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デニー氏は知事候補として具体的に普天間飛行場の移設方法を答えよ

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山路氏の論考のリードでしたが、悪い癖で例によって長すぎたのでこちらに移しました(汗)。

さて今回、山路氏がとりあげられたテーマは大変示唆に富んでいます。

保守系候補者として宜野湾市長である佐喜真淳氏が登場したことによって、移転問題で問われている根っこが改めて明確になりました。

佐喜真氏が普天間飛行場の所在地の当該市長であり、一貫して普天間飛行場の移転を主張してきた人物だということが重要です。

氏が別の地域なら、これほどデニー候補との対立軸は明瞭にならなかったはずです。

氏の主張には、宜野湾市長だった者として切実な、「今そこにある危険性の除去」という重みがあることに対して、オール沖縄」陣営はジュゴンを持ち出さざるをえないような空疎な観念論にすぎません。

「普天間の危険除去」と叫ぶなら、その解決法は移転しかないのは、誰にでも分かる論理です。

ところが移転することは「新基地建設」だから身体を張ってでも反対する、これでは永久に普天間飛行場はそこにあり続けることになります。

ジュゴンと人とどちらが大事なのでしょうか。

そもそも海を埋め立てない陸上案もあったのに、それを拒否したのは誰だったのでししょうか。

これでいいのですか、ほんとうにそれが県民の願いなのですか、と佐喜真氏は暗に問うています。

佐喜真氏は移設問題を争点に掲げませんでした。

それは逆説的にデニー陣営の根本矛盾に対する鋭い問いかけのように私には思えます。

デニー氏は知事候補として、明確かつ具体的に普天間飛行場の移設方法に答えるべきです。

出来ないならば、それは反対のための反対論であって、真の争点たりえないのです。

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沖縄問題」カテゴリの記事

コメント

ジュゴンひとつとってもマスコミをはじめ彼らに守る意識なんてありません。4年前からそうです。

仲井間知事側が具体的にジュゴン保護策を公約のひとつとしていたことは全くと言っていいほど知られていません。

当時3頭確認されていましたが、これだけでは絶滅確実です。そこで遺伝子的に近いフィリピン近海のジュゴンを移入し交配を試みる、沖縄のジュゴンの保護、繁殖のため研究センターの設立構想の検討に取り組む、というものです。

翁長陣営は「ジュゴンを守れ」と叫ぶだけです。本当はどうでもいいのです。絶滅したら「基地のために絶滅した悲劇の生き物」に仕立て上げることでしょう。なんと、ジュゴンが3頭しか確認されていないことは徹底的に秘匿されていた節もあるとのことです。
http://odsog.ti-da.net/e6904769.html
https://odsog.ti-da.net/e6893925.html

彼らにとって、子供を守れとか海を守れというのは何を意味しているのでしょうか。

県民を危険に晒す象徴としての普天間基地存続を心の奥底で願っているようにもみえて、なんともグロテスクなものを感じます。

投稿: クラッシャー | 2018年9月12日 (水) 18時23分

クラッシャーさん

そのジュゴンは親子ですよね。父親・母親・子ども。いつも母親と子どもの二頭が辺野古沖に現れていた。父親は主に東シナ海の方に居てフラフラと流している(笑)なんだか人間世界と同じようなものですね。「徹底的に秘匿」とはこれまた驚きです。

>県民を危険に晒す象徴としての普天間基地存続を心の奥底で願っているようにもみ>えて、なんともグロテスクなものを感じます。

第31代ハーバート・フーバー合衆国大統領回顧録より
1.プロレタリア―トは国際的にほかの国の革命を助けなきゃいけない。
2.労働組合はストライキをやり、それから法的な秩序、団体を転覆させる。
3.国家間、グループ間における敵対関係をかきたてる。
4.あらゆる矛盾や軋轢というものを利用して資本主義を解体する為に利用する。
5.共産主義国と資本主義国との間に平和というものはあり得ない。

沖縄の現状に当てはまるものがいくつもあります。

投稿: 宜野湾くれない丸 | 2018年9月12日 (水) 18時39分

前知事は具体的な方法はこれから考えるがとにかく移設も反対
普天間も閉鎖させると宣言し、見事に最高裁で敗訴。
結局はなにもはたせぬまま天寿を全うしました。

県民はいい加減この事実をもってして
「最低でも県外」という幻想から卒業しないといけません。
基地問題は急性で一足飛びでは解決するものではないということをもう一度思い出し、ゆっくりでも確実に前に進む勇気と決意をどれだけの有権者が取り戻すのかが試される選挙となると思います。

投稿: しゅりんちゅ | 2018年9月12日 (水) 19時25分

選挙が強かった(過っては)翁長知事は、政策論よりも基地は県外とかウチナンチューのアイデンティティなどの感情論で知事になった。
今回も、現実的な佐喜真氏、感情論のデニー氏と言う構図になってきました。意外と選挙ではワンフレーズの繰り返しが効く。
沖縄県民が翁長氏の感情論から覚めたのか、そうでないのか。前にも書きましたが沖縄では団塊世代を中心に本土に対する根強い反発がある。
アメリカ統治下で、その広報誌の沖縄の新聞により日本軍悪を摺りこまれた世代です。何かあるごとに沖縄差別に結び付けます。
よく考えてみると、世の中矛盾だらけです。
学歴による所得格差。男女間格差。最近では国ぐるみの障害者雇用の不正水増し。サラリーマン社会だって世渡りで出世が決まります。
沖縄が差別を利用して振興予算を獲得してきたのも事実であり、私から見るとそこにどうしようもない閉塞感が見えるのです。過去には差別を利権にした人権団体も居ました。でもあまり良い結果は出ていない。逆に差別が根強くなって来たようにも感じます。

投稿: karakuchi | 2018年9月13日 (木) 01時02分

https://twitter.com/lmzte/status/1039692873006952448?s=21

結局オール沖縄の主張は、普天間の危険除去は政府の仕事。そしてその移設先を沖縄県北部に回帰したことに怒り反対しており、宜野湾市民を蔑ろにしている。
回帰したのが自民党ならわかるがオール沖縄のメンツまたは仲間!!

原点は普天間閉鎖でも県外移設でもない。普天間基地の危険除去。危険と言いつつ、条件をつけることは危険じゃないと思われても仕方ない!!

投稿: | 2018年9月13日 (木) 09時49分

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