• 20250119-145554
  • 20250119-142345
  • 20250119-142345_20250119150101
  • 20250119-150249
  • 20250119-152051
  • 20250117-013132
  • 20250117-015927
  • As20241225001545_comm
  • 20250115-143858
  • 20250113-081014

« 日曜写真館 向日葵の朝 | トップページ | 韓国を東アジアのブラックホールにするムン政権 »

2019年8月26日 (月)

米国の警告 韓国はクレグジットする気か

070

まずは、北朝鮮の「飛翔体」についてです。
GSOMIA廃棄についての韓国の言い訳と一緒で、またかいという気分にさせられますが、簡単に押えておきます。

「8月24日早朝、北朝鮮が東部の咸鏡南道から日本海に向けて2発の飛翔体を発射しました。韓国軍の観測では水平距離380km、最大高度97km、最大速度マッハ6.5で、これは通常軌道で発射されたことになります。そして翌25日、北朝鮮は24日の発射が大型ロケット弾だったと発表しました。ロケット弾としては世界に類を見ない非常に大きなもので、北朝鮮は国産の超大型放射砲(放射砲とは多連装ロケットの意味)と宣伝しています」(JSF) https://news.yahoo.co.jp/byline/obiekt/20190825-00139781/

Ec0arxovaamwml4

指導者同志におかれましたは、揺るぎなき確信というか、トランプが手放しで認めてしまっているために腹を突き出してブイブイいっておられるようです。
米国がこの調子なのは、北朝鮮の弾道ミサイルの矛先が韓国にだけ向けられているためです。
極端にいえば、米国は朝鮮半島の仕切りを今や北朝鮮の手に渡してしまった観さえあります。
いつ裏切ってもおかしくはない味方より、頼りになる敵というわけです。

「超大型ロケット弾の弾頭重量は短距離弾道ミサイルよりは少なく、核弾頭の搭載は考えられていないでしょう。通常弾頭で韓国軍や在韓米軍の後方拠点を遠距離から撃破することを狙った新型装備だと考えられます」(JSF前掲)

今まで、短距離弾道ミサイル発射にはひとつのパターンがあって、ムン閣下が「南北統一すりゃ日本に勝てる」とうそぶけばその翌日にチュドーンと撃ってきました。
一種の漫才のボケとツッコミみたいなもので、ムン閣下がこう言えば「偉大な指導者同志」はこう撃ち返すというわけです。
前回の発射は、米韓合同演習をやっておきながら何が南北融和だ、笑わせやがる、ということですが、一理あります。
まぁ、合同演習における動員体制はそのまま本番に移行できるので、そう思われてもいたしかたがありません。
今回の発射もその伝で、ムン閣下が
GSOMIA廃棄でボケたとたん正恩のツッコミが文字どおり飛んできました。
やるならキチンとやれや、グラグラするんじゃねぇぞ、という温かい「励まし」のお言葉です。
まぁ、気をつけて見ていて下さい。北がミサイルやロケット弾を撃つのは、必ずムンが口先で調子のいい南北融和を口にした後ですから。

ちなみに日本のほうが10分早かったからどうのという論調がネット界にありますが、現時点ではGSOMIAは11月22日失効まで生きていますからただ日韓の公表システムが遅いか早いかの差にすぎません。
たぶん朝鮮半島から離れた日本海の遠くに撃った場合、いまの韓国の実力では探知できないとは思いますが。

あえていえば、今回岩谷大臣の対応が早かったので、ひょっとしたら日米の情報衛星によって発射の兆候が伝えられていた可能性はありますが、そんなことは公表されるはずがないのでわかりません。

さて、 韓国が判断を毎回のように誤ってダッチロールするのは、物事を日韓の二国間関係の中でしか見られないためです。
今回、GSOMIA廃棄で典型的にその悪癖が出ました。
GSOMIA廃棄してこんなに米国が檄オコするとは予想外だったようで、調子よく「GSOMIA終了の決定を米国が理解している」なんて言ってしまった直後に、それを米国側から完全否定されるみっともなさでした。

すぐにバレる嘘を平気で言う韓国の習癖は私たち日本人は骨身に染みてよく分かっていますが、米国もここまでケロリとして嘘をつかれると、さすがにムッとなったとみえて、いままではROK(大韓民国)と呼んでいたのに、今回は「ムン政権」(administration) という表現に代わっています。
これは韓国にとって、けっこう危険な兆候です。

もちろん外交的に穏当な表現ではなく、たとえばわが国に対して「日本」と呼ばずに「アベ政権」と呼ぶようなもので、韓国政府の正統性について米国は懐疑し始めているぞという外交的シグナルです。
このようなことを「アグレマン拒否」と呼びます。
アグレマン(仏語)は外交用語で「承認」「承諾」という意味ですが、米国はムン「政権」に対してアグレマン拒否一歩手前だということを現しています。

Img_b290f7dc1859fccc7cf5bd88a61667909962

https://president.jp/articles/-/29713

ところで韓国がGSOMIAを破棄する理由の一つに、8月15日の第74周年光復節(解放記念日)記念式典で演説に日本が呼応しなかったことを上げています。
ちみなみに
、朝日新聞も英語版でこの韓国の弁解に追随しています。

Ecttw6hvaaa_yf9

H.S. Kim @xcvbnm67890 8月24日


そりゃそうでしょう。日米韓三カ国で均等にGSOMIAが重いわけではないのです。
日本にとって朝鮮半島有事で出来ることは限られています。
後方において米軍の兵站や出撃拠点を提供するていどでの役割しかなく、基本は頑張ってくださいね、米軍さんといったところです。
韓国軍は本来自分の所の話ですからもっとどうにかせにゃならんのですが、なにぶん彼らの主敵はわが国なようですし、北朝鮮が攻撃するわけないとタカをくくっていますから、初めから「同胞」とやる気なんてないわけです。
というわけで、米国にとってこそGSOMIA は重要だったのです。

だからこそ米国は水面下で、積極的に積極的に協定廃棄にストップをかけようと動き回っていました。
もっとも動いたのは担当のハリー・ハリス駐韓大使でした。

Pyh2019070504810001300_p4

【「ソウル聯合ニュース】ハリス駐韓米大使は20日、ソウル市内で韓国主要企業の最高経営者(CEO)らと朝食を兼ねた懇談会を開き、日本との関係回復で役割を果たすよう要請した。懇談会は非公開で行われた。
ハリス氏は日本の対韓輸出規制に関する米国側の立場を説明したという。懇談会の出席者は「韓日の貿易問題が早期に解決することが両国の経済やグローバル供給網の次元からも重要だが、米国にとっても韓米日の安保同盟の面で重要であることを強調した」と伝えた。
 また、両国の関係回復は米国のインド・太平洋戦略にも重要なため、日本企業との接触を増やし、事態の解決に寄与するよう働きかけたという」(聯合8月20日 写真も同じ)
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20190820001200882?section=politics/index

ハリス米大使は、大使としてギリギリの線を超えたラインで日本の経団連に当たる人たちに直接しゃべっていますから、いかに状況が切迫しているかお分かりいただけると思います。
通常、大使は受け入れ政府の頭越しにその国の外交方針を批判することは控えます。
接受国に内政干渉とねじ込まれる可能性があるからです。
その禁を犯してまで米国大使が韓国経営者たちに対して警告したのは、協定廃棄がもたらすのがただの日韓関係の破綻などというかわいらしい次元に止まらず、ムン政権は自由主義陣営からKOREXIT(クレグジット・渡邉哲也氏命名)する気らしいが、経済界はそれを容認するのか、と問うたようです。

ムン政権の「積弊払拭」政策によってサムスン副会長には年内には有罪判決が出る予定ですし、戦略物資の供給は不安定化するので、米国への移転も視野に入っているようです。
サムスンが移動すれば他の大企業も続々と国外逃避を回避することでしょう。

また少し前に訪韓したボルトンは韓国野党と最初に面会するという非礼をあえて行ってみせ、さらにムン政権に対して駐留経費5倍という法外な要求を吹っ掛けましたが、これも米国が韓国に対してどこまで同盟堅持の意志があるのか測定するためのストレステストだったようです。

いずれにしても、米国の懐にはムン政権へのアグレマン拒否のカードが入っていると見て間違いないと思われます。

 

 

« 日曜写真館 向日葵の朝 | トップページ | 韓国を東アジアのブラックホールにするムン政権 »

コメント

ひとつの国家というのは他の国との相互承認で成り立っているのですけれど、韓国の場合は特に米国からの承認で独立・建国を果たしている事を忘却しています。
その米国が 批判するさいに、大韓民国とも韓国政府とも呼ばずに「文政権」と呼んだのはきわめて重大事ですが、文らにはこういう機微は伝わらないでしょう。

G7などでトランプが言った事を韓国民はどうとらえているのでしょう。
GSOMIA終了決定に対して「韓国にどんなことが起きるか見てみよう」や、「韓国の態度はひどい。賢くない。彼らは金正恩になめられている」はまだいいとしても、「韓国との合同軍事演習は100%無駄」というのには驚きます。米国には韓国など守る価値がないと言ったも同然だからです。

コレグジット後、韓国が崩壊した場合、日韓基本条約はどうなるのでしょう。(これはたしか北を認めない前提で半島全体を韓国とするものでしたよね)
全部チャラにして一から北&日本で、徴用工だ慰安婦だ贖罪だからやり直せたら、北的にもムン的にも嬉しいでしょうね。
安倍首相は妙に自信たっぷりに足して二で割る妥協点に向かう事が多々あり、嫌な予感がしてなりません。

日本に流れてくる情報でもついに世論調査でムン政権不支持が過半数を超えたようです。
これに対しGSOMIAの破棄に関しては支持が圧倒的なあたり、韓国国内でのGSOMIAの意味するところが正しく報じられていないのが良くわかります。

自国の安全保障を他国との貿易交渉のカードにしてくる国など守る価値はないとおもわれても仕方がありません。
こんな国を守るために散っていった方々は本当に浮かばれませんね。

日本以上に韓国のテレビ新聞は北朝鮮スパイに侵食された

正しい情報が韓国内テレビで
流されていないと思います
ネットが有るのに不思議ですが長年の日本が悪いという反日教科書で幼い時から育った世代がネット世代なので
ネットが強力な反日

見ざる言わざるきか猿で
もう南朝鮮は反抗期アウト
終わり

だめダメなんでしょう

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 日曜写真館 向日葵の朝 | トップページ | 韓国を東アジアのブラックホールにするムン政権 »