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2019年8月10日 (土)

韓国の揺るぎないワンパターン

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昨日の一部輸出許可を受けて、韓国は妙に安心しちゃったみたいですね。

「韓経:青瓦台政策室長「日本の追加措置なければ、我々も状況を悪化させる理由はない」
金尚祖(キム・サンジョ)青瓦台(チョンワデ、大統領府)政策室長が8日、サムスンなど5大グループの幹部らと会った。この席で、日本が「(貿易戦争の)拡大」に着火しなければ韓国も状況を悪化させる理由がないという趣旨の発言をしたことが分かった」(中央日報8月9日)
https://japanese.joins.com/article/426/256426.html

これはサムスン、現代(ヒュンダイ)自動車、SK、LG、ロッテの5大財閥の最高経営責任者(CEO)級の企業家らと懇談会行った時の発言だそうでです。
こういう時には、日本人だと儀礼的であれ、「いや、お互いに誤解があったようで」くらいは言うもんですが、「状況を悪化させるつもりはない。今回は許してやろう」と言わんばかりです(苦笑)。
日本が攻撃をしかけてきたが、手を引いたから許してやろうということのようです。
こういう時に民族性は出るものだ、と妙に納得しました。

たぶん青瓦台はヘタヘタと座り込みたくなるくらいに安堵したんでしょうな。
8月15日の光復節という、3月1日に並ぶ反日記念日を前にどういう顔をしてよいものやらと、苦悶していたでしょうからね。

せっかくしみじみしているところに、冷水を背中に流すようですいませんが、まだ早いですよ、ムン閣下。
先日の世耕大臣はこう言っているのです。もう一度世耕発言を分解してみます。

まず、このサムスンへの輸出許可は、あくまでも「韓国政府が、日本の措置があたかも禁輸措置だと不当な批判をしているため、例外的に公表した」にすぎない、つまり「徴用工裁判に対して日本が禁輸で報復した」という日本メディアと韓国のミスリードを事実をもって否定することが目的の1番目です。

第2に、こちらのほうがより重要ですが、「今後不適切な事案があれば、輸出管理を強化する品目を増やす」としたことです。
いいですか、いままで3品目だった輸出規制品目が、一挙にヒトケタ上がって240品目に増やすとしたのです。

第3に、その輸出管理強化の理由ですが、韓国政府の輸出管理体制が杜撰であって、これが輸出管理規制強化をした大きな原因ですが、これが改まる気配がないという点です。
日韓の当局者同士が政策対話して、ここを修正してくれ、ここはおかしいのではないかと率直に言える場があればよいのですが、これが日韓ではなくなって久しい状況です。
それはムン政権になって、それまで細々とあった日韓協議の場を一方的に破壊してしまったからです。
この輸出管理強化問題でも、日本は3年間延々と協議を持って欲しいと要請し続け、馬耳東風扱いされたのです。

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今回もまた、7月12日に韓国政府は産業通商資源部の担当官を経済産業省に派遣しましたが、まさに背広を着た殴り込みの風情でした。
こちらが招いたわけでもなく、そもそも日本側は「協議するような案件ではない。事務的説明会だ」と口酸っぱく説明し、韓国側もそれを了解していたにもかかわらず、帰国するやいなやこの会合を勝手に「第1回韓日協議」と発表してしまいました。
「あれほど協議じゃないつうたろー、その上に第1回ってなんなの?じゃあ第2回があるってこと。誰がそんな約束したの」と日本は、世耕大臣以下激怒したと伝えられています。

日本側が怒って当然です。
「協議」と「説明」ではまったく意味が違います。国内法令の改変にすぎないことを、外国と協議する必要自体ありません。
協議と言ってしまったら、国内法を外国のクレームがあれば変更することもありえることになってしまいます。
こんなことを一回でも認めたら、日本は主権国家ではなくなります。

また事務方の接触において語られたことは、外交的常識では原則非公開です。
なぜならこのような事務方同士の場においては、一般に公開できない内容が含まれているからです。
公表するのはあくまでも合意に達してから後のこと。
世界のどこに会議の内容をペラペラしゃべってしまい、しかも手前勝手に歪めるような国と「協議」できますか。
味噌汁で顔洗ってこいです。

世耕大臣が言っているのは、このような所業を反省しないかぎりまともな事務折衝は不可能だということです。
言い換えれば、韓国が反省なんかしっこないのですから、事務折衝は開かれず、したがって韓国の輸出管理は改善されないために、民間(特に輸出業者)の努力も無になることが頻発するでしょう。

ところがこれは韓国の通常の行動パターンなのだから始末におえません。
前回はレーダー照射事件時に防衛省がやられました。

今年1月15日に、韓国のレーダー照射について日韓の時染むレベルの協議が行われました。
ちなみにこれは国内法ではなく外交・安全保障分野のマターですから「協議」でよいのです。

その時、韓国側は交渉を一方的に暴露してしまいます。

「日本はレーダーの周波数を公開しなかった。日本はわれわれの軍艦のレーダー情報全体について要求した。非常に無礼な要求で、問題解決の意志がない強引な主張だ」(1月15日 聯合ニュース)

ひどい話です。事前合意を破って、自分に都合いいことばかりを報道陣にしゃべりまくるのですから、話になりません。

「日本のメディアが実務者協議の終了前には報道しないとした事前合意を破って関連内容を報じたことについても防衛省に厳重に抗議し、再発防止を求めた(聯合ニュース前掲)

その上、日本がこれに抗議するとこんどはこんなことを言い出しました。

「日本のメディアが実務者協議の終了前には報道しないとした事前合意を破って関連内容を報じたことについても防衛省に厳重に抗議し、再発防止を求めた」(聯合ニュース前掲)

自分はとっくに韓国メディアにペラペラしゃべり散らしているのに、日本もやっているぞと怒るというわけです。
自分はいいが、相手はダメだ、自分はどんな言葉を使って罵ってもいいが、オレを怒らせたら絶対に許さない、とんだワガママな子供です。

日本側はこのような韓国の態度に不信を募らせ、交渉を打ち切ることを通告しました。
すると韓国は今度は「日本が一方的に協議を打ち切ったぁ。話あいをする気もないのかぁ。ひどいひどい。いじめられた」とシクシク泣きまねするんですから、まったくもう。
いままで大声を喚いていたのが、いったん不利になるといきりり被害者に豹変するのが韓国の伝統芸ですから、泣きまねにだまされないように。

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https://www.sankei.com/politics/news/190122/plt1901220004-n1.html

レーダー照射では、当局者協議の前でしたが、韓国はオドロオドロしたBGM入りの「反論ビデオ」を世界各国に配布します。
この内容たるや政府公式ビデオにもかかわらず、クソコラだらけという珍しいシロモノでしたっけね(笑)。

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今回は3回に渡って「世界に日本の悪行を知らしめる」活動を展開しました。

・7月24日、ジュネーブでのWTO一般理事会で、韓国政府一方的に日本批判を展開し、議長に制止される。
・8月2日・バンコックにおけるASEAN地域フォーラムで、韓国外務大臣、一方的に日本を批判し、議長に制止される。
・北京でのRCEP閣僚会合で、韓国日本を強く批判し、議長に制止される。

お気の毒にも全部不発。
「勝手にやったら。しかしここでは迷惑だからやるな」、というのが国際世論のようです。

とまぁこのように韓国の行動には一貫したパターンが見られるのは、多くの人が指摘しているとおりです。

第1段階・・・極度に過激な表現で日本を威嚇する。「盗人猛々しい」「「カミカゼ攻撃による経済侵略」などなど。
第2段階・・・国際社会に自分の主張を精力的に宣伝して回る。
第3段階・・・当局者会議の場で、守秘義務を破り、自分のつごうのいいことを公表し、以後打ち切りを宣告される。
第4段階・・・論破されると、新たなテーマにすり替え、それがまた論破されれば別のことに乗り換えるのでループしてしまう。
第5段階・・・第1段階に戻ってしまうので、永遠のケイオスとなる。

このような行動習性は、多少の前後の違いはあっても不動のワンパターンですから今回もまた同じことを再演するはずです。
たぶん日本側の言っていることが決して融和でも手打ちでもないことに早晩気がつくでしょうから(気がつかなかったら馬鹿ですが)、また第1段階に戻ることになるでしょう。

 

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