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2018年11月 1日 (木)

退屈な劇が退屈に進行する

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退屈な劇が退屈に進行しています。

劇中の登場人物は変わったものの、一方から見れば、相手変われど主変わらずといったところです。

背景も道具立も、なんの工夫もないまま臆面もなく使い回しているのですから、当然ではあります。

石井国交大臣が、承認撤回の効力を差し止めました。

「石井啓一国土交通相は30日、沖縄県名護市辺野古の新基地建設を巡り、沖縄県による埋め立て承認撤回の効力を一時的に止める執行停止を決定した。不服を申し立てていた沖縄防衛局は近く工事を再開し、年内に土砂投入に踏み切る構えだ。
一方、玉城デニー知事は執行停止決定を不服として、第三者機関「国地方係争処理委員会」に審査を申し出る意向を示した。法廷闘争に発展する可能性が高い」(沖タイ10月31日)

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/337795

特に感想はありません。

ルーキーのデニー知事はともかくとして、謝花副知事がこの国交省決定に、真に驚いて怒ったというなら、熱はありませんかとオデコに触りたくなります。

しかし劇中の人物である以上、、ここは一番、怒りに燃えて抗議せねばなりません。

退屈で当然。前回の翁長時代と同じことをしているのですから、同じようになるというだけのことです。

次は「国地方係争処理委員会」に訴えて、そこでも決着かつかずに、訴訟という見飽きたリプレイとなります。 

おそらく100%、県は訴訟沙汰に持ち込むでしょう。それしか県には取る道がないからです。 

一方、承認撤回の法的効力が停止したので、国は今週にでも工事を再開します。 

前回と少し違うのは、地裁の審理が前回ほどかからないことくらいでしょうか。既に最高裁判例が出ていますから、下級審レベルでこれを覆すことは困難です。 

皮肉にも翁長氏が、唯一この移転問題に残したことは、この移転反対派にとって致命的ともいえるような最高裁判例だけなのです。 

裏読みすると、彼はこの最高裁判例を出してもらいたくて奮闘したようにすら見えます。もちろん違うでしょうけど。 

それはさておいて、県は県民投票まで時間が欲しいので、結果は度外視して引っ張るためだけに上告するかもしれません。 

逆に考えにくいですが、県が勝った場合も国は即時抗告して最高裁で争うことでしょう。

するとどちらでも、結局、最高裁までいくことになりますから、最高裁が自らの判例を覆すという前代未聞のことが起きない限り、県は再び敗訴します。

日本が韓国と違って法治国家であるかぎり、当然の展開です。 

なんやかんやで、こんな時間潰しをしていると年を跨ぐかもしれません。工事は今日再開されるようですし、国は年内に土砂投入をすると予告しています。

2https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/285782

いったん土砂投入がなされれば、復旧は不可能です。

私は個人としてはあの海をよく知っているので胸が痛みますが、いたしかたありません。

湾全体を埋め立てるわけではなく、上の写真の堤防内の工事なのが、いささかの気休めです。 

デニー知事が最終兵器と考えているらしい県民投票は早くても来春4月と予想されていますから、その時には争う理由が半ば消滅していることになります。

つまり、既に埋め立てが半ば完成しかかっているものの是非を争う、という間の抜けたことになるわけです。

自民党はせめて県民投票において、無意味なイエスノーの2択の設問を止めさせる意地くらいみせて下さい。

私としては土砂投入の前に、デニー知事がハンセン陸上案(小川案)、あるいは、勝連海上案(エルドリッヂ案) などの別の候補地を提起するていどの柔軟性が欲しいのですが、まったく期待していません。 

県政の表裏を知り尽くした翁長知事にできなかったことを、共産党に首ねっこを押えられた軽量級知事にできるはずもないからです。 

まぁ訴訟沙汰など、どうぞ勝手にやって下さいとしかいいようがありませんが、時間と税金が無駄に消えていきます。

徴用工問題は明日にまわしました。

私には、大衆の感情におもねって人治主義と県民感情至上主義に軸足を置くデニー氏が、ムン・ジェインとだぶって見えてしまいます。

 

 

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コメント

沖縄県の馬鹿さ加減にはいい加減うんざりしますが、このように浪費される代償は安くはありません。

しかもです。私はびっくりしたのですが、デニー知事になってから県は議会において、「「V字案」について「平成18年4月7日に防衛庁長官と当時の(名護)市長との間で基本合意をされた」と認め、「稲嶺恵一知事(当時)も18年5月にV字案を基本とする対応に「合意する」とした基本確認書に署名している事を確認しています。

一体どうしたのか? 
訴訟での完敗後のことをおもんばかっての答弁なのか、少なくも、まったく勝訴する見込みがない事はわかってはいるようです。

県民投票も「撤回」同様にスケジュールがずれにずれ、事実上全く効果のなくなった時点でやるというのですから、さすが「翁長前知事の衣鉢を継ぐデニーさん」と言うべきか。

タイミング良くヒジャイさんが「辺野古移設が決まるまでの経緯」をブログで公表してます(10/31付)。ヒジャイさんも言われてますが、沖縄県はこの「歴史」を県のHPで公表するべきです。時系列的に「あった」ことだけの「事実」を示すべきです。とても大切なことだと思います。玉城デニー知事、そう思いませんか?

https://hijai.ti-da.net/

最近沖縄が日本の中の韓国と化しつつあり進みとても心配です。あと産経ニュースによるとあのデニー知事が安倍首相に当日要請で会おうとして拒否されたらしいですが本当なんでしょうかね?事実だとすればあまりに非常識です。

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