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2018年6月20日 (水)

北の思惑を代弁する人たち

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ワールドカップ初戦に勝ちました。大きい一勝です。正直言って、勝てるとは思っていなかったので嬉しい驚きでした。 

もらわなくていい1点でしたが、いいとしましょう。コロンビアのハンドももらわなくていい1点でしたので、おあいこです。もらった長谷部と川島はしっかりと監督から絞られて下さい。
※追記、もう一回録画をみたところ、長谷部は無罪でした。あれはレフリーの ミスジャッジです。川島については見解は変わりません。下手くそめ。

原口は名前どおり元気に走り回りました。柴崎の負傷は心配です。 

本田は本調子にはみえませんから、途中出場という監督の判断は正しかったと思います。 

うであっても本田のコーナーからの一本は精確な弾道を描きました。 

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またそれを見事に合わせて、群がる敵と競り合ってヘッドで叩き込んだ大迫に拍手です。鹿島にいた時から、いっそうたくましくなったようです。 

西野さんになって、チームの雰囲気がよくなったような気がします。このグループは全部格上ですので、苦闘が続きますが、がんばって下さい。 

                                                 ~~~~~~~~ 

さて、頭を切り換えて拉致問題について続けます。 

平壌放送は「日本だけが「無謀な対朝鮮(北朝鮮)強硬政策にしつこくしがみついている」と例の調子で例のごとく言っています。 

北によれば、「国際社会が一致して歓迎している朝鮮半島の平和の気流を必死に阻もうとする稚拙かつ愚かな醜態だ」そうです。 

おっと、どこかで聞いた台詞です。 

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現職外相の父親である河野洋平元外相は、こんなことを言っていましたね。 

「河野洋平元衆院議長は13日、都内で講演し、北朝鮮による日本人拉致問題について「植民地問題の処理もできていない国に、ただ(拉致被害者を)帰せ、帰せと言っても問題は解決しない。国と国の関係を正して、帰してもらうという手順を踏まざるを得ない」と述べ、拉致問題の解決の前に北朝鮮との国交正常化を優先すべきだとの考えを示した。 河野氏は明治43(1910)年の韓国併合以降の歴史を振り返り「今日の南北分断の遠因には日本の植民地政策があった」と述べた」(産経6月14日)
https://www.sankei.com/politics/news/180614/plt1806140010-n1.html

 この河野氏(父)の考え方でいくと、「北と正式の外交関係を結ばないと、拉致問題解決は話し合いのテーブルにすらつけない」ということになります。 

北が言う「正式の外交関係」とは、まず平壌宣言を履行して経済援助を前提とした国交関係を結ぶことです。 

これは実は、トランプがシンガポール会談で言ったとされる、この正恩へのオファーに対応したものです。トランプはこう言っています。 

「米国としては、完全な非核化が実現されれば経済制裁は解除するつもりだ。だが、本格的な経済支援を受けたいと考えるなら、日本と協議するしかないだろう」 

つまり、米国が非核化の代償としてあげられるのは経済制裁の解除だけで、本格的援助は日本からもらいなさい、ということです。 

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その法的根拠となるのが、16年も前の2002年9月17日に締結された平壌宣言です。 

整理するとこのようになります。

①北朝鮮工作員による拉致被害者問題の解決
②日本側は、植民地支配に対し、痛切な反省と心からのおわびの気持ちを表明
③北朝側は、核問題に関し「関連するすべての国際的合意の遵守」を確認し、ミサイル発射の自制
④互いの安全を脅かす行動を取らない事を確認
⑤過去の清算は互いに請求権を放棄
⑥国交正常化後、日本側より、無償資金を始めとする幅広い経済協力を実施

平壌宣言の拉致問題に関わる部分は以下です。

「3.双方は、国際法を遵守し、互いの安全を脅かす行動をとらないことを確認した。また、日本国民の生命と安全にかかわる懸案問題については、朝鮮民主主義人民共和国側は、日朝が不正常な関係にある中で生じたこのような遺憾な問題が今後再び生じることがないよう適切な措置をとることを確認した
https://www.mofa.go.jp/mofaj/kaidan/s_koi/n_korea_02/sengen.html

しかしこの平壌宣言は直後から裏切られます。

わずか1カ月後の10月にはすでに高濃縮ウラン(HEU)生産計画が露呈し、米国からそれを指摘されると逆切れして、同年12月にはIAEAの査察官を国外へ追放しています。 

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この時から、北は公然と核物質製造施設である寧辺(ニョンビョン)を再稼働しています。 

そして翌年の2003年1月には、核実験を強行するために核不拡散条約(NPT)からの脱退を表明し、今に至る核武装化の道をひた走ることになります。 

これに対応して日本は北の核を阻止すべく経済制裁を単独で続けてきましたが、結果はご承知のとおりで、米国に長距離核が向けられるまで、事態は一歩も進展しませんでした。 

ではもう一方の拉致問題はどうだったでしょうか。もっと悲惨です。まったく進展なしでした。 

これをもって平壌宣言の失効を宣言してもよかったのかもしれませんが、日本政府はそれを選択しませんでした。 

それはこの平壌宣言が、拉致被害者の解放の外交ツールとしていまだに有効だからです。 

それは今回、シンガポール会談でトランプが、「日本はそうはいっても、拉致問題がある限り金は出さんよ」と釘を押したことでも分かります。 

つまり日本は、拉致被害者の解放なき平壌宣言の一方的履行はありえないといういうのが原則的立場なのです。 

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シンガポール会談において正恩はなにも発言しませんでしたが、否定したりはしませんでした。これをどう読むかです。

もし正恩が、今回の放送のように、「解決は、今回の北の放送のように、「日本は既に解決された『拉致問題』を引き続き持ち出し、自分らの利益を得ようと画策している」などとを言い出したら、その場でシンガポール会談はデッドロックに乗り上げた可能性があります。 

私は、正恩はトランプの「拉致問題を解決して経済支援を受けろ」というオファーについて、結論は出していないが、検討する価値が充分にあると考えていると思います。

北が拉致被害者を対日外交のカードとして考えて温存していることは自明です。

ならば正恩に、そのカードを切るなら今しかないと背中を押してやるべきです。

もし、この会談で正恩が「いや拉致問題は解決済みだ」と繰り返したのなら、日本は正恩に会う意味はありませんし、経済支援はおろか制裁解除すら不可能となります。

今後、米国が非核化に応じて経済制裁を緩めたとしても、わが国は単独で制裁を続行するしか道はありません。

その場合、仮に非核化措置が進んで国連制裁が解除されたとしても、わが国のみは我が道を行くことになりますが、それは今は考えないことにしましょう。 

つまり、非核化と拉致はワンセットだというのが、日本の大原則であって、譲れない一線なのです。

河野(父)氏はこれを別個の問題として分断した上で、ともかく経済援助を急げと言っているわけです。誰が喜ぶのか、かんがえないでもわかります。

この人物と違って、日本の立場を米国大統領はよく理解しているからこそ、仲介の労をとったのであり、今後も非核化交渉の米側責任者となるボルトンとポンペイオにもその旨を指示していると考えられます。 

正恩としては、拉致問題は後回しにしてグズグズに引き延ばし、日本の妥協をとりつけて平壌宣言の履行の名の下に国交回復に持ち込み、そして数兆と言われる経済支援をとりつける、というあたりが本音のはずです。

正恩としては本心はそうしたい、しかしトランプの釘が効いているのでできない、これが正恩のジレンマです。

この分裂した独裁者の心情を優しく抱き抱えてやっているのが、河野氏のような薄ら甘いリベラル人士たちです。

これらの人たちは、正恩の本来の思惑をそっくりそのまま代弁し、それが話あいに基づく「外交」だと思っているから始末に終えません。

こんなどちらの味方なのかわからないような人物が、総理にならなかったのは、天の配剤でした。

洋平さん、息子がいい仕事をしているのに足を引っ張るのは止めなさい。見苦しい。

あなたはとっくに終わっているのだから、村山氏や小泉氏などと火鉢を囲んで渋茶すすっていればいいのです。

次回もこのテーマを続けます。

 

 

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コメント

 誠に忸怩たるものがありますが、憲法上、軍事力を行使した拉致被害者救出が出来ない日本が切れるカードは、平壌宣言の履行しかありません。

私は今回の米朝会談でのトランプ氏こそが、日本のカードを有効成らしめる地点に北朝鮮を追い込んでくれた、という感じを強く持っています。

ところが河野洋平はじめ、我が国のメディアの大半は「国交正常化を優先させ、早急に日朝会談を行うべき」という立場です。
実はこういう論調は引退長老議員はじめ自民党内でも多くあり、私は二階幹事長周辺もそうであろうと睨んでます。
今は眠っているフリをしている外務省の主流派ですらそうでしょう。

どうにもこうしたお歴々の考える事は、元がイカレタた「戦前日本原罪論」に終始するのが常で、少しも現実を見据えようとしない傾向が顕著です。
こういう言葉は使いたくないが、だから「売国」と言われるんです。

この日朝間の膠着状態の我慢くらべに時間がかかると見通した正恩が打開に向けて次に取った行動は、またしても今回の習近平との会談だったと見ていいと思います。

日本政府のスタンスが物堅いものであり、我慢出来ない正恩が「早期に金にならない」と踏んで、中共に国連の制裁解除と当座の経済援助を乞う旅だったと見ていい。
そして、存在感を示したい目論見の習近平の思惑と合致して、異例の年内の日中韓首脳会談を提唱するに至ったと思われます。

大嫌いな中共に身を寄せる正恩の行動をトランプ氏がどう評価するか?
ここは見ものですが、キレてしまって米朝会談の内容がご破算にでもなれば、日本の拉致被害者救出までの道のりがまた遠のく感じがします。

管理人はこの記事の著作権を主張しますか?
もしよければ拡散したいです。

https://ameblo.jp/matsukawa-rui/entry-12383865526.html
松川るい氏には賛同できることばかりでは勿論ありませんが、核と拉致と日本のスタンスを分かりやすく説明しています。
こちらの最近の記事と合わせ読むと「北けしからん懲らしめろ」「トランプあてにならん安倍うそつき仲良くしないと拉致被害者死んじゃう」といった極端な情緒から離れた理解ができました。
野党だけでなく自民重鎮、そして地方議員にもおそらくこの件後ろ暗い人達が多数いるからこそ、40年解決できなかった訳で、ポスト安倍というだけでなく次世代の政治ゴロでない政治家が是々非々の議論で鍛えられて育っていくかどうかも大切だと感じました。

日本初戦勝利おめでとうございます。
ゴールエリア内でのハンドなんでPKは当然でしょうが、一発退場には驚きました。
キンテロのFKの切っ掛けとなった長谷部のファールは
どう見てもファールには見えませんでした。
レフェリー、帳尻合わせたかなというのは考えすぎですかね。
ともあれ、大事な初戦を勝利したことは大きいです。
次回セネガル戦も頑張れニッポン!!

話は変わりますが、河野洋平という人、何を考えてるんでしょうか。
産経新聞の阿比留さんも疑問を呈しておられましたが、
自民党にもこういう人がいたのかと驚くばかりです。
息子さんがそのDNA(思想的な)を受けついていないのは何よりですが。
この人が総理大臣にならなくて本当に良かったと痛感します。
だからといって細川護熙がベターとも思えませんけどね。

かの「河野談話」の河野さんですので、安定のブレない発言だと思います。良く言えば「性善説」論者。悪く言えば「お人よし」なのだと思います。自分の不確かな記憶だと、福沢諭吉の「脱亜論」とか、今話題の「西郷どん」の征韓論とか、とかく半島に対する感じ方考え方は今も昔もあまり変わらない感じがします。自分は何度もゴールポストを動かされてきた慰安婦問題とかを見ていると、半島とはあまり関係を持ちたくないのですが、そうは思わない人たちもいるのも事実かと。ただ、何の罪もない人々を拉致することは明らかに犯罪であり、その犯罪を国家として行った北朝鮮に対して、何故被害者である日本が一定の配慮しなけれなならないのか?そこだけは納得出来ないです。
あと、ワールドカップ、大半の日本人が予想していた結果と逆の結果になってしまって、本当勝負事はやってみないと分からないなと。ですので、今後、東アジアがどうなるのか本当分からないですね。

質問さん、あるいは三越さん。同一の方ですね。
このようなHP二重使用の方はブロックしています。

このように信頼関係が作れない以上、拡散することもお断りします。
あしからず。

一般的な場合ですが、私はリンク要請は慎重です。
かつてまったく違う考え方の人に恣意的に利用された苦い経験があるからです。
ですから、リンクは貼れないような設定にしてあります。

引用したい場合は、ご自分のサイトのアドレスを張り付けて下さい。
読んだ後に検討させてお答えいたします。

上目線に思えるかもしれませんが、いちおうこれが私のブログの自衛方法なので、ご了承下さい。

全くもって、河野洋平にしても小泉純一漁にしても、山拓や古賀にしても、日本の政治家は生乾きの仏が多すぎます。もう少しきちんと枯れて即身成仏していただきたいもんですな。

不勉強な為に日朝平壌宣言での過去の清算に関する部分(互いに請求権を放棄等)を知らなかった私が言うのもなんですが、かつて自民党の総裁だった河野洋平氏が「植民地問題の処理もできてない」とか「国と国の関係を正して、帰してもらうという手順」とか平壌宣言をまるで無視した発言をしてしまうのは酷い話です。
本当にこの人が首相にならなくてよかったと思います。

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