明けましておめでとうございます
明けましておめでとうございます。
本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。
皆様方のご健康とご多幸を祈念いたします。
かぎやで風
今日の誇)らしゃや
なう何にぎやな譬る
蕾で居る花の
露行逢たごと
NHK
新年早々の蛇足
カルロス・ゴーンが、国外逃亡したことがわかりました。しかも映画よろしく楽器のケースに隠れて偽名を使ってプライベートジェットで逃げたとか。
逃走経路は関空からトルコのイスタンブールまでプライベートジェットで行き、そこからレバノンに渡ったようです。
事前準備の段階から妻のキャロルが付き添っていて同行しています。この妻が計画したという情報もあります。
レバノンメディアがいうように、これは「準軍事的作戦」です。
作戦を立案・実行したのは、海外の民間軍事会社(PMC)です。このような傭兵部隊が日本で行動したということ自体驚きです。
また偽装パスポートを使用しての脱出作戦は、レバノン政府の協力なくしては到底可能ではないとかんがえるべきです。
ゴーンのパスポートは3種類あり、いずれも弘中惇一郎弁護士が保管することが保釈条件でしたが、なぜかゴーンは所持していました。
ならばゴーンに手渡したのは弁護人以外ありえず、厳しく追及されねばなりません。
レバノン政府は正規の入国手続きを経たと言っていますが、ほんとうとは思えません。
ゴーンのような国際的に有名になった犯罪事件の容疑者が出国停止だと知らなかったという事などありえませんから、事前に鼻薬を嗅がされたか、そもそもグルなのかのいずれかです。
レバノンでゴーンは早速プロパガンダに励んでいます。
ヨーロッパ人権思想の耳に快いことをアピールして、自分は「不公正と政治的迫害を逃れて自由を求めた」パピヨンだといいたいようです。たぶんフランスのメディアと政府を味方につけたいのでしょう。
まぁ、ここまで当該国の司法制度を真っ正面から踏みにじった行為をすれば、メディアはともかくマクロンはかばいようがないでしょうけど。
なにが「迫害を逃れ」ですか。自惚れもいい加減にしなさい。ゴーンはただのマネーロンダリングなどの違法な手口を使って会社のカネを私物化し巨富を築いたカネの亡者にすぎません。
このような逃亡をすること自体が犯罪の自白も同然だと、日本の裁判所はかんがえることでしょう。
それにしてもゴーンは裁判は受けると言っていますが、どのような方法で受けるのか見物です。
日本に入った瞬間に収監されて裁判が終わるまで出られませんからね。
よもやレバノンで裁判を受けさせろとか言うんじゃないでしょうね。
今後日本は直ちにレバノン政府に容疑者引き渡しを求めるでしょうし、出入国管理法違反の逃亡犯としてインターポールを通じて国際手配にするはずですから、レバノンから外国に渡航することは不可能です。
したがって、ゴーンは今日からは、パピヨンどころか、レバノンでの捕らわれ人となったということです。
本当に日本をなめた愚かな人です。
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2020年も知の糧をおいしく頂こうと思っております。
明日は旧暦でムーチー、ひどいムーチービーサとまではいっていませんが、冷たい北風が続き肌寒く、異常気象ガー!と言っても、やはり旧暦は裏切らないと思う沖縄です。
鹿島、残念でしたね。何と申しますか、諸々の巡り合わせで神戸に分があるように感じました。
ゴーン氏のパスポートを管理していたのは誰なんでしょうね?
何処で誰がパスポートを発行したのでしょうかね?
以下、池内恵氏ツイートを引用↓
あっちには金と権力と悪知恵があるからなあ。グローバリズムが随分薄汚い、後ろ暗い人たちのためのものだ日本で一般に印象づけられたことで、ジャーナリズムの普遍的な理念への信頼も一層弱まりそう。
https://mobile.twitter.com/chutoislam/status/1212176749540204544
投稿: 宜野湾より | 2020年1月 1日 (水) 19時03分
あけましておめでとうございます。
今年も、すばらしい記事をお願いします。
昨年は、色々と勉強させていただき、ありがとう
ございました。
当方も、旧年に変わらない調子でコメントさせて
いただきたく、よろしくお願いします。
あっ、私、アンチ旧日産経営陣(西川派)としての
ゴーン派です。保釈人国外逃亡というこの件に
ついては、日本の司法制度を含め、面白そうな
国際的展開になりそうなので、この先の記事化
が楽しみです。
スパイ映画のような今回の逃亡劇と、保釈時の
おっさんガードマン姿とがあまりにアンバランス
で、小声を出して思い出し笑いしてしまいました。
投稿: アホンダラ1号 | 2020年1月 1日 (水) 22時00分
明けましておめでとうございます。高い見識と中庸を保つ記事を心から楽しみにしております。新年は、国中が、災害のない平穏な年であってほしいものです。
投稿: テンカラ初心者 | 2020年1月 1日 (水) 23時14分
明けましておめでとうございます。
ブログ主様はじめコメントされる皆様、今年もよろしくお願い致します。
ゴーンさんは楽器箱に入って脱出したとか。なんとも滑稽な姿ばかりが想像されますが、こういう人間が従業員十数万を預かるトップだったんですから笑えません。しかもかつて、このような経営者を日本中ありがたがって持ち上げていたんですから。
異例の保釈を渋る裁判所に対し、弘中弁護士は「全責任をもつ」主旨の会見をしていたのが思い出されます。国際世論を受けて最近は簡単に保釈が認められる傾向にありますが、保釈中の事件も多いです。
また、日本法を踏みにじる事に躊躇しないゴーンも、レバノンじゃヒーロー扱いだとか。
外国人の人権がどうのじゃなく、外国人である事そのものから来るリスクも考えないといけないのが「グローバル化した時代」というものなのかも知れません。
投稿: 山路 敬介(宮古) | 2020年1月 2日 (木) 00時43分
新年おめでとうございます。
因果な商売で、災害が起きると私たちの仕事も忙しくなります。
最近コメントは書いていませんが、いつも勉強させて頂いいています。
本年度もよろしくお願いします。
投稿: karakuchi | 2020年1月 2日 (木) 09時02分
管理人様及び皆様、あけましておめでとうございます。
今年も歴史の大きなうねりが更に大きくなると予想されますので、管理人様の的確な解説を楽しみにしております。
私が去年一番秀逸と思った記事は「漂流国家・韓国」
http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2019/02/post-d2a1.html
です。言動行動思考がさっぱり理解できないかの国をここまで的確に解説されたのは管理人様だけではないかと思います。
さて、あちこちで韓国の金融の脆弱さを解説された記事を読みますとまずサムスンのメインバンクがみずほ、韓国の銀行さえも資金調達は日本に頼っているとあります。これを鑑みますと彼の国というのはこと金融に関して言えば日本の属国状態と言っても良いのではないでしょうか。
このあたりをまたお時間のあるときに管理人様の高い見識で解説をしていただければ幸甚です。
投稿: TK | 2020年1月 2日 (木) 09時20分
あけましておめでとうございます。
本格的な令和時代の幕開けです。
さざれ石の砂粒のような存在かもですが、
少しでもいい時代を築くことができますようにと、
こつこつ頑張って行きたいものです。(^^)/
今年もよろしくお願いします。
投稿: 電線やもり | 2020年1月 2日 (木) 10時10分
あけましておめでとうございます。今年も健やかに!
> 本当に日本をなめた愚かな人です。
同意見ではありますが、
日本は舐めてもいい国だと万国に知らしめてしまう事のないよう、政府にも司法にも検察にも、ばっちり今後の攻めを決めてほしいものです。
筋の正しさと勝負けは別で、正しかったから国際社会は分かってくれている、なんて結末を潔く思う文化は国内でしか通用しません。
外用の戦法をもっと意識的に使う事が、令和の経済や外交に欠かせないのだと思う事件です。
投稿: ふゆみ | 2020年1月 2日 (木) 13時54分
新年おめでとうございます。カルロスゴーンの逃亡劇ですが、楽団の楽器ケース云々での脱出報道はガセネタのようですね。一人で自宅をでるところがカメラに残っていた、とNHK報道です。要するに監視はしていなかったということです。カメラは24時間回っていたが、抑止効果のための防犯カメラ(悪いことしたら、後でわかる)であって、リアルタイムで監視(何かあれば即行動)する目的ではなかった、ということです。
日本というのは善意で成り立っている世の中だということを、あらためて思いさせられます。悪いことをする、という前提でいろんな仕組みができていないのです。それと、ゴーンの監視をしていたのは警察ではなく検察でしょう。検察には実力組織が無いので、どうしようもないですね。検察管轄での逃亡劇が続いいていましたが、大問題ですね。
結局、検察もレイの“無罪請負人”の弁護士を信じていたのでしょう。安倍首相だって、呑気にゴルフなんかしているところではないと思うんですがね。行政の長ですからね。どうしようもないのかな。悪党に対する日本の仕組みが悪すぎます。GPSの足輪くらいつけとけよ。
投稿: 九州M | 2020年1月 3日 (金) 17時37分