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2018年4月23日 (月)

山路敬介氏寄稿 かくれた基地推進派~翁長知事は早期辞任の決断をしろ その2

100

山路氏寄稿の2回目です。

 

                           ゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。 

承前 

革新陣営は翁長氏を骨までしゃぶりつくそうとしている 

むごい事に病身の知事の体にムチ打たせ、最悪でも任期を努め上げさせるところまでは革新側も知事・保守側と最大公約数的に一致します。 

しかし、革新側(共産・社大・社民・オール沖縄会議)のその目的は「県民投票」をやりたい知事側とは違っていて、7月末にも予定されている辺野古への土砂搬入の前に無理にでも知事に捻じ込んで「撤回」をさせる腹です。 

知事の病気で、そのチャンスは「むしろ近くなった」と捉えているようでもあります。 

一方の自民党としては知事選候補者の決定を前倒しして行いたい意向であり、様々な紆余曲折を経ながら9月の統一地方選と同時に知事選を当てて来るだろう、との観測があります。 

自陣にタマはあるのですが、戦う「相手が誰なのか」マトを絞れない中で、なるべく先送りしたほうが良いとの意見もあるようです。 

その上で、「県民投票をやりたい知事」と書きましたが、革新系の大きな部分は知事を全然信用していなく、「知事は県民投票を実行しないだろう(あるいは、それを辺野古阻止には結びつかないようにやるだろう)」、「小事の許可権限を元にした訴訟の乱発は、知事の目くらまし」と、正確に知事の本心を見抜いています。 

革新陣営は辺野古移転阻止が現実に可能だとは考えていない 

はっきり言って革新系は知事を利用して骨までしゃぶりつくそうとしているのであって、知事は知事で「県民主体の住民投票を」という(県民投票派にあっても、金秀だけが同意)、上げたハードルを今だに下げていず、意図的に住民投票に踏み出せないようにしているかのように見えます。 

ここにも対決の構図がはっきりとあるし、知事に騙されるつもりもリーダーシップを握らせるつもりもない革新系(特に「オール沖縄会議」と共産党)と保守系の対立が結果的には知事への求心力を削いでいるのが現状です。 

しかしながら(こういう事をいうと、一生懸命に純真な気持ちから辺野古反対の運動に汗を流している皆さんには申し訳ないですが)、その革新系にしてからが「会議」以外の頭の方はよもや「辺野古を阻止出来る」とはゆめ考えていません。 

本当の目的は、反対運動を通じて自らの政治的立場を拡大させる目的だったり、自派の(広義の)利権の拡大のために行政の深部にくい込む事を企図した「反対運動」であるにすぎません。 

ムーブメントを起こして「反原発」や「反安倍」に動員運動を繋げる事、「運動支援」から生じる選挙活動的な副次的効果が目的なのであって、辺野古移設を阻止出来るかどうかはもはや主眼ではなさそうです。 

「デモ」や「反対運動」などに対する一般人が感じる嫌悪感は本土並にあると思いますが、それでも沖縄というのは特殊な環境下にあります。 

運動家上がりのデマゴ-グが大学の学長にまで上りつめたり出来るようなラインが確立されてあり(この人は、つい先日死にましたが)、新報のへっぽこ記者でも左派色が強く詭弁が得意であれば容易に大学教授にもなれるのです。 

皇太子殿下に火炎瓶を投げつけたりする輩でも、名護市議に選出される馬鹿げた心情性もあり、革新思想に透徹しておらずとも、損得勘定と口がだけが達者な人間ほどお手軽に左にハマる傾向と、そのほうがむしろ出世の近道であるような構造もあるのです。 

そうした意味では全く無駄に見える「基地反対運動」の類も、その手の人たちが目指す到達点によっては応分の価値があると言っても良いかと思います。 

                                                                                               (続く)

 

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沖縄問題」カテゴリの記事

コメント

今回の記事のような傾向は確かにあります。
足しげく反対運動に参加している初老の女性は「無駄なことしに来てる」と行っていましたよ。
移転が止められるとは思ってない様子です。
個人としてはいいお婆ちゃんでしたし、クソみたいな欲得で、お婆ちゃんを違法行為に駆り立てる連中が許せませんでした。

反基地活動家たちは報道記者が来ると、突然シュプレヒコールを挙げる場所を基地ゲート前に移し、それまでにも増し激しく「反基地アピールを行う」。「いい写真が撮れる」ように記者と運動家たちの「阿吽の呼吸」です。私もそんな場面に2度遭遇したことがあります。こんな反対運動の事を米軍は「カブキ」と呼んでいるとか。世界各地の紛争やテロを経験してきている米軍には「カブキ」に見えるのでしょう。

宜野湾くれない丸さん

かぶく(傾く)
かぶくとは、どっちかに偏って真っすぐではないさまをいい、そこから転じて、人生を斜(しゃ)に構えたような人、身形(みなり)や言動の風変わりな人、アウトロー的な人などを「かぶきもの」と呼んだ

言い得て妙ですねwww アメリカ人わかってるなぁ。

スカイさん

>そうした意味では全く無駄に見える「基地反対運動」の類も、その手の人たちが目指>す到達点によっては応分の価値があると言っても良いかと思います。

山路さんがおっしゃるこの部分が「最も注視」すべき部分だと思います。マスコミは、ジャーナリストはこの部分を「どう表現」し、「炙り出していく」か。それを通して「本当の沖縄の姿」が見え隠れしてくると思います。そういった事では、米軍は表層に現れる現象に左右されずに「沖縄の姿」をしっかりと把握しているとも言えます。

総じて、翁長氏は「分かりやす政治家」だとも言えます。言葉は汚いですが、「カネになる辺野古」には行くが、「カネにならない高江」には未だかつて1度も行ったことはない(私の認識では)です。

私は武士道なることも勉強したことが無いし、それを論理的に説明しろと言われても出来ません。
しかし、武士道は特別なものでは無いと思っています。
自分の中の武士道は、
挨拶をする。拾った財布は届ける。他人様に迷惑をかけない。受けた恩は返す。老人、妊婦、幼児がいたら席を譲る。コンビニでは順番に会計をする。親兄弟、かみさん子供をいとおしく守る。
日本国民、沖縄県民も含め当たり前に持っている感情です。私が左翼を嫌いな一番の理由は、日本人として当然持っている道徳観が左翼には無いですね。

逆説的に言うと
嘘捏造、妬み僻み、自己中心、反社会的。
おおよそ人間としての欠点をすべて兼ね備えているのが左翼団体です。国会前の違法デモ、METOOなどと財務省に押しかける女性議員。
その女性議員たちに一言だけ言っておきたい。
大丈夫ですよ。安心してください。あなた方には誰もセクハラなどしませんと。

考えてもいれば翁長知事も考えが甘い。
腹八分で抑えてオール沖縄とか言っても、自己主張の塊の共産党などが納得したふりをしても、納得するはずがありません。そんなオール沖縄も一つだけいい仕事をした。
それは沖縄が抱えるどうしようもない矛盾です。

karakuchiさん

沖縄には「武士」は存在しませんでした。
ですから「武士道」なるものもありませんでした。
さらに「封建制度」なるものもなかったと私は思っております。琉球王国といわれるもののなかでは、圧倒的多数の農奴とごく一握りの裕福な「王族と上級役人ら」です。
その枠組みを解放したのが、「琉球処分(廃藩置県)」だったのです。が、明治政府は王族と上級役人たちの身分だけは温存した(旧慣温存政策)のが、今日に至る本土と沖縄の価値観の「ズレ」などの根源にあると私はそう考えております。

翁長知事は土曜日に手術が完了し1ヶ月くらい入院、摘出した腫瘍が良性か悪性かの判定に2週間。

病理検査っていうのは時間が掛かるものなんですね、手術後に直ぐ良性か悪性かの発表があるものだとばかり思ってました。

時間の引き延ばしを疑わなくもありませんが、2週間後です。

宜野湾くれない丸様

琉球王朝の歴史、ありがとうございます。
その琉球王朝は素晴らしかった。人々も幸せだったと宣伝するのが、沖縄左翼の立場ですね。
やはり歴史は変えてはいけないと思いますね。

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