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2019年5月25日 (土)

「名無し」さんにお答えして 私は揶揄しているのではなく、当事者として発言しています

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「名無し」さん、なるほどね。
私は具体的に自主避難者の実態と現在を知っていて書いています。
そのうち友人が2名います。ちなみにかれらは千葉の住民でした。
想像であなたがいうような「自主避難者を揶揄するような発言」をしているいるわけではありません。

事故当初自主避難者を好意的に迎い入れていた周辺自治体も(私の村も受け入れましたが)、一定期間で支援を終了しました。
それは当然で、事故当初のパニックが過ぎて数年立てば、避難指定が解除されるか、公開された多くの資料から自分の住んでいた地域が果たして避難するべきなのかどうか自ずと判断できねばおかしいからです。

避難地域に指定され続けていたのならば致し方ないとしても、それ以外の地域はできるだけ早い帰還を目指すべきでした。
さもないと、避難先で生活の根ができてしまうからです。
学校、職場などはそうそう簡単に動かせませんからね。

一方、さきほど述べたように周辺地域ではなく、はるか遠くに避難した人たちは、決意して移動したと考えられます。
具体的には個人情報になるので控えますが、自主避難者はいまでも南西諸島や四国、沖縄本島、その離島などに相当数住んでいます。
多くは避難者だけで固まって住んでいて、周囲とは調和しているとはいいがたい生活を営んでいます。

国家が支援すべきなのは、国が指定した避難地域の住民で、いまも帰還が困難な人たちに対してだけです。
そのような人たちに国が補償するのは、国の権限でした措置な以上、とうぜんのことで、私はそれについて異議を唱えるつもりは毛頭ありません。
しかし帰りたくない人、帰れるのに帰らない人たちに対しての支援は、支援本来の意味をはき違えています。

「名無し」さんは「訴訟を起こしている自主避難者のうち、県外から避難している人は、私が調べる限り確認できませんでした」と書いていますが、朝日にはこう書いてあります。

「今回の訴訟を起こしていたのは、放射線量が高いなどの理由で避難指示などが出された区域からの避難者44世帯125人と、自主避難者16世帯50人。「ふるさとを喪失し、生活を破壊された」ことへの賠償として1人あたり2千万円を請求していたほか、不動産や家屋に対する損害賠償なども求めていた」(朝日2019年2月20日)

ではこの「避難指示44所帯」とは別の「自主避難者16所帯」とはなんなのでしょうか。
おそらくは避難指示地域外の人で、勝手にといっては語弊がありますが、国の指示を無視して自主的に逃げた人の事だとかんがえられます。
ですから規制委員会が、「国の指示が理解されなくて残念だ」といったコメントをだしたわけです。

※追記 「とある福島県民」さんの提供された資料です。知らないのは「名無し」氏だけです

京都訴訟の原告のほとんどは避難指示区域外の福島など5県からの自主避難者だったが、このうち賠償対象の区域外に住んでいた21人の請求が認められた。(略)「大半の原告の避難の相当性を認め、賠償対象の区域外に住んでいた人にも賠償を命じた。積極的に評価できる」と話す。(略)
また、福島第1原発から距離が離れていたり、空間線量が低かったりしたと判断された仙台市や茨城県つくば市からの避難者にも賠償が認められなかった」(産経2018年4月5日)
https://www-origin.sankei.com/west/news/180405/wst1804050003-n1.html

朝日は内訳を書いていませから出身地域は分かりませんが、ここに福島県外がいようといまいと本質的なことではありません。
初期には多くの県外者が含まれていて、指定避難者以外に数万人規模いたというだけのことです。
彼らが何を恐れて逃げたのか、誰の煽動を信じたのか、どこに逃げたのか、そしてそこでどのような暮らしをしているのかについては山下祐介、開沼博の『原発避難論』という優れた調査記録がありますので一読されることをお勧めします。

また「名無し」さんはこうも書いています。

「人が避難したのがただの被害妄想によるものだとするのは、当時の状況を理解していないと言えます。「放射線計測の結果が危険だったから逃げる」というのは、既に被爆してしまっており、もう手遅れだからです」

なにも分かっていませんね。
あなたは2011年夏までの悪夢なような状況を、「被曝」現地で体験して書いていますか?
私はこの2011年3月11日から約2年間に渡って、ほぼ毎日書き綴ってきています。
「当時の状況を理解していない」などと書くなら、少しは私のこの期間の記事を読んで書いてほしいものです。
私が決してただの高見からの皮肉で自主避難者を扱っていないことがわかるはずです。
なぜなら、私もまた「当事者」だったからです。

「危険だと分かってからでは遅い」というようなことをいいますが、その前に自分の住む土地の放射線量を、ただの安物のガイガカウンターではな、ましてやネットに当時溢れていたヨタ情報を丸飲みするのではなく、専門機器で計測してから、逃げるかどうか判断すべきだったのです。
自分ひとりではできないならば、測定グループを作って、地元大学の門を叩くなり、行政に働きかければいいのです。
当時はなにかしらの形で、地元の国立大学や行政はそのような対応をしていたはずです。
アレもできない、これもできない、信じるのはネットの風聞だけでは困ります。

私は下の写真にある業務用シンチレーション・サーベイメータ を使い、地元大学の専門家と共同作業で、数十箇所の測定をしました。

003
その結果は逐一公表しています。記事の右脇のカテゴリーから「原子力事故」に入れば、山ほど記事があるはずです。
少しは読んでから来なさい。

また、これらの専門家は福島県内の農地や山林、湖水などを計測しました。
その詳細な記録はこのブログでも公表しています。
下図は、もっとも初期の11年9月に、福島県山木屋地区標高600mの福島第1原発側斜面で、新潟大学・野中昌法教授が行なった壌に対するセシウムの沈着状況の計測結果です。

Photo

 ●山木の土壌の放射性物質分布
・A0層(0~7㎝)・・・・98.6%
・A1層(7~15㎝)・・1.4 
(2011年9月測定)

つまり、山林では事故当初の地層(地表下7センチくらい)に大部分存在し、それに毎年上から地層が重なるために地表線量は著しく低下していくことがわかりました。
これと同じ減少は畑でも観察されました。畑の場合、地中の粘土にトラップされて利用できなくなります。
湖水も同じ現象が見られました。
住宅地では雨水と共に放射性物質が移動するために、下水路や雨樋に多く検出されました。

確かに放射性物質の半減期は理論的には数十年ですが、現実には放射線量は自然の営みによって急激に低下することがわかりました。

これらの事実を知る努力を、私はできるかぎり骨身を惜しまず払ったつもりです。
風評に踊らされる前に、そのような努力を自主避難者の人たちはしましたか?
ただ怖い、恐ろしいだけではありませんでしたか。

「被曝してからでは遅い」と怯えるところまでは当時の私も一緒でした。
誰も民主党政府が満足な調査を公表しないのですから恐ろしかったのです。
しかし問題はそこからです。自主避難して家族がバラバラになるくらいなら、自分の足で調べ、自分の頭で考えるかどうかです。
風聞の濁流に家族を委ねてしまったのが自主避難者の人たちです。

当時も風評に加担しない放射線医学の研究者や医師も多くいたはずですが、この研究者たちの言論にまったく耳を貸さず、「東電のイヌ」とまで罵って葬ろうとしたのは、まさにこの人だちではなかったのでしょうか。
なにが「当時の状況を理解していない」ですか。ふざけるな。
私はまさにその中に生きていたのです。

私たちが戦っているまさにこの同時期に、ふるさとを捨てたのが自主避難者でした。
ふるさとと家族守って放射能禍と戦ったのか、逃げたのかの差です。

逃げたこと自体を批判しようとは思いませんが、当時、いまそこで頑張っている私たちに対して遠方から聞くに耐えないことを言っていたのが、反原発運動家となってしまった自主避難者の一部の人たちでした。

なお、私が知る友人たちのように多くの自主避難者は、新たに住みついた土地に溶け込む努力をし、静かに暮らしています。
かれらに対していかなる非難もする気はありません。心から気の毒だったと思うだけです。
今の土地で安らかに暮らしていることを願うばかりです。

この自主避難についてのやりとりはこれで終了します。
先の記事の論点は自主避難者にはないことはわかるとおもいますし、いまさら自主避難者について議論を蒸し返す意味はないからです。

なお「名無し」というHNは責任があいまいですし、複数いるので使えません。

2014年8月14日の記事を再録しておきます。

                                                                ~~~~

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スピリッツ2014年24号 「美味しんぼ」より引用

うちなーさんが、原発自主避難者について書いています。沖縄問題とはそれますが、こちらから先にいきます。 

うちなーさんはこう述べています。

「私自身、東日本大震災・福島第一原発事故後、沖縄県の避難支援援助があり、福島他避難の呼びかけを続けて来ました。多くの方は初期被曝をされ、健康被害を訴えています。甲状腺の異常、目の異常、疲れやすい、だるい他様々です。
事故後は原発のない沖縄へ東北・関東以外全国から避難移住しているのが現状です。母子避難、一家バラバラ、多くの方々が精神的、金銭面と苦しみの中で暮らしています」

困っている人を支えようという気持ちは尊いものです。 
しかしこの「自主避難者」と名乗る人達が、ほんとうに悲劇的な人々なのかどうなのかについては大いに異論があります。 

なにより、自主避難者の人達が避難した理由です。それは被爆の恐怖ですが、うちなーさんは彼らが、「甲状腺異常、目の異常、疲れやすい、だるさ」を発症していると言っています。 
こういう病気に関することは明確に言っておくほうがいいとおもいますのではっきり言いますが、ありえません。これは福島で住み続けている人々が圧倒的多数な以上、私はこう思ったなどという主観では済まされないことなので、明確に否定しておきます。 

Photo スピリッツ前掲

これに類似した訴えに例の「美味しんぼ」で妙に有名になった鼻血がありますが、すべて根拠のないデマの類です。 

というのは、被爆が原因と思われる「耐えがたい疲労感」、鼻血などは医学的に定義されていて、それは急性被曝症状以外ありえません。 
非常に高い放射線を一時に浴びた場合、鼻血や「耐え難い疲労感」が出る場合があります 
その時の放射線量は一体どれだけだと思いますか。いいですか、500ミリシーベルトですよ。 

100ミリシーベルトを超えた場合は、確定的影響が出ます。つまり確実に急性放射線症が出るのです。 

ですから、もしほんとうに自主避難者が「耐えがたいだるさや疲労感」を訴えていて、それがうちなーさんが言うように「初期被爆」が原因ならば、その人は一時的に非常な高線量を浴びた可能性があるわけです。 
もしそうならば、直ちに専門医を受診してホールボディカウンターで、体内の放射線量を測定してもらうべきです。 

しかし私の知る限り、その人が原発建屋内にでも防護服なしでいたのなら別ですが、福島県内において、ましてや他県で500ミリシーベルトを超える被爆地域は存在しません。 

福島において原発近隣県民が事故時に浴びた放射線量の平均は24ミリシーベルトです。この線量で急性被爆症が出ることは100%ありえません。 
したがって、自主避難者の「自覚症状」は、精神的ストレスによる心気症(※欄外参照)である可能性が高いと思います。

こういうなんでもかんでも被曝と結びつける精神の傾きを、あの小出裕章氏がうまいこと言っています。

疫学調査を経ないまま『福島でこんな障害が』とすべてを被曝にむすびつけるでたらめも多い」(ニューズウィーク2013年月11日号)。

まさにその通りです。この脳内地獄症候群の人たちは、なんでも被曝に結びつけたがります。  
そして小出氏は、それが必ずしも反原発運動とは関係ないと見抜いています。  

「(反対運動の新規参加者は)原子力に反対なのではない。と小出は言う。自分のところに火の粉が降りかかるのを恐れているだけだ」(同) 

では、小出氏が言う疫学的調査結果をみます。 

2011年夏という自主避難者が避難を開始し始めた時期に既に完全ではありませんが、政府のホールボディカウンターを使った疫学調査結果は出ていました。  

・2011年9月末までの福島県の住民4463名の内部被曝の疫学調査結果

・最大数値であった3ミリシーベルト・・・2人
・2ミリシーベルト           ・・・・8人
・1ミリシーベルト以下     ・・・・4447人

セシウムが女性の卵巣に影響を与えるとすれば、750ミリシーベルト以上の被曝線量が必要です。それがチェルノブイリでの疫学調査の発症ラインだからです。
セシウムは筋肉などに蓄積する性格をもっていますから全身均等被曝します。一定の臓器に蓄積されることはありません。 

百歩譲って、卵巣にのみ蓄積されたとしても、福島の最大内部被爆量3ミリシーベルトは、チェルノブイリの750ミリシーベルトの、250分の1でしかありません。
これで福島の女性が不妊になる、あるいは先天性奇形を出産することは断じてありえません。
また甲状腺ガンの可能性は、原因物質の放射性ヨウ素は8日間ほどで急激に減衰するのですが、その間に適切な摂取制限がなされたために事なきを得ています。

福島の千名を超える子供たちを対象に甲状腺の被ばく量を測定した結果、最大値でも35ミリシーベルトです。
チェルノブイリでは実に10シーベルト(1万ミリシーベルト)という途方もない高線量の牛乳を子供に与えるという重大ミスをしているのとは、根本的に異なっています。

なお、甲状腺の被ばく量としては、50ミリシーベルト以下ではがんは増えないという放射線医学の知見があります。
それを裏付けるように今年4月に出た国連科学委員会(UNSCEAR)の最終報告書によって完全に否定されています。

「人々が自身や自分の子どもの健康への影響を懸念するのは当然のことである」とUNSCEARの議長、カール=マグナス・ラルソン氏は述べ、「しかし、本委員会は、今回の評価に基づき、今後のがん統計に事故に伴う放射線被ばくに起因する有意な変化が生じるとは予想していない」との見解を示している。
これらの解析結果は、様々な集団(小児を含む)の被ばく線量の慎重な推定と放射線被ばくを受けた後の健康影響に関する科学的知見に基づいている。
解析によれば、対象とした集団のがん発生率への影響は小さいと予想されるとし、これは日本の当局側が事故後に講じた迅速な防護措置に拠るところが大きいとしている」
(国連広報センター
 http://www.unic.or.jp/news_press/info/7775/

したがってうちなー氏言うような、初期被爆による放射性ヨウ素を原因とした甲状腺異常の増加は、現時点でありえないと断言します。

Photo Photo スピリッツ前掲

もし、自主避難者の方で甲状腺異常があるのなら、彼女が2011年3月中に暮らしていた場所、野外にいた期間、摂取した食物、検診の有無などについて本土の専門医に相談されることをお勧めします。

ところで、今回の事故で100ミリシーベルトを超えた地点は皆無です。
この100ミリシーベルト以下のいわゆる低線量の有害性については分からないと言う人が今でもいますが、これくらい研究されて疫学的実証データを持っている分野は医学では稀なほどです。

医学者が「わからない」という表現をするのは、「解明されていない」という意味ではなく、「100ミリシーベルト以下は確率論だから発症するかどうかはわからない」という意味です。
これを運動家やマスコミの一部はねじ曲げて、今でも「健康被害が出るかどうかわからないのだから、ほら見ろやはり危険なのだ」と言っています。

もちろんこれで安心することなく、今後とも長期間の検診活動を続けていかねばなりませんが、むやみと体調不良を被曝と結びつけることはむしろ健康にとって有害だと思います。
ところが、現実には「福島浜通りの女とは結婚するな」「福島に子供は行くな」「福島は人が住む所ではない」という差別が発生しました。

昨今でも、室井佑月氏が子供を修学旅行に行かせるのは反対という発言をしています。
後にも触れますが、今でも自主避難者の中には福島県産農産物を拒否する者が多くいます。
このような根拠のない福島差別や恐怖は、かえって福島の復興を遅らせていることを自覚したほうがいいでしょう。

そもそも、自主避難者の多くは福島県外から出ています。千葉、茨城、神奈川などといった遠距離地域においてはまったく避難する必要はなかったのです。必要がないのに武田邦彦などの放射能詐欺に騙されて避難したにすぎません。 

ところで、うちなーさんがおっしゃるように、沖縄県は最多の避難者678名を受け入れていますが、地元の給食センターで福島県産農産物を使うななどと陳情し、摩擦を起こしています。 

「事故後しばらく、『沖縄に避難したいが、福島産米を使っているようだ。大丈夫なのか』といった電話が相次いだ。多くは福島県以外の人だった
沖縄は本県産米の全国有数の消費地で、給食も原発事故以前は2割が本県産米だった。2012(平成24)年度以降は使っていない」(福島民友新聞14年1月4日)
 

また、那覇市で青森からの雪のプレゼントの行事を企画した「はぐくみ児童クラブ」で三線を指導する当間栄助氏は、こう述べています。

「ウチナーンチュ(沖縄の人)は避難者に同情的だが、避難者が放射能への不安を強調すればするほど『避難者こそ放射能を運んできたのでは』との反感が生じる。避難者は自ら、沖縄で暮らしにくくしている』と残念そうな表情をみせる」(同)

 このような自主避難者の過激な行動は当然のこととして地元の顰蹙を買い、いっそう受け入れ地域と摩擦を起こして、住みづらくなり、またストレスが溜まり心気症が募り、それをツイッターなどで仲間内に拡散して尚更ひどくなる、という悪循環に陥っています。

そしてうちなーさんがこのように言うとおり一家離散です。

「母子避難、一家バラバラ、多くの方々が精神的、金銭面と苦しみの中で暮らしています」

そして、避難したくなかった夫や子供とのいさかいは絶えず、避難先では仕事も見つからずに収入が激減し、一家離散の人達も多く出ているのが現状です。

これは誰を恨んだらいいのでしょうか。一般的に原発を恨むのは筋違いです。放射能の健康被害を隠している政府?それは妄想です。

その恨みは、騙した人間たち、あえて名を記して記憶に留めますが、上杉隆、岩上安身、早川由紀夫、そして誰より武田邦彦といった醜悪なデマッターたちに向けられるべきです。

事故直後は誰しもパニックになったものです。しかし3年もたって、これだけ福島事故の情報が出ているのに、いまだ放射能パニックが治癒しないとなると、もはや単なる愚行にすぎません。

自主避難者は、早く脳内被爆地獄から覚醒して、故郷に戻って元の穏やかな生活を再開すべきです。 

心気症は、重大な病気にかかっているという恐怖感にとりつかれる障害です。
心気症は20~30歳で起こることが最も多く、男性にも女性にも同程度にみられます。心気症の人には、うつや不安もみられる場合があります。
心気症の場合、重大な病気にかかっているのではないかという患者の心配は、体の正常な機能についての誤解から発していることがよくあります。
医師が診察して心配ないと説明しても、不安は解消されません。心気症の人は、医師が病気を見落としているのではないかと考えがちです。
『メルクマニュアル医学百科』より抜粋)

 

 

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コメント

被曝の恐ろしい影響は、精神的なもの。
すなわち、恐怖心。
それをイヤというほど、この8年間で考えさせられました。

それはまるで、中世の魔女裁判のようでした。
ありもしない魔女という存在に怯えて疑心暗鬼となり、理屈も理論も耳に入らない。
とても中世より科学が進歩した現代を生きる人達とは思えぬ様で、「科学が進歩しても人間はあまり変わっていない」と思わずにはいられませんでした。

私は仕事柄よく被曝しますが、大規模に放射性物質が拡散された場合、被曝による影響よりも心理的影響のほうがはるかに大きく、危険であることを福島原発事故から学びました。
そんな渦中にあっても、管理人さんのように冷静に事実と向き合い、情報を発信してくれる存在がいてくれたことに感謝しています。

名無しさんが「訴訟を起こしている自主避難者のうち、県外から避難している人は、私が調べる限り確認できませんでした。」と書いていましたが、
単に名無しさんが知らないだけで、県外からの自主避難者も訴訟に加わっていますよ。

https://www.sankei.com/west/news/180405/wst1804050003-n2.html
>京都訴訟の原告のほとんどは避難指示区域外の福島など5県からの自主避難者だった
https://www.sankei.com/west/news/180405/wst1804050003-n3.html
>仙台市や茨城県つくば市からの避難者にも賠償が認められなかった

私も学生時代、特に卒業研究でよく被曝しましたが学生時代の懐かしい思い出、そもそも理系では(特に物質系)さほど珍しい事でないです。

「とある福島県民」さま。ありがとうございます。本文に追加しました。

やはり教育と広報は大事ですね。リスクに目をつぶり、存在しない危機に怯える。

この問題は本当に…です。
東電や監督官庁の責任は、まったくないのですかね。
健康問題含め被害がまったくないのであれば、東電が賠償する必要はないということですかね。
そもそも、貞観津波の影響を考慮しない、安全に問題がある老朽化した原子炉を耐用年数が過ぎても使用した、非常用ディーゼル発電機を低地に並べて置いた、全電源喪失の手動式手続きマニュアル・装備がなかった、このような不備と、大地震・大津波が相まって、今回の事件が起こったんですよね。

公害とは、科学技術の負の側面だと思います。科学技術は発明・事業化、資本の増加、効率化した組織構造をもたらす、付加価値増大にともない利益・収入が上がるなど、賞賛されることが多いです。しかし、負の側面に企業・国家(行政)は冷淡で、非情です。足尾銅山、水俣病など、被害が出ても、うやむやにして、長期の裁判闘争で被害者が疲れ果てたところで、特定された被害者に幾ばくかの賠償をして終わります。被害者は一方的に被害を被ったのに、差別され、自ら隠蔽することも多いと思います。

公害の負の面の影響、外部不経済の正確な価値計算をすれば、ひょっとすると、増大したとおもった付加価値額は、ほとんどなかった、マイナスになっているかもしれません。

当事者の方にとっては、実存的な問題だと思います。
政治的には、復興することしかありえないのですから…
その血の滲む努力に、あれこれ言うのも、無礼になるだけだと思います。
このような状況になった、根本的な原因はなんなんでしょう。

原子力の問題では、米国も非情です。
空母ロナルドレーガンの乗組員、劣化ウラン弾関連兵士、絶対に認めません。
でも、科学技術しか、この世を救うものはないと、今でも思わざるを得ません。


どうも、記事に登場する名無しです。HDNが分かりにくいとのことでしたので、差別化のために「例の」をつけました。
まさか私の質問をもとに記事を書いていただけるとは思いませんでした。重ね重ね、私のコメントに対する丁寧な回答をありがとうございます。

まずは謝罪を。前回のコメントにおいて、京都訴訟についての調査が不十分でした。お詫び申し上げます。同時に、とある福島県民さん、情報の提供ありがとうございます。
また、私のコメント中に「当時の状況を理解していない」という表現がありましたが、実際に福島で活動を行っていた方に対してこの表現は不適切でした。申し訳ありません。管理人さんが危険を顧みずに調査を行っていたことは素直に尊敬しております。

一方で、管理人さんは私の指摘をきちんと理解していないように思えます。
その1つが、前回の記事において、自主避難者の大半がまったく危険のない関東圏出身であるかのように書かれていたことは印象操作である、というものです。
「原子力賠償紛争審査会」の提供するデータによると、福島県からの自主避難者は最も多い時で4万人程度で、関東圏からの自主避難者など統計が出せないほど微小です。推計1%未満。

さらに、記事中に「この自主避難者は各地で訴訟を起こし、一部で勝訴していますが、その中には福島県内ならいざ知らず、神奈川、東京、千葉などの人も含まれていています。訴訟内容は平均数百万から1500万円で、本来彼らが受け取るべき補償額の一部だとしています。」とありましたが、「とある福島県民」さん提供の京都訴訟からわかる通り、これもまちが

オイラーさん。過去記事見てくれたら書いているんですが、GEマーク2なんていう原始的な原子炉自体に問題があったんです。
特に今回の福島事故でわかったのは、注水口が低いビルくらいあるから、全交流電源が停止したらその位置まで水を注ぐことが大変に困難になります。
さっさと廃炉にすべきです。

事故原因は予備電源の位置です。水没する可能性を考えていなかったのは東電の責任でした。
ただし、あの位置まで津波が来ることを予見しえたかどうかについては微妙ですが。

救援に言ったロナルドレーガンの件ですが、あのていどで放射能障害はでるのか、これまた微妙です。
私は米国の訴訟社会が背景にあると思っていますが。

こういう事故が起きると、原発はマイナスの経済効果しかないという人が出ますが、分からないではありませんが、日本の3割が原子力というバランスは常識的なものです。

好きか嫌いかは別にして原子力をベース電源にして日本の工業社会はあったわけです。
原発をいったんゼロにしたために払った燃料輸入額、火力発電所の増設によるコストなどなどのことも勘案せねばなりません。

原発は大幅に縮小され、将来的にはミニマムにして第3世代原発にリプレイスし、、ゆくゆくはゼロにすべきだと私は考えていますが、そのためには廃炉にできる電力会社の体力がなくなったら、それもできないのです。

東電に責任はもちろんありますが、ひと頃のようになにもかも悪い邪悪な会社といったような東電バッシングをしても意味がないのです。

管理人様、コメント有り難うございます。
わたしは、科学がどこから来たのか、社会にどのような影響を与えるのか、どこに行こうとしているのか、に関心があります。所詮素人の研究ですが…
原発問題は、本当に難しいです…
時間があれば、もう少しいろいろ調べてみたいですが…
現地で血の滲むような努力をされている方々に敬意を表します。
本当にご苦労様です。


どうも、記事中に登場した名無しです。HDNが分かりにくいとのことでしたので少し変えました。
まさか私のコメントに対して記事を書いてくださるとは思っていませんでした。重ね重ね、丁寧な回答ありがとうございます。

まずは謝罪を。京都訴訟についてですが、私の調査が不十分でした。大変申し訳ありません。そしてとある福島県民さん、情報提供ありがとうございます。
それともう1つ、前回のコメントで「当時の状況を理解していない」という表現をしましたが、これは不適切でした。ただ、この表現に、管理人さんが福島の状況に対して無知である、という意図は無かったことをここに釈明させてください。不快な思いをさせてしまったことをお詫び申し上げます。

しかし一方で、私の指摘を管理人さんがきちんと理解していないように思われます。私は何も福島県に関するデマを擁護している訳でも、帰還する能力があるにもかかわらず、こうしたデマに怯えて帰還しようとしない人々を擁護しているわけでもありません。経済的理由など、生活上の問題で帰還できない自主避難者を擁護しているのです。
私のコメントは、
「前回の記事の中に正確性に欠ける情報、つまりデマがあり、それは自主避難者に対する偏見や差別を生みかねないため、訂正してほしい」
という主旨のものでしたが、
今回の記事ではそれには全く触れられず、前回の記事が訂正される気配もありません。これは残念ながら不誠実だと言わざるを得ません。管理人さんはデマを流すことの悪質さを執拗に強調していますが、そのあなたもデマを流してしまっています。理性的かつ誠実な対応を期待しています。

また、『「危険だと分かってからでは遅い」というようなことをいいますが、その前に自分の住む土地の放射線量を、ただの安物のガイガカウンターではな、ましてやネットに当時溢れていたヨタ情報を丸飲みするのではなく、専門機器で計測してから、逃げるかどうか判断すべきだったのです。自分ひとりではできないならば、測定グループを作って、地元大学の門を叩くなり、行政に働きかければいいのです。
当時はなにかしらの形で、地元の国立大学や行政はそのような対応をしていたはずです。』
とありますが、どれだけ専門的な調査をしようとも「危険だとわかってからでは遅い」のは変わりません。デマを信用していなくとも、正しい情報を手に入れる能力がない人間が身の安全を第一に考えて避難する、というのは合理的な判断です。
こういった理由での正当な自主避難者が一定数いることは司法によって認められています。
管理人さんにはこの事実をきちんと受け止めていただきたいと思います。

すみません。4つ上のコメントですが、私が書き途中のものを誤って送信してしまったようです。申し訳ありません。無視しておいてください。
私の意見はこのコメントの1個上のものです。

例の名無しさん。

んじゃ今すぐにそこから避難して下さい。
危険と分かってからでは遅いんでしょ!

あなたの近所で毒物を撒き散らすテロリストやナイフを持った通り魔がいるかもしれませんよ!
近くの工場から毒性の強い物質がでてるかも。地下から有毒ガスが沸き出してくるかも!
てな話です。
どこに逃げるのかは知りませんが・・・。

なんなら「核戦争が起こるかも知れないから、あらかじめ地球から脱出しとこう!」ってな話をあなたはしてるんですよ。

全く相手にしたくなかったけど、あまりにも馬鹿馬鹿しいので。。

荒れてきそうですから閉めます。

山形さん、それは全く論点が違います。私が言っている危険が、現実的にありうるリスクであったことは裁判所も認めています。実際に賠償命令が出ていますから。
そんな小学生みたいな例を出されても困ります。

この記事へのコメントは終了しました。

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