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2019年10月21日 (月)

韓国学生による米国大使館占拠事件のほんとうの黒幕とは



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今日はぼーっとしています。皆さん、いかがでしょうか。
いやー、昨日は朝からワールドカップ南アフリカ戦でテンション上げすぎました(笑)。くたびれた。

結果はご承知のとおりです。前半あと数メートルにトライを迫りながら、強固な南アのディフェンスに阻まれてしまったのが分水嶺だったのでしょうか。
ハーフタイムで修正をした南アは、やはり圧倒的に強かった。
これがよくいわれる「ティア1の壁」という奴かと思いました。
今日あたりドッと技術的な評論がでるでしょうが、あそこまでスクラムで後退を続けた日本チームをみたことがありませんでした。
モールでも、ラインでもことごとく競り負けていました。

終了後のいつもは笑わない稲垣のこの顔には、私のほうがもらい泣きしてしまいそうになりました。
いくら健闘を讃えられても負けは負けだと思っているのだ、と。

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THE ANSWER

南アには優勝してほしい。それだけのチームです。
ご苦労さまでした勇敢な桜の戦士たち。ブレイブ・ ブロッサムズに拍手を。

                                                            ~~~~~~~

さて気分を強制的に切り換えます(キリっ)。
たぶん遠からず出るだろうと思っていたらやはり出ました。韓国学生による米国大使館占拠事件です。
まぁ、「占拠」といってもかつてのイラン米大使館占拠事件とは規模もレベルもちがうのですが、すくなくとも同盟国においてあってはならないことが起きてしまったわけです。

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事件そのものは、テロと呼ぶのもおこがましいようなガキの遊びです。
10月
18日、「韓国大学生進歩連合」(大進連)と称する札付きの従北団体メンバー男女17人が、米国大使公邸の塀にアルミ脚立をかけて「警官」の目の前でゾロゾロと敷地内に侵入しました。

「警察」といっても「義務警察」という面妖な「警察もどき」でした。
こんなヘンなものは日本にも諸外国にもありませんが、要するに芸能人やエライさんにコネがある徴兵適齢期の者が、悪魔のしごきが待ちかまえている軍隊に行かず、コンサート警備などして徴兵のがれしているようなところです。
こんな使えない「警察もどき」をこともあろうに、米国大使館という最重要警備施設に配置しているのが、いかにもムンちゃん、さすがはムンちゃんです。

この「警官もどき」は、大使館前での突入前集会を許してしまっています。
下の写真を見ると、おいおい、のどかな顔しているんじゃないよ、と言いたいようなまったりとした警備をしているのがわかります。

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日本なら、そもそもこんな米大使館前の集会自体許されませんし、警備は警視庁機動隊が常駐ガード゙しています。
これが国際常識です。
米国大使館は米国の外交拠点としてウィーン条約第23条によって保護されています。

1使節団の公館は、不可侵とする。接受国の官吏は、使節団の長が同意した場合を除くほか、公館に立ち入ることができない。
2
接受国は、侵入または損壊に対し使節団の公館を保護するため及び公館の安寧の妨害または公館の威厳の侵害を防止するため適当なすべての措置を執る特別の責務を有する。
3使節団の公館、公館内にある用具類その他の財産及び使節団の輸送手段は、捜索、徴発、差押え又は強制執行を免除される。

第2項にある「侵入または損壊、公館の安寧の妨害または公館の威厳の侵害」を接受国は適当なすべての措置を講じる義務があると書かれています。
ウィーン条約にいわれなくても米国は韓国にとって唯一の同盟国のはずですから、重点警備対象にせねばならないはずです。
それがこのていたらくです。
在韓米国大使館はこの事件を受けてこのようなコメントを出しました。

駐韓米国大使館は、18日に発生した大使公邸乱入事件に関連して「大韓民国が、全ての駐韓外交公館を保護するための努力を強化することを強く促す(urge)」という声明を出した。
外国公館が接受国の政府に向けて、何らかの措置を「強く促す」というのは、外交的には極めて強い表現だ。元外交官は「urgeという表現は通常、敵性国に使うもので、同盟の間ではあまり使わない」と語った」(朝鮮日報10月19日)

外交には婉曲表現が使われます。
ですからこの事件に対して米国が敵性国家にしか使わない「強く促す(urge)」 という表現を韓国に使ったのは、 「二回目はないと思え、なぜならそれは米韓同盟が終わる時だからだ」という含意があります。
それも当然でしょう。
当日塀を乗り越えた連中は、ハリス大使一家が生活している公邸の建物の玄関前を1時間に渡って占拠したのです。
幸いハリス大使は不在でしたが、仮にいたなら大使の拉致監禁もありえたわけで、仮にハリス大使が彼ら暴徒に拘束されて危機にさらされたりでもしたら、米国は警備要員を使ってでも実力で排除したことでしょう。
たんに大使の安全確保ということにとどまらず、米国の国家としての尊厳に関わることだからです。

米国がこう言う場合に使う「実力で排除する」とは銃器を使用することです。警備がマリーンですから、なめないように。
大使が傷ついた場合、米国の世論は沸騰し、こんな国を守る必要があるのかという議論がわき起こる事になります。
逆に占拠学生が死傷した場合も、逆の現象が韓国内で起きることになるでしょう。

そんな危ういことを危うい時期にやっているという自覚がこの連中にはないはずです。
この連中はヒダリ特有の浮遊感というか、遊び気分があります。
ロングヘアーのお姉さんたちが、オシャレなコート着て、写真班にピースならぬこぶしを振り上げて記念写真をパチっ。
大使館はレッキとした米国領土。そこに敵性侵入したら、警備の海兵隊員に射殺されても文句いえないんだよ、君たち。
なにをされても黙って耐えている日本大使館とは違うんだからね、などと言ってやっても無駄でしょうね。

「フェイスブック(Facebook)に投稿された写真によると、学生らはソウル中心部にある駐米大使公邸に壁を乗り越えて侵入。ある写真では、「韓屋(ハノク)」と呼ばれる伝統様式の住宅の縁側に立ったデモ参加者らが、「ハリス(大使)はこの地から出ていけ」と記された横断幕を掲げる姿が捉えられてる」(10月19日 AFP)

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「ハリス大使は出ていけ」ですか(苦笑)。
出て行くのは不法占拠しているきみらのほうでしょうに(笑)。
写真班にこんな自己陶酔的な写真を撮らせて、しかも横断幕はハングルですから米国に抗議しているのではなく、実はただの仲間うちのパーフォーマンスにすぎません。
おそらく数ある過激従北団体の中で、鬼畜米大使館に一番槍の功名を狙ったってところじゃないですか。

こういうサヨク内部での功名争いは、かつての日本の70年安保の時期にも見られました。
大使館からの垂れ幕などもやられたことがあります。
ただし、かつての日本のケースと今の韓国とが決定的に違うのは、当時の日本においては日米同盟が廃棄される可能性はゼロであり、いくら米大使館突入をしたとしても、そんなものは堅牢な日米関係の手のひらで踊る「戦争を知らない子供たち」にすぎませんでした。

今回の韓国のケースは違います。ムン政権が目指すのは在韓米軍撤退と米韓同盟廃棄だからです。
トランプ個人は就任前から米韓同盟廃棄論者でしたし、今や米政府内にも廃棄論者のほうが優勢です。
つまりいつどうなっても不思議ではないのが今の米韓同盟であって、こんな時期に愚行が起きれば、それかきっかけになってどうころぶかわからない可能性があったのです。

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文正仁外交・安全保障補佐官 AFP

事実、ムン政権の大統領補佐官の文正仁(ムンジョンイン)はこう事件前にまるでこの事件をあらかじめ知っていたかのようなことを口にしています。

「これに関して、文正仁(ムン・ジョンイン)大統領特補(統一・外交・安全保障担当)は先月、「米国大使館前で市民がデモしてこそ(米国は)変わる」と発言した」

実はこのもうひとりのムン・ジョンインこそが、ムンの導師です。
ムン大統領統一・外交・安保特別補佐官(延世大名誉教)の、トランプ訪韓時の発言をみてみましょう。

「個人的な見解を前提に「南北関係がうまく解決すれば、韓米同盟にこだわる理由がない。韓米同盟にこだわる理由がなければ、韓中関係がギクシャクすることもなく、それでは中朝関係も改善するだろうし、そのような状況で米朝関係も良くなり、米朝、韓米、韓中、中朝、南北、このように好循環をもたらすだろう」とし、南北関係回復の重要性を強調した」(中央日報2017年11月10日)
http://japanese.joins.com/article/291/235291.html

南北統一すれば、在韓米軍はいらないですか。
いや逆に在韓米軍があるから統一できない、だから「こだわる理由はない」んでしょうに。
確かにそうです。在韓米軍がいるかぎり南北統一はありえません。
そりゃそうでしょう。米軍基地がキューバのグアンタナモ基地みたいなっちゃいますからね。
ですから北は絶対に在韓米軍つき統一など認めないし、米韓同盟が存続するかぎり統一はありえません。

ムン政権は米韓同盟廃棄を自分から言い出す度胸がないだけで、それはそんなことをいうと国民の半分が黙っていないからです。
実際にGSOMIA廃棄をして米国が激怒した瞬間、保守派が百万人デモをかけ、支持率はメタメタに下落しました。
だからムン閣下は、狡猾にも米国に先に出て行くと言わせたいわけです。
米国もそんなムン閣下の下心なんてとっくに判っているから言い出さないので、一種のチキンレースが成立しています。
どこかでこの均衡が崩れるとしたら、こういう占拠事件のような偶発的な事件なのです。

ところでムン補佐官は、北の非核化についてどう考えているのでしょうか。

「文特別補佐官は27日、ある討論会で、「韓米同盟が壊れることがあっても戦争はいけないと多くの人が話す」と述べた。
中道系野党「国民の党」の孫鶴圭(ソン・ハクキュ)常任顧問が、「北朝鮮を事実上、核保有国と認める必要がある」と発言したことに対しても文特別補佐官は「同意する」とし、「北朝鮮が非核化しなければ対話しないと言うことは現実的でない」との考えを示した」
(中央日報2017年9月29日)

http://japanese.joins.com/article/291/235291.html?servcode=200&sectcode=200

ね、なんのことはない、北の非核化なんてどーでもいいんですよ。
むしろ北の同胞からアトミック・パワーをもらったってかんじかしら。
ムン補佐官に代表される従北派の考えは、核保有した北との統一朝鮮を建国し、強大な核保有国として東アジアの地域覇権国となることです。
そして中国となんらかの同盟を結び、間接的にロシアとも同盟関係も作り、中・露・統一朝鮮による三カ国軍事同盟を目指します。
もちろん敵は日米同盟です。
その助走ともいえる中国への従属を誓った「三不の誓い」は、このムン補佐官が下敷きを書いたと言われています。
この導師のムンが戦略を立て、大統領のほうのムンが言われるがママに離米・反日・親北路線をひた走るという役割分担だったようです。 

「文正仁(ムン・ジョンイン)氏という。文大統領とは、韓国語の発音をカタカナ表記すれば「ジェ」と「ジョン」の違いだけ。紛らわしいが、外交・安保に関する限り、2人の考え方、発想の仕方は双生児のようだ。韓国人記者の間では「大統領が公式には言えない本音を代弁する人物」と見なされている」(産経2017年11月30日)
http://www.sankei.com/column/news/171130/clm1711300006-n1.html

なんとこの米国がモっとも嫌悪するこの人物を、ムン閣下は駐米大使に任命しようとしたのですが、米国から一発拒否されてしまっいました(あたりまえだって)。

このムン補佐官はバリバリの従北派の頭目のひとりですから、あるいはこの学生らになんらかの教唆・煽動をした可能性も否定できません。
だとするならば、
この占拠事件はムン政権が間接的にやったも同然ということになります。
つまり、このような過激学生による占拠事件という偶発的事件を装って米国を挑発し、米韓同盟廃棄を米国に言わせるという罠があったとしても、私は少しも驚きません。

、、、

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コメント

「鬼畜米英」
久しぶりに聞きました。

「九条を守れ」「米軍基地反対」「辺野古反対」・・・・と
狂ったように叫ぶ人々を見るたび、戦前・戦中に「鬼畜米英!」「一億玉砕!」と叫んでた人たちと「同じ」ような匂いを感じてしまいます。

お早うございます。
昨日は私もほぼラグビー漬けの一日でした。
決して詳しいわけではありませんが、所謂「にわかファン」でもありません。
同志社が平尾、大八木を要して新日鉄釜石に肉薄したころは、
大のファンでしたが、それ以降、大学と社会人の差が開くにつれ
段々と興味を失っておりました。
その消えつつあった炎を再び燃え上がらせてくれたのが、
四年前のW杯イングランド大会でのジャイアントキリング、
対南ア戦での奇跡の逆転劇でした。
そんな因縁ある南アフリカとの戦いでしたが、
内容はテストマッチに続いての完敗。
マイボールでのラインアウトをことごとく奪われたり、
モールであれだけ圧倒される姿はここ最近の日本代表では
ついぞ見られなかった姿で、正直ショックを覚えるほどでした。
快足を誇る両ウィングもスペースを与えてもらえず、全く機能しなかった。
本当に完敗でした。
しかしノーサイドの瞬間、敗北による落胆、寂しさもありましたが
得も言われぬ充足感も味わえました。こんな気分、今まで感じたこともありません。
ここまで夢を見させてくれたラグビー日本代表チームには感謝しかありません。

(本題とは関係ないラグビーネタで恐縮です)

ムンジェインがどんな失策をしようが、トランプは「米国が世界の警察であること」を本当にやめるつもりだと思います。米国が世界の警察をやめてしまう前に日本は世界で政治的にも軍事的にも自立することは可能なのでしょうか?私はそのことが一番心配です。

外国籍のラグビー日本代表のひとりとして、もう二度とラグビーで母国の代表にも他国の代表にもなれないリスクを取って、君が代を歌い練習と試合に死力を尽くす具 智元選手に対して、韓国が何をしようといつも擁護し持ち上げ寄り添う中央・地方各メディア並びに記者識者・コメンテーター各氏のなんと無関心もしくは冷淡なことか。
これをマヌケと呼ぶ以外にどう言えばいいのかと(表現の自由
今の韓国の有り様を肯定する「こんな人たち」もまた、韓国赤化の片棒担ぎです。

ハリー・ハリス駐韓アメリカ大使のツイート、「住居敷地破りに対応してくれた大使館警備とソウル警察に大感謝 ソウルの中心でこの13ヶ月に2度目の事件で今回は暴力的に我が家に入ろうとした 19人を逮捕 猫たちは大丈夫だよ ありがとう」という、角を立てないようでいて不気味さが伝わるツイートが秀逸。

 こんな無責任な大統領は国を滅ぼしますね。国民が選んだ大統領なんですよね。韓国はどうなっていくんだろうか? あ--憂鬱だ。

「バカは、隣の火事よりコワイ」と昔から言われてきましたが、
なら、隣のバカは最恐だわ、と思ってしまいます。

「隣には、マトモな人達がいないんじゃあ?」と、本当に恐く
なってきた今日この頃ですわ。

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