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2019年9月12日 (木)

千葉大停電 感情的に騒いでも復旧は早まらない

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毎度毎度のことですが、千葉の大規模停電などがあると、定番のように遅れた責任は政府の責任だとか、人災だとか言う野党議員や文化人が出ます。
たとえば立憲民主の某議員のツイートは、
「組閣よりも千葉県への大規模支援を。 政府、マスコミの対応を見ていて苛立ってきます。 何のために行政はあるんだ! 」とか、蓮舫さんなんかは「今日組閣する必要があったのか」なんて言っているようです。

ただの感情論にすぎません。こんな時に政府の責任を言い立ててなんになるんでしょうか。
かえって災害時の正確な情報の伝達を妨げ、混乱を助長するだけです。

災害時における行政対応の大枠さえ知らないで言っているようですから困ります。
災害対策基本法を一回くらい読んでから言って下さい。
災害復旧の主体はあくまでも県、あるいは市町村にあります。

いちおう押えておきます。

「災害対策基本法 第四条 
都道府県は、基本理念にのつとり、当該都道府県の地域並びに当該都道府県の住民の生命、身体及び財産を災害から保護するため、関係機関及び他の地方公共団体の協力を得て、当該都道府県の地域に係る防災に関する計画を作成し、及び法令に基づきこれを実施するとともに、その区域内の市町村及び指定地方公共機関が処理する防災に関する事務又は業務の実施を助け、かつ、その総合調整を行う責務を有する」
https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail/336AC0000000223_20160520_428AC0000000047/0?revIndex=3&lawId=336AC0000000223&openerCode=1#33

この条文の主語は都道府県で、ここが防災計画を作り実施し、かつ、消防・警察、市町村行政と調整をしろと書いてあります。
国はこの後方支援の役割にあたります。
今回は、官邸は台風が関東上陸コースを予測された段階で対策を立ち上げています。
時系列でいえば、総理官邸は台風が来る3日前の9月6日11時15分に情報連絡室を設置し、その時点で関係省庁は既に動き始めています。

内閣改造とたまたまぶつかってしまっために、内閣改造のショーのために対策が遅れたから人災だ、なんて言いたいようですが、その批判はあたらないのがおわかりになるでしょう。
アレはアレ、コレはコレなのです。

内閣改造で台風災害がおそろかになっているという馬鹿なことを言っていますが、救援時に中央にできることなんかないのです。
あえて言えば各官庁の調整くらいなもので、それすらも災害対応で多忙の地方官僚に中央から「どうしてますか。状況を教えてください」なんて問い合わせが増えて仕事の邪魔なだけです。

日本版FEMA(緊急事態管理庁)を作れという声は常にこういう時には起きるもので゛それも一理あるのですが、いまの様な状況で何をするんだろう?
中央から人を送っても、電力復旧のような専門性が要求される分野には、既に後述するように電気事業連から1500人規模の大規模な専門家による支援部隊が行っていますしね。
給水や風呂などは、自衛隊がとっくにやっています。来ても邪魔なだけです。
災害現地に人が来るというのは、その人のための食糧、宿舎、サニタリーなとが増えること意味しますから、来て欲しいのはその自給可能な自衛隊だけです。
そもそも今回は水害型ではないので、そんなに人はいらないんですよ。

また被災者の中に、アベが韓国ばかり叩いているからこうなったんだなんて訳のわからないことを言っている人もいましたが、もう見当外れも極まれりです。
外交問題と災害を混同して、アベを呪えば電気の開通が早くなるんでしょうか。
私も今回の台風で真上を通過されましたから、約2日の停電を経験しましたが、そのていどのわきまえはありますがね。

「森田知事は、農林水産業への被害が極めて大きいとして、県の担当者に対し速やかに政府に支援を要請するよう指示しました」と述べました」(NHK9月11日)

ここで森田知事が言っているのは、直接的な人員派遣ではなく、おそらくその後の復旧・復興などの予算措置についてではないでしょうか。
というのは、国がこのような災害に際してできるのは、災害後の復旧・復興局面での激甚災害指定などだからです。
激甚災害制度は、国民経済に著しい影響を与えるような激甚な災害から復旧するにあたり、自治体の財政負担を軽減するために、公共土木施設や農地等の災害復旧に必要な費用に関して国庫補助の嵩上げを行うものです。
つまり、激甚災害指定とは、今のような救援・復旧が目的ではなく、災害復旧・復興が対象なのです。 

千葉県の動きを時系列で見ると、台風が直撃したのは9日未明ですが、台風の通過に伴って千葉県は10日4時に自衛隊要請しました。
もう多くの国民は理解していますが
、自衛隊は都道府県首長の要請がなければ動けないのですよ。
首長の要請が遅れたために自衛隊という最大の復旧力を初動で使えなかったのは阪神大震災の悲劇的教訓でしたが、今は多くの首長はすぐに要請を出すようです(あたりまえだ)。

「9月10日04時00分に空自中部航空方面隊司令官に対し、04時30分に陸自第1空挺団長に対し千葉県知事から災害派遣要請。15時25分に陸自第1師団長に対し、神奈川県知事から災害派遣要請。11日06時00分に陸自第1空挺団長に対し、千葉県知事から災害派遣要請あり」(河野太郎ツイート)
https://twitter.com/konotarogomame

自衛隊の救援活動については陸自東部方面隊のツイートをご覧下さい。いつもながら、自衛隊なかりせばわが国はどうなったのかと思うばかりです。
https://twitter.com/JGSDF_EA_PR

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千葉県は朝4時に自衛隊に要請し、9時に災害対策本部設置しました。

さてこのような大規模停電になった最大の理由は、台風による倒木や送電線や電柱が予想をはるかに超えて倒壊していたことにあります。
東電は当初、決められた対策指針に沿って、多重化された送電網で迂回ルートを作ろうとしました。
しかし実際に現場に入ったところ想像を超えた倒壊状況で、迂回ルートを設定できない地域が大規模に発生しました。

「一般的な停電では、損傷した部品の取り替えだけで済む。だが、台風をはじめとする大きな自然災害の場合、部品取り替えに加え、倒木の撤去などの作業が加わる。電線が建物に接触したケースでは、電線の引き離し作業も必要になる」(産経9月11日)

特に君津火力発電所近くの送電鉄塔2基が倒れたことにより、送電が発電所近くで切断されたことが大きく響いたようです。
下写真右側隅に倒れた鉄塔が写っていますが、こんな大きなものが倒れるなんていかにすさまじい強風だったのか分かりますね。

「東京電力によりますと、千葉県君津市の長石付近で送電線の鉄塔が2基倒壊しているということです。
高さはそれぞれ、45メートルと57メートルで比較的大型のものです。東京電力によりますと倒壊は台風の影響とみられるとしています。
鉄塔が倒壊した送電線は、主に千葉県内に電気を供給しているということで、現在、東京電力が詳しい被害の状況や停電への影響など調べています。復旧の見通しはたっていません」(NHK9月9日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190909/k10012071111000.html

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それでも当初は11日中の復旧を予定していましたが、それが更に延び延びになっていきます。

その理由は、悪いときには悪いことが重なるもので、台風が通過した翌日の復旧作業の真っ最中に今度は落雷が発生して、復旧作業を中断させたうえに、落雷被害の復旧まで重なってしまいました。
これによって当初予想の作業量予測を遥かに超える膨大な作業量となってしまったようです。

東電は9日の段階で、既に電力各社に応援を要請していました。

「千葉県内で大規模停電が続く中、電力大手各社が復旧に向けた要員や、電力供給のための電源車などの応援派遣を拡大させている。台風通過直後の9日に、各社が応援を表明。
この時点では、合計で約1300人、電源車46台を派遣するとしていたが、東京電力側からの追加要請もあり、11日午後の時点で派遣要員が計2400人、電源車150台と大幅に増やしている。 関西電力が11日に、協力会社を含めた358人の追加派遣を発表したほか、九州電力も約100人を追加増員した。各社ともに電力復旧の支障となっている倒木などの伐採に従事できる要員も派遣している」
(産経9月11日)

なお、この応援規模は近年最大規模のもので、北海道地震時を上まわっているそうです。
電気事業連のツイートをみると、これだけ短時間にこれだけ大量の専門家を現場に投入できる業界はないでしょう。
率直に脱帽します。
やれ徹夜して作業しろとか、東電の人災だなどと軽薄にいう者は、この数字を噛みしめてから言ったほうがいいでしょう。

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コメント

米国のように災害専門対応の組織が必要だと思います。通常の県レベルでは、対策を考えるのは無理があると思います。

産経も「東電の見通しの甘さ」とか書いてるけど、何がどう甘かったのやら。
あんな街中でボキボキと電柱が倒れるなんて、それこそ想定外でしょうに。
幹線の鉄塔が倒れただけなら他の幹線からバイパスすれば間もなく復旧出来たでしょうけど。制度に基づいたコンクリ電柱が強風でやられたわけで。
これって、東電の瑕疵ですかね?
東日本大震災以降、とにかく東電を叩けば注目されるマスコミの勇み足でしかないですよねえ。

蓮舫さんは論外。
最近、自慢の息子が芸能界入りしたとか、自分は芸能界では限界だったから政治家に転向したとか(ずいぶんと軽いですね!!)。なんでそんなのが政権批判できるのやら。調子に乗りすぎというか、国籍問題すらもう何年も答えてませんよね。。

いや、白い水着でビールのポスターやグラビアで30年前に世の中のギンギンな若者のオナペットでしか無かったんですからね(笑)今更何をと(お世話になりましたー!とでも言えば良いのか?)。

今回の台風15号、小型ながら強烈な風で三浦半島から東京湾に侵入して千葉・茨城に大変な被害になりました。
未だにいつ電力が復旧するのか分からない千葉の方々に、心よりお見舞い申し上げます!!

ホント、現代社会では電力切れると弱い!

20~30年前なら水道・電気・ガスと電話が完全に分離出来てたけど、今は全て電気制御がなければ動かないものが多すぎます。。。

東京の隣で注目されやすいから共に民主党連中がギャーギャー騒いで点数稼ぎしてるだけ。
去年関西で6日間停電の時もあったし北海道全域停電の時もだんまりやったじゃん

電気のありがさ、大切さ、そして直接命に関わるのが「電気」というもの。このことを強く感じさせてくれた災害ですね。

福島の原発事故以来、ヒステリックに「たかが電気に命をかけられない」と騒ぎ、電力会社を非難し、弱体化させ、きれいごとを言って英雄気取りの人達に言いたい。

電気が無くて生きていけますか?社会が成り立ちますか?
そして同時に、軍隊が無くて社会の安全が保てますか?

残念ながら、共産党独裁国家中国、そして宗教で強い縛りをかけるイスラム国家は生き延びます。民主主義により個人の言動が尊重される国家は、その自由さ故に滅んでいくのでないのだろうか。そんな妄想すら浮かんできます。

復旧にあたっている東電社員をはじめ関係者の
皆様本当にお疲れ様です。
くれぐれも事故のないよう復旧対応にあたって
もらいたいとおもいます。
あと未だ停電にあわれている方々も大変だとはおもいますが
電力の方々は昼夜とわず復旧にあたっているので
体調管理に注意して復旧を待ってもらいたいとおもいます
(停電の辛さは沖縄では何度もあるので痛いほどわかります
2日以上続くと本当に辛い)


電力会社に課題・問題はあるとおもいますが、それでも
各電力会社の電気の安定供給に対する責任感、連帯感は
すばらしいものがあるとおもいます。
本当に電力自由化が国民の利益になるのか?
もし、自由化が進んで供給義務を負わなくなったとき
どうなるのか?
その辺の議論も必要なのかなとおもいます。

また、電気の分散化によるリスク分散もありますが、
これだともてるものともたざるもので電気の質が
変わり、これまた国民の利益になるものかと疑問です。

あと、キャッシュレス化も今回のように大規模停電が発生したとき
かなり困るとおもいます。現金との共存も大事だとおもいます。

旧M党のこと書くと書き込みできないんですね(苦笑)
削除したら送信できました。

山形さん、オゲレツです!それはさておき、今回の千葉や成田の件ですが、テレビは最初様子を見ていて、前回までの水害のような「寄ってたかって災害騒ぎ」をいきなりは始めませんでした。
というか、隣国の法相就任だの受験不正だのに血道を上げて最低限しか時間さいていなかった局があったように感じます。
ツイッターで千葉大変成田大変、と読んでテレビをつけたら韓国ネタでした。翌日は小泉進次郎。今日も今日とて小泉進次郎。
そして、野党が批判を始めるのと同時に東電叩きをどっと流す。
一般社会に有用な情報を全く発信できない者が、徹夜で汗にまみれて復旧作業する1万人強の作業者をくさす資格は、ないです。

気象庁の仕事はどーなんでしょうか?あまりにお役所仕事
に過ぎると、いつも思ってしまいますわ。3.11の時の津波の
予報だって、一番高い所で6Mと表示されていて、いざ津波
が来たら30Mを超えていた。したら、後から「アレは6M以上
という意味でしたー」とか言って、しれーっと開き直っていた。

今でも思い出すのが、大地震直後の何処かの漁港のTV
映像で、画面下に津波予報のテロップが出てて3Mやら6
Mやらとなっていた。漁港の防潮堤の外側では人が呑気
に歩いているのが映っていた。私は、まあ6Mなんだから
大丈夫なんだろうと思っていたら、数分後にはその防潮堤
から港内にあった車がプカプカ浮きながら流れ出ていた。
いったい、あの人達はどうなってしまったんだろう?と思っ
た。でも、私も6M(そら、6Mが最大と思うわ)だと聞いてい
れば、必死こいて逃げていなかったと思う。

5・6年前に、台風が来たら米軍のサイトを見た方が良く当
たる、と聞いて米海軍のサイト内のタイフーン情報を見る
ようにしていますが、言われたように気象庁のよか当たり
ますわ。まあ、当たり前と言えば当たり前で、軍事行動に
直結しますからねぇ。私は英語が苦手で詳しく理解できな
いのですが、警報文なども的確なのだそうです。

今回、気象庁は「急に世界が変わる」と言っていたらしい
ですが、この表現で、今回の大型じゃないけど関東地方
では記録的な暴風(中心気圧が約955hpで上陸)になるの
を理解した市民は何人いたことか?

過小評価した予報だとハズれると非難ごうごうになるし、
かと言ってオーバーな表現をしてハズれると脅かしやが
って!といわれるので、毒にも薬にもならない予報を出
しているのでしょうか?どれだけハズしても人が何万人
死のうとも役人はクビにならないので、事ナカレ仕事を
して世をしのいでいるのでしょうか?「世界が変わる」と
いう予報は、その意味で素晴らしいですわ。

「やべーぞ、今度の台風は!暴風による被害が甚大に
なるわ、実質キャンプ生活になるのを覚悟しとけよ」とか
は冗談ですが、一般の人々が正確に理解できるような
的確な予報と表現が出来ないなら、クビ!ですわ、もう。
属国と言われようと、米軍に天気予報もおんぶにだっこ
でいいですわ。


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