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2019年5月 3日 (金)

宜野湾くれない丸氏寄稿 空中戦に子どもたちを巻き込むな!その1

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いつも素晴らしいエッセイを頂戴している宜野湾くれない丸さんから新作を頂戴しました。ありがとうございます。
2回に分けて掲載させていただきます。

                                                       ~~~~~~~~~~~

 

                                                   ■空中戦に子どもたちを巻き込むな!
                                                                                   宜野湾くれない丸

昨年あたりから少し気になっていた情報だが、どうも北欧を中心としたヨーロッパの子どもたちが「惑星を救うための抗議デモ」を行っているらしい。デモはもはやヨーロッパ中に拡大し、その中心人物である
グレタ・トゥンベルクさん(14才)は既に超有名人物らしい。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/63945
https://www.theguardian.com/environment/2019/apr/16/greta-thunberg-urges-eu-leaders-wake-up-climate-change-school-strike-movement?fbclid=IwAR2OYhrJFhhhK92fEBEc1Bgnl56m9D1spFBYDBKuUKhl6gX4eUsKweabO64

良くも悪くもヨーロッパらしいなぁ、などと思ってはいたが、「子どもたちの行動をやみくもに礼賛すること」には記事同様に違和感を拭いきれない思いが残った。
我が沖縄島でも性質は少し異なるが、やはり「子ども」という視点から同じように気になることがあるので駄文をしたためてみた。

2月の中旬ごろ、沖縄県議会議員(現職)M氏が自身のTwitterへ「辺野古に反対〇」「辺野古新基地反対」などのステッカーをランドセルに張り付けた小学生児童(低学年にように思われる)の写真とコメントを投稿した。
*「今日、普天間基地大山ゲートで軽く暴れて帰る際、こんなランドセルの小学生と遭遇。『カッコイイな。父ちゃん、母ちゃんに作ってもらった?』と聞くと、『ううん。じぶんで作ったてば』とメチャメチャどや顔」*
とコメントしている。

この県議のレベルがうかがい知れるコメント内容だ。児童の顔は分からないように写真を撮っているが、その制服からはどこの小学校かははっきりと分かる。
ちなみにこの県議センセイ、関係方面からの指摘により投稿を削除してはいるが、「削除したら、拡散される法則」をご存じないのかもしれない。
まぁ、こんなセンセイの事はどうでもいいのだが、気になったのはこの小学生である。

「辺野古反対に〇」「辺野古新基地反対」などのステッカーを張り付け学校へ通っていたわけである。親や担任の先生らはこの事を「どう考えている」のだろうか?
仮にではあるが、もし親がステッカーを張ることを「勧めていた」り、児童自身が張り付けたとしてもその行為を「褒めていた」りした場合はいったい・・!?
そもそも事実として、この児童は普天間基地大山ゲートで行われた反対派集会の「その現場近く」に居て、県議センセイと言葉をやり取りし、撮影されてる。つまり集会の「その場周辺に、その時間帯にいた」わけである。
これが児童「自身」の判断なのか、誰かが「参加しよう」と誘ったのかは分からないが、確実に言えることはこの時間帯に「大山ゲートの騒ぎの近くにいた」ということである。

親や学校の先生が「辺野古に反対〇」や「辺野古新基地反対」を「褒めたら」、この児童のその後の成長過程に大きな影響を及ぼすであろう、と素朴に感じざるを得ない。少なくとも公人である県議Mセンセイはこの児童を「褒めている」のだ。

随分と前になるが、「私たちの教室からは米軍基地が見えます」(渡辺豪 ボーダーインク2011年)という本を読んだことがある。
普天間基地に隣接する普天間第二小学校の文集「そてつ」に文章を書いた児童(当時)らは、普天間移設問題が拗れている状況下で、現在何を思い考えているのか、という事を追っかけたルポルタージュ本である。

本の帯には『「世界でもっとも危ないと基地」と隣合わせの小学校で、子ども達は、切実な思いを文集「そてつ」に綴った。大人になった今、彼らは何を思うのだろう?』と添え書きがある。
あの平成の迷言「最低でも県外」発言を撤回し、「やはり辺野古で・・・」とちゃぶ台返しをやった直後にこの本は発売されたので、本の性質は言わずもがな・・・ではある。

9名の卒業生らが登場するが、その中の女性のひとりの言葉が私には残った。『(普二小の)児童たちには「偏った考えにとらわれず、基地の有り方を広い視点でとらえる力を養ってほしい」と願っている』と、続けて「普天間飛行場が返還されるのを何年も待って、やっと第二小学校の環境が良くなるのではなく、一日も早く第二小を別の場所へ移転してもらいたい」と述べている。

その理由を彼女は「四十年以上も劣悪な環境で第二小の児童たちは学んできた。
だから、我慢するのはもう十分なのではないか」と。こう述べる彼女は第二小を卒業後、普天間中、普天間高校を卒業し、東京の語学専門学校へ進学し、米国への留学や貿易会社、旅行会社での勤務後、現在は米国在住とのこと。
取材を受けた他8名の卒業生らとは少し異なる経歴を持った人物である。
多種多様な価値観を仕事や住む土地などから経験してきた人の言葉である。「広い視点で物事を考える」という言葉は彼女のこれらの経験から出てきた「児童(子ども達)からの視点から出てきた言葉」であろうと私は思う。

                                                                                                                                         (続く)

 

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