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2019年3月26日 (火)

トランプのロシア疑惑は証拠はないが疑惑は残るですって?

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あいかわらずニフティは不安定なようで、とくにスマホ版は縦横比率がくるって間延びしているうえに、たまにそのようなサイトはありません、などと馬鹿を言っているようです。PC版も昨夜は長時間デザインがおかしくなっていたようで、ご迷惑をおかけしました。
もういいかげん復旧するとおもいますので、ニフティの馬鹿め、いいかげんにせぇやと呪ってやって下さい。しばらくご辛抱のほどをお願いします。

さてトランプとロシアの大統領選挙共謀疑惑について調査していたモラー特別検察官が最終報告をまとめました。
原文https://judiciary.house.gov/sites/democrats.judiciary.house.gov/files/documents/AG%20March%2024%202019%20Letter%20to%20House%20and%20Senate%20Judiciary%20Committees.pdf

「2016年の米大統領選に対するロシア介入疑惑を捜査したモラー特別検察官は、トランプ陣営とロシアとの共謀の証拠はないとする一方、トランプ大統領による司法妨害の可能性に関しては潔白であるかどうか結論を出さなかった。特別検察官が先に司法省に提出した報告書の内容として、バー司法長官が24日に明らかにした。
バー長官自身は、捜査で得られた証拠では司法妨害を立証できないとの判断を示した。
  バー長官は議会への4ページの書簡でモラー氏の報告書について、司法妨害の「問題の双方の側面について証拠を見つけ」ており、「特別検察官が法律上の難題とした部分は未解決となっている」と説明。
同報告書でモラー氏が「この報告書はトランプ大統領が罪を犯したと結論付けていないが、大統領の潔白を証明するものでもない」と判断したことを明らかにした」(ブルームバーク3月25日)https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-03-24/POVZGF6JIJUO01

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左からモラー特別検察官、バー司法長官、トランプ大統領 ブルームバーク前掲

常識的に考えて、このロシア疑惑はこれで終了です。理由は大変に単純で、「証拠がなかった」と検察官が述べる以上、立証出来なかったのですからオシマイです。

「バー長官は16年のロシアとの共謀の疑いについて、「ロシアに関係した個人がトランプ陣営に複数回、支援を申し出たことはあったものの、特別検察官はトランプ陣営ないし陣営に関係する者がこれらの企てでロシア政府と共謀ないし連携したとの判断に至ることはなかった」と説明した」(ブルームバーク前掲)

つまり、ロシアが直接にトランプ陣営に何らかの支援を証拠は見つからず、ロシアに関係した個人が支援を申し出たがこれが、大統領選に影響をもたらた証拠は見つからなかったということなります。

そもそもモラーがおかしな「余韻」を残した言い方をするからおかしくなります。
一貫して証拠があるならある、ないならないで通すべきでした。
それを「証拠はないが、結論は出なかった」などという矛盾したことを口にするからおかしくなります。

このようなことを言えば、モラー発言の前段の「証拠はなかった」に着目すれば無実だったとなりますし、後段を強調すれば「疑惑は残った」ということになります。
日本人好みというとナンですが、どっちの顔も立てたい場合、わが民族がやりがちな悪癖です。

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ナドラー下院司法委員長(民主)

もちろん米国下院で多数を握る民主党は、政局がらみで後段に着目しました。

 

「民主党議員らは同党が進めている調査に必要だとして、報告書全文および根拠となる証拠を開示するよう求めている。ペロシ下院議長とシューマー民主党上院院内総務は24日の共同声明で、「米国民には知る権利がある」と主張した。
ナドラー下院司法委員長(民主)はツイッター投稿で、「モラー氏が大統領の潔白を結論付けることのなかった報告書を受けて司法省が下した最終判断と、非常に懸念される食い違いを踏まえて、われわれはバー長官を証人として喚問するだろう」と述べた」(ブルームバーク前掲)

 

これでは米国民主党は、「疑惑の証拠はないが疑惑は残るから追及を強めていく」という、非常に聞いたことがある論法を使っていることになります。
あのおぞましいモリカケ論法です。

これは最凶最悪の論法で、なにせ疑惑をかけられたら最後、私はなにもしていませんという証拠を自ら集めて無罪を証明せねばならなくなります。
このような論法は、現代司法では許されていません。
そりゃそうです。検事が被疑者に嫌疑をかけて証拠もろくすっぽ開示せずに、「おいお前、無罪を主張するならその証拠を集めてきな」というようなものだからです。

中世の魔女裁判のようなもので、異端審問官からお前は魔女だと言われたら最後、そうではないと証明するには灼熱の鉄棒を握って見せねばならなくなります。
潔白を証明することができなければ有罪なのですから、なんともかとも。
あるいは江戸時代のお白州よろしく、自分が犯人でしたと自白するまで延々と拷問にかけられます。
これによって初めから司法が予見を持って捜査する「見込み捜査」や自白主義が生まれました。
また物証よりも自白を重んじる風潮のために拷問の温床ともなりました。
この反省から、現代の刑事訴訟法は生まれたはずでした。

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出典不明

さすがに現代司法ではこのような方法は違法となりましたが、いまでもこの悪しき「見込み捜査」的手法がおくめんもなく生き残っているのが政治の世界です。
それは検事役にメディアや野党が座ってしまったからです。

彼らは事実のみに依拠するのではなく、あらかじめ貶めたい対象に対して証拠ともいえない報道を繰り返すことによって一定の印象を植えつけました。
延々と鵜の目鷹の目でモリカケ「疑惑」を漁ったあげく、なんの証拠もみつかからなくても「疑惑は残り続けている」のですから、まるで永久動力機関ですな。
そしてこの歪曲報道を頼りにして、自分はなんの調査能力もない野党議員がハネるのですから、議会は崩壊学級と化しました。
それも1年以上に渡って、真に討議すべき重要案件をそっちのけにして。

このようなことは、民主主義の未成熟の証だと恥じるべきです。

 

 

 

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