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2019年1月15日 (火)

辺野古現地の声を無視する県民投票

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クラッシャーさんが紹介されている動画です。私のブログも拡散に協力します。一聴に値する動画です。 

デニー派は移設問題について、実情をなにひとつ知らないブライアン・メイなどまで引っ張りだしていますか、かんじんの辺野古地区選出議員である宮城安秀氏がいかなる発言をしているのか知ろうともしません。 

それを知る貴重な動画です。
https://www.facebook.com/watch/?v=1918823541778263

「【知らなかった遅報】辺野古地元選出市議による、辺野古の現状の話が驚愕「報道してもらえないが、私たち辺野古区民は早く移設してほしいとずっと訴えている 

辺野古区選出の宮城安秀名護市議の弁
辺野古区は西側と東側があり、東側はいまあるヘリパットの騒音、低空飛行などにずっと困っている。
ヘリパットの除去は難しいけど、海側へ移設してもらうことは可能。
普天間から辺野古へ移設する時に いまあるヘリパットも移設してもらえるという事になっている。
普天間に固定されると、その工事がしてもらえない。
マスコミは「辺野古住民4人が移設反対で国を提訴!」と報道しているが、それは西側の人たちであって、いま困っている自分たち東側は反対していない。
東側は人口が少ないので話を聞いてもらえない。
市長も知事も、辺野古には一度も見にきていない。
新基地で自然破壊とか言ってるけど、新基地ではない
もともと米軍基地のある辺野古への滑走路の増設だ。
自己決定権だの民意だの主張するくせに、地元の「切なる民意」には耳を貸そうとしない、知事さん、マスコミさん「直接関わる人達の民意」もちゃんと拾いなさいよ。移設が完了することを望んでいるそうですよ。
あと、先の記事の若者たち、埋め立て反対の中に普天間固定派が相当数いるの認識してるんでしょうかね」
(「狼魔人」氏サイトコメントより引用させていただきました。ありがとうございました)

かつて辺野古選出の名護市議会議員はこう言っていました。

「この辺野古では7~8割が容認だ。向こうとはそうとうに温度差がある。辺野古移設による北部新興策や基地交付金だって8割は向こうが使っている。でも基地の騒音も危険も被害を受けるのはこっちだ。騒音も危険もない所が反対するのはおかしいんじゃないか。だったら向こうに持っていけということだよ」

この「向こう」とは、米国でも那覇でもありません。同じ名護市の西海岸地域です。ここに名護市の市役所も市街地もあり、この辺野古とは山を隔てて10㎞以上離れています。 

この市議が何に怒っているのかといえば、移設が実現してもなんの影響もない地域の人たち、名護市西海岸が当事者づらをして反対していることが不快だからです。 

これは名護市を横断すればすぐにわかることで、メディアは西海岸と東海岸を分断する脊梁山系の存在を意図的に無視しています。 

Photo

 上のGoogle Earthをみればお分かりのように、名護市の中心は西海岸にあって、東海岸は山が海にまで迫り出して、平坦な部分が少ない土地だとわかります。 

東海岸は、このような狭い土地にしがみつくようにして漁業を中心に生きてきました。人口も少なく、名護市の圧倒的マイノリティです。 

今回、飛行場部分ができるのがこの東海岸です。

はっきり言って分厚い山脈の壁で隔てられ他西海岸は、仮にできたとしても高い高度を飛ぶ航空機をたまに見るていどの影響しか受けないはずです。

そして埋め立ての影響は、下のGoogle Earthに見える岬の西側に限定されます。

Photo_2

よくこの埋め立てによってサンゴが7万4千群体に影響がでるという書き方をしますが、それは岬の東側のことで、工事とは直接の関係はありません。

「埋め立て予定地には、ほかに大小のサンゴ約7万4000群体があると防衛局の調査が出ているが、これらはすべて、現在埋め立てしている辺野古地区ではなく、岬の反対側の大浦湾地区にあるという。
このうち約4万群体について、県は9月3日、埋め立て承認の撤回で必要性がなくなったと国の申請を不許可にしている。これに対し、防衛局が12月6日に再申請して、19年1月7日現在も審査中だ」(J-CAST2019年1月15日)

https://www.j-cast.com/2019/01/07347439.html?p=all 

それに加えて、今まで辺野古移設を条件にして交付されてきた多額の北部地域振興予算が、当該予定地のある東海岸ではなく、西海岸で大部分使われてしまったことに対することも含まれています。 

このように、この移設問題で最も奇妙なことは、もっとも大事にされてしかるべき「地元の中の地元」の声が完全に黙殺されていることです。 

「県民の声を聞け」と今推進されている県民投票は、宜野湾市は参加を拒否しています。 

普天間基地の移設に伴う移設工事なのにもかかわらず、宜野湾市、そして近傍のうるま市、那覇軍港の移設場所である浦添市、カデナ基地のお膝元である沖縄市が脱落した「県民の声」とは一体なんなのでしょうか。 

地元の不参加に驚いたデニー陣営は、今頃になって選択肢を増やしてもよいなどと言う声が上がっているようです。 

たとえばこんなふうにでしょうか。 

①普天間移設に賛成、おおむね賛成、反対、おおむね反対、よくわからない
②固定化の場合、どのような対策 (自由論述可能)
③移設先に、名護市辺野古があがっているが賛成、おおむね賛成、反対、おおむね反対、よくわからない
④反対の場合、どのような候補地 (自由論述可能)

これは賛成反対の二色の昼間項を取り切れたのと、自由論述部分を可能したことです。 

たぶんこれをやったら、答えは見事にバラけるでしょう。 なぜなら、現実の声も決して反対一色ではなく、分散しているからです。

たとえば、この私は普天間移設には賛成で、なおかつ移設先はハンセン敷地内の陸上案がベストだと思っています。 

これなら海の埋め立てということに伴う環境配慮が軽減できますし、増設にもなりませんから、どこをどうとっても「新基地」などと言わせません。 

こんな私が県民投票すると、海上案にはノーですから、イエスノーで聞かれれば、ノーとなります(苦笑)。 

つまり、20年近い歳月をかけてやってきて消去法で決めた候補地について、イエスノーの2択などで選べというほうか暴挙なのです。 

ならば県議会の審議であれだけもっと選択肢を増やさないと実情にそぐわないという声を押しつぶして強行したのでしょうか。 

その理由は簡単です。反基地派の政治的都合です。 

移設をイエスノーの単純な2択に絞ることで、中間派をすべて反対票に誘導したいからです。 

そもそもこの時期に県民投票をする意味がわかりません。

やるなら、まだ埋め立て作業はおろか候補地が決定されない十数年前にやっていたならまた意味も違ってきたことでしょう。

その時期なら、県民がどのような移設を望むのか聞くという一種のアンケートとして意味はありました。

しかし、すでに土砂投入が開始され、反対運動がイデオロギー化してからのそれは、県民投票を政治カードにする目的しかありません。

そもそも、県民投票は間接民主主義の否定であって、こんなことを巨額の負担を自治体に強いるなら、議会選挙など不要ではありませんか。

このように地元が不参加であり、かつ実施時期に疑義があるような県民投票は、基地反対派の国政選挙(衆院・沖縄3区補選と参院選)に対する下準備ととられて当然です。

 

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コメント

もし選択肢に「よくわからない」とか「どちらともいえない」が入っていれば、それが過半数になりそうですね。
実に日本らしいですけど。。

 今回の県民投票の本質は「宜野湾市民」や「再地元住民」など、少数者無視の政治闘争ですよ。
むりやり県論を一般化して、「普天間の危険性の除去」と「辺野古移設」の関係性を分断させようとする意図がまる見えです。

浦添市に関しては一度は予算を否決されたものの、その後再議で可決されたので「脱落」することはないと思っていましたが、その後なにか動きがあったのでしょうか?

うるま市の離脱に関して地元紙は社説にて「県民投票条例の施行によって県及び市町村は県民投票に関する事務を執行する義務がある」と県側の意向を伝えているが、これこそ「国家間の安保条約にかかわる案件は地方自治体は受け入れなければいけない」という強硬論となんの違いがあるのでしょうね?

基地問題に関しては「無いに越した事はない」という絶対に実現しない究極の理想がある以上YES・NOでは判断出来ないし、自由論述なんてされたらそれこそ纏まる事はありません。
すったもんだで四半世紀かけて作ったベストではないがベターな妥協案が辺野古案でありそれには前知事もかかわっている。
現知事も民主党時代に鳩山元首相の県外移設断念に関して了承をしている。
そもそも移設をせずに普天間の危険性の除去を実現する方法はだれも提示出来ていない。
このような事実を隠して「新基地がー」「珊瑚がー」と連呼する方々のお話には乗れない訳で。

基地反対派は「政府は説明責任をはたしていない」とよく言われますが、それは現県政をはじめとする移設反対派にも同じ事が言えます。
限られた予算を費やしてこんな作為的でアンフェアな選挙に応じろというのも酷い話です。
選挙を行う自治体は県民投票の影響で政策や予算がどのような影響を受けたのかきっちりと開示して欲しいですね。

まさかここで大きく扱われるとはビックリです。ありがとうございます。

なんというか、県やマスコミの「我々は国には従わないが、市町村は我々に従え」という態度がイヤなんですよねぇ。宜野湾市長だかも県の是正勧告に「強権的だ」と反発してましたし。

多様性っていうのは、好まない修羅もあるってことです。
ヒトの能力も思惑も様々なのでそれも自然なことですが、自分の運転に何時如何なる時も他人が合わせるとは限らないってことが理解できない、いや寧ろ、理由・根拠の如何に関わらず他人は皆自分に合わせるのが正しいと思い込む人々だって実在します。
中庸、或いは老子謂うところの「万物は陰を負いて陽を抱き沖気以って和を為す」、そんなところに望み得る最適解・適解は在るものですが、それがどうにも我慢できない人々がいます。

ナポレオン・ボナパルトの言葉を借りれば
「敵が間違いをしでかしている時にその邪魔はしない」
誰方様にも自由に、好きにやって貰えば、何処にどんな知見があるか、何処にどんなポンコツがいるかが見えてくる。特に、探す者調べる者裏を取る者にとってこのインターネット時代は。
そして、ポンコツは置いていかなきゃならない時もあります。
忠告はした、それを選んだのは貴方自身だよね?と。
あれ?私いま、沖縄の話をしてたんでしたっけ、韓国の話をしてたんでしたっけ。

報道してもらえない、市長も知事も見にこない、惨状を分かりやすくストレートにバシバシ書いた力強い発信です。
無視して投票やるんでしょうが、知事側の思い描いた結果は得られない公算が、少しずつ得られてきているのかなと期待しています。根気よく抗っていらっしゃる方々には頭が下がります。

毎度の事ながらデニー知事が辺野古移設を止めると虚勢を張っていますが一体どうやって止めるのでしょうね(笑)もうこうなってくると一部の活動家が主張するように暴動まがいの騒ぎを起こすぐらいしか止める方法はないと思います。(それでも止められないか…)

1点だけ。

今回の米中戦争は、第二次冷戦とも言われています。しかし、サイレントインベージョンや経済、テクノロジー戦などもそうですし、かつてのように政治体制を一気に赤色化目指すだけでもありません。

そういう意味でも改めて複合的な意味で沖縄こそ日本の最前線にあるという想いを強めています。

「『普天間』交渉秘録」(守屋武昌2010年)より抜粋

「(辺野古移設にまつわる)これまでの経緯や現状を知る政府関係者があまりにも少ないことに驚いた。それは連日この問題を報道するマスコミも同じことだった。」(4頁)

「守屋さん、沖縄問では大きな仕事は二十年かかるんですよ。石垣空港もそうだったでしょう。あの時だってそれだけかかっても誰も困らなかった。今回はまだ七年です。たいしたことないじゃないですか」(稲嶺元沖縄県知事談 83頁)

「(V字案が)名護市側から提示されたから私は驚いた」(136頁)

「いやあ、森屋君、稲嶺を選んだのは党として失敗だったかもしれない。日米の間に横たわる困難な問題解決に当たるという覚悟が出来ていない」(梶山静六元官房長官談 156頁)

「交渉条件を変更したり追加してくるのは、沖縄の常套手段だった。」(157頁)

「ちゃんとした道筋をつけていたのに、合意した普天間問題を沖縄県と名護市が振り出しに戻そうとしていること。それを止めようとすると各省庁から『強引にやり過ぎだ』と言われ、大臣を始め党の要人から修正要望が相次ぐこと。これに対抗していくのに、大臣が言を左右にし、また担当各局長の関与が見えない。それに加えて次から次へと事件、事故と不祥事がこれでもか、これでもかと続いて起きてくる。」(273頁)

そして現知事は、
知事選立候補の第一声で、「私は県民すべてを救うための条例をつくり、一人も取り残さない県政をつくっていきます。」と声高々に言ってますが、衆議院時代より知事になった今に至るまで「一度も辺野古住民の声を聴いたことはない」のです。そう言えば前知事も同じく「辺野古住民の声は聴いたことはありません」でしたね。「辺野古は反対しながら造らせる」という前知事の「意志」は「受け継いでます」けど。

しゅりんちゅうさん。浦添市については、訂正しておきます。ありがとう。

クラッシャーさんの紹介動画でしょうか?何年前のものですか?容認条件であった個別補償が完全に駄目になった、今の辺野古区民の現状はどうなのでしょうか?
議会や議員と区民の意見はまた別なこともありますしね。
県民投票で辺野古区だけの県民投票結果も見てみたいし、当事者である名護市の県民投票結果はどうなるのでしょうね。
またもうひとつの当事者、宜野湾市の民意も知りたいところですが、宜野湾市は実施されないようで残念です。
どうして保守系市長は民意を知りたくないのでしょうね。

>そもそも、県民投票は間接民主主義の否定であって、こんなことを巨額の負担を自治体に強いるなら、議会選挙など不要ではありませんか

これすごいですね。住民投票や直接民主主義の完全否定。それならなぜ住民投票という制度があるのか、間接民主主義と直接民主主義で民意をより反映できるのはどちらなのか、間接民主で議会の採決が全てなら県議会の採決を拒否する事の矛盾、市町村の実施拒否の義務違反について(今回否決を指南したとされる宮崎政久氏すら義務ではないと言わない)
もろもろ疑問満載です。

改憲派さん。連投は止めて下さい。ルールを守らないで議論には参加できません。
なんどもルールを守れと注意していますが、あなたは守るそぶりもみせません。

はっきり言ってやらないとわからないようですから言っておきます。
まえにも出入り禁止を言い渡したはずですが、またぞろ入ってきて同じことをくりかえしています。迷惑です。
二度ともう来ないで下さい。あなたはアクセス禁止です。

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