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2018年8月 4日 (土)

石破サバイバルと「石破4条件」

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石破氏が総裁選に出るようです。 

よりによってこの陰気な人物ですかね、と思いますが、しゃーない。 

石破氏の党内不人気は有名で、2015年に旗揚げした時が20人、そしていまも20人。ゼンゼン増えません。 

出馬するには当人をのぞいてもう1名いなければできませんから、知ったことではありませんが、どうするのでしょうか。 

石破氏は今回玉砕しても3年後につなげるつもりでしょうが、惨敗となるともうその芽も消滅しますから、なんとかせねばなりません。 

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で、石破氏がとったサバイバルが3つあります。 

ひとつめは、アベヤメロー陣営を味方にすることで、既に朝日などのメディアから暗黙の支援をもらっているようで、よく顔を出します。 

朝日にすれば誰でもよかったのでしょうが、互いの国家観や歴史観に親和性があるようですし、ともかく安倍の対抗馬はこの人しか自民党内にいないのですから、選択の余地がありません。 

本来はぬるいリベラルの岸田氏あたりがご推奨なのでしょうが、賢明にも彼は3年後に「恩を売った」形を選びました。 

野田氏は亭主のスキャンダルで自滅してしまい論外です。野田さん、暴力団関係者だった夫を抱えていては永久に首相候補にはならんぞよ。 

それはさておき石破サバイバルの2番目は、旗幟を鮮明にしていない竹下派の支持をえることです。 

参院竹下派はかつて権勢を誇った経世会の末裔ですが、首相候補がいないまま昼行灯になりかかっていました。 

去る7月31日、この竹下派でなんと青木元参院幹事長の鶴の一声で石破支持が決まってしまいました。 

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あーあ、なんとあの青木幹雄氏ですか(ため息)。まだ脂っけが抜けないのね。 

青木翁は、古賀誠氏、山崎拓氏、故野中広務氏らと並んで、古い自民党の腐臭漂う亡霊のような人物です。 

上の写真のメンツで、今や共産党や朝日と肩を組んでアベヤメローと叫んでおられることはつとに有名です。 

この青木翁が突如、31日の幹部8人との会合で反安倍・石破支持の方向を確認したようですが、衆院の竹下派からすれば寝耳に水で、経済再生担当相茂木敏充氏らをはじめ首相支持派がほぼ全員と言われています。 

したがって、竹下派は分裂投票となり、いっそう派閥会長の竹下亘氏の求心力は低下することになります。 

伝統の竹下派一枚岩が崩れるかどうかですか、すいません、私、どーでもいいです。 

となると残り3番目の石破氏のサバイバルは、地方票ということなります。 

おそらく石破氏としては、前回2012年総裁選で見た夢よ、もう一度ということでしょうね。 

前回は、石破氏は地方票165票で第1位、安倍氏87票でしたからね。さぞかしゲルちゃん、今でも思い出してはムフフと思っていることでしょう。 

あの夢よもう一度とばかりに地方行脚に精を出しているようですが、いかがなりますか。 

というのは、石破氏は初代の地方創生大臣だったわけですが、やったことは「石破4条件」を作っただけで、地本活性化のためにはひと肌も脱がなかったからです。 

この「石破4条件」を検証すると、彼が地方経済をどう考えているのか、官僚の規制権限をどうとらえているのかがよく分かります。

この「石破4条件」は2015年6月30日に閣議決定されたものですが、要は、安倍氏が進める国家戦略特区に対抗して、既存の文科省や獣医師会の規制緩和反対の動きに乗ったものでした。 

「石破4条件」は、獣医学部新設に関して新たにこの条件を乗せました。 

①新たな分野のニーズがあること。
②既存の大学で対応できないこと。
③教授陣・施設が充実していること。
④獣医師の需給バランスに悪影響を与えないこと。
※これを2016年3月までに検討すること。

 この「石破壊4条件」が作られた経緯は、2017年7月18日の産経「加計学園 行政は歪められたのか(上)」に詳細が載っています。
https://www.sankei.com/premium/news/170717/prm1707170008-n1.html
 

2015年9月9日に、石破氏が衆院議員会館の自室で日本獣医師政治連盟委員長の北村直人氏と日本獣医師会会長の蔵内勇夫氏に言った言葉が明らかになっています。 

「学部の新設条件は大変苦慮しましたが、練りに練って、誰がどのような形でも現実的には参入は困難という文言にしました」

 これが事実なら、石破壊氏は地方創生大臣でありながら、獣医学新設を長年求めてきた愛媛県を裏切って、業界団体の獣医師会側に加担したことになります。

「このいわゆる「石破4条件」により獣医学部新設は極めて困難となった。獣医師の質の低下などを理由に獣医学部新設に猛反対してきた獣医師会にとっては「満額回答」だといえる。北村は獣医師会の会議で「(4条件という)大きな壁を作ってもらった」と胸を張った」
(産経前掲)

この「4条件」は、昨日書いた文科省が獣医学部の申請を一切認めまいとする同省の2003年3月の「文科省告知」を更にハードルを高くしたものです。 

当時、国家戦略特別区を進める内閣府と文科省は、この「告示」をめぐって対立関係にあり、内閣府はこれを岩盤規制の諸悪の根源と見ていました。 

一方文科省は「告知」を変える必要を認めないため、石破氏に判断を求めたようですが、石破氏は丸々文科省案を認めただけではなく、逆にそれをパワーアップしてしまったわけです。 

,裏はとれませんが、これには文科省の入れ知恵があったと思われます。 

ここで文科省、獣医師会、そして石破氏などは、ここで愛媛県は諦めるだろうとタカをくくっていたのでしょうか、驚くべきことに愛媛県と加計学園の熱意は、この新たな障壁である「石破4条件」をクリアしてしまったのです。 

ここで「石破壊4条件」は、一転して文科省の側のハードルとなってしまいます。 

というのは、前述の「4条件」の検討期限が2016年3月だったからで、ここまでに文科省がダメ出しを挙証しないと時間切れタイムアウト、文科省の負けが決まってしまうからです。 

当時事務次官だった前川喜平氏は、挙証責任は文科省にないなどとうそぶいていますが、まったくデタラメです。 

そもそも文科省の学部新設を「告知」ひとつで阻止してきた許認可制度自体に問題があるのであって、この認可制度は、憲法22条違反の疑いがあります。 

「憲法第22条 なに人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する」 

憲法の原則に反した「告知」を作った文科省に挙証責任があるのは明らかです。護憲大好きな前川さん、あなた憲法を壊していますよ。

もう一方の規制側だった農水省は、とうにこの獣医学部新設には強い反対の意志がないことを明らかにしており、孤立無縁となった文科省が自滅したのです。

したがって本来は、2016年3月までの定められた期限までに文科省が挙証できなかった以上、本来は「告知」そのものを廃止せねばならなかったのです。

しかし、治まらない前川前事務次官は、在任中は面従腹背で審査すること自体は認めたものの、退職後はその延長戦をアベヤメローの形で継続したというわけです。

この負の情熱には頭が下がります。

一方の当事者であるはずの石破氏が、妙に他人ごとのように「自民党はきちんと説明しろ」みたいなことを言っているのを聞くと、この人にそんなことを言う資格があるとは思えません。

この人は「石破4条件」と言われるのさえイヤがっているようですが、党全体が危機に際しているのに、自分が関わったことすら忘れて他人事のような批判ができてしまうのが、この御仁の形質のようです。

私は石破茂という人物の、このような「軽さ」がたまらなく嫌いです。

この加計事件のいきさつをみれば分かるように、石破氏は地方自治体の十数年に渡る努力を、業者団体・文科省官僚とつるんで潰す側に回った人物でした。

そうならそうと、モリカケ事件の火中で規制緩和反対として論を立てるべきでした。

それもせずに沈黙し、政権と党をメディアにくさすということで保身を図ろうとしました。

自民党という船が沈もうとすると真っ先にひとり逃げようとする小ずるさは、かつて一度実際にやっただけに、多くの自民党議員たちの嫌悪の対象とされました。

これでは人は彼を担ごうとしません。だから派閥がひとりも増えなかったのは当然すぎるほど当然です。

このような人物を地方創生大臣に任じたり、幹事長に遇した安倍氏の見識さえ問われるところです。

この石破氏に地方党員が絶大な支持を与えて奇跡の逆転となるかどうか、お手並みを拝見としましょう。

 

 

 

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コメント

 ブナガヤさんこんにちは、HYです。

 石破さんといえば安全保障に明るいと言われています。でも、今の厳しい国際情勢、軍事情勢において日本の首相を変えるのは得策でないと考えないのでしょうか。それとも自分ならもっとうまくやれる自信があるのでしょうか。

 因みに"自称"リベラルや"自称"護憲派が憲法をないがしろにするのは別に驚くことではありません。彼らは"壊国"主義者ですから。

 石破茂だけは総理大臣にしてはなりません。三年後の安倍退陣後も同様です。

安倍総理が米国の信頼を勝ち得た事や、現在の米国が取る強い対中スタンスも、もとはと言えば安倍総理の中国に対する本気度に端を発した部分が大きいのです。
世界の不安定要因は中国であり、そのことがようやく国際的に認知されつつある時代になりました。

石破は軍事には明るいものの、根本的にその本質は旧田中派的「従中」です。
だから朝日は支援するのです。反安倍だけではありませんね。

青木幹雄は元々、石破とは半目し合った間柄でした。
それが解けたのは長男の青木一彦参議院議員の選挙区事情があり、石破の協力なくして当選はなかったから。
こういう老害元議員が跋扈する自民党であってはいけません。

私がこの石破氏の性根に最初に触れたのは、イージス艦衝突事故 あたご漁船清徳丸衝突事件だと記憶してます。石破氏は詳しい事故調査を待たずに漁船側に謝罪しました。当時官邸内でどういう動きがあったのかは知りません。その時の世間はイージス艦批判一色でした。ただ、私は"ああこの人は部下よりも我が身がかわいいんだな"と思ったのは覚えてます。どうやら、私が感じた石破氏の性根は改まってないようですね。そりゃ、下についてる人間はついていきません。

石破氏といえば、自民党幹事長時代にかじ取りを失敗して辺野古移設への道筋を混迷させる原因となったイメージです。挙句の果てに翁長知事というミニモンスターを作り上げてしまったと。着々と辺野古移設をすすめる政府に「県民の理解を得られていない」とかどの口が言うかと思いましたわ。

「翁長というミニモンスターを作った男 石破茂」
http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2015/10/post-845a.html

ネットで「石破氏を叩いて渡る」というコメントを拾ってウケてしまった。

よく例に引かれる、偉大な中国人の孫子が言うところの
「道、天、地、将、法」の、初っ端の「道」からして、石破
さんには無い。本当は有るのかも知れないが、全然見えて
こない。なんか自軍の後ろからタマを撃つような、そんな
行動ばかり目についていましたから。

総裁選という戦いに挑むのに、最初の大儀というか志と
いうか、誰もが認めざるを得ない真理というか、不動の
理念が見当たらない。これでは信頼できる他人がついて
来るワケがない、詐欺師みたいな者しかついて来ない。

総裁選に勝つつもりなら今からでも遅くないので、自分
の「道」を明らかにするべきです。そうじゃないと安倍
さんのパセリになるのがオチです。今までの風見鶏行動
が「実は、私の決してブレないこの信念からの行動でし
た、その信念とは・・」と、まず今までの経緯を語らな
いことには、猜疑心を持つ赤の他人は納得しませんわ。

でも、それが出来ないんでしょうねぇ。何故なら石破さん
は古いジミンなので、今まで「各寄合」で調子よく人気
取りしてきたので、いざ国を治めるマスタープランを示せ
と言われても、違うジグソーパズルのピースでは一体とな
った「道」は示せませんわ。

この私の見立てが正しければ、ある時点で石破さんは
逃げる(もちろん、テキトーな理由をつけて)と思います、
勝算の無い戦いをするほど石破さんは馬鹿じゃないし、
そんな馬鹿が出来るのなら逆に今頃もっと人望がある
ハズだからです。

政治家の顔って大事ですよね。
いい仕事をすれば、自然にいい顔になる。
石破さんあまりいい顔していない。

>>文科省が獣医学部の申請を一切認めまいとする同省の2003年3月の「文科省告知」を更にハードルを高くしたものです。

「一切認めない」→「4条件を満たせばOK」がどうして「更にハードルを高くした」と言えるのか、全く理解できません。
また、文科省は具体的に何を挙証すればよかったのですか?私学助成金を出し、国家資格の保持人数を実質的に大学の入学定員でコントロールしている以上、全く条件を付けないという訳にはいきませんが、4条件の必要性ですか?
嘉悦大学の安倍さん御用教授も同様のろんを述べられていて、「??」だったので書き込ませていただきました。

2014年(平成26年)1月7日 第1回国家戦略特別区域諮問会議で、
当時の甘利成長戦略大臣はこう述べています。
「現実問題として規制緩和要望というのが、(中略)出てきます。
それは原則採用とし、もしそれに異を唱えるのであれば、
所管官庁はきちんとした正当な理由を開示できない限りは
その規制緩和は採用されるという原則で是非いってもらいたいと思います。」

名無しさんは、
「国家資格の保持人数を実質的に大学の入学定員でコントロールしている」
とおっしゃっていますが、獣医師国家試験の管轄は文科省ではなく農水省です。

 平成27年6月8日の国家戦略特区WGにて、文科省は、
「無制限に養成するということが質の確保の観点から望ましくない。」と発言しましたが、
農水省は、「獣医師国家試験は一定のレベルを超えていれば合格としているので、量的なコントロールはしていない。」と述べています。

 また、上記WGで、文科省は、新しい大学を認可する際に、
卒業生の就職先があるかどうかは関係ないことも認めています。

 さらに文科省は、上記WGにおいて、愛媛県に対して、
「ライフサイエンスなど獣医師が新たに対応すべき分野における
具体的な需要の数についてお示しいただければ」と発言し、
WG委員から、「挙証責任がひっくり返っている!」と喝破されてしまうのです。

要するに、文科省は新しい獣医学部が不要な理由を
自ら具体的に説明する立場にありながら、何ひとつできていなかったのです。

ちなみに、このとき喝破されたのが、例の怪文書と呼ばれたメモを作成した人物です。
WG出席者に対してまともな発言ができず面目丸つぶれとなり、
苦し紛れに「上からの圧力で押し切られた」というストーリーをでっち上げたところ、
朝日を始めとする左翼が飛びついて、そこに至る経緯を全く無視して大騒ぎになった、
といった流れです。

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