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« 山路敬介氏緊急寄稿 沖縄県知事選・序盤から中盤までの選挙戦情勢その1 | トップページ | デニーさん、普天間基地をどうするつもりですか? »

2018年9月25日 (火)

山路敬介氏緊急寄稿 沖縄県知事選・序盤から中盤までの選挙戦情勢その2

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山路氏寄稿の最終回です。 

突然の私の要請に快く応じて頂いてありがとうございました。

                                                   ~~~~~~ 

 

                    ■沖縄県知事選・序盤から中盤までの選挙戦情勢その2
                                               ~序盤から中盤までの選挙戦情勢~
                                                                                             山路敬介
 

承前 

■「本土は沖縄に無関心だ」という嘘

わが宮古島市はったった5万人強の人口で、有権者数ともなれば4万人程度のものです。
 

この宮古島市に二階幹事長が来、菅官房長官も来島されました。

もちろんそうした大物だけでなく、ここでは書ききれないほどの幾多の国会議員が来島され、たくさんの陳情を持ち帰ってもらっています。
 

土地改良事業や農業政策の分野では、すでに要望実現も約束されています。

正直、翁長知事はよほど宮古が嫌いなのか離島には無関心であるとしか思えず、宮古は沖縄県行政の「蚊帳の外」に置かれたような四年間でもありました。

この選挙において特に嬉しいのは、例えばこういう事があります。
 

千葉県選出の元栄太一郎氏という参議院議員があり、この方は竹下派であり少壮ではありますが、かねてから注目する保守政治家でした。(弁護士ドットコムの主宰者と言った方が通りがよいかもです。) 

この方の秘書さんなど、私などと全く同じに「どぶ板」的選挙運動を真摯にやって下さっています。 

嫌な顔をされる場合も年中ですが、一軒一軒事業所をまわり、その中で話せる機会があれば、汗もふかず実に頭も低く懇切丁寧に離島における安全保障の大切さを説きます。

国境に接する自治体や所属する島々の人口を減らさない事。福祉や民生をしっかりさせ、地域の持続的な経済発展を実現する事が「実力による抑止力」と同じくらい重要だと言います。

二紙やいい加減な言論人たちは「本土は沖縄に無関心だ」などといいますが、実際は全く違います。
 

この選挙戦で特に感じるのは、私たちの宮古島が本土に大切にされている実感であり、必要とされ役割を担える事からくる「一体感」です。 

対して、オール沖縄の「対本土」の思想では私たちの地域を破壊させるのは明らかです。

どちらが勝っても「僅差」だろう

選挙の専門家や定評ある識者の間では、今回の選挙は二、三万票から極端には数千票の差しかつかないであろう、と言われています。
 

そうであれば、先の衆議院選挙のように宮古・石垣や先島の票が左右する可能性が十分あります。 

私個人の目標は、宮古島においてはダブルスコアでデニー氏を下すという途方もないものです。 

しかし、どうにもデニー氏陣営は組織が機能していないように感じるのです。 

こうした見方は、本島からの方々からも本島の情勢として伝えられるところです。

また、案外に渡口初美氏の高齢層からの支持があり、また兼島氏に同情票が散り「デニー票を食っている」という見方があります。
 

いずれにしても箱を開けてみないと分かりませんが、二、三万票差での決着という線は正しいと思われます。 

                                                                                               (了)

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コメント

翁長県政の宮古地域にまつわる「蚊帳の外」という山路さんのご指摘は、ごもっとものことだと思います。2、3日前のローカルニュースで、本島北部地域で運行されていた「ドクターヘリ」が事業を終了したとの報道がありました。去年3月に北部12市町村からの補助事業が終了し、それからは寄付金だけでの運営を行っていたがもう限界であると。2007年からの事業開始して11年間で1,556件出動して尊い命を救ってきたとのこと・・・。脱力感でいっぱいです。社会的にはどうしても「必要」だが、採算ベース(民間)では「無理」というような事に本来の行政の役割があると思うのですが、どうにかならんものでしょうかね。

沖縄県には113の島々が存在します。そのうち友人島は、29島。その島々を括って「離島」と表現してますが、我が奄美には「離島」なる会話言は存在しません。各々の島名で表現します。「出身どこ?」「喜界島の湾」というような言い方をします。「離島」なる表現は無意識のうちに「上下関係」の刷り込みが行われているのじゃないのか?と思ったりします。「離島フェア―」なるイベントなど「島々フェアー」と言い換えたほうがよっぽど魅力的だと思うのですが。「島々清しゃ」という素晴らしい歌が沖縄にはあるではないですか。

「友人島」→「有人島」のミスでした。すみません。

>オール沖縄の「対本土」の思想では私たちの地域を破壊させるのは明らかです。

まさしくそのとおりだと思います。とかくオール沖縄とかいいながらその目は本島にしか向いていないように見えます。

中国船の尖閣諸島への潜入が激しさを増して来た頃、石垣島の漁師が恐くておちおち漁もできないと嘆いていました。そういった状況に対する玉城氏は「話し合いで解決」。県民を守る意識はあるんでしょうか。

宜野湾くれない丸さんのコメントはいつもいろいろな示唆にとんでいますね。なるほど、離島の捉え方は生まれ育ちが沖縄本島の人間とは大分違いますね。「島々フェア―」いいですね。離島だとそれぞれ個性ある島々がなんか一括りされてしまう様な感がありますね。

ドクターヘリの運用なんてやはり民間では厳しいでしょう。それこそ行政が関わるべきものです。ヘリからセスナに変更するとのことですが、滑走路のあるとこでないと活用できません。

この点でも自衛隊の存在感が増します。自衛隊は急患を空輸してくれますし、台風被害などで孤立状態になった時でも頼りになります。与那国島でも自衛隊は好意的に受け入れられているようですし。

「急患のヘリ空輸9000回で陸自・病院・消防に感謝 沖縄離島振興協」
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/133211

玉城某は沖縄防衛協会を脱退したようですがね。

> しかし、どうにもデニー氏陣営は組織が機能していないように感じるのです。

> こうした見方は、本島からの方々からも本島の情勢として伝えられるところです。

 もしかすると、デニ-陣営は組織的に盛り上がっていないのかもしれませんね。与那原町での相手方の街宣カ-も少ないようですし、ポスタ-も少ないようですね。

 政府に反対する革新側の情熱にも疲れが出てきたのかもしれません。

先日知人と選挙について軽く話して気が付いたのですが、前回の知事選挙は翁長氏やオール沖縄を支持したというよりも、ただ単に「仲井眞氏のやった事が許せない」という反感で翁長氏に票を投じた人間が相当数いるのではないでしょうか?

後継候補と言えど通常は前任者のいたらなかった部分をブラッシュアップした政策を訴える事が普通なのですが、オール沖縄勢力は翁長氏を完全無欠の完璧な知事だと神格化してしまったためにその政策に対し手を入れる事が出来なくなってしまい、先島冷遇をはじめとしたウィークポイントまでもそのまま引き継いでしまうハメとなっています。
玉城氏にとってこれは大きな足かせになっていきそうです。

聞いた話だと小池都知事が佐喜眞氏の応援演説に沖縄に来られているとの事ですが、余計なことを口にしそうで正直受け入れて欲しく無かったのですが…

しゅりんちゅさん

そうですね。
小池都知事が訪沖されて、それで一体どの程度の集票に結びつくのか疑問ですよね。

ただ、小池さんと言えど天下の東京の都知事です。
都知事が駆けつけてくれた意義はそれだけでも大きいし、佐喜眞知事が誕生したら東京都との連携にも期待が持てるのではないでしょうか。

  ueyonabaru さん

県民は「オール沖縄」⇒「革新」への変化を敏感に感じ取ってますね。

デニー氏側の「革新隠し」が陣営の足並みを乱しているとも考えられ、デニー氏本人も「小沢隠し」を早くからすべきだったでしょう。

陣営にも「小沢警戒論」がくすぶってます。

  宜野湾くれない丸さん

 ドクターヘリが無くなっても、ありがたい事に今後は自衛隊があるので安心感があります。

鹿児島からみた奄美諸島への目線と、本島からみた宮古・先島への目線は歴史的にも違いましたよね。
翁長知事のそれは、特に顕著だったと思います。

 クラッシャーさん

玉城氏の防衛協会を脱会の件は、協会周辺はとってもさめた見方をしてますね。

そもそも玉城氏が防衛に理解があった形跡はなく、入会したのが集票のためなら、脱会したのも選挙のためですから当然でしょう。

クラッシャーさん

>そういった状況に対する玉城氏は「話し合いで解決」。県民を守る意識はあるんでしょうか。
同じ思いです。玉城氏は「話し合い」をする為に、彼は中国語を学んでいるのでしょうか?韓国(朝鮮)語を学んでいるのでしょうか?通訳を介して「熱意」「固い意志」「アイデンティティー」「平和外交」なるものが本当に伝わるのでしょうか?同様の事を米国(英語)に対しても感じます。何からかのTVインタビューで取材者が玉城氏に「英語はどうですか?」と、玉城氏「少しだけね・・・(笑顔)」と、こんな調子の彼に「話し合いで解決」なんて、、、「誰かが通訳して話し合いをしますから」との程度にしか感じません。もし、私が彼の立場であれば先ずは自分の言葉で話すために「語学を学ぶ」でしょう。それも徹底的に。彼にはそんな気持ちはサラサラないと思います。

山路さん
私的な話で恐縮ではありますが、私の従弟と叔父さんは自衛隊のヘリで徳之島から那覇まで救急搬送されました。2年連続でのハプニングでした。特に従弟はまだ若く元気そのものでしたが、大動脈破裂に「皮一枚」で保っている状態でした。医師からは手術の失敗という最悪の状況も考えて欲しい、至急身近な親戚に連絡を入れる事を指示されました。幸いなことに手術は成功しました。
台風の余波が残る状況で難しい空輸を成し遂げてくれました。不発弾処理での手当が1回につき「70円」とか「80円」の額であること、恥かしながら近年知りました。尖閣などの緊張した状況下で島民の「命」を繋ぐことをも任務としてやれらている自衛隊の皆様方のことを考えると、使い切れずに返納したこともあったり、AKB48総選挙へ使用したりの一括交付金のあり方を耳にするたびに、憤りが増していくばかりであります。

告知ですいません。

「さきま淳候補&小泉進次郎氏の演説会」が下記で開催されます。
9月27日(木曜日)午後1時30分〜
イオンタウン那覇(小禄ジャスコ)にて。

60歳を超えた私は10年ほど前から、保守対革新なんて言葉を信じなくなりました。
護国愛国者対半日破壊者が今の日本ではピッタリではないかと思えるのです。

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