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2019年5月 1日 (水)

令和の始まりに考えておくべきこと

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平成天皇が退位なさいました。国民に宛てられた最後のお言葉です。

■退位礼正殿の儀の天皇陛下のおことば  
                                                                     宮内庁 平成31年4月30日
今日()をもち,天皇としての務めを終えることになりました。
ただ今,国民を代表して,安倍内閣総理大臣の述べられた言葉に,深く謝意を表します。
即位から30年,これまでの天皇としての務めを,国民への深い信頼と敬愛をもって行い得たことは,幸せなことでした。象徴としての私を受け入れ,支えてくれた国民に,心から感謝します。
明日)から始まる新しい令和の時代が,平和で実り多くあることを,皇后と共に心から願い,ここに我が国と世界の人々の安寧と幸せを祈ります。

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FNN https://www.fnn.jp/posts/00044986HDK

素晴らしいお言葉でした。
このような言の葉をもって、自らの引退の言葉とできるこのお方の心の有り様の美しさにうたれました。
平易にして簡潔。簡潔にして心のこもったお言葉でした。

そして陛下は退室されるにあたって万感をこめて一礼されました。これは儀礼ではなく、陛下のお心そのものであったと思います。
眼の奥が滲みました。
私が長い間分からなかった、「大御心」(おおみごころ)という概念が素直に伝わった瞬間です。

頭をどうぞお上げ下さい。私たち国民こそ、陛下に深くお礼をせねばならないのですから。

こうして平成の時代は終わり、令和の時代が始まりました。
新しい天皇陛下のご即位を心から祝福いたします。

さて、正確に言えば「即位」ではありません。
皇太子殿下は、天皇に「践祚」(せんそ)してその地位に就かれた後に、しかるべき儀式を経て即位したことを宣下(せんげ)します。
今回、「譲位」に代わって「退位」という用語を政府が使っているように、伝統とは切り離された部分があります。

私は今回の譲位に賛成です。
職務に邁進されて身体を損ねておられる高齢の陛下に、これ以上の負担をおかけすることは非人道的です。
時間が限られており、陛下の意志が強かっただけに政府が苦慮し一代限りの生前退位特例法で処理してしまったことはわからないではありませんが、やはり無理を感じます。

天皇陛下も人である以上、死ぬまで働けと言うのは酷にすぎます。
しかも天皇職は想像を超える激務です。
いくつかの要件を満たせば「譲位」が可能なような、皇室典範の改正が必要な時ではないでしょうか。
一定の年齢(たとえば70歳くらいでしょうか)に達し、陛下がお望みになられれば「譲位」が可能なような皇室典範の改正が必要です。

それはさておき、今回の御世替わりが祝賀の空気に包まれて執り行われたのは、新時代の幕開けにふさわしいものでした。

思い出してみれば、昭和の御世替わりは、昭和天皇の崩御と共にあったために、暗い船出だったことを思い出します。
テレビは歌舞音曲を自粛し、CMも公共広告機構のつまらないものばかりを繰り返していました。
考えてみれば、平成を覆い尽くした憂鬱なデフレトンネルの入り口にふさわしい始まり方だったのかもしれません。

Genealogy

宮内庁 http://www.kunaicho.go.jp/about/kosei/koseizu.html

伝統から遠いといえば、天皇陛下の退位され、皇太子殿下が次期天皇として「立太子」されるのですが、今回は「立皇嗣」(りつこうし)の礼」という聞き慣れない言葉で執り行われることになります。
皇太子ではなく「皇嗣」というこれまた聞き慣れない地位になられます。

この皇嗣に秋篠宮文仁殿下が立皇嗣されることは既に決定していますが、成仁(なるひと)陛下と6歳しか変わらないために、現実問題として秋篠宮様が天皇職を継ぐことができるか、先述した生前退位の問題と重なって難しい問題となるでしょう。
大変に失礼な言い方で申し訳ありませんが、秋篠宮様が天皇位を継承されても大変に短い御世になる可能性が濃厚です。
実際、秋篠宮様もそのことに不安を漏らしておられるということも仄聞します。

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秋篠宮様ご一家 宮内庁

また将来、秋篠宮様が即位された場合、皇統は秋篠宮系へと切り替わり、悠仁親王(ひさひとしんのう)が継がれることになります。
理由はお分かりのように、今上陛下には敬宮愛子内親王(としのみや あいこないしんのう) しかおられないからです。

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旧宮家

このような綱渡りをせねばならないのは、GHQの命令によって旧宮家が廃絶されたためです。
GHQは軍事占領下だった1947年に、明治天皇の直系男子ではない11の宮家を皇籍離脱させました。
これにより、明治天皇直系以外の宮家しか存続を許されなくなりました。

GHQは日本弱体化政策の一環として、天皇のいわば貯水池の役目をしていた宮家を取り潰し、細い直系の一本のみに切り取ってしまったわけです。
今回の皇位継承の危うさは、その当然の帰結です。

女系天皇うんぬんの議論の前に、悠仁親王をサポートする旧宮家の復活や女性宮家の創設などを現実的問題として議論すべきだと思います。

先日どこぞの狂人が、悠仁親王の通う学校を襲撃するという事件がありましたが、これは今や彼しか天皇位を継承する人がこの世に存在しないためのテロだと思われます。
このような皇室テロを未然に防止するためにも、皇室の継続が磐石であるための方策を国民的議論すべきいい機会だと思います。

 

 

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コメント

皇室典範の改正は絶対に必要だと思います。


ブログ主さんのいわれるように、ご高齢の陛下にいつまでも重責を負っていただくのはあまりに申し訳なく,また、新時代の幕開けが天皇陛下のご崩御と同時では心から祝う気持ちにはなれません。

今回の改元が希望に満ちた明るい雰囲気なのがなによりの証明になると思います。

まさに、旧宮家の復活を議論するべきだと思います。そして、これには国民の絶大な支持が必要です。

昨日、退位礼正殿の儀を終えられご退出されるその時に、上皇陛下は振り返られ、およそ15秒くらいの間、礼をなさいました。
いつも礼を尽くされ、お祈りくださり、膝をついてくださる、そのような天皇陛下皇后陛下を拝見するその度に、我々はそうして頂くに相応しいだろうか、相応しくありたい、あろうと考える。
そのようなことが、天皇陛下皇后陛下という御存在の大きな意味、御役割のひとつであろうと思います。

例えば皇位継承者がLGBTの当事者だったらどうすんだろうなwww
という実に頭の悪いツイートを昨日見かけましたが。
その場合もこれまでの男系皇統を保ち続けることはできるのに、何を言っているんだか。

マスメディアであれ何者であれ、臣籍降下された宮家の皇籍復帰について何も言わないならば、知識不足か御皇室に寄り添ったフリだけ。

旧宮家の復活、真剣に論ずるべきではないかと思います。過去にも皇統断絶の危機はありました。江戸時代に新井白石の進言により徳川家宣によって閑院宮家が創設されましたが、その閑院宮家によって断絶の危機を回避することができ現在に繋がっています。

閑院宮家の兼仁親王が光格天皇として即位することで皇統が保たれました。文化14年(1817)光格天皇が譲位して第六皇子の仁孝天皇が即位しました。これが前回の「譲位」とのことです。なんだか不思議な御縁を感じてしまいます。
https://history.kaisetsuvoice.com/Edo_Hakuseki03.html

建設的で幅広い議論が行われることを期待したいです。気力・体力尽き果てるまで、なんて酷なお姿は忍びないです。

30年前の昭和天皇崩御の時の自粛世相を思い出し、比べて明るい令和の船出となったことを、とても喜ばしく思います。

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