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2019年10月11日 (金)

デニー知事と徳森氏の談合疑惑

021

昨日の記事に投稿していただいたコメントが反映されずに申し訳わけありませんでした。
ニフティから障害が出たとレポートが来ていますが、こちらで復旧するしかないようです。
一部は私が復元しましたが、山路さんなどのものがスパム扱いとなったままです。まったく、もう。

記事として反映させていただきます。山路さんのコメントです。

「県総務部長は「会食には利害関係者はいなかった」と答弁しています。これは明らかな虚偽答弁です。委員会では与党(オール沖縄)側の二名が退席する事により、徳森・鈴木両名の参考人招致が決定しています。
ところが、議会事務局が参考人招致すべく二人に連絡するのですが、徳森氏は連絡がとれず、9/30日に請負した業者は徳森が沖縄の責任者であるにもかかわらず「退職した」として、居所も不明としています。 全く、奇々怪々としか言いようがありません。先の委員会で退席した与党議員についてですが、事実上招致に賛成している事から、様々な点でオール沖縄に亀
裂が入っていて、それが顕在化したとの見方をする向きは少なくありません」

Photo_20191011052601

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/478485

さて、山路さんも指摘されていますが、県総務部長の「担当部署ではないから倫理規定違反には当たらない」などというとぼけた答弁は知事をヒラメのように忖度したもので許せません。
こんなスチャラカ答弁をしたら、かえって油に火を注ぐようなものだとわからないのでしょうか。
それを報じる沖タイ(10月10日)です。

「玉城デニー知事が「万国津梁会議」の支援業務を受託した業者側と会食をしていた問題を巡り、金城弘昌総務部長は9日、県議会会派の沖縄・自民(島袋大代表)が求めていた県職員への聞き取り調査の結果を回答した。人事課は知事公室の職員が同席していたことに「職員倫理規程の違反行為には当たらない」との見解を示した」

1_20191011052701

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191007-004806...

総務部長、なにを言っているのですか。担当部署じゃなかったから職務規定違反じゃなかった、ですって。馬鹿か。
そもそも今問題となるのは、県職員の職務規定ウンヌンなんてせせこましいことじゃありません。

知事の側近である徳山りま女史が企画したのが万国津梁会議でしたが、それを受託したのがその関係者だったのです。
しかも応募したのは一社、競争なしで落札。その会社は公募の少し前に県外から移転したばかりのペーパーカンパニー。
まさに典型的な談合の構造です。
その疑惑を上書きするように、知事はこの側近や受託業者と契約日前夜に祝宴を開いていたのです。

デニー知事は「知らなかった」と記者会見でいい、それと口裏を合わせるようにして総務部長も「契約日前夜であったことを知事に教えていなかった」などと見え透いたことを言っています。
馬鹿いいなさんな。ありえません。

あの酒席には、側近でこの疑惑の中心人物であるこの徳森女史自身が顔を出していたのですよ。
徳森女史は言わずと知れたデニー知事の最側近。受託業者の鈴木理恵氏とは同じNDの理事仲間の間柄です。
ND(外交イニシャチブ)は提言集団という装いをしていますが、実態はいまや政治団体です。
つまりはなんのことはない、同じ政治団体関係者間で3400万の公金をころがしていたわけです。
それをデニー知事が知らないわけはありません。

その鈴木氏が新規開設した法人名からして「万国津梁会議設置等支援業務スタートチーム」ですから、まるで公職名のようです。
これを見ただけで、初めから「スタートチーム」に納まる予定で設置された法人だとわかります。

官庁の公募にはいくつか種類がありますが、今回は官庁調達関連ですので、会計法第29条の3第1項に基づいて一般競争入札だと思われます。
この公募を県外者が知ることは至難です。
県の官報をしょっちゅう閲覧している県外者なんてそうざらにいませんからね。
ですから事前に公募があるということを何らかの方法で選考側関係者から聞いたとかんがえるのが自然です。
推測ですが、徳森女史あたりから、鈴木氏に「あなたのところに落したいんで、県事業だからいちおう公募書類を出しておいてね」、なんて言われてやったことでしょう。

この受託した団体は県内ではなく、徳森女史と同じNDの理事をしている鈴木理恵氏がやっている山形の「子ども被災者支援基金」という名称の法人で、とうぜんのことながら県内活動実績はゼロでした。
登録されたのは公募の2カ月前ですから、受託団体が県内の活動してこの公募を知って応じたのではなく、逆に公募を知って県事務所を作ったのです。
ちなみに徳森女史はこの鈴木氏が作った山形の基金の沖縄代表もしています。
鈴木氏は徳森女史の沖縄事務所に同居し、一方徳山側は鈴木氏の団体の理事も勤めるというわけで、まるで金太郎飴です。、
とうぜんのこととして、この鈴木氏の沖縄事務所は活動しておらず、ただのトンネル会社の疑いが濃厚です。

2_20191011052601

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/479607

整理しておきましょう。
徳森氏は、デニー知事の選挙戦において、番外扱いで名も出なかったデニー氏に着目し、革新陣営の候補者選考に押し込んだ立役者でした。
当時、翁長氏の急死によって後継候補を自力で立てることができなくなっていた反基地陣営は、この徳森女史のデニー案に飛びつきました。
デニー氏は選挙にも強いし、タレントとしての知名度もある明るいキャラで、翁長氏のように何を考えているかわからない人物と違って、神輿となんとかはかるいほうがいい、という選択でした。
そこで軽いデニー氏に箔をつけるために考えたのが、あの怪しさムンムンの「翁長遺言」でした。
今となると、ありゃフェークでしょうな。

ここで徳森女史が県政に登場することになります。
女史は知事就任以後も、トークキャラバンやフジロックフェスなどの若者向きの企画を作り続けました。
徳森女史はいままでも市民運動家でしたが、ここで初めて県の権力と結びつき、そのカネを動かすことを覚えます。

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沖縄タイムス

彼女の関わったトークキャラバンには県の公金が1043万を支出されています。
今、問題となっている
万国津梁会議も企画段階から立ち上げたメンバーであって、実質この企画の責任者の役割をしていました。
ここにも2400万の公金が県から出され、ND関係者は都合3400万を得ています。

徳森女史はとうぜんのこととしてこの万国会議の事務方として、スタッフ公募があるこを知り得る立場でした。
女史がその立場を利用して、公募情報を鈴木氏に事前に教えたと思われます。
それはNDの「同志」だったからです。
だとすると、これは
関係者による利益誘導、ないしは談合と呼ばれてしまいます。

県が運動家とかかわることは違法ではありません。
行政ができないこともあり、逆に運動サイドができないこともあるからです。
しかし県のカネに関わることには一線を画さねばなりません。
タクスペイヤーたる県民に対して、常に説明で可能な透明性が要求されるからです。

今回のように特定の政治団体の関係者で公金をやりとりするようなやり方は、談合ではないかという批判を受けて当然です。
ましてや契約前夜に「酒宴」を開いては、談合疑惑を自分で証明しているようなものでシャレにもなりません。

このような疑惑を晴らす説明義務がデニー知事と徳森氏にはあります。

 

※  大幅に加筆して改題しました。すいません。

 

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コメント

自民党はデニーを辞任に追い込むと息巻いていますが、モリカケのようになかなか難しいでしょうね。
いくら旧知の仲でも、違法である確たる証拠もなく疑わしいだけならそれで終わりなのは加計で証明済み。ゴルフだバーベキューだは何なんだと野党はさんざん言っていましたっけ。
関係者の雲隠れも森友のように行政側に指示されたと告発でもあれば盛り上がるかもしれませんが、それでも結果何もなしでした。
むしろやり方しだいじゃ追及する方に批判があつまりますから今のような恫喝まがいの質問の仕方は注意が必要。
また自民党自身も辺野古工事利権など身奇麗にしなければいけませんが、ズブズブなのは周知の事実だしなかなか難しいですね。
この件なんとなく結末が見えているだけに世間的盛り上がりに欠けます。

なぜか消されてしまいましたので再投稿します。
自民党はデニーを辞任に追い込むと息巻いていますが、モリカケのようになかなか難しいでしょうね。
いくら旧知の仲でも、違法である確たる証拠もなく疑わしいだけならそれで終わりなのは加計で証明済み。ゴルフだバーベキューだは何なんだと野党はさんざん言っていましたっけ。
関係者の雲隠れも森友のように行政側に指示されたと告発でもあれば盛り上がるかもしれませんが、それでも結果何もなしでした。
むしろやり方しだいじゃ追及する方に批判があつまりますから今のような恫喝まがいの質問の仕方は注意が必要。
また自民党自身も辺野古工事利権など身奇麗にしなければいけませんが、ズブズブなのは周知の事実だしなかなか難しいですね。
この件なんとなく結末が見えているだけに世間的盛り上がりに欠けます。

野党としては、ほぼ唯一といってもいい玉城デニー氏の売りである清潔なイメージに盛大に泥を塗れればそれで充分な勝利なのでとことんまでやるでしょうね。

にしても徳森氏は喚問される可能性がでてきたとたん責任職を退職し雲隠れとは最悪な選択をしました。
これで次に野党がとる手段は「なんでこんな得体のしれない無責任な人物を側に置いていたのか?」という知事の責任能力を問う形に変化してくでしょうね。
追求する側にとってはまさに理想的な展開です。

デニー知事は談合癒着ペーパーインチキ団体に、沖縄県の魂を示す由緒ある「万国津梁○○」などという名前を付けて、酒宴でどんちゃん騒ぎとは・・・。完全にOUTです!弾劾罷免裁判をしましょう!

この件で興味深いのはオール沖縄側のニューカマーと、旧来の革新陣営の溝がけっこう深い事を示している点です。そのバランスを修正しないとデニーさんの二期目はありません。
新報とタイムスの立ち上がりの報道姿勢の違いにも、それが現れていたように思います。

今回の県発注事業による宣伝戦などは「二期目に向けたデニー知事体制の強化」と懐疑しているのは自民党でなく、旧来の革新の人たちから出ている声です。

昨日の記事にもふれられていましたが、いまやデニーさんであれ県当局であれ、沖縄ではだれも辺野古を止められると信じている人はいません。
当座の目的である工事中断もおぼつかず、軟弱地盤問題は峠を越えています。

絶対に勝つことのできない訴訟でお茶をにごしつつ時間をかせぎ、その間に行われているのがこのような事件に象徴される利権配分方法です。異議を言っているは何も自民党ばかりでなく、旧来の革新系でもあり、那覇軍港移設に反対する人たちでもあります。

しゅりんちゅさんの言うように沖縄の自民党は事実はどうであれ泥をぬれたらOKという発想なのでしょう。自民党は辺野古利権があるのでそれしか出来ないとも言えます。

それを踏まえ沖縄県民がどちらを選ぶかですね。オール沖縄でデニーおろしの声はいまだ聞こえないことは山路さんという方もご存知のはず。くれぐれもやり方を間違えないようと島袋大県議には伝えます。

 行政が税金を左派団体に公に流しています。万国津梁会議は仲井真知事の21世紀ビジョンを推進するという名目ですが、内容は未来の沖縄のことはあまり考えていないように見えます。
 公務員が公募という形で、特定団体に利益誘導し左派活動を活性化していますが、なかなか証拠はつかめないのかな?と思います。議員が、個々のプロセスにもっと目を光らせる必要があります。

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