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2019年5月27日 (月)

トランプ訪日の目的は

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トランプさんの大相撲見物は見ているほうがハラハラしましたが、まぁ何事もなかったようで、ほっとしました。朝乃山、日米首脳からカップを授与されるという超ラッキーな巡り合わせで、来場所負け越したら承知しないぞ(笑い)。

見た3番はいまひとつ面白くなかったので、炎鵬戦のほうを見て欲しかったですが、かんじんなトランプさんはやや気難しげな顔していましたから、楽しんでいただけたでしょうか。
彼はWWEという米国のプロレスに一方ならぬ入れ上げていた人ですからね。格闘技にはうるさいんです。
WWEは政治的スタンスがゴリゴリの共和党支持で、東部インテリが絶対に見ませんから、親和性があったのでしょう。
トランプさんは、負けたレスラーの髪までバリカンでつるつるにしていますから、この人の大衆の受け狙いは筋金入れです。
今回も、相撲観戦そのものよりも、千秋楽というビッグイベントに合衆国大統領が乗り込むという派手なパーフォーマンスを狙ったのでしょう。
その意味では成功でした。まったく、たいしたタマです。

たぶんレスリングの眼で相撲を見たでしょうな。
相撲のような、ぶつかり合いのスピードと強さと低さを争うシブイ面白さが理解できたのかどうか。これもま、いいか。
どうでもいいですが、合衆国大統領杯って毎回あるのかしら。(※)あの白頭ワシのついた重そうなカップは、いかにもアメリキャンでなかなかでしたからね。
※来年以降もあるそうです。ありがとう。

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https://www.nikkansports.com/battle/sumo/news/2019...

大相撲の後は居酒屋でした。失礼ながらダサー(笑い)。
日本文化を使った接待というと、プーチンの時みたいな日本旅館か、今回のような炉端焼きになっちゃうんですかね。
安倍さん、あなた外交センスがあるんだから、いつまでもフジヤマ・ゲイシャ・スシ・スキヤキみたいなところから、いいかげん抜け出して欲しいものです。

とまれ、今回のトランプと安倍氏が欲しかったのは、あくまでも日米同盟が強固だという対外的国内的な「絵」です。
令和初の国賓、仲むつまじいゴルフ、千秋楽の相撲初観戦と大統領杯の初授与、そして新天皇が催される命令和初の宮中晩餐会と初初づくし。
そして最終日には米国の根拠地である横須賀では海自の最新鋭「空母」に初乗艦、こういったテレビの「絵」が目的だったのです。

習やプーチン、正恩、そして自称同盟国には素晴らしくパンチ力がある「絵」のはずです。

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https://www.nikkei.com/article/DGXMZO45280750V20C1...

さて、財界人との懇談は、ソフトバンクの孫さんとトヨタの豊田章男さんが主役だったようです。
孫さんのソフトバンクの系列化にある英国ARMは、つい最近、あっさりとファーウェイ切りました。

ファーウェイは一応独自のプロセッサを持っていますが、ARMから供給を切られたので、今後の不透明感が増しました。

「ARMは、プロセッサの設計を提供する企業。ARM自身は設計を提供するのみだが、Qualcomm製CPUなど、スマートフォン向けプロセッサの9割はARMベースといわれる。(略)
だが、KirinはARMの設計を採用している。既存の製品はこのまま提供可能だが、今後ARMからのライセンスを得られなければKirinの新製品開発は非常に困難になる」(ニューズウィーク2019年5月23日)

ソフトバンクは日本の5Gをファーウェイに任せるつもりでしたから、いわばファーウェイとは盟友関係といっていい仲でした。
それが今回の手のひら返しですから、ファーウェイの任会長はこの裏切り者めがぁと、歯ぎしりしているんじゃないでしょうか。

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孫社長と豊田社長 https://toyokeizai.net/articles/-/241349

また、昨年ソフトバンクとトヨタは「モネ・テクノロジーズ」という合弁会社を作っています。出資比率はソフトバンクグループの通信子会社ソフトバンクが50.25%、トヨタが49.75%です。
トヨタのトヨタ社長のほうから孫さんに出向いたそうです、設立目的は次世代自動運転です。

「新会社は2020年代半ばをメドに、交通事故を起こさない自動運転の実現を目指す。2020年まではスマートフォンで乗り合い車両を呼ぶなどの「オンデマンド・モビリティ・サービス」を展開する予定だ。「日本連合で世界に打って出ようと握手した」。ソフトバンクの宮川副社長はそう言い放った」 (東経2018年10月4日)

ソフトバンクがファーウェイを切ったのは、まちがいなく制裁回避ですが、それにトヨタも便乗したといったところです。
トヨタの中国投資はハンパではないので、トランプの顔色を冷や汗をかきながら伺っていたことはまちがいありません。
下手すりゃ、米国の貿易を制限すると宣告されかねませんからね。

いずれにしても、今回のトランプの訪日に実質的事務的な意味あいはありません。
ですから、「共同声明出ず」といったことがさも一大事であるかのような報道をメディアはやっていますが、なにを見ているのやら。

「4日米両政府は、首相と25日から来日するトランプ米大統領による首脳会談後の共同声明発表を見送る方向で調整に入った。複数の日本政府関係者が20日、明らかにした。日米貿易交渉で合意の見通しが立っていないことから、共同声明を出すのは困難と判断したとみられる」(時事5月4日)

共同声明が出るも出ないも、そもそも日米貿易交渉は始まってはいませんから、共同声明なんか出るはずがありません。
トランプはこんなことを言っていますが、国内向けの発言ていどに受け取っておいたほうがいいでしょう。

「冒頭で日米の貿易不均衡に言及し「これから数カ月でとても大きないくつかの発表ができることを望んでいる」と述べた」(日経5月25日)

自動車関税と農業が焦点となりますが、数カ月以内になにか新たな前進があるとはとうてい考えられません。
これらは共にオバマの時代のTPP交渉で すでに終わっているからです。

かつてのTPP交渉でUSTRのフロマンは、一桁台を要求して蹴られました。
当時決まっていた日豪合意の冷凍牛肉19.5% ですから、吹っ掛けもいいところです。
るいは、米国は自動車関税で「トラック」に分類されたSUV車になんと未だ25%という法外な関税をかけていました。
SUV車というのは、スポーツ多目的車のことで、ジープ・グランドチェロキー、フォード・エクスペディションといった米車が日本で競争力を持つ数少ない分野で、利益率も高いのです。 
競争相手はひしめいていて、トヨタ・ランドクルーザー、英国ランドローバー・レンジローバー、独ベンツGLクラスなどの強力なライバルがいます。
これらの外国車に25%もかけていて、まだ米国市場すら征圧できないわけです。

ちなみに日本は自動車関税ゼロ、農産物は畜産物以外はゼロです。
もう十分に譲るものは譲ったのですから。

既に多国間貿易協定であるTPPでは妥結し、今や米国輸出農産物は他国より高い関税がかけられています。
欲をかいてTPPを脱退して二国間なら動かせると思ったとしたら、はっきり言って馬鹿です。
ですから、時間が立てばたつほど米国の農業者は苦しくなります。
自動車産業も自動車部品がTPPよ合意より高くなったために悲鳴を上げています。
その上に中国が大豆などを制限しましたから、いっそうひどくなるばかりです。
なんのことはない、トランプがいい顔をしたい自動車産業も農業も、早くTPPに戻れと要求しているのです。

ですから、日本には早期に日米貿易交渉で妥結する理由はありません。
大いにトランプの足元を見るべき時期です。
どうぞ大統領閣下、TPPにお戻り下さい。
名誉ある復帰でもなんでもお好み次第ですよ。レッドカーペットを敷いてお待ちしております。

 

※明日、またニフティがリフォームのためにサービスを停止します。ゾゾっ。
前回は丸々2日大混乱でしたからね。
混乱しなくとも明日午前2時から朝まで制作画面がひらきません。
一般画面はご覧いただけるとおもいますが、記事の更新ができなくなる可能性が高いとおもわれますのて、あらかじめご了承下さい。



 

 

 

 

 

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コメント

はい、今回はトランプの「宣伝旅行」ですよ。交渉とかそういうレベルの話ではありませんね。

私も思いました。
「ねえねえトランプさんや、是非TPPに戻っておいでよ!お互いに特だから。」と、きっちりと言ってあげれば(もちろん非公式で良い)いいのです。

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