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2018年3月26日 (月)

いつまでこんな詐欺容疑者の言うことに振り回されているのだろうか

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私はこの一週間で、「書き換え」疑惑について、なんらかの「決着」がつくと考えています。 

まず、昨日の自民党大会です。ここで、党内で時間をかけて積み上げてきた改憲自民党案が首相案でまとめきれるかどうかです。 

首相は「買い換え」疑惑で浮足立ちしかかっている自民党を、改憲でまとめようとしています。

自民党議員諸氏よ、3項加憲という、これ以下はないマイルド改憲ですら一致できないなら、未来永劫、改憲なんぞ口にしないほうがよいというもんですよ。 

メディアは、「書き換え」問題での支持率急落を受けて、会場に来る議員に執拗に反安倍コメントを採集したようです。 

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党首が免罪をかけられているというのに、その足を引っ張るような者がわらわらと出るようでは政権党など止めてしまったほうがよろしい。

よくメディアが多用する「安倍一強」論には、周到な罠が隠されています。

今の野党には政権を担う能力はおろか、対案を示す能力も欠落しています。それはメディアはもちろん、野党自身わかっているはずです。

ですから、政権内野党に「次」を担わせるしかないわけで、そこで出てきたのが、「安倍一強」批判です。

これは与党内野党を、野党・メディア連合に引きずり込むことを目的としています。

つまり「オール沖縄」のような野党+メディア+寝返り保守を作ることに目的があります。

で、例によってあの人と、この人が出てきたようです。

「石破氏は党大会後、首相の発言を「1年前と同じ。議論の集大成という形にはなっていない」と公然と批判した。石破氏は、改憲問題を総裁選の争点に据える考えだ。
自民党の小泉進次郎筆頭副幹事長は「権力は絶対腐敗する」と述べ、首相の政権運営に暗にくぎを刺した」(産経3月25日)

石破氏が本気で自分が政権をとったら改憲を2項削除でやりきると政治生命をかけて発言するなら、聞く耳もあろうというものですが、ダメです。 

この人は泥を被って改憲なんぞに挑む気はありません。日本の政治家にとって、改憲と口にしただけで戦後国体の護持に反しました。

野党・メディアの袋叩きに会うからです。

だから改憲などというオッソロシイものは神棚に上げて、実際はなにもしなかったのです。

それを戦後、初めて手をつけたのがこの安倍氏でした。

安倍氏は改憲を、国民投票法から始めて長い時間をかけてこつこつと具現化してきました。

仮に今、石破氏が首相になるなら、朝日が火をつけたモリカケ騒動にすがるするしかテはありません。 

つまりは、朝日推薦の改憲強硬派というわけですから、そんな人に改憲ですって、笑わせないで下さい。 

石破氏という人物は、悪い意味での政局師で、元来が9条削除派であるはずの首相がなぜこのようなマイルド改憲という手段をとらざるを得ないのか、わかっていてわからないふりをしています。 

2項削除論というそれ自体は正しい原則論が、彼にかかるとただの政局狙いに卑小化してしまうのが、私にはたまりません。 

その上に、政治家としての政局勘が悪い。 

小池氏が都知事選で圧勝した時に、石破氏がなんと言っていたのか思い出してほしいものです。

「都議選が終わって「安倍1強」体制は揺らいでいる。「都民ファーストの会」という保守の選択肢が出てきた。「自民党っていろいろあるけど、民進党よりはマシ」と言っていた人たちがガラッと変わったのが今回の都議選でしょう」(毎日2017年7月21日)
https://mainichi.jp/articles/20170721/ddm/005/010/143000c

失笑します。 今でも同じことを言えるのでしょうかね。

政治家としての勝負勘が致命的に欠落している上に小心なために、ここぞという時に勝負をかけられないのです。 

だから、味方を背中から撃つことくらいしかできません。 コワイのは顔だけです。

一方、あんな草食系の顔をしておきながら、祖父譲りの勝負師である首相は解散総選挙という勝負に出て、一気に危機を正面突破し、小池新党など雲散霧消してしまいました。

その後の野党の醜い離合集散は、論評にも値しません。 

小池氏が都知事就任移行やってきたことを冷静に評価せずに、政局を念頭にして「保守の選択肢」などという戯れ言を口にする。 

それも反安倍発言を欲しがるメディア相手にしゃべってしまう、という耐えられない薄っぺらさ。

ああ、たまらん。この人だけには、絶対に政権を渡したくないものです。 

小泉ジュニアにしても、「絶対権力の絶対腐敗」なんていう聞いたようなことを言うなら、さっさと副幹事長なんぞ辞めてパパと一緒に反原発新党でも作ったらいかがでしょうか。

まぁ石破氏と違って、まだ年齢に余裕があって、しかも父親譲りの勝負勘抜群の進次郎氏ならその道はとらないでしょうが。 

さて、次は明日27日の佐川宣寿前理財局長の証人喚問です。 

参考人招致ではなく、証人喚問であることに留意してください。 

証人喚問は、虚偽の証言をすれば偽証罪に問われます。厳しさは参考人招致のほうが低いのですが、それは見かけだけです。 

証人喚問は訴追される可能性がある場合は、証言を拒否できます。例の「記憶にございません」「捜査中の案件にはお答えできません」というアレです。

過去の証人喚問は、ロッキード事件、リクルート事件、東京佐川急便事件や、今回のような旧大蔵省が舞台となった事件では、98年のノーパンしゃぶしゃぶ汚職がありました。

この過剰接待事件は、金融機関への検査情報を事前に得ようとする大手銀行・証券会社から過剰な接待を受けた収賄容疑で、今回の森友事件よりはるかに根が深いものでした。

東京地検は、大蔵省、日銀などの職員を相次ぎ逮捕、起訴し、同省だけでも112人もの停職、減給などの処分が下り、財務省と金融監督庁に分割される原因となりました。

今回の事件は、贈収賄がからんでおらず、書き換えもそのものは重大事であったとしても、過去の喚問事件と比べてスケールははるかに局部的です。

私が先週に書いたような佐川氏が、突如「財務省の前川」に変身する可能性は低いと見られます。

ですから、攻めてを欠いて勾留中の籠池容疑者に助けを求めにいくようなていたらくの野党議員には、佐川氏から「お答えできません」をやられると、とりつくしまがないはずです。

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とまれ、一時は「書き換え」で沸き立ったものの、なんの新材料もでなかった、ここが重要です。 

いい機会ですから、経過をおさらいをします。 

そもそも、このモリカケは安倍氏が籠池容疑者のために国有財産を8億円も値下げさせた、という「疑惑」から始まっているわけで、ターゲットはあくまでも安倍首相です。 

これでなんと丸々1年間国会をモリカケ一色に染めました。しかしモリカケを争点とした総選挙で大敗した上に、何ひとつ首相と結びつく事実が出てこないので自然終息に向かっていました。 

そこに「書き換え」爆弾が炸裂したわけで、さすが私も絶句しました。 

しかしその改竄前文書に何か首相に結びつく新事実が出たのかと思いきや、真逆。 

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「書き換え」前の文書に出てきたのは、安倍夫妻が関与していない証拠ばかりでした。

出たのは、鴻池、鳩山、平沼、北川という4人の政治家側が近畿財務局へ「問い合わせた」ということがひとつ。

そして今ひとつは、昭恵さんが「いい土地ですから、前に進めてください」と籠池容疑者が言ったという伝聞記述だけです。

さぞかし 頭抱えたでしょうね、朝日。「書き換え」疑惑炸裂。ここまでは朝日の目論見どおりでした。ここまでだったら、社長賞ものでした。

やったぜ、死ねアベ、と思ったらなんのことはない、安倍氏と関わりがなかった証拠しか出て来なかったのですから、朝日は密かに頭を抱えたことでしょうね。

そこで野党・メディア連合軍は、とりあえず首相本丸攻略は断念して、徹底して昭恵夫人に照準を定め、夫人を落として首相「関与」の状況証拠とする方針に戦略変更を迫られます。

しかし昭恵さん関連すら、削除されていたのは先述のただの一行だけです。

実はこれも籠池容疑者自らが国会証言で、「安倍昭恵氏が「いい田んぼができそうですね」と発言したと証言していたことを覆すことになります。

伝聞は証拠にはなりませんし、野党・メディア連合があくまでも「前に進めて下さい」発言にしがみつきたいのなら、国会証言が嘘だったことを証明してみせねばなりません。

また忘れているようですが、籠池容疑者は国会証言で「昭恵氏は口利きはしていない」と証言してしまっているわけで、ついでにこの国会証言録も「書き換え」ねばなりません。

拘置所で籠池容疑者が言っているのはほんとうだが、同じ人物の国会証言は嘘だというと言いたいのでしょうか。ご都合主義にもほどがあります。

ところで、籠池容疑者の虚言癖はもはや病的で、知られているだけでこれだけあります。

いかに口からでまかせ、自分の都合いいようにしゃべりまくったのか分かります。

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●現時点でバレている籠池容疑者の嘘一覧

[有力者関連]
①昭和天皇が森友学園に来園された。
②安倍首相が森友学園に来訪した。
③安倍首相と居酒屋で会った。
④麻生大臣と2回会った。
⑤稲田大臣に感謝状贈呈式で会った。
⑥竹田恒泰氏から推薦をもらった。
 

[経歴]
①関西大学法学部出身。
②総務省入省に入省。
③自分は日本会議の大阪代表。
④本名以外に別名を複数使用。
⑤教員免許取得。

[小学校建設関連]
①新小学校名は安倍晋三記念小学校だ。
②大阪府に提出した契約書が虚偽記載で告訴される。
③国交省へ提出した契約書が虚偽記載で告訴される。
④関西エアポートに提出した文書に虚偽記載。
⑤財務省職員から身隠すように指示された。

[寄付関連]
①安倍首相から寄付を貰った。
②無断で安倍首相の名前を騙って寄付を集めた。
③安倍氏から貰ったと称する振込用紙の偽造。

④昭恵氏より貰ったから返すと称した札束の偽造。

[現在係争中]
①昭恵夫人から「いい土地ですから進めて下さい」と言われた。

このような籠池容疑者の嘘を垂れ流したまま1年間も放置したのがメディアです。

れによって国民の、「アベは怪しい」という心証形成がされてしまいました。そりゃそうです。

怪しい怪しい、アベは怪しいと1年間ありとあらゆるメディアから注入されれば、「なにか怪しい」と思いますもんね。自分でネットのひとつでも調べなければそうなります。

この「何か」が肝で、モリカケ疑惑の芯がないからです。

結局、ただの「気分」ですが、それでいいのです。

芯がないからこそ、いくら安倍氏が否定しても、否定材料が揃っても終わらないからです。

したがって、どこまでも野党・メディア連合はモリカケ営業できます。

罪深いことよ。

まぁ、このモリトモ劇場の主演の籠池容疑者の釈放運動があるというのですから、びっくりしました。

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いつのまにか、籠池容疑者は強権によって捕らえられた「良心の囚人」だそうで、ただの詐欺容疑で捕まっているだけなんですがね(苦笑)。

その一方このような反アベ原理主義者の人たちは、昭恵氏に対しては自宅住所まで拡散させて、いやがらせを呼びかけています。

籠池容疑者のシモヤケまで心配しておきながら、一個人の住所も拡散してしまうというダブスタぶりです。

言うも愚かでが、公人にも人権はあります。なにをしてもいいことにはなりません。個人情報は公的なもの以外は保護されます。

昭恵氏は人権停止してよいとでも思っているようです。

まさにリンチ。仁義なき現代の魔女狩りそのものです。人権意識のかけらもない。恥ずかしくないのですか。

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どこまでこんな詐欺容疑者の言っていることに、私たちはつきあわされねばならないのでしょうか。

籠池容疑者は、ともかくねぎりたくてあの手この手を使っただけ。それをタダ同然の土地を売りつけたくてたまらなかった航空局と近畿財務局が振り回されただけの事件です。

つまりは、森友国有地払払い下げ疑惑も、剥いていけばタマネギのようなものでした。

いつまで私たち国民は、このような低レベルの詐欺師の言動につき合わされねばならないのでしょうか。

今週で区切りをつけたいものです。 

 

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コメント

支持率が落ちているというが、本当の問題は自民党内です。
世論の批判を自分個人への批判へと向かわせないために、政権批判をやる。
野党やマスコミの狙いは自民党と安倍政権の分断で、まったく支持率が上がらない野党の二段階作戦に過ぎません。

自民党の支持率は落ちていないので、これを一本化させるための安倍総理の努力は方向性としては正しい。

石破茂に憲法改正をする考えは最初からまったくありません。
だから朝日が叩かないのです。
しかも、この男は隠れ親中派です。

岸田や石破では財務省の綱紀粛正は不可能で、今回の事態を受けて困難となったと見られる消費税増税は必ず実行されます。これじゃ、元の木阿弥です。

小泉なんぞ、外交に何の発言もした試しがなく、国際関係をどう持って行くのか皆目検討がつきません。
世間が喜びそうな事を言うのだけが得意の、ただのガキです。

二階が少しでもブレるなら、安倍総理は衆院を解散して国民に信を問うべき。
安倍総理の場合、世論調査の数字よりも実際の支持率ははるかに上回ります。
あの恬淡とした様子から、その腹は持っていると私は見ています。

石破茂という人は面白い人で、
どういうわけか左寄りの人からは人気があるのに
本来好かれるはずの保守系の人たちからは結構嫌われるという。
まあリベラル系に人気があると言っても、現安倍政権を打破するための
道具というか当て馬程度にしか見られてないんでしょうけど。
前々回の名護市長選挙での失策などを考えると、
とても安倍さんの対抗馬になれる人物だとは思えません。

小泉進次郎はこども保険あたりから怪しくなってきました。
最近の発言も首を傾げたくなる内容ばかりで
若干メッキがはげてきた感もあります。
そういえばお父上の昨今の言動もまさに晩節を汚すものばかり。
いっその事自民党を離党して親子+細川護煕あたりで
新党でも立ち上げたらどうですかね。
私は絶対入れませんが。

石破氏とマスコミとの関係は少し前の緑の小池氏と全く同じ構図でしょう。
自民や安倍政権のカウンターとなっているうちは蝶や花よの持ち上げぷりでしたが総選挙で「保守・改憲派」の色を表に出したとたんに手のひら返ししドブに突き落とすキャンペーンを開始しました。

少し前にオタク気質を切掛けに知名度を上げましたが肝心の政治家としてはなんの結果も残していないどころか家計では当事者の一人であるのに他人事を決めこみます。
さらに出演したプライムニュースでこの事に関する回答に窮した末に出た言葉が
「あれはなんの意味も持たないもの」
ですから、なぜいまだに次期首相候補の世論調査でこの人がトップに上がるのかまったくもってして理解できません。
この人がこだわる「2項削除」も議論を混乱させるためにスタンスだということもまず間違いないようです。

しかし今日の上念氏のラジオはここの記事でも読んだのかというくらいのコメントで朝から変な笑いが出そうになりました。

「証人喚問」とは、左翼(マルクス主義者)が大好きな人民裁判と同じようにとられているようです。中国の文化大革命でこの手法が用いられ多くの無実の民が命を奪われました。

そして我が国では全共闘世代がやった「大衆団交」もこの流れをくんでおり、大勢で取り囲み有無を言わせず罵倒する、吊るし上げの場のことです。 行き着く先は「ソウカツ」でした。”革命戦士“のはずが、同じ仲間から吊るし上げられたあげく殺されていったのです。疑いだけで行われる、現代版の言葉の暴力、集団リンチとも言えるでしょう。

民主主義社会でどうしても馴染めないのが、この「証人喚問」ですね。「人権」を声高に叫ぶ人ほど好まれているようです。

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