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山路敬介氏寄稿 県知事選挙を馬鹿げた「弔い選挙」にするな!その1

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翁長氏の逝去を受けて、山路氏に寄稿を依頼しました。ありがとうございました。 

死に体になっていたオール沖縄は、完全に息を吹き返しました。 

このまま状況が推移すれば、いまや「島の義人」に祭り上げられた翁長氏の後継政権が誕生するでしょう。

                                    ~~~~~~~~~ 

            ■県知事選挙を馬鹿げた「弔い選挙」にするな! 
~県民の「目」くらます県内報道と知事選 
                                          安里繁信氏は出馬すべきだ                                             
                                                                                  山路敬介                                        

                                                                              
はじめに 

翁長知事の現職中の死は、癌という病との闘病の末の事でもあり、私にも常識的にも一個の人間としての翁長知事の死を悼む気持ちはあります。 

けれども、知事の死は不慮の事故などによる急死ではないのです。 

闘病する苦しみの中で職務をつづけ、あるいは投薬などで朦朧とした意識で重大な決定が行われた場面があったとしたら由々しき事ですし、亡くなるまで知事という重職にしがみつき続けた事はマスコミなどが言うような美談的論調で飾れるのもではありません。

 政治家は実績で判断すべき

もっとも大切な県知事選を来月に控えて県民が考えるべき事は、翁長知事在任中の実績を正しく公平に評価する事にあるのであって、それもまた「翁長知事を悼む気持ち」とは別次元の問題です。
 

そして、殉職であれ何であれ職を退いた政治家に対しての評価は、すでに「掲げた公約が正しかったかどうか」ですらなく、実績として「公約をどう実現できたか」が唯一の判断基準となるべきものです。 

そうでないと県民は「なぜ実現できなかったか?」を正しく考える事も、そこからまた「そもそも辺野古移設とは何なのか?」すらも分からないままになるからです。 

それで言ったら、翁長知事は完全に「0点」です。

翁長知事の公約は「辺野古阻止」が唯一絶対的なもので、事実そのために「公務の80%を割いている」と公言して憚りませんでした。 

ところが現実には「辺野古阻止」が出来るどころか着々と推進されていて、いよいよ事態は土砂搬入の段階に入っています。 

「取り消し訴訟」は完全敗訴、岩礁破砕差止訴訟は門前払いでした。 

そのうえ、恥の上塗りのようにまったく勝つ見込みのない「撤回」訴訟に入らざるを得ず、そこで力尽きたのが翁長知事の真実の姿なのです。

 「特定勢力の応援団」を地で行く二紙 

こういう知事をただ在職中に亡くなったからといって、あたかも英雄のように祀りあげ、偶像化し、知事選を「弔い合戦化」する事はもはや文明人のやる事ではありません。

当ブログにおいて初めて翁長重体説が記事になった時の事を思い出して下さい。 

あの以前から、ここのブログ主様や私の耳には翁長知事の病状は相当深刻な状態であるという情報はありました。 

最終的にもっとも信頼出来る筋からの情報が詳細にもたらされ、そこでブログ主様は記事化に踏み切ったのです。 

その時、沖縄二紙はどうしていたでしょうか?  

ブログ主様や私ですら知る事が出来たのに、このような特に県民にとって関心の高い重要な情報を二紙が知らないはずがありません。 

しかし、その後もまた二紙は事実を隠し別の印象を垂れ流して、あたかも死の直前まで回復可能であるかのような報道に終始しつつ、まるで知事が急死により身罷ったような演出をしました。 

その意味は最初から「弔い選挙化」が狙いであり、「翁長の次は翁長」を言い続けたオール沖縄の論調に与する目的だったと言っていいでしょう。

本土における「撤回」報道は下火になりましたが、翁長知事の急逝は各紙大きく取り上げられました。
 

弔意を表すべき場面において、いかに翁長知事が愚かな俗物であったかを語る馬鹿はいません。 

まずは二紙の「革新応援団としての役割は果たした」と言ったところでしょうか。

 

                                                                                        (続く)

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沖縄問題」カテゴリの記事

コメント

前回仲井真知事は、公約を破ったといわれ落選しました、翁長氏は公約を果たす前に亡くなった。だからヒーロー扱いなのです。とむらい合戦…になるかはわかりません。後継者次第です。
そして山路さんの宮古島アイデンティティのお返事はいつでもお待ちしています。

投稿: 改憲派 | 2018年8月13日 (月) 05時06分

改憲派さん

少しじっくりと記事内容を読んでいただいて、主張とするところを汲んでコメいただけると有り難いんだけど。

それと、「お待ちしています」との事なんだけど、何の事だったですかね?

投稿: 山路 敬介(宮古) | 2018年8月13日 (月) 06時47分

お盆の時期だからなのか、昨日は亡霊が沸いて随分と騒がしかったようですね。
皆様方は、香でも炊いて冷静になって下さいますよう。
正直な話、昨日のコメは、自分への返答が無い事もあって読み流しました。

今回の山路さんの記事が何回に分割されるか分かりませんが、とりあえず私は全部終わるまで沈黙しようと思います。

投稿: 青竹ふみ | 2018年8月13日 (月) 06時55分

山路さん、読んでいただけなかったのでしょうか?
わざわざ宮古んちゅと自称していらしていましたが宮古方言で何というのか、首里語に何か問題があるのか。
宮古島のことを良く知りたいので、他にも仰りたいことがあればお聞きしたいです。
今回のお題では安里繁信氏が出馬すべきというところを見落としておりました、その辺は明日以降でてくるのかしら。
まあ保守分裂はさけたいところですが…

投稿: 改憲派 | 2018年8月13日 (月) 07時11分

青竹ふみ様

ごめんなさい。
「基地もカネもいらん」の件ですが、失念しました。
あの翁長氏の言葉は半ば突然の記事として出てきた記憶があります。助走というかそんなニュアンスは全くなかったと思います。ですので、翁長氏の「次のコメント」に期待したのですが、その後は全く触れてません。少なくとも私はです。中国や台湾からの「韓国客集客」は何も沖縄に限ったことでもなく、ましてや中国観光客への特別ビザ(沖縄へ来日してその後、その他の日本の地域へ移動する)の政策を日本政府がとったこともあります。翁長氏の中国詣では観光集客目的も当然あったと思いますが、だた「基地もカネもいらん」と大見得切ったわりには「水もの観光客」の他にも力を入れる産業があるでしょう、と私は感じてます。ふみ様のご質問にお答えしなかったのは他意はございません。すみませんでした。

投稿: 宜野湾くれない丸 | 2018年8月13日 (月) 07時13分

上記「大見得」→「大見栄」の変換ミスでした。出勤まじかであわててしまいました。

投稿: 宜野湾くれない丸 | 2018年8月13日 (月) 07時18分

はやり、マスコミは、翁長知事の意志とか沖縄の心とかウチナンチューのアイデンティティーとかの言葉を使い始め始めました。最後はそこに行くんですね。
と言うか、そこに誘導したい勢力がいます。
翁長知事に関しては、特に理念は無かったと思います。しいて言えば、安倍総理や菅官房長が「上から目線で物を言うのは気に食わない。」と言うところに翁長知事の本音があったように感じます。
民主党政権時代に、危険な法律が可決寸前まで行きました。人権団体に特権を与える人権擁護法案と、外国人が一定年数日本に滞在すれば国籍を与える、外国人住民基本法です。日本ではその危険性を国民が分かっていて廃案に追い込まれました。
その様な勢力が、沖縄にも入り込んでいますよ。

投稿: karakuchi | 2018年8月13日 (月) 09時13分

改憲派さん。筆者への質問は、記事内容に限定してください。

投稿: 管理人 | 2018年8月13日 (月) 10時32分

案の定、左翼連中は翁長さんの死を利用する気満々ですね。あいつらのやり方には反吐がでます。

山路さん記事の中
>闘病する苦しみの中で職務をつづけ、あるいは投薬などで朦朧とした意識で重大な決定が行われた場面があったとしたら由々しき事です。

翁長さんの最後の記者会見は、目もうつろで朦朧としていましたね。
仮にも教育者である富川副知事がいてその体たらく、
今の沖縄県の執行部に翁長支持者は恥を知らないのかと、驚きとともに憤慨した次第です。

投稿: やもり | 2018年8月13日 (月) 11時32分

やもりさん、ちーっす!お久しぶり。

ちょっと脱線しますが失礼。ティータイム的に簡単に整理してみます。

山路 敬介 (宮古)さんは、最初から(宮古)だと名乗っていますし、立て続けに中傷している連中(それこそ一人でやってんのかね?)には、その無知と検証力の無さゆえに、『山路さんの自作自演でなければならない。』という妄想ばかりを幻想に突っ走ってが自ら墓穴を掘っては自ら転落して、さらに逆上するの連続ですね。
いやあ。見苦しい。

まず、ずいぶん前に新潟生まれだとコメント書いたのはこの私なんですけど。他の誰かいましたっけ?私も親の転勤中に生まれただけなので当時の記憶はないんですけど。
自分は2才からは生粋の山形育ちですよ。両親も過去300年遡っても地元。

奄美出身だという不思議な(あれ?新潟はどうしたの?)のは、ここでは割りと新顔の「宜野湾くれない丸」さん。

さらに「もう還暦の人が云々」・・・これ、かーなり昔に管理人さんが書いたネタ記事ですよね。何年前だよ。無駄にマメだけど時間は不可逆なのよ。
その当時で山路さんが還暦近いなら、とっくに紅いちゃちゃんこですよ。
その程度のたかが数年の時間軸すら理解・消化できないようなオツムで一方的にわめき散らしたところで、誰がまともに相手するかっての(爆)
あ、(爆)なんて今時誰も使わないんでしたっけ?
あなたのリアル世界(あるのか?)ではそうかもしれませんが、ネットではまたまだ普通に扱われる表現ですけど。


ところが、こういったブログ主やコメントが『同一人物』の自演だと頑なに信じて山路さんを攻撃。HN変えては中身の全く無い中傷。
山路さんが苦笑しながら「じゃあその中傷の証拠を出せ!」

と、今度は「無知に教えてやるかよ!」と説明責任を一切あかさずに逃げただけですな。出来るわけないもん。
「同一人物に違いない」という妄想による呪縛で自分をがんじからめに縛った上で誹謗中傷を繰り返してきただけですから。

そんな狂った断定ばかりで中傷してきた連中、雁首揃えて山路さんに土下座して謝るのが一般社会でのスジですわな。


先月の「hagex」さん刺殺事件のような、ネット上ですら爪弾きだった輩が見ず知らずの相手にネットで一方的に恨みを募らせて犯罪に走るのは、このような心理の持ち主なんだろうなあ。などと、参考になりましたわ。。


あと、えーっと、改憲派さん。
馬鹿馬鹿しいのはほっといて、あなたちょっと今回トンガリ過ぎではないかと。。


本文に関係無くて失礼しました。
私もこの流れは「見」してます。

投稿: 山形 | 2018年8月13日 (月) 12時39分

山形さん ちーっすw
毎日暑いですね。涼しい沖縄に帰りたい気分の今日この頃です(笑)

ところで、昨日おとといのコメ欄見てですが、山路さんのどこをみて別人だーっとか、新潟の還暦おっさんだーっと判断するんだろ???
山路別人説を決めつける輩には、ぜひ、その理由を述べて貰いたいものだ。

改憲派さん、宮古いいとこですよ^^。
この私も、三十年前と二十五年前に遊びに行きました。

投稿: やもり | 2018年8月13日 (月) 13時59分

管理人さん、了解しました。山路さんには昨日の記事にでもお答えコメントをいただければと気長にお待ちしています。

さて、今日のまだ記事は途中ですが、私は基本的に票がわれる保守分裂は反対なので、安里繁信氏出馬は次の機会がいいのではと考えています。
しかし記事の続きに私の考えをひっくり返すようなものがあればと期待もしております。

投稿: 改憲派 | 2018年8月13日 (月) 14時40分

karakuchiさん

 私も翁長氏に「理念」というものはなかったと思いますね。

ブログ主様は翁長氏の変節の理由をポイントとして深くお考えで、そこに旧来の県民との人間性に根ざす紐帯みたいなものがあったのではないか?と仮定されているような気がします。

私はその通りだと思いました。

しかし、翁長氏はそうした「旧来の県民の思い」というものを辺野古反対に拘泥する事によって、結局は裏切ったのだと思うのですね。

そうでなければ、「旧来の県民」を教育不可能な取るに足らない未熟な愚民として見下していたのではないか?

あるいは、段階を踏んで緩やかに辺野古移設を行うべく教導しようとしていたのか?

どっちにしても、利用出来るものは「道端の石」でも利用しようとする「マキャベリスト」ではあったと考えてます。

県議時代の主張からしても、とてもここのブログ主様に備わっているような「リベラルな心持ち」はないと思います。


投稿: 山路 敬介(宮古) | 2018年8月13日 (月) 17時56分

やもりさん

お久しぶりです。

県庁も今、大変らしいですよ。
謝花さんが「取り消し」をするのか、否か。
決定権者の両知事にに遠くなればなるほど、取り消しには「反対意見」が多いようです。

ですので、県庁もすべて「恥を知らない」ワケでもなさそうで。

投稿: 山路 敬介(宮古) | 2018年8月13日 (月) 18時03分

山路さん、ありがとうございます。
翁長知事享年67歳ですよね。いわゆるギリギリ団塊世代と言えますね。この世代の対本土感情はどこから来るのだろうといつも思うのです。確かに独特の文化と方言はありますが、戦争を体験したわけでもない。アメリカ統治下にあったけれど、20代でもう本土復帰を迎えています。
左翼のような特別な思想があるわけでもない。
米軍基地が多くあるのは確かですが、私の知る限り基地内の建築工事や設備工事は沖縄の業者の方がやっています。本土業者の方もいましたが。米軍との関係もそんなに悪いとは思いません。私の知る限り米軍基地が沖縄の経済の阻害要因だと言う方もいませんでした。
沖縄勤務時代を含めての素直な感想です。

投稿: karakuchi | 2018年8月13日 (月) 21時42分

少々理屈っぽくなりますが、沖縄の比較的高齢の方たちが持つ、反本土感情。分からないから沖縄のアイデンティティーで一括りにするのですが、じゃ沖縄のアイデンティティーとは何だとなるのです。
沖縄のマスコミは、琉球処分とか沖縄戦とか持ち出しますが、それは沖縄県だけにあったものでも無く日本本土も同様です。

投稿: karakuchi | 2018年8月13日 (月) 22時02分

今日はしつこくなります。すみません。
アメリカは日本から沖縄を預かったが、できれば返したくなかった。そこで沖縄人は日本人に侵略され差別され日本人の戦争に巻き込まれた先住民族だと沖縄県民を洗脳した。
翁長知事が国連まで出かけて演説した内容と同じです。
となると、不思議なことに沖縄のアイデンティティーはアメリカによってつくられ、それが反米軍基地闘争の源になっているとすれば、皮肉な話です。

投稿: karakuchi | 2018年8月14日 (火) 01時20分

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