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2018年6月27日 (水)

沖縄県民は「先住少数民族」ではない

161
「ヒロ楡谷」氏という人の投稿です。

「・北朝鮮は絶対に信頼出来ない国。拉致した日本人を解放しようと核兵器を放棄しようと、経済制裁解除や国交正常化は行ってはいけない。未来永劫、圧力をかけ続けて国力を削ぐのが日本の安全を保つ唯一の方法。
・沖縄を琉球読みするのは同化政策を正当化するヘイト発言と揚げ足を取られるのを防ぐため。国連でも琉球人は日本人に非ず、先住民族であると決定しているので、うかつに日本人扱いして無用なトラブルを発生させるのは好ましくない」 

前段では北は信用できないからとことん圧力をかけ続けろと勇ましいことをいいながら、後段は「揚げ足をとられないため」となにが本当のこの人の認識なのかわからない書き方に逃げています。

ちなみに、蓮池薫氏も言っていますが、圧力路線はどこかで転換されねばなりません。

いかなる進捗があっても日本が圧力路線を変えないというなら、北はばかばかしくて外交交渉そのものを忌避することでしょう。

すると、拉致交渉そのものが成立しなくなります。これでは北のおもうツボです。

なんのことはない一見勇ましい圧力未来永劫論は、結局北にとって有利なのです。

圧力を選ぶか、融和を選ぶかは、一種のバルブのようなもので、その時々の状況次第です。そのていどの柔軟性を持たせないと「ヤクザ」国家とは交渉できません。

圧力路線が外交方針である以上、硬直して続けるものではないし、非核化交渉と拉致問題の進捗をにらみながら判断するものにすぎないのです。

それはさておき、この人はさらには末尾に、「迂闊に日本人扱いして無用なトラブルを発生させる」という頭が痛くなるようなことを平気で言ってのけています。

ゃあ、沖縄県民を日本人扱いしなければ、「無用のトラブル」がさけられるんですね。

私は沖縄県民が「じぶんたちは日本人ではない」といっても、間違ってはいると思いますが、頭から否定はしません。

しかし、本土人の側から「お前ら沖縄県民は日本人ではない。トラブルに巻き込まれたくない」などと言うことに対しては、強い怒りを覚えます。

冗談ではない。身勝手なことを言うなと思います。

この時期、すなわち、地域覇権国である中華帝国が南シナ海の軍事要塞化をほぼ完了し、東シナ海に触手を伸ばし沖縄をうかがおうという情勢下において、「沖縄県民は日本人ではない」と本土の側が言うことの意味です。

それは「沖縄県は日本ではない」ということに等しく、県民を中国に売り渡すことに等しいのです。

沖縄県民はまがうことなき同胞であり、日本人です。

さてこの人の唯一の根拠は、「国連が先住民と認めた」ということらしいですが、日本政府は直ちに抗議して拒否しています。

この人の認識は、なにか深い勘違いがあるようです。 

2016年5月3日に、この人も言及している「国連勧告」なるものについて書いた記事を再掲載しておきます。

                                         ~~~~~~~~~~~~

「国連人種差別撤廃委員会」とやらが、沖縄県民を「先住民族」だとした「最終見解」を出したことに対して、日本政府が抗議しました。

この14年の「勧告」については、欄外に琉球新聞の記事をスクラップしておきました。 

要点は以下です。

①彼らの権利の促進や保護に関し、沖縄の人々の代表と一層協議していくこと。
②琉球・沖縄の言語や歴史、文化についても、学校教育で教科書に盛り込むなどして保護するよう対策。
③2010年の「米軍基地集中」についての勧告が、今回は消えた。
④日本政府が沖縄の人々を「先住民族」と認識していないとの立場に「懸念」を表明。
⑤消滅の危機にある琉球諸語(しまくとぅば)の使用促進・保護策が不十分。教
科書に琉球の歴史や文化の繁栄が不十分。

また、自由権規約委は同じく14年8月に、「先住民族の天然資源の権利保護」勧告までだしています。

これはまた、ずいぶんとキナ臭いことを平気でいうものです。

「コミュニティーの伝統的な土地や天然資源に対する権利を十分保障するためのさらなる措置をとるべきだ」などと日本政府に法改正まで求めている。」(産経4月28日)

尖閣を領有しようとしている中国は沖縄県との「共同開発」を提案していますから、この「先住民族の資源保護」の概念はそのためにあつらえたような概念です。

そういえば、かつて政権党だった当時の民主党県連の会長だった喜納昌吉氏が「中沖共同開発」を唱えたことがありましたっけね。

ナバホ族のような外国との資源の競合がありえない内陸の先住民と違って、隣国の係争関係がある尖閣を持つ沖縄に対してそれを言ったら、国家間紛争の種をまくようなことだと思わないのでしょうか。馬鹿じゃないか。

政府が内政干渉と抗議するのもむべなるかなです。

Photo(産経4月28日)

これについて反応を、沖タイが報じています。(4月28日)

※http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160428-00000002-okinawat-oki 

なんと県民ではなく、ヘイトスピーチ報道で名を上げた左翼ジャーナリストの安田浩一氏が登場したのには微苦笑しました。 

安田氏はこう述べています。

「ヘイトスピーチなどの問題を取材し、昨年9月には翁長雄志知事の国連演説も傍聴したジャーナリスト安田浩一さんも、沖縄の人々の人権が侵害されてきた歴史や、過重な基地負担をめぐって国と県が対立する現状を踏まえ「先住民と主張する意見はもっともだ」と理解を示す。
 今回の政府の姿勢を「本土の意見に逆らうな、国益に反するようなことはするなという極端な同化主義だ」と批判し「沖縄の人は、復帰以降も変わらない過重な基地負担の軽減を訴えているにすぎず、政府は沖縄側の気持ちを無視している」と指摘。
 さらに「政府は同じ日本人というのなら、沖縄の基地負担を本土も分かち合う方策を積極的に模索するべきではないのか。安全保障の名の下に不公平な立場に置かれ続けている沖縄の現状を、政府は理解していない」とした。」

毎度おなじみの「過重な基地負担」を:「沖縄差別」とする左翼陣営の定番的考え方ですね。 

彼らの基地問題を、安易に,「差別」という取り扱い注意の問題に転化してしまう分別のなさがたまりません。

「ナショナリズムは少量の毒のようなものだ」という箴言がありますが、少量なら甲子園を応援するノリですが、大量に摂取したら最後、死に至ります。

こんなことを言い出せば基地問題だけにとどまらなくなり、さまざまを解決不能な事態を惹起するのはわかりきっているでしょうに。

ちなみに、沖縄左翼が「差別」と言い始めたのは、本土の部落解放同盟との交流を通してです。

沖縄左翼は、解同の永久差別論、つまり差別者と被差別者の立場は、永久にかわらないという理論を密輸したのです。

基地問題は根気よく縮小していくしか方法がないにもかかわらず、それを本土の差別だということで、沖縄県民の怨念を煽ろうするものです。

結果、かえって収拾不能の混乱を生むことになります。まったく愚かなことです。

左翼は、紛争を起こすことが存在理由だからいいでしょうが、巻き込まれた一般県民はどうなるのでしょうか。

基地の縮小という、それ自体はまっとうな要求が、いつしか本土政府との民族対決に変質してしまいました。

そして、その結果うまれたのが、「差別」からの完全解放を唱える沖縄自決論・沖縄独立論だったというわけです。

かつての復帰闘争の折りに、毛沢東主義の某過激派が「沖縄民族解放」「琉球独立」を唱えて、「沖縄民族解放戦線」などをデッチあげた故事を思い出します。

よもや、こんな亡霊がよみがえるとは思いませんでした。

彼らにかかると、今回の普天間移転問題も、「「本土の意見に逆らうな、国益に反するようなことはするなという極端な同化主義だ」ということになります。

「先住民族」の定義について、簡単に押さえておきます。
※Greller, 1997

①非支配的地位
②エスニック・アイデンティティの共有
③先住性

沖縄県民が「先住民族」であるかどうかについては、今回は置きます。(そのうち余裕があればやります) 

それについては::国連人権委員会の我那覇真子氏の国連スピーチをごらん下さい。(欄外参照)

というのは、これをやりだすときりがないからです。結局は観念的な歴史認識の違いに突き当たって、立場の違いを確認するだけになります。 

今は、このような「国連先住民」勧告が、現時点で政府と沖縄の間でどのような新たな紛争を生み出すのかを考えたほうが意味があるでしょう。 

あ、そうそうその前に、ご承知だろうと思いますが、ここで出てくる「国連人種差別撤廃委員会」なるものは、別に「国連」そのものではありませんから誤解しないで下さいね。 

今は改組されて消滅しましたが、あの悪名高いクマラスワミ報告を出した国連人権委員会は正式な国連機関ですが、こちらの「人種差別撤廃委員会」はその補助機関、下請けにすぎません。 

人権委員会は、人権意識のかけらもない中国やアフリカの独裁国が理事になっているなど、大変に問題が多い組織でしたが、「人種差別委」のほうに至っては、それに輪をかけてNGO、つまりは各国の活動家たちがメンバーになって、勝手なことを言い合っているようなところです。 

さて、今回の「国連勧告」を興味シンシンで見ていた国があります。中国です。

中国は、沖縄を自国領土だと宣言しています。

中国がやったことは、沖縄県に馬英九のような親中派カイライ首長の翁長知事を作るのが第一歩でした。

青山繁春氏は、中国領事館が工作していると名指ししていますが、私には裏を取りようがありません。

しかし、「オール沖縄」の背後に中国の姿が見え隠れするのはよくあることなのであって不思議はありません。

「オール沖縄」がいままでの左翼系革新勢力と一線を隠して「進化」したのは、保守寝返り組を取り込んで、「沖縄ナショナリズム」を統一イデオロギーとして押し出したことです。

というのは、従来の対立軸は<沖縄県vs本土政府>でしたが、これだけでは弱いのです。

結局、問題が解決すれば元の<日本>という鞘に納まってしまいます。

それは当然です。なにせ、沖縄県民も本土人も同じ日本民族なのですから。 

彼らからすれば、納まってしまっては、その「先」にいきません。その「先」とは日米安保の廃棄と「独立」です。

元々水と油の野合勢力を接着する目的のために、<日本vs沖縄>という新たなエスニック紛争の構図を作ったのですが、この構図はいまや「国連勧告」の力を得て、一人歩きし目指すのは「その先」です。

ではその「先」とはなんでしょうか?

沖縄は米軍と自衛隊によって強固に防衛されています。外からこれを崩すのは容易ではありません。

崩そうと思うなら、城の内側から城門のカンヌキを引き抜く者が必要です。

その役を今回仰せつかった人物が、翁長氏でした。

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 そのために用意されたイデオロギーが、「沖縄は差別されているマイノリティだ」という「沖縄差別論」でした。 

「沖縄人」というエスニックと、「日本人」というエスニックの民族対立を、人工的に作り出したのです。

民族対立の図式に持ち込むために考案されたのが、虐げられた「沖縄先住民」と、差別し暴虐の限りを尽くす支配者「日本人」という二項対立の図式です。 

この図式によれば、日本人は、琉球王国という理想の平和国家を破壊し、皇民化教育で洗脳して戦争の捨て石にし、住民虐殺に狂奔したあげく、沖縄を捨てて、復帰後も沖縄にだけ米軍基地を押しつけている悪玉としてだけ描かれます。 
※琉球王国についてはこちらからの記事からどうぞ
http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2014/11/post-2d1a.html
http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2014/11/post-85e9.html
http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2014/09/post-bc55.html

これが「沖縄差別」イデオロギーです。 

その「先」は、プーチンが使ったクリミア方式が参考になるでしょう。

まずいきなりの中国への併合ではなく、いったん「一国二制度」というクッションを置きます。

手段は「民族自決」による県民投票です。しかしいきなり独立国にはなることはしません。

それをやると、「琉球共和国」ができたのはいいものの、財政的に持たないからです。

「高度な自治」をもった、「沖縄特別区」のようなものにします。おそらく外交・防衛を本土政府に預けるかどうかが焦点となるはずです。

糸数慶子議員は既に、「高度の自治権」を沖縄に与えるように主張しています。

今回の国連人種差別撤廃委員会の「最終勧告」は、まさに糸数女史の主張を100%トレースしたものでした。

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(写真 2014年、先住民族世界会議に参加した糸数慶子参院議員。札に書いてあるIndigenous peoplesとは、当該国の主要構成民族から みて「原住民」と呼ばれることの多かった者で、当該国に編入する以前から住んでいた者の ことを指す。)

この両者を預けてしまうと、「全基地撤去」ができなくなりますが、財政的には安定します。

仮にいきなり完全な分離・独立をしてしまえば、3割以下の自主財源しかない沖縄は財政的に一瞬で崩壊します。

その場合、左翼政権のギリシヤと同じコースが待っています。

公務員と公共事業の大幅削減、年金・福祉などの一時凍結・切り下げ、そして消費税の大幅増などの増税をしないことには、深刻な財政危機に見舞われるはずです。

実はユーロに加盟していたことで、国力以上の福祉・厚生を得ていたギリシャと、日本に属している沖縄はよく似た内部構造を持っています。

公務員天国、製造業の弱体、観光中心の産業構造、左翼が強い政治構造などです。

沖縄県はユーロの代わりに、基地を引き受ける見返りとして、本土からの累積10兆円の振興予算で、県の経済力以上の財源を得ていました。
※関連記事http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2015/04/post-1599.html

ですから、皮肉なことに、この「沖縄特別区」も、基地は維持せねばならないことになります。

米軍基地を撤去するために始めたのにナンダということになりますので、独立勢力の中で分裂含みの争いになることでしょう。

しかし考えてみれば、その「沖縄特別区」の後に予定されている、「琉球共和国」に向かう場合もまた、基地問題は同じように蒸し返されるはずです。

米国と「琉米安保」でも結ぶ腹芸が彼らに可能ならば、「独立」の目がないわけではありません。

しかし、「独立勢力」の裏オーナーはなにせ中国の大人ですから、どうなりますか。

米国と基地温存を条件にする程度の外交力があれば別ですが、今の翁長氏たち「オール沖縄」の貧弱な政治能力をみていると、まったく無理な相談でしょう。

やると分裂し、分裂を食い止めるるほどの絶対的カリスマがいませんからね。

結局、至り着くところは、「一国二制度」の美名による香港型でしょう。

そして・・・、「琉球共和国」は、中国から送り込まれる大量の中国系移民によって、社会・経済と政治のことごとくを支配され、独自の首長を選出する権利すらも奪われて、中国全人代の決めた「総督」を戴くことになります。

そして数十年後には、「中華人民共和国琉球自治区」となって、嘉手納基地に五星紅旗が翻ることを、旧沖縄県民は見ることになります。

その時、中国政府が琉球民族の「先住民自決権」などを容認するかどうかは、チベットやウイグルをみれば、特に考えないでもわかりそうなものです。

「先住民族論」や「民族自決論」、あるいはそれから発生する「琉球独立論」こそ、自由を失うための最短距離なのです。

※関連記事
http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2015/07/post-1dbe.html
http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2015/09/post-d7ca.html

                        ~~~~~~ 

■琉球新報2014年9月24日 

「国連の人種差別撤廃委員会は29日、日本政府に対し、沖縄の人々は「先住民族」だとして、その権利を保護するよう勧告する「最終見解」を発表した。「彼らの権利の促進や保護に関し、沖縄の人々の代表と一層協議していくこと」も勧告し、民意の尊重を求めた。琉球・沖縄の言語や歴史、文化についても、学校教育で教科書に盛り込むなどして保護するよう対策を促した。 

委員会は日本政府に対し、勧告を受けての対応を報告するよう求めている。
 同委員会は2010年に、沖縄への米軍基地の集中について「現代的な形の人種差別だ」と認定し、差別を監視するために、沖縄の人々の代表者と幅広く協議を行うよう勧告していた。今回は米軍基地問題に言及しなかった。
 最終見解は、ユネスコ(国連教育科学文化機関)が琉球・沖縄について特有の民族性、歴史、文化、伝統を認めているにもかかわらず、日本政府が沖縄の人々を「先住民族」と認識していないとの立場に「懸念」を表明。「彼らの権利の保護に関して琉球の代表と協議するのに十分な方法が取られていない」ことに対しても懸念を表した。
 また、消滅の危機にある琉球諸語(しまくとぅば)の使用促進や、保護策が十分に行われていないと指摘。教科書に琉球の歴史や文化が十分に反映されていないとして、対策を講じるよう要求した。

 最終見解は今月20、21日にスイス・ジュネーブの国連人権高等弁務官事務所で開いた対日審査の結果を踏まえ、まとめられた。
 対日審査では沖縄の米軍基地問題に関して、委員から「地元に関わる問題は事前に地元の人たちと協議して同意を得ることが大変重要だ」「政策に地元住民を参加させるべきだ」といった指摘が相次いだが、最終見解では触れなかった。
 日本に対する審査は、日本が1995年に人種差別撤廃条約の締約国になって以来、2001年と10年に次ぎ、今回が3回目。」

国連人権理事会における我那覇真子氏スピーチ全文
スピーチは英語 和訳は本人による

http://hi-hyou.com/archives/3368
2015年9月26日
被差別少数琉球民族は存在しない
~デマゴーグとプロパガンダは21世紀の国際社会には通用しない~
 

昨日皆様は、沖縄は紛れもない日本の一部であるにも関わらず、「沖縄県民は日本政府及び米軍から抑圧される被差別少数民族である」とお聞きになられたと思います。
それは全くの見当違いです。
私は、沖縄生まれの沖縄育ちですが、日本の一部として私達は世界最高水準の人権と質の高い教育、福祉、医療、生活を享受しています。
人権問題全般もそうで すが、日本とその地域への安全保障に対する脅威である中国が、選挙で選ばれた公人やその支援者に「自分達は先住少数民族である」と述べさせ沖縄の独立運動 を煽動しているのです。
我々沖縄県民は先住少数民族ではありません。
どうかプロパガンダ(政治宣伝)を信じないでください。
石垣市議会議員の砥板芳行氏からのメッセージです。
「沖縄県の現知事は無責任にも日本とアジア太平洋地域の安全保障におけるアメリカ軍基地の役割を無視しています。翁長知事はこの状況を捻じ曲げて伝えています。中国が東シナ海と南シナ海でみせている深刻な挑戦行為を知事と国連の皆様が認識をすることが重要 です」

ありがとうございます。 

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コメント

消費税の音幅増→大幅増

 >その時、中国政府が琉球民族の「先住民自決権」などを容認するかどうかは、チベットやウイグルをみれば、特に考えないでもわかりそうなものです。


 まさしく中国が覇権国家たりえないのは、支配下になると暗黒なのが自明だからです。

フィリピンでさえ中国を恐れて無いのに。

午前美さん、夏美さんと同じ方ですので、HNを統一してください。

フィリピンはある時は提訴しておきながら、中国が無視を決め込むと一転して(政権が親中派に変わったせいもありますが)人工島の共同開発を協議しています。
一定の方向がありません。その時の風と政権の性格次第です。
小国としてはやむをえないと思いますが、日本としては特に模範とすべき国ではなく、むしろどのように対中包囲網につなぎ止めておくのかが課題な国です。
エドワード・ルトワックは、あのような国を信じてならないとにべもありません。

名無しさん。ご指摘ありがとう。直しました。これからHNを入れてくださいね。

遺伝子的にも言語学的にも文化人類学的にも沖縄人は日本人です。
https://ryukyushimpo.jp/news/prentry-231707.html

先日、翁長知事が県議会を突然欠席したために議会が空転しました。猛暑の中、慰霊の日の追悼式に出席したのが災いしたためかはわかりませんが、国籍や敵味方も問わない全戦没者の追悼の場で政治をからめて己の主張を叫ぶことには余念がないのに、県民生活にも関わる県議会は欠席する。

もはや県民のことなど眼中になく自己陶酔のために知事の座にしがみついているようにしかみえません。県民の利益のことを本気で考えるなら、少なくとも知事選不出馬を直ちに明言すべきです。

日本やアメリカには散々文句言ってるのに、中国の尖閣侵入について問われると「国が考えること」。誰の利益のために動いてきたのでしょうね。早く退場して療養に専念することが自身と沖縄県民のためです。


>>フィリピンでさえ中国を恐れて無いのに

だから何?周辺国とよくもめてますが?
尖閣くらいくれてやれとでも?
八重山の漁師などは本気で怯えてますが、どうでもいいと?

 ありんくりんさんのおっしゃる通りと思います。

 むかし私は中学3年の時に鹿児島本線で東京まで行ったことがあります。現在私は73歳になりますので、ホント昔のことになりますね。沖縄の港を出港した沖縄丸が鹿児島に着いたときの感動は忘れられません。これが日本だ、とうとう日本に着いたというぐらいの高揚感がありました。

 鹿児島本線を北上してゆくと(当時は機関車)、佐賀、福岡、下関とだんだんに東京に近づいていくのですが、九州を出るまでは同じような風情ですが、下関ではなにかしら違う感じが出てきますね。関西はまた違っておりますし、静岡あたりからはやはり関東の雰囲気が出てきますね。まずは言葉の調子なんです。人の表情が動作が違うのですよ。

 こんな列車の旅の途中で、沖縄人は日本人なのかという自問は私の心中では起こりませんでした。ハナから日本人だという意識でした。大方の沖縄人はそのようなものでしょう。

 差別感情はやっかいなことに人間にはつきものです。戦前に沖縄人は差別されていたということを親たちからよく聞かされたものです。琉球独立の感情は、差別意識も影響しているのでしょう。しかし、琉球独立というのはあり得ないと思うのです。冷静に考えればだれでも分かることです。

 オール沖縄という感情は理解はできます。これは、甲子園で県代表が戦う場面で県民皆が一体となることです。しかし、政治的に一体となることなどは無理なのです。無理なことをしようとしたのが沖縄のオ-ル沖縄運動でしょう。

 糸数慶子さんは、彼女が高校生の時から知っております。高校生でありながら、覇気の強いものがありました。彼女が左翼に転じたのは、バスガイドをしていた時代に沖縄戦で悲惨な体験をした老婆のことを知ってからだと言われております(うわさ)。

 翁長さんも糸数さんも感情主導の政治家です。感情次第ではとんでもないことまで言ってのけます。冷静であり感情豊かな政治家が沖縄から輩出することを願っております。

地理的海流的にみると、沖縄に先住少数民族がいたのは
遥か歴史の彼方だと思います。その頃の他の日本列島に
も、先住少数民族が多部族いたと思われる時代です。私
の地元県にも、縄文最古と言われている遺跡があります。

当時としては大集落だったそうですが、なんせ数百人の
集団なので同族によるムラだと思います。その頃は大規
模農業の技術も無く、主に採集による食料調達ですから
この数百人の集団がムラ人口のMAXだったのでしょう。

その後、大陸や遠くポリネシア等から渡来する人が増え
たりして混血します。太平洋の向こうのアメリカ大陸じゃ
ないんで、そら来ますわ。当時は国境なんて観念すら無
いので、「ココ喰えね、喰える良いトコ行こ」と思ったら
行かない理由がありません。

そうなったら、日本列島近海には先住少数民族がいたと
してもアッという間に人の移動に飲み込まれてしまいます。
海の十字路にある沖縄方面の島々の人達のルーツは多岐
多様で、純粋沖縄民族という人はいない。純粋日本民族
がいないように。

ド僻地の人達や文明交流を完全拒否した人達はともかく、
そうでないのにオリジナルの先住少数民族などと言うのは、
胡散臭い。ヒトラーもそういうの好きでしたし、我が大日本
帝国も鬼畜米英とか言ってました。

 失礼な事を言うようですが、ヒロ楡谷さん程度の理解力だと逆に一般的な社会生活にも支障を来すレベルなんじゃないかと心配になります。

人種差別撤廃委員会が言っているのは、「沖縄県民は先住民族だ」と言っているのであって、「沖縄県民は日本人ではない」と言っているのではありません。
ですが、その地点からヒロ楡谷さんが考えるのは、だから沖縄県民を「うかつに日本人扱いしてはいけない」というように、全開で論理飛躍しちゃってるんですね。(笑)

ヒロ楡谷さんがそのような余程のバカではないとするならば、差別主義者という事になるのでしょうが、その場合はまァ「現代の化石」みたいな人だって事でしょう。それだけの事です。

それはともかくとして、説明すると長くなるので省きますが、人種差別撤廃委員会の決定自体が間違ってます。
それよりも、「人権理事会」そのものが既に途上国を中心とした左派活動家クラブになっている現実を認識すべきでしょう。

現地在住の左派人権屋のプロたちが、ロビー活動よりももっと進んだカタチでアフリカ諸国などの複数の国の代理人となって、自らの政治的主張をその国の名のもとに語っているのが人権理事会というもので、その後ろ盾は言うまでもなく中共です。
人種差別撤廃委員会などは一応独立しているだけに、その「極北」とも言える組織に育っちゃてますね。

一部の先鋭的な辺野古反対派や沖縄二紙のロジックは、「基地の押し付け差別に抗するには「自己決定権の回復」にしか方法はなく、その根拠は国際法にある。だから国際社会(国連)に訴えるべきだ」となるのですが、翁長知事は国連で「民族自決権」(self-determination)
と言ってしまったように、非常に愚かなスピーチを行いました。
こんな者が保守派であるはずはなく、左翼に骨の髄まで利用し尽くされて本望なんでしょうか、まったく不思議な男です。

 沖縄県民には「琉球独立論」だの、「先住民族」などと言う突飛な言説は全然受け入れられておらず、そのことは沖縄二紙も重々承知しています。

だから紙面での自社の論評は巧みに避けつつ、安田某のような「反差別」の観点からしか物を書けなくなった人間に書かせるのでしょう。

しかし、このあたりの「琉球新報」と「沖縄タイムス」は、読み比べると実はかなりスタンスが違いますね。
米軍基地反対に資するために「自己決定権」や国連を利用しようと焚きつけるのがタイムスの姿でしょうが、琉球新報はマジで「琉球独立論」に傾斜しているように伺え、誠に寒々しくなります。
翁長氏を「中共の手先だ」などとは思いませんが、琉球新報はホント危ないと思いますね。


沖縄勤務時代に沖縄方言は日本語(日本語とて無数にありますが)から、母音が変化したものと教わりました。
すなわち、地名の名護はナグ、浦添はウラシー。
あれこれはありんくりんですね。
それが、宮古、八重山にいくとより変化して沖縄県民同士でも話が通じない。琉球王朝は集落間の人の移動を禁止したので、隣同士の集落でも微妙に言葉が違う。それを面白おかしく歌った沖縄民謡がセンスル節です。先日飲みに行った沖縄居酒屋でたまたまライブやっていまして沖縄から見えた歌手の方が歌っていました。
方言の話はこの辺にして、
先日、日本本土に住む沖縄2世3世のことを、すっかり日本に同化していると書きましたところ、宜野湾市民様からお叱りを受けました。日本の中の一つの県と言う空気の中で生きて来たと。
私は沖縄勤務の経験から、翁長知事や沖縄のマスコミの主張が少数で、宜野湾市民様や我那覇真子様の主張が一般的な沖縄県民だと思っています。

本当の余談です。
センスル節から抜粋しました。

とうまーめいいむんやはーめ。みーけーはーけーふにーやたむんにんないひん。

何が何だか分からないように思いますね。
次の言葉を読んだ後、もう一度ゆっくり読んでください。

唐の豆(そら豆の事だと思います。)はいいね母さん。
身を食べて葉を食べて、骨は薪に出来るからね。

沖縄の方の読者の多いブログで知ったかぶり失礼しました。

アメリカは、占領統治時代に「琉球」をキーワードに本土と沖縄の分断統治を図ったと聞いております。現在の沖縄の支配者層を輩出したのは、「琉球」大学の卒業生達とのこと。中国共産党も、本土復帰前後より工作員を派遣して思想戦を展開しているとか。日本国のみが何らの手立てを講じていないではないでしょうか。愛国教育が足りないのだと思います。現在の人間のアイデンティティーは「どの主権国家の国民であるか」です(昔はキリスト者であるか、否かでしたが)。愛国心は、主権国家の一員として、その巨大なシステムに馴化させるためのものです。よって、愛国心とは、決して「郷土愛・地元愛」のようなものではないのです。これを日本人は理解していません。だからつけこまれるのです。いっそのこと、「東京都沖縄郡」とした方が、良かったのかも知れません。暴論ですが。

karakuchiさんの余談の更に余談で恐縮ですが、以前見たある記事によると「サーターアンダギー」は「砂糖(サーター)油(アンダ)揚げ(アギー)」、「シークヮーサー」は「酸い(シー)食わす(クヮーサー)」なんだそうですね。
他県人には一見謎のネーミングもちゃんと繋がってることに驚きました。

沖縄には奈良時代、平安時代の古語が残り、今もそれが話されているというのが凄く興味深く、面白いです。

ウチナーぐちの、「ちゅらさ(美しさ)」という言葉は「清ら(きよら)」が語源のようです。美麗さ、匂い立つような美しさという意。

妻はウチナーグチで「とぅじ」と言いますが、古語の「刀自(とじ)妻の意」が語源のようです。

他にも頭をちぶる(古語のつぶり)や、子供をわらばー(古語では童・わらべ)

年配の人が使うものに、ウンジュ(目上の人を敬って呼ぶ、あなたさま)は、古語の雲上(うんじょう)

ありがとう「にふぇーでーびる」は、贄で侍る(神様への供え物でございます=もったいないことです)が語源のようで、これを知ったときは何とも嬉しかったです。

翁長県政は沖縄県内でウチナーグチの普及に力を入れているようですが、方言を語源から紹介すれば多くの県民はその面白さにもっと興味を示すのではと思っています。


琉球人を日本人扱いすれば同化を強要する差別、日本人と扱わなければ琉球人を見下す差別。日本人が関わることが差別と言うなら、琉球人は沖縄から出ていけと言いたい。
それに琉球人を日本人扱いしないのは沖縄県を放棄するのと同じと言うのは暴論にも程がある。沖縄の領有権と琉球人の扱いはまったく別の話であり、例えば琉球人を全員追放してもそれが沖縄県の放棄とイコールにはならない。沖縄は日本の物であり、琉球人の物ではない。

ヒロ楡谷さん
国連の委員会や中国が「琉球人は先住民族(日本人ではない)」というのは「沖縄は元々日本じゃないから」が前提なので、日本が先住民族を認めたら中国は必ずそこを絡めて独立やらなんやら仕掛けて自国が支配出来る方向で仕掛けてきます(管理人さんが本記事でそう説明されてるんですけど)から、暴論でもなんでもありません。
それにもし少数民族と認めた琉球人を貴方の言うように追い出したりしたらそれこそ世界中から袋叩きです。
 
ところで貴方は「沖縄を琉球読み」してると書いておられましたが、そうすると「琉球人」とは「沖縄県民そのもの」という意味なのでしょうか?
もしそうならば他県から移住した人やその子孫も含まれることになり、「琉球人=日本人とは違う先住民族」は成り立たないと思います。

ヒロ楡谷氏。自分で読み直して何を言っているのか分かって書いているのですか?酔っぱらっているとしかおもえない文章です。
「日本人が関わるなら琉球人は沖縄からでていけ」・・・、はぁ?
意味不明。

同化政策があったとしたらなにか。琉球民族といえるとしたらなぜなのか。
中国の沖縄に対する脅威とはなんなのか。
今、この時期「琉球民族」を唱える意味はなんなのか、この人はひとつひとつ押えないで、感情のおもむくままに書き散らしてきますね。
だから短絡以前の解読不能のものになっています。

こんな精神的泥酔者と議論するのは止めましょう。さようなら。

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