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2018年12月26日 (水)

沖縄県県民投票という虚構

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石垣市議会が、デニー知事が進める「県民投票」に対する予算を否決しました。 

行間に苦々しさがにじみ出るような沖縄タイムスの記事です。

「来年2月24日に投開票される沖縄県名護市辺野古の新基地建設のための埋め立ての賛否を問う県民投票まで2カ月となった。投票事務に必要な補正予算案の審議が、これまでに県内38市町村議会であり、本会議で8市町で予算案を否決または削除した。
その他の市町村では可決され、投票の実施が決まった。全県での投票実施は依然不透明な状況だが、首長の判断で予算執行も可能で、否決または削除した自治体の首長がどのような判断を下すか注目が集まる」(沖タイ12月25日)

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/363092

こ沖タイはまだ首長の判断でこの不参加自治体が参加するかもれんぞ、そうなれば全県での投票もまだまだありえるゾと未練たらしく言いたいようです。

いや、それはないでしょう。これが逆の立場なら、沖タイなどは首長の議会無視は民意の否定と糾弾するんでょしょうに、ご都合主義なこと。

とまれこれで県民投票に反対する沖縄県自治体は8つに登り、県民の約3割が参加しないことになりました。

なんのことはない、3割の県民が参加ないのですから、7割県民投票とでも名称変更するのですね。

全市町村が参加ないことが決まった段階で、条例の執行は不可能になったと判断するのが常識です。  

さらに県民投票の執行責任者であるデニー知事が反対デモに参加するのは、中立義務違反だと、宜野湾市長から噛みつかれている始末です。

「条例で中立性が規定されている玉城(たまき)デニー知事が15日に反辺野古移設デモに参加したことについて「条例に抵触しているのは知事ではないか。憤慨している」と批判した」(産経12月25日)
https://www.sankei.com/politics/news/181225/plt1812250026-n1.html

95c213d8a987159e42f2945a2819a6db8c7
https://news.nicovideo.jp/watch/nw4421823

ところで否決した自治体を見ると、ひとつの共通点があることに気がつきませんか。 

普天間基地の地元の宜野湾市、翁長氏か残した那覇軍港移設を引き受けている浦添市、キャンプシュワブを引き受けている金武町、嘉手納基地のお膝元の沖縄市、そして中国野圧力を受け続けている国境の自治体である宮古市、石垣市、与那国町などです。 

つまり、これらの県民投票に反対の意志を示した自治体は、基地問題を真正面から引き受けてきた自治体であり、また中国の軍使膨張に日々圧迫され続けている離島の自治体なのです。 

これは基地問題について空理空論はもうたくさんだ、リアリティをもって議論して欲しいという意思表示です。 

米軍基地を引き受けている当該地元自治体の声は聞かない、中国と接している自治体の声もシャットアウト、これで「県民の総意」を聞くことになるとは到底思えません。

8de613aa269e88ee3402ee16bf3e5c2ahttps://ryukyushimpo.jp/news/entry-853644.html

ストレートにその疑問を松川宜野湾市長はこう述べています。

「宜野湾市長)松川氏は条例に「普天間飛行場の危険性除去が全く明記されていない」とし、「県民投票の結果によっては普天間飛行場の固定化につながる懸念が極めて強い」と述べた。市議会の予算案否決も理由に挙げた」(産経前掲)

松川市長は、デニー知事ら移設反対派が今まで無視し続けてきた、辺野古移設を阻止してしまえば自動的に普天間基地が永久固定化されてしまう、子供でもわかる道理を指摘しています。 

県民投票は多様な考えがある、それも問うべきだとする反対論を強引に反対を押し切って、辺野古移設に賛成か反対かという2択にされてしました。 

これでは米軍基地賛成か、反対かを問うているようなもので、今の緊張を増す一方のアジア情勢の中でそんなことに簡単に答えられる県民のほうが少ないでしょう。

それをボカすために、移転賛成か反対かに問いをすり替えただけなのです。

そこにある危険である普天間基地の撤去問題を問わないような県民投票は異常であって、反基地派のただの政治ショーにすぎません。

「県や基地反対派は「米軍基地の県内移設では負担軽減にならない」と主張し続けている。
県民投票の設問もこうした考えに沿い、宜野湾市民の負担を軽減する国策である辺野古移設を問うのではなく、辺野古への米軍基地建設を問うという全く別次元のすり替えを行っている。県民投票はいわば政争の具にされてしまっているのであり、そこに多くの県民が違和感を抱いている」(八重山日報10月26日)

http://www.yaeyama-nippo.co.jp/archives/3163

Plt1810260036p1https://www.sankei.com/politics/news/181026/plt181...

ではイデオロギー対立になって久しいこの移設問題を、少しだけ立ち止まって考えてみましょう。 

辺野古移設に「県民の民意」で反対したならば、どうなるのか、それを考えて言っているのでしょうか。 

仮に県民投票でデニー知事ら基地反対派が勝利したとしましょう。 

そこからがむしろ問題です。 

辺野古に決まった経緯を簡単におさらいましておきます。

移転は基地負担軽減のために計画されました。

したがって移設問題とは、市街地のど真ん中にある普天間基地の危険性の除去のこととならざるをえないのですから、これを問わないような県民投票などはそもそも無意味なのです。

県内となったのは、普天間基地が海兵隊キャンプと一体で運用される性格であって、本土に移設不可能だったからです。

辺野古地区となったのも、そこしか受け入れを容認しなかったからです。

よく基地反対派の人たちは「本土か沖縄にだけ基地を押しつけている」と言っていますが、そのデンでいえば、「沖縄の他の自治体は辺野古地区にだけ押しつけた」です。

ここまでが前提です。いや政府がさらに「新基地」を作って沖縄を苦しめたいのだ、米軍基地は全部撤去しろと思う方は以下を読む必要はありません。

そのような全否定の考え方だと、一歩も前に進みませんから。

話を進めます。

22年間前、20を超える候補地から辺野古地区に着地しました。出て行く場所があれば、引き受ける場所が必要です。

それを唯一容認したのが辺野古地区でした。まさに消去法の選択そのものでベストではありませんでした。 

まさに矛盾だらけ満身創痍の選択で、海兵隊にとっても満足できず、地元にも不満が残りました。

結局、政府と名護市とのすったもんだの協議の結果、市街地上空を航空機か通過しないために変則的なV字型の2本滑走路となり、当初あった地上案はどうしてもイヤダという地元の声を聞き入れてシュワブとつなげた海上に迫り出す計画にしたわけです。 

ですから、今回の滑走路はシュワブの増築であって「新基地」ではありません。

当時の県や名護市、建設業界との話し合いの結果であって、政府はとにもかくにも移設さえ出来ればいいということで、地元の「民意」のそのまま丸呑みしたのです。 

ま、それをチャブ台かえししてしまったのが、ハトさんだったわけですが、1年間ちかくの迷走の末に、結局は下のようなことを言うはめになりました。

この人物のおかげで、17年で済むことが22年かかってもまだ終わりません。

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この合意プロセスの積み重ねだけで、実に3千億円が国庫から出ています。 沖縄関連予算の1年分に匹敵します。

ところで国が辺野古移設を県民投票で否定された場合、政府はそのまま移設計画を遂行するか、否かを問われたことになります。 

法的拘束力もない上に、かんじんな宜野湾市が入っていないようなしろものに政府が従うとは思えませんから、あくまでも仮にです。 

その場合、選択肢は3つしかありません。 

①移設の断念。
②ハンセン基地内移設案(小川案)
③与勝半島南海域埋め立て案(エルドリッヂ案)
 

②③は、おそらくもっとも現実的解決です。 

ちなみに、辺野古案も多くの問題点を抱えているのは、いうまでもありません。 

水深が深い上に、先日指摘された軟弱地盤問題も浮上しましたから、政府としても合意の積み上げを考えなければ、いっそそこまで執拗に反対されるなら止めてもいいという気分になったとしましょう。 

で、どうなりますか。同じことの繰り返しです。

③の与勝半島南水域埋め立てをしようとすれば、まったく同じことを基地反対派とデニー県政から言われるはずです。 

「美しい海を埋めるな」「新基地反対」。そして①に戻る。 

②は海を埋め立てないからいいかと思えば、共産党や稲嶺前市長のように、「いかなる米軍基地も反対」。 そして①に戻る。

つまりは、移設反対派は移設そのものに反対しているのではなく、米軍基地だから反対しているのです。 

彼らの「民意」を聞き入れて辺野古移設を白紙撤回したとしても、②、③の代案も同じコースを辿ります。

つまりは移設を止めようが止めまいが、①の移設断念しか残らないのです。 

基地反対派の皆さん、おめでとうございます。 

移設は有効に阻止されて、普天間基地の移設も同時に消滅しました。 

Photo普天間飛行場 - Wikipedia

したがって、普天間基地は永久に宜野湾市のど真ん中に、米軍が望む限り居続けることになります。米軍にとってこれが最良の選択のはずです。

エルドリッヂさんも「辺野古へ動きたいと思うマリーンはひとりもいない」といっていまたしね。

あんな軍事的に使いにくいものなど作るだけ無駄というのも、一面の真実ではあるのです。

米国は安保の建前から、日本政府と歩調を合わしているだけなのですよ。

基地反対派と米軍が妙に平仄が合うというのも妙な話ではあります。

デニー知事は、移設反対するということの意味を県民にもっと説明せねばなりません。

県民投票で勝ったらどうなるのか、その先に何が待ち構えているのか、丁寧に説明する必要があります。

なんとなく「民意」を聞けばいい、なんとなく団結すればいいでは、なにひとつ解決しない、そんな時期なのです。

それに耳をふさぐようにして異常な県民投票に邁進する本当の理由は、一体なんなのでしょうか。  

 

 

 

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コメント

沖縄独立県民投票への布石でしょうね。
デニー氏には前知事と異なりそこまでの意識はないかもしれませんが、支援団体(某国含む)は考えているでしょうから。

しかし基地のある地域住民の意思(利権がらみがあるとしても)が現れた事は意義が感じられます。まずはこれを他地域の県民に充分な周知をして欲しいものです。
もう一つは中共が展開しているサイレントインベージョンの手法も広めたいですね。ニュージーランドなど恐ろしいことになっていますし。同時に結果としてのウイグル・チベットについても。

最近考えているのは、各種犯罪特区と化している沖縄を救う手立てはあるのかという事です。労働組合の争議免責の厳格化?それとも警察組織を内務省体制に切り替えて自衛隊中央集団みたいな即応部隊を構成し沖縄に派遣?

土砂投入が開始された頃、県外に住む90才近くになる父親から久しぶりに連絡がありました。TVや新聞じゃ埋め立て反対・反対ばかりだが、「そこに住むシマチュはどうなのか?」と。こんな質問を受けたのは初めてのことでした。かいつまんで状況を説明すると、ため息まじりのか細い声で「シマチユの思いは消されてしまうな・・・」と一言。つい最近の地元紙に「玉城デニー知事はいまこそ辺野古地区住人の声を聞くべきだ」というような内容の記事がありました。そういえば翁長前知事も在任中、辺野古地区の人たちの声に耳を傾けたことは「たったの一度も」ありませんでした。

闘争に明け暮れる運動体(党派等)の性格を、そのまんま表した「県民投票」ですね。何かを決める、解決しようとするのではなく、生き甲斐である闘争を続けたいのです。その為の“イベント”なのだと思います。そのためには黒白をハッキリさせる二択がいいのです。

こんなバカげた闘争を支持する、共産党や立民などが政権を取る可能性は未来永劫ありません。一連の韓国の動きと相まって、沖縄嫌いの人がまた増えそうで残念です。

私も県民投票については疑問ですね。
法的な拘束力もないし。

そもそもの話、辺野古の基地の完成と普天間の閉鎖はイコールなのでしょうか?
稲田氏は口を濁していたように思いますけど…

沖タイの今朝の記事(宜野湾市民に投票の権利はないのか?)が斜め上にブッ飛びすぎていて、おいおいっと。
苦しいにもほどがありますよ。無茶苦茶。

それこそ虚構新聞レベルですねぇ。。

基地問題に関しては色々と思うところはありますが…

■辺野古移設計画を県民の意見を全く聴かずに押し付けたかのように事実を改ざんする

■那覇軍港の浦添移設に関してはだんまり

■「悪魔に魂を売った」とまで言われた移設受け入れで大幅増額された振興予算はそのままに移設反対を主張

■玉城デニー知事は民主党時代、鳩山総理の「県外移設断念」を承認したはずなのに無かった事にされている


これらのダブルスタンダードをそのままに様々な過程や安保問題をすっ飛ばして「沖縄から基地を無くそう」と究極の理想を掲げられてもこちらとしては全く賛同できない訳で…
もう既に国は辺野古周辺の漁業権も買い取ってしまっているし、これを含めた撤回よって発生する費用はどう捻出するのでしょうか?
浦添と本部は再可決で予算を通したようですが職員の方々はその調整でたいへんな思いをしたでしょうね。
ギリギリでやり繰りしている自治体は来年は色々な予算がワリを食うことになります。
こんな難しい問題をYESかNOだけで判断しろと言うのは全くのナンセンスです。

沖縄に反対する機会があったとすれば移設計画を練り上げている段階までで、計画が完成し国家間の案件に繰り上がった時点で口を挟めるモノではなくなります。
あとは粛々と建設にまつわる許可を出していくだけになります。
ある意味では故翁長知事は反基地派にとって取り返しのつかない決断の片棒を担いだ張本人であるはずなのに、今や反基地派の英霊になったかのような扱いをされているのはとても滑稽に見えてしょうがありません。

 県民投票はまちがっております。今回の二者択一はアンケ-トの形式からしておかしいのです。 それでもそれを実行しようとする市町村が現実にあるのがなさけない。自身の頭で考えているのかと思う。

 議員さんたちシッカリしてほしい。沖縄のリ-ダ-たるべき方々が付和雷同で県民投票に安易に賛成してはなりません。少なくともアンケ-トの設問のおかしさは指摘するべきでしょう。

 私は、県民投票に行かないつもりです。

ミンイ、ヘノコ、シンキチとやかましい限りですわ。本来なら様々な客観的な情報を広く知らしめた上で民意を形成していくのが民主主義のはずです。マスコミ、特に沖縄二紙は翁長知事を登場させた成功体験から自分達が民意であり民意は自分達が作るものだという傲慢さに拍車がかかってしまい、今さら修正もできず自縄自縛に陥っているようにみえます。

ノーベル賞を受賞した本庶佑氏が記者会見で巷の「免疫療法」なるものに意見を求められて「正しい情報を伝えるのがあなた方の仕事だろう」と一喝してます。さらに子宮頸がんワクチンについて「マスコミはワクチンによる被害を強く信じる一部の人たちの科学的根拠のない主張ばかりを報じてきた」と新聞社や放送局を名指しで非難しています。でも、まともにそんな報道されませんね。

ここの読者ならしゅりんちゅさんの指摘されてることはすぐに理解できるわけですが、マスコミに期待しても無駄でしょうかね。

ミンイミンイ、シンキチシンキチってもううんざりです。他に話題ないんかって、↓こんな気分。

「世の中に蚊ほどうるさきものはなし ぶんぶといふて夜も寝られず」

先の「取り消し訴訟」を全く踏まえていず、 そもそも「県民投票条例」自体が違法性の高いものだと思いますね。

そこを薄めるための「民意の発現たる県民投票」であるわけなんでしょうが、最高裁でも「普天間の危険性除去に辺野古移設は必須」との判断が出ている以上、県側に法的合理性は全くありません。

しかも、その県民投票ですら全県一致して実現できないとなれば税金の無駄遣いであるばかりか、全く意味がありませんね。

安倍政権はどこかで移設にかかる権限を一括して行政代執行する必要が出て来るかもですが、そこが左翼さんの狙いだったりして、まことにアホらしい政治闘争です。

この知事さんが当選したのは、単なる同情票の積み上げにすぎないと思っています。
「どうせ政府の後押しのある佐喜真が勝つに決まってるけど、遺言とかで担ぎ出されたデニーがかわいそうさ。せっかく国会議員なれたのに。それになんでも政府の言いなりの知事じゃだめさ。佐喜真が勝ってもデニー善戦って辺りがいいんだはず」というような票が積み上がった僥倖な結果だと思います。
辺野古云々で当選したわけではなく、もっといい加減な有権者の行動が生んだ知事だと思います。
この人は、こうやって騒いでいるのが役回りでしかなく、国に相手にされず、その間本来あるべき地道な県政は停滞して、割りを食うのは沖縄県民となるわけで、困った話ではありますが、選んだ沖縄県民の方々で始末をつけて下さいと言いたくなりますね。

お久しぶりです。県民投票で揉めているようですね。
反対しているは自民系多数議会の市町村や自民系市長のところ。ちなみに記事では浦添市も入っているようですが、そちらは予算可決され、松本市長は元から実施する意向なので、投票実施になると思います。
そして移設先である名護市も実施。これは以外でした、市議会のバランスがあるのでしょうが…もちろんキャンプシュワブを抱える基地の市です。

記事にもでるエルドリッヂ 氏は八重山日報でも県民投票反対した石垣市議会を強く批判していますね。住民投票に反対するのは民主主義ではないと。
また篠原章氏は辺野古は軟弱地盤もあり、デッドロックとの意見です。
http://hi-hyou.com/archives/8070

改憲派さん。おひさしぶり。
お二方のご意見には眼を通しています。

今回、エルドリッヂさんとは意見がちがうんですよ。かれはかなり前から県民投票を支持していたんですが、私はそれは今の沖縄「内政」をしらない空論だと思っています。
いわば米国流民主主義のものさしで見ています。今は実施するかどうか、それを阻止できるか否かが「内政」の焦点であることをかれはどこまで分かっているのかなぁ。

篠原さんと私は、いつもはだいたい意見は一致しているんですが、今回は微妙にズレています。
篠原さんは来年かならず県が提起するはずの裁判で勝てるかどうかわからない、と福岡高裁の判例をひいていますが、私は最高裁判例がでている以上、これは動かないと思っています。

また共産党の赤嶺さんが言うような軟弱地盤に関しては、やっぱりねという感想しか持ちようがありません。
あそこは私は実際に生活する場に近かったのでそれなりに知っていますが、工事が楽な場所じゃありません。
それについてはエルドリッヂさんも言っていますね。

沖縄県と政府の関係がもっと開かれてフランクな意見交換ができる関係であったなら、政府も別の候補地や工事方法を考えたかもしれませんね。
ただ反対派が「いかなる新地にも反対」といった安保そのものを否定するようなイデオロギー対立に持ち込んでしまっては、妥協点を探れません。
いまとなっては、すべてツーレイトです。

またデニー氏が沖縄利権から最も遠いことに篠原さんは幻想をもたれているようですが、ああいう実績や実力とは無関係に「弔い合戦」で当選したような軽量級知事にとって、政権を続けるには共産党にすがる以外しありません。
ですから、篠原さんが淡い期待をかけているように、沖縄利権とは無関係なデニー氏が共産党の意志とは無縁に政府との間合いを詰めていくことは無理じゃないかと思います。

連投失礼します。今回の県民投票は辺野古埋め立ての賛否ですが、普天間返還については辺野古埋め立てで飛行場が出来てもそれだけでは返還されないとの事。他に8つの条件があり、辺野古は滑走路が短く主力の軍用機が使えないため那覇空港も使わせるというのも条件に入ってえるようです。反対の多い辺野古に加えて那覇空港まで?と私の周囲では知らなかった人も多く話が違うという方も…辺野古区も最近に個別補償の話が駄目になって区民は複雑なようですね。
色々ありますが、これは辺野古移設についてよく考えるいい機会でしょうね。県民でもよく知らない人もたくさんいます。政府の説明不足というのはエルドリッヂ 氏の仰っている通りだと思います。

書いている間に管理人さんからのお答えありがとうございます。軟弱地盤は深い大浦湾側のようですが、やっぱりね、と見通していたのはさすがですね。私の親戚や友人の名護市民は知らなかったようです。
県民投票は県民から署名を集めて実施されるものです、県民の意見を聞くのは沖縄にそぐわないのでしょうか?
しかし県民が選んだ市議会や市長が判断しそれに従うべきというのであれば理由をお聞きしたいですね。

申し訳ありません、もう一つだけ。
「県内となったのは、普天間基地が海兵隊キャンプと一体で運用される性格であって、本土に移設不可能だったからです。」

これ、移設不可能なのは県外では受け入れ先がないから、でいいですか?

那覇空港も軟弱地盤で地盤改良工事してますがね
しかし豊洲問題と一緒であの手この手で難癖つけますが
大手ゼネコンの技術力を舐めすぎてますよ。あの反対派の北上田の話を間に受けすぎ

ぺぺさん
軟弱地盤で難癖つけているというのは、篠原章氏のことでしょうか?それで何年かかっていつ普天間返還されるのでしょうか、まさか負担軽減であるはずが、辺野古に加え那覇空港まで使用させないといけないのでしょうか?沖縄県民には切実な問題です。
そして県民の意見をきく県民投票には反対ですか?

改憲派さん。ここのルールをわすれましたか。討論となっての連投はかまいませんが、いまあなたがしているのはもうひとつ、もうひとつと続く「演説」です。

本土に候補地がないことについては、いわば移設問題のイロハのイですから、大量に過去記事で書いています。ご自分で検索して下さい。

辺野古が難航するのはわかりきったことで、それについても過去記事でなんども書いてきています。これも検索してください。

私は辺野古の埋め立てには初めから反対すが、このような政府対沖縄県、本土対沖縄という分断の構図を「オール沖縄」が作ってまったので、政府としても辺野古しかないと言うしかないのです。

その意味で、移設は今までの政治的経過の縮図にすぎません。
どう解決していくのかという見方をせずに、ここもおかしい、ここもヘンだとけちつけだけていてもなんの解決にもなりません。

管理人さん、ありがとうございます。
本土に候補地がなかったことは、国会で安倍総理の仰っている通り本土の理解が得られなかったことですよね。
小泉総理も同様にどこも受け入れないと。わかっています。
この記事のテーマは県民投票ですね。そこの議論が大事だと思いました。そして県民投票の根底となる辺野古埋め立てや普天間返還の議論も。
しかしそこは置いておいて、とにかく県民投票を否定したいのが主旨だったのでしたら申し訳ありませんでした。
沖縄県民には県民投票がそぐわないのが管理人さんのお考えでしたね。

改憲派さん。
あなたは近視眼すぎますよ。いい加減にしなさいな。

テメエで勝手に相手は「〇〇だ!」と決めつけたり、都合が悪いとテーマはこうでしたね?とか、実に見苦しいです。

小泉政権が何の関係があるのやら・・・もはや支離滅裂ですよ。

改憲派さん。「本土の理解がえられなかった」なんて書いてきてはいませんけど。私は軍事的に本土移転は不可能と一環して書いてきています。
きみ、ほんとに読んだの?

山形さん、辺野古移設について小泉総理の発言を知らないのであれば、とても残念です。まさに支離滅裂です。
そして県民投票についても意見が違うようで、民主主義を否定されたいなら本当に残念です。

管理人さん、本土の理解が得られないというのは安倍総理の国会答弁です。沖縄でないとというのは軍事的理由ではないです。

だから改憲派さんねえ。脊椎反射しすぎ!

小泉政権時代の発言が、県民投票の是非になんの関係があるのか?と言ってるだけですけど、随分と残念な方ですね。ちゃんと読め!
お互い「支離滅裂」と認定してるんだから、会話すら不能でしょう。サイナラ。

サイナラ!したのにごめん。

私、いつ「民主主義の否定」なんてしたんたか??

言葉尻を拾い都合よく解釈して勝手に作り上げるのは改憲派さんのスタイルのようですね。
うん、そりゃお互い支離滅裂なわけだ。

私が否定したとされる「民主主義」の成り立ちから変遷や現状についてなら丸1日でも語れますけど。。会話出来ない相手にはご勘弁。

山形さん
失礼ながら、山形さんがよく読まないで噛み付く脊髄反射ですよね。私は政府の説明も足りない上に県民の意見を封じるのは良くないと考えます。しかしあなたがそこまで関心なく考えていないようなら、さようならです。

脊椎反射の意味くらい知ってくださいな。

8秒違いの投稿か(笑)以外と気が合うかもね!
私がいつ関心も無いとか言いましたか?もう毎度改憲派さんが勝手に決めつけてコメント放り込んでるだけですよね。
私も政府の説明は足りていない(少なくともマスコミにもっと詳しく発信してもらいたい)と思っていたんですけど。
これだから自分の主張ばかりで相手と意見を交わして「妥協点」を探るという、社会一般の行為ができないと某大型掲示板化してしまう典型例ですね。

山形さん、私はあなたがそこまで関心なく考えていないよう「なら」と書きました。これだから山形さんは、と思ってしまいます。
こういうことより、ちゃんとした議論ができたらいいですね。

はいお二方、ここでブレーク。口喧嘩になりかかっていますよ。

散々悪意を一方的に押し付けてきながら「なら」を一方的につければ正当化されるのかあ。それじゃあまりにも近視眼すぎますよ。これだけ酷いのはこの数年私も初めての例ですわ。

って、そんな自分だけに甘い世界が存在すると考えている改憲派さんの言葉尻(今回はあなた自らの発言です)、そんなの現実社会で通用しますか?
甘えるのもいい加減にしなさいな!

もう、別の世界の人見たいですけど、「失礼ですけど」ではなく「余りにも失礼です。妄想だけで相手を愚弄」していますね。いい加減にしなさい!と、こちらは何度も言ってますけど、まともな反論もありませんね。

山形さん。しつこい。改憲派さん、これに反論しないで下さい。

改憲派さん、久しぶりですね。

まず今回の「撤回訴訟」の中で、軟弱地盤問題や滑走路距離不足問題などを根拠として県側が勝訴する確率はゼロです。
県側の訴状を読み、その反論としての防衛局側の申し立て書を読めば明らかです。
要は県側の論点がずれているのですよ。

軟弱地盤問題はこれから起こり得る問題ですが、この時点で県が訴訟による提議をしたのは、まさに県知事選対策としか言いようのない拙劣な方法でした。
ゆえに、私には県が本当に辺野古移設阻止を考えているとは未だに考えづらいです。

また、辺野古は最初から普天間基地の機能をすべて満たすものではありませんでしたし、しかし日米間で合意した「普天間返還の条件」です。よく言われる有事の際の民間施設利用ですが、これはむしろ改めて取り決めする必要のない事で、米側の「確認」といった意味合いが強いものでしょう。
この事では、当時の稲田防衛相の答弁も舌足らずなものでしたね。

なお、篠原氏は「撤回訴訟がもつれるだろう」と言っているのではなくて、これから協議したり、県の権限に属す案件をクリアする必要を考慮すべしとの指摘をされているのですね。

その点で、デニー氏とは協議出来る相手であると考えておられるようですが、私はそうは思いません。
まずは「撤回訴訟」の県側の全面敗訴をうけて、その上で県側の態度を矯正させる道こそが国家の取るべき態度だと思います。
なぜなら、県民のほとんどが「辺野古移設阻止は出来ない」と心中では確信しているからです。


全くその通りだと思います

今さらですが、管理人さん、ありがとうございます。
そして山路さんともう1人の方。
管理人さんがシャットアウトした後続けるんですね。
それなら山路さんがスルーした私の宮古方言などの質問にまず答えて欲しかったですね。
そして県民投票、多くの市町村が実施するなか保守系市長の一部の市は拒否。市民の声は聞きたくないようです。

改憲派さん。あなたもしつこい。このようなムードで問い詰めて生産的議論になりますか。
立場に固執しての罵り合いです。
山路さんはあなたとの議論ではなく、むしろ私の記事を補強したものです。
宮古弁がどーしたの?意味不明。

あなたの立論は、デニー陣営とうりふたつです。「市民の意見を聞く」というのが目的ならば、なぜ2択に絞って、移設イエスノーにしたのでしょうか。
本来ならば、普天間基地の移設は重要なことですから、これを設問からはずしてしまってはなんの意味もありません。

ところがデニー氏陣営は普天間について言及してきませんでした。まるでタブーのようです。選挙戦では方法はあると言っていましたが、姿形もありません。
この人たちは移設は反対だといいますが、そうすると自動的に普天間基地はそのままでいいということになってしまいます。
これでは宜野湾市はたまったものではありません。

県議会で県民の意見はもっと複雑だから普天間移設についてどう考えるかなど、ほかの多くの設問も盛り込むべきだと迫られて、拒否したのはデニー氏です。

たとえば、普天間の移設には賛成だが、移設先はもっと検討できるのではないかという人がいた場合、移設だけで問われればノーになります。
わたしすら、海上案には反対です。ハンセン陸上案だからです。
するとイエスノーの2択ならノーに入ってしまいま(苦笑)。

彼はこの複雑な問題を単純なイエスノーの2選択してしまうことで、中間的、あるいは別の考えのの人もすべてノーに誘導しようとしています。
これでは誘導アンケートです。
理由はわかりきっています。あれは「市民の声を聞く」ことが目的ではなく、ただの反基地運動の一環だからにすぎないからです。

それがわかっているから多くの自治体が反対しているのです。
反対している自治体は、宜野湾、浦添、うるま、金武、沖縄市などすべて基地を置いている自治体か、中国の脅威にさらされている石垣、宮古などの先島ばかりです。
一体これらのいわば地元の中の地元の声をきかない県民投票にどんな意味があるのでしょうか。


改憲派さん。あなたもマナーが宜しくないですよ。
私はブレークと言ったのです。山形さんだけではなく、あなたに対しても言っているんです。同じことを同じ調子で、しかも2週間もたったことを蒸し返さないで下さい。非常識です。

またどこかで。このテーマはやりますから、デニー陣営の口写しではなく、もう少し自分の頭で考えて意見を書いて下さい。

このコーナーは締めます。

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