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2018年11月24日 (土)

大局を考えると、日露平和条約は必要だ

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北方領土のことを考えていると、必ず「日本対ロシア」という固定された構図にはまってしまいがちになります。 

これは沖縄の左翼陣営が、えてして「日本対沖縄」の視野から自由にならないことに似ています。 

北方領土交渉の場合、こうあるべきだという当為論に、やられた史観がついていますから、4島一括返還論から一歩も出られないことになります。 

それはそれで充分に理解出来ますし、間違ってはいないと思いますが、それだけでいいのですか、というのか私の考えです。 

では、もう少し広く視野をとってみましょう。 

韓国は、日韓請求権協定の一方的廃棄、慰安婦合意の廃棄、そして有事統制権移管という三つの政策によって、米国を接着剤とする米韓日安全保障体制から脱落しようとしています。

今の時点では「事実上」ですが、遠からず現実化することでしょう。 

Soc1810030025m1https://www.zakzak.co.jp/soc/news/181003/soc181003

 すると論理的には、行く末はひとつしかないことになります。韓国と北朝鮮による一国二制度の「高麗連邦共和国」の建国です。 

ムンジェインは、大統領の任期4年に限るとした現行法から、1回に限り再任可能(連続2期まで)とする「連任制」を盛り込んだ憲法改正案を出しています。
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20180322001500882 

するとムンは2026年までその地位にいる可能性が濃厚ですから、必ずその期間に「統一朝鮮」への道筋をつけるはずです。

民族がなにより大事なあの国民性なら、韓国民もその道を選ぶことでしょう。

問題は米国と中国が承認するかどうかですが、米国は内定していたビクター・チャからハリー・ハリスに駐韓大使に替えた時点で、韓国を見限っていますからありえます。 

米国は日米同盟をより堅牢かつ実用的に、より双務的にレベルアップすることで、対処しようとするでしょう。 

中国は在韓米軍なき赤化統一に反対するはずがありません。外交的勝利とすら思うことでしょう。

すると2030年代には私たち日本人は、38度線なき「高麗連邦共和国」を見ることになるかもしれません。 

高麗連邦が核を持つか持たないかは、今後の北の非核化の進展次第なのでなんともいえませんが、非核化に失敗した場合、核兵器を持った統一朝鮮が出現します。

0c134d4ca506c7c4c7427b055c005b03https://blog.goo.ne.jp/madakate00/e/2d1f47a37478925015331d65c5f7c1af

それにしてもこの時期、韓国が請求権問題、慰安婦合意などといった二国間関係を一方的に破壊したことは、逆説的にですが、いいことでした。

ムンがあえてこの時期を選んでやったのなら、正気を疑います。

日本などどうせ「大人の対応」をするに決まっているさ、と甘く見ていたのでしょうが、今ここで日本とことを構えていい時期ではありません。

生憎なことに、日本人は沸点は低いのですが、低くはないのですが、いったん怒るとかなりしつこいのです。※ふゆみさん。ありがとう。逆に書いちゃった。

朝日、毎日すら、今や韓国の取った愚行をおおっぴらには支持できないありさまです。

これによって我が国は、外交的に韓国を法的・道義的に非難する根拠を得ることができした。韓国政府の見境のない愚挙に感謝いたします。

今後、このままムン政権が統一に傾斜するならば、大いにこの名分を使わせていただきましょう。

また仮に統一された暁にも、かつて日韓基本条約に基づいて韓国に渡した「独立祝い金」と同等の援助資金を北に渡すかどうかは、その法的根拠そのものが韓国政府の暴挙によって破壊されてしまった以上、慎重に判断をさせていただくことになるかもしれません。

正恩さん、そして自称「徴用工」((実は募集工)の皆さん、あなた方に手渡されるべき補償金は、かつて全部韓国政府がひとり占めしたんですらね。そっちに請求してくださいね!

とまぁこんなことをしてみても、残念ながらうっぷん晴らしと遅滞効果しか望めませんが、やらないよりましでしょう。

いずれにせよ、38度線は対馬海峡にまで降りてきます。 

言う必要もないでしょうが、わが国に対して敵意をむきだしにする新国家の誕生です。 

さきほど、米中の意志と書きましたが、実は北朝鮮と地続きの沿海州・シベリアに巨大な領土を持つ国家がもうひとつあります。 

衰えたりともいえど世界2位の軍事大国・ロシアです。 

Img_5_mhttps://blogs.yahoo.co.jp/nemurohishidaidaiki/3466... 

ムンは就任前から、「統一朝鮮」とロシア領沿海州をつなぐ「北東アジア工業ベルト」の構想を持っていました。

「南北が統合されれば、北朝鮮と中国の東北部3省(遼寧省・吉林省・黒竜江省)、ロシアの沿海州、日本の西部を結ぶ全長5000キロという世界最大の産業・経済のベルト地帯が誕生するものとみられている。
韓半島(朝鮮半島)を中心とするこの「北東ベルト地帯」は資本・技術・資源・労働力の全てがそろっている上、ユーラシア大陸鉄道や北極航路の出発点というメリットもあり、北東アジアの物流・産業の中核となるものと期待されている」(朝鮮日報2014年2月1日)

2014020100443_0http://www.asyura2.com/12/asia14/msg/708.html

今の時点では、「世界一の工業ベルト」などと吹かれると失笑しますが、ムンが統一朝鮮を前提にして沿海州にまで伸びる経済圏構想を持っていて、それを訪朝時に正恩に直接提案していることは間違いありません。
(正恩は関心を示さなかったという情報もありますが)
 

そして明らかにはされていませんが、ムンは統一朝鮮が中国、ロシアと安全保障条約を結ぶこともワンセットで考えているはずです。 

すると日本の北東には、対馬海峡ひとつ隔てて統一朝鮮、その西に中国、そして東にロシアという敵対国家群と対峙することになります。 

日本の国益は、この日本を締めつけてくる3国連合の環を完成させないことです。 

統一朝鮮との二国間関係は、こちらから敵対する必要はありませんから、大使を交換し、祝賀電報のひとつも打ってやればいいだけのことで、それ以上でも以下でもありません。 

統一朝鮮にとって、中国寄りの姿勢を明らかにしない限り、中国が統一を容認することはありえませんから、中国と統一朝鮮は軍事同盟関係に入る可能性があります。 

さてここで私が注意を喚起したいのは、東北アジアの隠れた軍事大国ロシアの存在です。

ロシアをこの中朝同盟から遮断し、最悪でもロシアに好意的中立の立場をとらせねばなりません。 

現状のロシアは、中露の準同盟関係に引きずられる可能性が残ります。

そのためには早急に日露関係の障害となっている戦後処理を終わらせ、平和条約を締結せねばなりません。

これを米国がロシアへの接近ととることもありえますが、あくまでも対中、対統一朝鮮を見据えてのことだと理解してもらわねばなりません。

親露的傾斜があるトランプなら理解するはずです。 

私はこの緊迫する東アジア情勢下では、北方領土交渉に一定の区切りをつけ、日露平和条約の締結を急ぐべきだと思います。

■改題しました。

 

 

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コメント

私は、本記事の意見にほぼ同意します。今行われている日本とロシアとの交渉の本題は平和条約であり、4島の返還では無いと思います。

今後の世界体制は、米中の冷戦を軸に展開するでしょう。そういう世界状況において、日露平和条約は、中国包囲網の一部と考えて良いと思います。

なので、日本国内の反日勢力は、平和条約を4島返還の話にすり替えて、国民が反対する様に世論誘導している、と言うのが現在の日本の状況でしょう。

ま、現状では4島返還は不可能なので、先ずは2島を返還し、残りの2島は交渉を継続する、と言うあたりが妥当な案かと思います。

 おっしゃるとおり、ロシアと連携すべきだと思います。日露協商の時代もあったのですから再度ロシアと結ぶのは実現可能であります。

 国民感情として受け入れがたいものもあるかと思いますが、ロシア側も望んでいることでしょうから日本国の安全保障の観点から、ここは是非安倍首相の大決断をお願いしたいと思いますね。もちろん共産党中国に対抗するためにです。

 中国が一帯一路を推進するのであれば、ユーラシア大陸の北の方にもう一つヨ-ロッパと東アジアを陸路でつなぐ交通路があってもいいでしょう。シベリア鉄道を日本の新幹線技術で建設できないかという大きな夢も膨らみますね。

 

親韓すぎて大使就任できなかったビクター・チャー氏ですら今の文政権の中二病ぶりに呆れているようですね。
日本人の沸点は低くはないのですが(誤記ですね^_^)この手の嫌な体験は燠火のように数十年キープされますので、若い世代にもかなり今回はインプリントされた筈。
韓国の若者にもフラットな好青年達が居るので交流としてはもったいないのですが、国益が優先されるべきでしょう。
本題、平和条約優先について賛成です。とはいえ相手を信じてはなりません。信じられない相手とでもテンポラリーで文書を交わす回数を重ねる価値はあります。韓国とでもそうです。いつ約束を破ったかがはっきりします。
こちら側が上手に約束を上書きする練習にもなります。この場合韓国の上書き戦法は全くお手本にはならないですが。

 ロシアについてもう一言・・・・・。

 2,3日前に、ロシアのウラジオストックの街の様子を写したTV番組がありました。人々がどんな表情をしているのか、生活状況はどうかなど、目をこらして番組を観ておりましたが、全体的なトーンはなにかうら寂しい雰囲気が全体には感じられました。西洋ロシアから遠く離れたシベリアの都市ウラジオストックというだけで偏見が私にはあるのでしょうか、寂しい街に見えました。

 あのように住んでいる人が少ないシベリアの都市、もっと活気があったら良いのにと思います。

 日本の人たちがシベリアに多く移り住み、日露協同の産業も興るのであれば活気も出るでしょうが、人口が少ない今のままでは将来の発展も覚束ないと思います。

 ロシアは、帝政時代に領土を極端に広げてしまいました。これが逆にロシアの発展を阻害している面もあるのではないでしょうか? 領土が広いので人口が分散し人的集中力がなくなってしまい産業が興りにくいのではないか。現在のロシアの人口は1億4000万人ぐらいであり、国土の広さに比べ極端に少ない。

 日本の企業と人がロシアに移り、産業を成長させる
ことはできないかと考えたりしている。

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