐち)武豊氏はそう問われると、「思わない」と答え、「市民の複雑な意見は承知している」「国とも一定の距離は置かないといけない」と続けた」

たぶんこんなことを言うだろうなと思っていたところ、まんまテンプレ的社説をお書きなので、失礼ながら微苦笑してしまいました。 

これで移設が容認されたと考えるな、というわけですが、ならば稲嶺氏が当選した場合、得たりとばかりに「これぞ民意」と言うのでしょうから、困ったものです。 

そもそも「民意」という、超越的な意志などこの世の中に存在しません。 

民意は常その時、その場の状況で揺らぎます。

その揺らぎが民主主義であって、己の信じる正義だけが唯一の民意なら、選挙などやる必要すらないのです。

もし名護市民に「移設は容認か否か」と問えば、ほとんどの人は「そりゃイヤに決まっています」と答えるでしょう。 

他地域のトラブルを背負いこむわけですから、よほど利害が絡んでいない限り推進する立場にはなりようがありません。 

ではこんどは、「稲嶺市政で置き去りにされた地域振興についてどうかんがえますか」と問えば、少なくとも半分以上の人は「もういまの市長は勘弁してほしい」と答えるでしょう。 

この二つの答えに、どこにも矛盾はありません。ただの強弱と軽重の選択の問題なのです。 

名護市民はまともな民政をせずに、政治闘争と化した「辺野古反対政治」にうつつをぬかす稲嶺氏に愛想が尽きただけです。 

ともかく長すぎました。 

実に8年間、18で投票権を得た青年が小学生の時からズッと「辺野古反対政治」一本槍だったのですから。 

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これが前2回なら、まだ少ないながらも阻止できる可能性は残されていました。 少し振り返ってみましょう。

2016年春、翁長氏が前知事の決定を取り消したことについて、国との間で訴訟合戦になったことを覚えていますか。 

訴えを審理した地裁が双方に示したのが、国と県の両者が受け入れた「暫定和解案」(2016年3月4日)と呼ばれるものでした。
関連記事http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2016/03/post-08d4.html

●要旨
①国は代執行訴訟を取り下げる
②国は県の違法性を確認する裁判を提起する
③国は工事を一時中止とする
④県は裁判の結果に従う

要は、「よく話し合って落とし所を見つけなさいね、。一回合意したら誠実に履行してください。そして二度と蒸しかえすのは止めなさい」という妥協プロセスです。 

重要なのは、誠実条項が入っていることです。

「9 原告及び利害関係人と被告は、是正の指示の取消訴訟判決確定後は、直ちに、同判決に従い、同主文及びそれを導く理由の趣旨に沿った手続を実施するとともに、その後も同趣旨に従って互いに協力して誠実に対応することを相互に確約する

私人ではなく、行政機関同士の合意ですから「誠実」の重みが違うはずです。

もし辺野古移設を阻止できる最後のチャンスがあるなら、この半年以上あった協議期間に官邸から全権委任されて菅氏が毎月定期的に来訪沖していたのですから、何か対案を提示すべきでした。

国は筋からいえば止めなくてもいい工事をあえて止めて話あおうと言っているのですから、このチャンスを棒に振るテはありません。

国がゲッというような提案を、県の方からがぶつければよかったのです。 

たとえば、小川和久案と呼ばれる「ハンセン陸上案」があります。 

このプランならば、既存の基地内ですから辺野古海岸線埋め立て案の最大のネックだった美しい海を埋め立てる必要がなくなります。

国は米国との信頼関係もありますから簡単にうんと言わないでしょうが、県がこれしかありませんとプッシュすれば、やってみる価値があったはずです。

仮に国が小川案のような現実的案を拒否すれば、ここぞと国の非道を責められます。

実は私はかつて、「結果が出なければ政治じゃない」とミエを切って見せた翁長氏の寝業に密かに期待していたのですよ。

しかし翁長氏は、硬直したデクノボーのようにこの貴重な10カ月を空費してしまいます。 

それにはいくつもの理由がありますが、最大のものは名護市長稲嶺氏と最大与党である共産党の「いかなる新基地にも反対」という立場でした。

これではもはや反対のための反対、いわば原理主義的反対ですから、初めから解決することは念頭にありません。 

未来永劫反対運動をしていたいというのは個人や左翼政党ならばご勝手にですが、行政官である首長がすることではありません。 

結局この和解期間は空費され、調停委⇒那覇地裁⇒福岡高裁とえんえんと続いた司法判断は2016年12月の県の取り消しの訴えを退けた最高裁判決で完全決着しました。
関連記事http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2016/12/post-f5a3.html

Hlm_hlm琉球新報2016年12月13日 

この瞬間、辺野古紛争は終結したのです。

翁長氏の完敗です。国は約束どおり休工し、和解プロセスを経て、最高裁で勝訴したという民主的手続を踏んだ以上、これ以上一歩も譲る理由はありません。 

その後、翁長氏は見苦しくも「あらゆる手段で阻止する」と息巻いていましたが、代案を出せず最高裁判決が出てしまった以上、もはやゴールポストは動かないのは分かりきっていたはずです。

合意と手続きを踏んで行政機関同士が決めたことを、覆したくてたまらないようなことを平気で言うわけで、これではどこぞの国と一緒です。

この経過をご覧いただければ、もう容認か反対かというに選択の時期は1年以上前に終わっていたと納得されるのではないでしょうか。

そうです、もはや「辺野古反対」は、名護市長選の争点たりえなくなったのです。 

それについて、「すでに県による埋め立て許可は下ろされ、工事は着々と進んでいる」という山路氏の問いに対して、自民党はこう述べています。
関連記事 http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2018/02/3-596e.html 

「だから、現時点において移設推進論者とか容認論者とか言う括り方をするのがそもそもおかしいのだし、そうする事で逆に相手の土俵に乗ってしまっている事も考えるべきだ。
議論の逆回しだ。
さっきも言ったが、辺野古移設を決める場合の決定権は既に名護市にはなく、意見を言う機会はあったが、すでに同意されていて決着が着いている。
現時点において移設推進論者とか容認論者とか言う括り方をするのがそもそもおかしいのだし、そうする事で逆に相手の土俵に乗ってしまっている」

 正しい判断です。 選挙は正しい判断をして、それに基づいて選挙戦略を組んだ側が勝利するのは自明です。

政府もまた徹底して経済振興に的を絞りきりました。

正直に言えば、政府はこの名護市長選に勝てるとは思っていなかったはずです。同じ負けでも天王山の知事選に繋がる惜敗にとどめたかったと思います。

ところが、選挙戦をするにしたがって稲嶺氏の背中が見えてきたのです。

応援に来沖した、菅官房長官、二階幹事長、小泉副幹事長はいっさい移転問題を口の端にも乗せず、名護東道路の工事加速などのインフラや経済振興を訴えました。

内閣府副大臣・松本文明氏の26日の国会での愚かな野次に対して、首相は野党の追求が始まる前に抜く手も見せずに解任しました。

この時期は、渡具知候補は10ポイント前後の水を開けられていたという観測があっただけに、この松本発言によって国会が紛糾したならば、市長選への影響は避けられなかったでしょう。

とまれ、翁長氏や朝日、地元紙が「民意」と認めようと認めまいと、これが新しい現実であることに違いはありません。

※お断り スマホでは正常ですが、記事真ん中までフォントが大きいようです。朝日社説を引用したらおかしくなったみたいで、なおそうとすると別の場所がおかしくなって修正できません。
まことにこの新聞社らしい現象だと思し召して、ご了承ください。

 

 

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沖縄問題」カテゴリの記事

コメント

まず「新人」ではなく「新顔」という書き方に高飛車な朝日の悪意を感じますね。。細かい事ですけど。

>まず「新人」ではなく「新顔」という書き方に高飛車な朝日の悪意を感じますね。

これ↑。
この朝日の書き方には私もムッとしました。

働かない人は、駄目、働きそうなのに1票

地元の有権者にしてみれば、それだけの事でしょう。

桝添駄目だから、小池にしてみたけどどうだかな?

と同じ感覚だと思います

選挙制度が健全に働いた結果ですね。

新市長、よく働かないと(笑)

 ありんくりんさんのおっしゃる通りだと思います。

 翁長知事や共産党の弁護士たちの主張は受け入れられません。

 ジャンヌの住む名護市に活気が出るように願っております。ジャンヌは辺野古推進だと主張するが、彼女の方が誰よりも正解だと思います。

うちの知り合いがこんなことを言ってました。「この手合(運動家とか)は暇だからろくなこと考えないので、考える暇を与えないことが大事 つまり、仕事(業務)をどんどん振ってやるといい」
全部の活動家がそうだとは思わないけど、休日でもないのに反対活動して人様に迷惑かける暇あったら仕事しろよ、とは思います。寅さんですら、商売やってんだからさ。
なにも生み出さないし、建設的ではないですよね。

 おそらく、沖縄二紙はじめ朝日新聞などの左派系の新聞社は自分たちの存在意義を賭けた戦いに打って出てますね。
いつものとおり、その戦場では県民も国民も不在であって、かつ実に見苦しく醜く、子供っぽい「あがき」なのですが。

争点は「辺野古移設問題」でなければならなかった。
結果としてそうならなかったのは、安倍政権による「争点ずらし」という策略によるものでなければならないのです。
そうでなければ彼らの制作した歴史(ストーリー)に合わないのですから。

だから、今後の翁長知事の戦略もその延長線上に有り続ける事でしょう。

ともあれ、名護市民はそうしたマスコミの思惑を排除し、過去に生きるよりも、明るい未来を目指す選択をしたのです。

テーマとは少し違うと思いますが、当確の報道がなされた後、稲嶺候補の「敗戦の弁」が生放送されてましたが、それを聞いて少々驚きました。稲嶺候補はそれまで裏方で応援してくれた人たちや投票してくれた有権者への「ねぎらいの言葉」も「ありがとう」の言葉もありませんでした。ただただ「何で?」のような発言が目立ちました。あまりのショックで放心状態だったのかもしれませんが、そんな時ほど「本音」が浮彫になってしまうのかもしれませんね。

他方、今頃になって「裏切り者翁長」とまくしたて、分裂に歯止めがかからないオール沖縄のおひとりである仲宗根勇氏は、「県知事選を稲嶺進でリベンジだ」と云い始めました。翁長知事を後押しした「自己反省」の弁もなく、自身の都合しか眼中にないのでしょう。いははや彼らにとっては沖縄の問題は「米軍基地」しか存在しないようです。

民意とはなんじゃろか?
私はよく言われるこの「民意」が理解できない。

選挙に限るなら圧倒的な票差であれば「民意を得たり」でいいと思うが、僅差や圧倒的でもない差であるなら民意は「割れている」のであってこの場合「民意」片側に大きく寄ってもなく、また踏みにじられたものでもない。
「民意」なんて単語は使わず報道すべきだし、当選者は両方の意見を尊重して公約やなすべき業務を執行すればいい。

マスコミや左系の方は自分たちの主張のみが正しく、国民は皆同じ思想であると広報(洗脳目的?)するために「民意」を多用してますが嫌でやんすな。


記事に関係ありませんけど、産経新聞が12月の交通事故の日本人を米兵が救助したという記事を削除し、沖縄二紙に謝罪した…裏とり取材でその事実がなかった。
これフェイクニュースでは?(笑)

どこの新聞も大丈夫なんですかね〜新聞離れ進行してますよ。

選挙後からこっち、基地反対が進まないので諦めたという流れに持っていきたい記事を多く目にします。
なりふり構わぬ選挙戦術、徹底した争点ぼかし……。

なりふり構わず「基地問題」にしているのは翁長陣営なんですけどね。

新市長はこれから苦労の連続でしょう。
市職員が言う事を聞くのか。元市長がちゃんと引継ぎの事を考えていたのか。
県と共同で進める予定の、沖縄北部の病院問題はどうなるか?
企業を誘致したいということですが、きっと工場建設などにも「環境汚染だ」と反対派が現れるでしょう。

環境汚染といえば、昨年末にゴミの違法投棄で資格取り消しとなった倉敷環境のことを考えると、米軍基地のゴミも新たな基地問題として政治化しそうです。

月並みな言葉ですが、頑張ってくださいとしか言えません。


>多摩っこ さん
アゴラの記事に、ツイッターでこんな言葉があったと記事になっていました。

>「新聞記者だって何をどう書いてもいいんだ」という時代になったということでは?
>我々世代はインターネットという巨大ゴミ置き場から何が有益で利用可能かを見つけ出し選別する力を磨いてきました。
>私たちにとっては今や新聞記事も「ゴミの一つ」でしかない、ということかと思います。

心に残る言葉ですね。

現実的に考えたら
「住民にとってより安全な移設先を提案する」
それができないのであれば
「負担に見合う条件(地位協定見直し等)を引き出す」など少しでも県民の利益に繋がるかけ引きをするところを

「基地を無くします!」

と究極の公約をぶち上げて知事になったのですから最後までこれを貫くしか道はありません。
仮にできなかったとしても最後まで日本政府と戦った英雄として朝日新聞出版が偉人マンガでも出してくれるのでしょう。
主張している事は究極の理想ではありますが、現実的な視点を通した上で最善を得るにはこれをどう妥協すればいいのか?という柔軟性が無い人間では政治家、まして自治体の長としては失格です。
ただの活動家とかわりません。

皆様こんばんは

まずは亡くなられた自衛隊員の方のご冥福をお祈りいたします。

沖縄では大事な選挙続きますね。
石垣市長選の状況が気になるところです。

そういえば、同時に行われた市議会議員の補欠選挙も、反基地派が負けたんでしたね。

負けた方は「同市辺野古の新基地建設に対し抗議行動を続ける「ヘリ基地反対協議会」の安次富浩共同代表」

って沖縄タイムスで紹介されていました。
市長は経済問題が敗因として、この補欠選挙で負けた原因は何だったんでしょうかね?
市議選でも辺野古埋め立ては焦点にならなかったということでしょうか?
それとも、左翼系はやっぱり一般市民には嫌われてるってことでしょうか?(^^;;

いずれにしろ、補欠選でも基地反対派は敗北したというのは事実。これが民意なんじゃないですかね。

新人ではなく新顔とよそ者扱いするくらい沖縄の政治は情に頼っていたということですよ。戦前から貧困に苦しんで出稼ぎの人が本州で苦労をし、沖縄に仕送りを続けながら各地でリトル沖縄まで発展することができた。その恩やネットワークがあるからこそただ単に民族意識を政治利用する人にでさえも声を上げることができなかったというところが沖縄の本音でもあるかもしれません。そういうあたりも年代の差に現れているのかもです。今までの選挙はポピュリズムとは異なる沖縄の苦しい選択であり、今回の選挙もまた苦渋の決断でもあったと思います。沖縄差別を宣伝する必要もありませんが忘れてしまうと沖縄との齟齬や意思疎通が上手くいかないこともあるのかもですね。

稲嶺名護市長敗北の訳
https://ameblo.jp/netouseiji/entry-12350486776.html
渡具知氏が当選したことは、どうせ反対しても辺野古に滑走路は建設されてしまう。それであれば、ちゃんと代償として政府から金が落ちるようにすべきだという、いわゆる諦め感による渡具知氏支持があったとの報道も多い。

翁長県知事が次の選挙で万が一普天間の所有者不明地を小学校移転に貸すと言ったところで今さら感があるでしょうし新しい県知事といえど圧力により潰れてしまってはそれも困るし、所有者不明地の法整備が進んで国が買い取るのが一番いいのでしょうね。

いくつかの掲示板みてましたけど、渡久地氏に投票して出口調査では稲嶺氏と答えるという動きがあったみたいです。投票所前で威嚇するかのように座り込む連中をみたら、面倒なことになるのを嫌って真意とは別に「稲嶺」「移設反対」ととりあえず言っておくというのも理解できます。もはや既存メディアに価値を見出せなくなった人達が増えてきたということでしょう。

本記事の最後のオチに笑ってしまいました。

青竹ふみさん
「ゴミの一つ」、まぁ全てを否定する必要はありませんが、記事によってはネットで得た情報を取材や検証もせずにそのまま安直に記事にしてしまう記者の資質は問われますね。
また偏向的な記事は御免と新聞購読を止める人が多い、売上の落ちた新聞社は利益確保のため不動産賃貸業を行う。
少人数の賃貸事業の利幅が大きく、将来的には大所帯である採算性の低い新聞事業は縮小されていくのかなとみています。


クラッシャーさん
出口調査の話、大きくうなづいてしまいました。
本心を明かせない雰囲気がバリバリなんでしょうね、これからは出口調査も信用出来ませんな。

 クラッシャーさんの言うとおりですね。
新聞はもう、世論調査や出口調査すら満足に出来なくなってしまったのです。

その責任は「偏向」を憚ることなく、自からが「善」と定めた一方向だけを県民や国民に押し付けて来た新聞社自身が取るべきものです。

名護市民が投票所前ですら受けた「同調圧力」を可能性としても伝えることなく、回答拒否率が49.5%にも上るアンケート結果を根拠にして「争点は辺野古反対であるのに、これを選挙戦術で回避された」と歪曲の再生産を加えて報道する。

これでは、「新聞は民主主義を壊している」としか言いようがありませんね。

それにしても朝日の怨念は恐ろしい。
他人のブログのフォントまで束縛するとは!(笑)

 青竹ふみさんの「ネットゴミ置き場論」は確かに感慨深いですね。

私たちは爾来夢中で情報をかき集めて来て、相互背反する複数の情報に突き当たり、そこからより真実らしいものを取捨する能力を磨いて来たのだと思います。
もちろん、他者の考えも聞き、それを受け入れる必須のトレーニングも自然に身に付いたものと思います。

だから、新聞にはもう騙されなくなったのです。

ネット空間自体の進歩も著しいものがあります。
初期の頃はデマ(まぁ、今でも多いですが)と中傷ばかりが多く「使えないツール」と思った事もあります。
ですが、情報量も充実して来たし、発信者との応答性のおかげもあって、自分の頭で考える機会も増えたのではないかと思います。

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