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2019年6月 4日 (火)

デニー知事「気をつけるのは沖縄漁民のほうだ」

このところ、中国が尖閣水域に公船を大量に入れているようです。
この中国海警の侵犯行為は、4月中旬から始まり、トランプが来日した5月25日まで実に44日間連続し、滞在中の3日間も延々と更新し続けています。

この記録は、それまでの最長記録だった、 2014 年9月の43日連続記録を上まわる、史上最長のものです。

中国海警察のHPには「尖閣諸島は我が領土」と主張するページがあり、尖閣諸島に接岸せんばかりの距離を航行する公船の写真も紹介されています。

彼らにとっては「領海侵犯」ではなく、れっきとした自国の「パトロール」なのであって、中国海警は海保が接近すると「ここはわが国領海である。貴船は領海を侵犯している。即刻退去しなさい」と警告しています。

盗人猛々しいというか、なんともかとも。

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中国海警局HP

さて、この中国公船(←中国語)の連続侵犯が、トランプ訪日前に活発になったことに注目下さい。
今回のトランプ訪日が「観光旅行だった。安倍はツアーガイドか」などと浅いことを言っている人もいるようですが、5月28日にトランプが安倍首相と共に護衛艦「かが」に乗り込んだという意味が分かっていないようです。

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産経 https://www.sankei.com/politics/news/190528/plt190...

もちろんこれは「観光」で行ったわけではありません(あたりまえだ)。
この時、米国はあえて佐世保を母港とする強襲揚陸艦「ワスプ」を横須賀に回航して「かが」に並べています。
この日米両海軍(海自は軍隊ではないなんてヤボはいいっこなし)の最新鋭のF35Bを運用しうる2隻の大型艦艇が、米国の東半球最大の根拠地である横須賀軍港で揃い踏みしたことになります。

しかも5月27日です。
この日は、米国(東部時間)にとって戦没将兵メモリアルデーにあたり、さらに世界の海軍関係者にとってあまりにも有名な記念日でした。
忘れているのは日本人だけです。

この5月27日は、104年前の1905年、日本海軍が対馬沖でロシア・バルチック艦隊を迎え撃ち、パーフェトゲームで壊滅させた日です。

この日本海海戦は、世界の海軍士官学校の教科書に載っていて、海軍関係者で知らなければモグリです。

米国のメモリアルデーと重なったのは偶然ですが、この5月27日に米海軍が海外に擁する最大の軍港において、両国首脳が手を携えて日米海軍の最新鋭艦に乗艦するという行為が、偶然なはずがありません。
直球で中国に対して、なめたまねすんじゃねぇぞと言っているわけです。

当然、これがわからぬ日本の野党やメディアとは違って、習は鈍くありませんから、訪日スケジュールに合わせて、日本の尖閣諸島海域を荒らし回ってみせたわけです。

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八重山日報 尖閣諸島に出漁した仲間均市議の漁船を追尾する中国公船「海警1501」=5月24日午前(仲間市議提供)

日本にもこの国際常識がわからない国境の首長がいます。デニー知事です。
デニー知事は、自分の行政管轄水域に外国艦船が実に40日以上も荒し回っていることに対して、漁民のほうに「刺激するんじゃない」と言いました。

本来、普通の知事に言ったらあたりまえのことを言うなと怒られますが、知事の職務は「日本政府」(と彼らは呼びますが)に抗議することではありません。

知事の職務の一丁目一番地は、自県民の保護のはずです。

「尖閣諸島で領海侵入を繰り返す中国公船に関し、玉城デニー知事が「中国公船がパトロールしているので、故意に刺激するようなことは控えなければならない」と述べたことに、1日、八重山の漁業者らから「領海内で漁をすることの何が悪いのか」と反発の声が上がった。尖閣問題だけでなく、台湾との「日台漁業協定(取り決め)」などで、離島の漁業者が被害を受けているとの指摘もあった。
 八重山漁協に所属する漁業者、名嘉秀三さん(55)=石垣市=は「中国公船が日本の領海である尖閣周辺でパトロールすること自体がおかしい。領海侵入であり、中国のほうが日本を刺激している」と知事の認識を疑問視。「中国漁船は最近、宮古島や波照間島周辺まで徐々に進出してきている」と危機感を示す」(八重山日報6月4日)
https://www.yaeyama-nippo.co.jp/archives/7292

自分の管轄海域で正当な漁業を営む漁民が、外国船によって追尾されたり、今や宮古や波照間周辺まで進出されたりしていることに対して、抗議の声ひとつ上げることなく、出たセリフがよりにもよって「中国様には逆らうな」ですから、アキサミヨーとしかいいようがありません。

この人、知事が県民の護民官である自覚があるんでしょうか。

ここで、知事が抗議の声を中国に向けて言わないということは、この海域を中国の領海と認めたに等しい行為と受け取られます。
とりもなおさず尖閣諸島から宮古・八重山海域を外国艦船が「パトロール」することを、沖縄県が公式に「容認」したと受け取られるでしょう。
以後やりたい放題やろうとも、それは「安倍反動政権」のやることで、地元沖縄県は歓迎してくれている、そう中国は解釈するでしょう。

先日も「一帯一路の入り口にしてくれ」とわけのわからないことを言っていましたが、今回の「気をつけるのは漁民のほうだ」発言もそうとうなものです。
デニー知事には、保守とか革新とかいう高等なレベルではなく、それ以前の知事としての適格性が問われます。

 

 

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コメント

つい最近「久松五勇士」のことを家族で話していました。「一帯一路の入口・・」云々や宮古・石垣の漁民へ対しての知事の「あの」発言があったからです。そしてこのような知事を選んだのは「私たち沖縄県民」であることも。

明治初期から「お雇い外国人」として来日していたエルウィン・ベルツは、当時の日本人の感想のひとつとして以下のような感想を記してます(「ベルツの日記(上)」47頁 岩波文庫)。
「現代の日本人は自分自身の過去については、もう何も知りたくはないのです。それどころか、教養ある人たちはそれを恥じてさえいます」と、続けて当時の日本人の言葉として「いや、何もかもすっかり野蛮なものでした」とも。自虐史観の根の深さを改めて感じます。

この人は「ある種の本島人」の代表なのでしょう。本島以外のことなんてどうでもいいんです。与那国島の水害にもさして関心を示しませんでしたし。きっとこの人の中では名護市民だって西海岸にしかいないんでしょう。

しかし、なんでここまで中国様には寛容なんでしょうかね。
↓こんなとこまで規制しちゃう人権弾圧国家なんですがね。

「1989年6月4日天安門事件 列車「8964番」予約できず」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190604/k10011939881000.html

先日のFOXニュース主催の米中メディア論争で知的財産権の侵害についてどう思うのか?という質問に中国メディアは
「そんな大事なものを奪われる方が悪い」
とばかりに逆ギレ発言をしてしまいました。

ある意味で的を得た発言です。

今までも中国人労働者を管理した知人の経験談などから彼らのおおまかなモノの考え方や扱い方について聞かされてはいましたが、改めて性善説で接してはいけない相手だと確信させられました。
良い悪いとかではなく「そういうもの」なのです。

結局のところ観光を中心とした経済で成り立っている沖縄の現状では大のお得意様の中国とは良好な関係を保っていたいのでしょうが、その態度が露骨に見えてしまっているので相手に舐められる状況を招きつつあります。
先日の知事の発言も桜井氏のものとは比較にならないくらいの失言だと思うのですがメディアは静かなものですね。

すみませんが、以下の部分がどうも理解できません。

>以後やりたい放題やろうとも、それは「安倍反動政権」
>のやることで、地元沖縄県は歓迎してくれている、
>そう中国は解釈するでしょう。

(改行位置変更)

「以後やりたい放題やろうと」は主語は日本政府でしょうか?ここまでで日本政府は出てきませんが?

「安倍反動政権」=日本政府に反動的、つまり安倍政権を右翼とするなら左翼的な政権のことを指す。
ここで言うのは中国共産党、あるいはその下部組織である共産党軍のこと。


中国船が尖閣諸島近辺を航行しても、沖縄県の玉城知事は「中国船が尖閣諸島をパトロールしてくれている」と判断している。
そのため、中国船は領海侵犯をしているわけではなく、沖縄県知事が認めている行為であると解釈できる。
玉城知事が歓迎しているということは、沖縄県民も中国船がパトロールする事を望んでいるということだ。

「沖縄県知事が」領海侵犯ではなくパトロールと言ってくれたんなら、これからも堂々と尖閣近辺を航行できるぜ!
ってのが、中国側の解釈だってことです。


他方、オーストラリアのシドニーに中国軍艦が寄港した事が話題になっています。
勿論、政府間での合意は得ているのでしょう。無害通航権は、投錨までは認めていないのですから。
ファーウェイは排除したけれど、中国を完全に敵に回すのは避けたいというところでしょうか。
しかし、寄港地の住民に情報が出回っていなかったらしく、大騒ぎになっている。

玉城知事が中国船がパトロールしていると言ったのなら、沖縄に中国軍艦を寄港させるようなことを政府に「お願い」するような事態になることも、十分に有り得る話になりそうです。

「『一帯一路』構想の沖縄活用」は早計に過ぎる、ましてや尖閣近海に中国の公船が侵入を繰り返し、沖縄近海で中国海軍の活動が活発化していることなどを合わせみれば、緊張感がないのではないか、と自治体外交が独善的になった時の不具合を論じたアゴラの新田氏が指摘する通り、「玉城県政に融和的な琉球新報ですら『巨額融資によって債務を抱えるリスクも指摘される同構想だが』と書いているように、問題は山積している」わけですね。
アリバイを置いただけだとしてもホント、琉球新報 で す ら だのに、デニー知事ときたら。
河野洋平にくっ付いて訪中して胡副首相に「沖縄活用して!G20の時沖縄にも来て!」とオファーし、「沖縄県民は中国を刺激するな」と発表し、次はロシア訪問と。
デニー知事本人にとっても我々県民にとっても、ちょっとした思い出づくり、のみで終わってくれると助かりますが、中共は沖縄ってちょろいわ〜とニヤニヤしてるでしょうね。
たぶんロシアも。

> 「現代の日本人は自分自身の過去については、もう何も知りたくはないのです。それどころか、教養ある人たちはそれを恥じてさえいます」と、続けて当時の日本人の言葉として「いや、何もかもすっかり野蛮なものでした」とも。自虐史観の根の深さを改めて感じます。

 明治の時代でも自虐史観ですか、驚きですね。そういえば、夏目漱石はどうだったのでしょうかね。西欧のことをあまり書かなかったと思いますが、英国留学では文化の違いからだいぶ精神的に悩んだようです。そして彼自身は、西欧文化と日本文化文化の比較をして堂々と論じたということはなかったようです。漱石にしてしてそうなのですから、そんな明治時代には、何がしかの劣等感は日本の知識人にはあったのかもしれませんね。

 やはり日本主義なるものが現れるのは大東亜戦争を戦う緊張の時代を待たねばならなかったのでしょう。勃興した日本主義、日本の理想は、しかし敗戦により打ち砕かれるわけです。そして、戦後は本格的な自虐史観に勝手にのめり込んでいったんでしょう。自信喪失です。

 日本の理想は今後どうなるかということですが、私は戦前に描いた日本の理想のカタチとは違うものかもしれませんが、日本主義は生きていくのではないかと思っております。私は希望をもっております。ふがいない政治状況ですが、日本は蘇るということを今後も信じてゆきたい。

 中華の夢という浅いものでもなく、アメリカの主導したグロ-バリズムというものでなく
もっと人類の大多数が受け入れるような価値観を日本が世界に示すことはできないものだろうか。

 

泰山木さん。すいません。わかりにくかったですね。

主語は中国です。デニー知事は日本を分断したのです。

もう見てないかもしれませんが、
青竹ふみさん、管理人さん、RESありがとうございました。

分かりました。

この知事は沖縄有権者の民意で選ばれており他県民が口出しする問題でもないし、独立して琉球国になり沖縄への補助金を他地域の振興に有効活用する選択肢を沖縄県以外の都道府県民は真剣に考えるべきと思います。沖縄に負けず劣らず大変な地方はいくらでも有ります。
韓国みたいな反日国家琉球国の誕生は鬱陶しいですが、沖縄有権者の民意を尊重し、琉球独立を支持します。

Siさん、腹立たしい気持ちは分かりますが、琉球国の誕生は中国が喜ぶだけですよ
傀儡国家誕生、太平洋に進出する蓋が外れ、あとは米軍基地を何とかすれば列島を睨む橋頭保獲得
そうでなくとも、米軍の動向をスパイしやすいし、工作も容易になるでしょうね

リンデロン様

以前にも書かせて頂きましたが、玉城氏は衆院議員かつ自由党幹事長時代、衆院福岡六区補選(故鳩山邦夫氏死去)の野党統一候補応援演説において、沖縄の基地問題や辺野古等の問題のみ喋り、農村ばかりの福岡南部が抱える問題など全く顧みずひたすら沖縄が本土から虐げられているかばかり訴えました。
上記選挙の三年前、地元の暴れ川筑後川は大規模な氾濫おこし大分県等含め数十人亡くなり農業施設等は未だに完全復旧されておらず、三年前にも朝倉市(選挙区違うが同水系)で梅雨時に数十人亡くなりました。
これだけ水害に苦しめられる地域で地元事情には全く触れず、自分の地域の事ばかり触れる傲慢な政治家が沖縄の民意で選ばれている事実に、個人的には沖縄に対して激しい怒りを感じます。
おそらく福岡県南部民など溺れ死ねとでも思っているのでしょう。

琉球独立後は戦略的に厳しい面有ると思いますが、現在沖縄に使われている補助金の一部でいいから地元の治水に回して欲しいと願っています。過激な表現ですが本音です。

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