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2019年1月29日 (火)

厚労省「不正」統計調査の原因は

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韓国海軍レーダー照射事件の時は死んだふりをしていた野党が、国会で一斉反撃にでるそうです。 

いえ、なんの厚労省統計「不正」問題のことです。

「厚生労働省の統計調査の問題をめぐって、24日に行われた国会の閉会中審査では、与野党双方から批判が相次ぎました。厚生労働省は再発防止を徹底するとともに、組織の立て直しを急ぐことで理解を得たい考えですが、政府のほかの統計でもミスが見つかったことから、来週召集される通常国会でも、引き続き統計をめぐる問題が焦点の1つになる見通しです」(NHK1月25日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190125/k10011790381000.html

「立憲民主党の福山哲郎幹事長は27日のNHK番組で、毎月勤労統計の不正問題を巡り、根本匠厚生労働相の罷免を要求した。「根本氏は著しく信頼性を欠いている」と述べた。立民を含む野党の幹部は、28日召集の通常国会で政府を徹底追及する姿勢を強調した」(共同1月27日)
http://news.livedoor.com/article/detail/15932841/

この説によれば、東京都で500人以上を抽出単位にする変更が行われたことに対して、変更をやめるようにとの事務連絡が厚労省から来ていたにもかかわらず、担当部局は復元せずにいたためにミスが発生したとされています。

この復元をするべきシステム言語であるCOBOL を操作できる職員が1人かふたりしかおらず、結局手つかずで放置されたままになっていたようです。

同様のCOBOL言語による事件は、京都市でも起きています。

「既に京都市は、福祉系のオンライン処理の刷新を予定通りに終了させている。地場のITベンダーなど5社が落札し、COBOLプログラムをポルトガルのアウトシステムズ製の超高速開発ツール「Outsystems Platform」を使って刷新した。
ところが、福祉系のバッチ処理の移行作業が進まなかった。NECのCOBOLプログラムを英マイクロフォーカスのCOBOLプログラムに変換(マイグレーション)する際のテスト手法などについて、京都市とシステムズの見解が一致しなかったからだ。システムズは2016年1月15日に移行業務を落札。落札額は予定価格の79%である11億376万円だった。」(日経コンピュータ2017年10月12日)

https://tech.nikkeibp.co.jp/it/atcl/column/14/346926/101101158/

京都市はプロジェクトが頓挫して、訴訟合戦にまで発展しています。

今回の舞台となった東京都にしても、このシステム言語を理解している職員は1人か2人くらいしかおらず、プログラムを継ぎ足し継ぎ足しして使った結果、もつれにもつれた密林のような状態になっているようです。

それを東京都のよう全部自分でやろうとすると、今回のようなミスを引き起し、かといって外部ソーシングすると京都のようになってしまうわけです。

そもそもこのCOBOLのような改修につぐ改修で歪みが生じたようなプログラムは、抜本的に別のプログラムを立ち上げて、それに差し替えるべきなのです。

ところが緊縮財政病に罹った財務省が、この予算を極度にケチったことに大元があるのです。

統計の著書もある数量政策学者の高橋洋一氏はこう述べています。

「予算不足・定員不足が統計には激しいのですよ。もともと統計というものは、海外では博士号を持っているスペシャリストなわけです。でも日本で統計をやっていて博士号を持っている人はほとんどいません。レベルが違う。昔は人数がいたのですよ。発覚する2004年位は、政府のなかで統計職員は日本全体で6,000人位いました。それがいま、2,000人もいません。
激しい減り方です。多くは農水省なのですが、農水省の統計がなくなっているから、そこで4,000人位減っています。他の省庁は同じか少し減っている。厚生労働省で300から200人位に減っています」(飯田浩司のOK! Cozy up!」1月23日)

http://www.1242.com/lf/articles/153549/?cat=politics_economy&pg=cozy

かくして、統計担当のノンキャリ職員は、諸外国と比較してケタ違いに少ない数で、今や複雑怪奇なシロモノに変貌してしまった旧式な言語プログラムと日々格闘しているというわけです。

政治責任があるとすれば、今後、政府が責任をもってこの統計業務にしかるべき予算を配分し、システム移行と統計のスペャリスト養成を速やかに行うことです。

■資料 特別監査委員会報告書
毎月勤労統計調査を巡る不適切な取扱いに係る事実関係とその評価等に関する報告書.pdf[PDF形式:294KB]別ウィンドウで開く
毎月勤労統計調査を巡る不適切な取扱いに係る事実関係とその評価等に関する報告書概要.pdf[PDF形式:745KB]別ウィンドウで開く

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コメント

システムには詳しくないけど、今時COBOLなの?と驚いています。10年以上前には既に過去のコンピュータ言語で、扱える人なんて限られていたと思うんですけど・・・まあ、だからNECですら外注してたんでしょうが。。
と、BASIC&マシン語時代で諦めた私が言うのもなんだけど。。30年前のコンピュータの先生(某教授さんです)はFORTRANは古い欠陥言語で、COBOLはまあまあマシだけど、やはりBASICが1番だと言うのを聞いて「ええーっ!いやいや先生、それはちょっとどうかと」と。

野党の言ってることで特に福島瑞穂とかが「アベノミクスの成果を過大に見せるための改竄だ」とか言ってるのには、もう笑ってしまいました。いやいや、あんたらが政権取ってた期間も入ってますから、何でそんな誰にでも分かる出鱈目を叫ぶのやら・・・と。正に野党病。旧社会党から生まれ変わったはずなのに変わらんな。
長妻さんなんか、それこそあんたが厚生労働大臣時代にやってたことなのに、今更政権批判っておかしいだろ(笑)

すいません。書き忘れたので連投になります。

だからと言って、厚生労働省は許されません。正に言語道断です!
統計の正確さは国の根幹に関わりますからね。
それでも「大臣の首取ったる!」は違うでしょう。大臣なんて長妻もそうだけど、批判ばかりしている間は良かったけど急に任されてから内情を知ってどうにもならん!て状態だったでしょうに。。
その辺は消えた年金での舛添要一(嫌いだけど)や、ミスター考え中で何もできなかった長妻昭にすら、私は同情的だったんですけどね。。

この問題の本質は「平均」の出し方、という中学生レベルの数学(算数)上のミスです。2003年に東京都のデータが全数から約1/3の抽出(サンプリング)データに変わった時、その集計システム(COBOLプログラムで書かれた)を変更し忘れたものです。こんなものは“バグ”とは言いません。単純ミスです。

なぜこんなに騒がれているかと言えば「抽出」と「復元」という聞きなれない数学(統計?)用語が出てくるからです。ポイントの部分を少し説明します。

2003年以前は全数調査ですから全国平均を出す時は、都道府県の対象企業(労働者数)の全データ(例えば賃金額)の合計を、同じく全国の対象労働者総数で割れば全国平均の賃金が出ます。

ここで注意が必要なのは都道府県別に平均賃金を出し、その合計を都道府県数で割っていけない、ということです。都道府県によって重み(企業数、労働者数)が全く異なるからです。どこまでも分母は労働者数で扱う必要があります。数式で書けば分かりやすいのですが・・・

そして2003年に東京都が約1/3の抽出(サンプリング)に変わり、データ数(企業、対象労働者)が変わりました。東京都だけの平均賃金を出すのであればこのまま分母と分子を当てはめて割り算すればいいのですが、全国平均を出す時には換算する必要があります。

東京都の対象企業数(従業員が500人以上の事業所)が約1500とされいますので、便宜的に対象労働者数を約120万人としますと、1/3抽出で実際のデータは約40万人だったことになります。

そこで全国の平均を出す時に、東京都の40万人のデータ(賃金総額)を全国で合計(分子)しますが、分母となる労働者数を従来通り120万で扱っていた、というミスなのです。

当然ですが、東京都の対象労働者を従来通り120万で扱うのであれば、分子となる賃金総額は3倍にして扱わなければ ありません。このことを「復元」と呼んでいるのです。「抽出率」が1/3であれば、「復元率」はその逆数の3となります。

そうです。「復元」をし忘れた。いや正確に言えばデータの一部(東京都)が全数から抽出に変わった時に、その集計システムで一部のデータを「復元」するという、プログラムの修正がなされなかったという問題なのです。

ちなみにデータの「抽出」はそれが正しく抽出(ランダムサンプリング)されていれば、多少精度が落ちますがなんの問題もありません。私から見れば、数百、数千万というデータを全数処理をしていること自体がムダな仕事だと思います。

FORTRAN、COBOL懐かしいですねえ。
PascalやLogoなんてのもありました。どちらも教育用言語でしたか。
こういう言語とはついぞ縁はありませんでしたが、Basicはやりましたね。
というかパソコン(マイコン)黎明期は総てがプログラマーでしたから当然ですけど。

おっと話が横道にそれました。
それにしても福島瑞穂氏やデマノイ、じゃなかった山井和則氏の
脊髄反射的「アベガー」には困ったものですね。
何でもかんでも無理やり政局絡みに持っていくんですから。
緩みきった官僚組織を締め上げるのに、
大臣の首を切ったところでなんの効果もないどころか
肝心の官僚連中は裏でほくそ笑むことでしょう。
本気で官僚組織にメスを入れようなんて気概のある連中はほんの一握りで
殆どは次の選挙のことしか考えていない我利我利亡者ばかりに見えます。

福島さんにはそんなつまらぬことの前に
大勢の逮捕者まで出した連帯ユニオン関西生コンの
2017年の旗開きになぜ参加されたのか、
関西生コンとの繋がりに関してお聞かせ願いたいですね。
これに関しては辻元清美氏にもお願いしたいところです。
何といっても武建一氏を「大阪のお父ちゃん」と呼んで憚らないわけですから。

こんないつものサボやポカが延々と繰り返されるのも、ヤクニンをクビ
に出来ないからです。どうせ今回もまた「ごめんなチャイ!」と言って、
ウヤムヤのうちに終了させてしまうハズです。どうせ無駄使いされる
のは事実上強制徴収された税金の一部なので、誰が損することなく、
ヤクニン様はつつがなく安泰生活を続けられるのです。

天下りあっせんをしておいて、堂々と税金の退職金を全額盗っていく
ような次官が、マスゴミで元官僚の面をしてコメントしたりしているのを
見ると、「日本人ってのはアホなのか我慢強いのか寛容なのか?良く
わかんねー、こんなだから外国からナメられんだよ!」と情けなく思う
のは私だけなのかしら?

裏社会ですら「ケジメ」をつけるのはアタリマエです。表の、それも政府
という表中の表の組織で、国民の衆目の中で「ケジメ」がつけられない
というのは異常です。トランプ親ビンに、次は日本の首相をしてもらい
たいですわ。ヤクニンが好き勝手に跋扈する政府は、戦前のクソ軍部
が仕切った政府と同じです。役人を動かせない政治家センセイなんて、
いったい政府は誰が人事権を持っているのか?信賞必罰で「ケジメ」
をつけさせて、悪質ならクビにしないと、組織が壊死していきます。

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