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2019年12月13日 (金)

オスプレイ不起訴は当然だ

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オスプレイ不時着事故が不起訴になりました。当然です。

「米軍普天間飛行場所属の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが2016年に名護市安部の海岸で墜落大破した事故で、那覇地検は11日付で不起訴処分とした。中城海上保安部が9月24日、氏名不詳のままオスプレイを操縦していた機長を書類送検していた。
  外務省の川村裕沖縄担当大使は10月の県議会議員との面談で、米側が米国内のプライバシー保護法を理由に操縦士らの氏名提供を拒んでいたことを明かしていた。【琉球新報電子版】

この記事をすっと読むと、なんらかの不正行為を感じて中城海保が捜査し、検察に書類送検したが、地検がオスプレイが「欠陥機」であることを政治的に握り潰したようにも聞えます。
記事末尾に、米軍がパイロットの氏名を公表してなったことが、これと関係あるかのような一行を書きくわえることで、真実を隠蔽したい米軍と日本政府が・・・、という妄想を喚起したいようです。

一般的な事件は警察が捜査を開始しますが、今回は海上だったので海の警察である海保が担当しました。
警察は犯人と疑う人から逮捕して捜査を行う、というイメージが大きいかもしれませんがそうではありません。

事件が軽微な場合、あるいは犯罪性がないものについては逮捕や拘束はしません。今回はそのケースです。
海保は事故として調査しているので、その結果の調査書類を検察官に送ったので「書類送検」と呼ばれただけです。
そして検察もこの事故に違法性がなかったので不起訴にしました。
ですから海保が書類送検という手続きをしたというだけで、不起訴になることはほぼ決まっていたのです。

またこういった事故においてパイロットの名前を公表していないのは米国の慣例であって、日本の場合にも見られます。
こういう米軍がらみの事故があると、必ず政治利用する人が大量に出ます。 
特にオスプレイにおいてはあたりまえのように「欠陥機」報道がなされるのが通例でした。
この人たちは、民間機が同じことをやってもなんの「抗議の声」もあげないのに、米軍だ、自衛隊だというと急に色めきます。
このオスプレイ事故においても、事故経緯すら明らかになる前から青筋を立てて「欠陥機に抗議」ですから、人としていかがなものでしょうか。

とくに当時の沖縄海兵隊のローレンス・ニコルソン司令官がこう言ったというので、鬼の首でもとったような騒ぎになりました。
地元紙は当然ですが、当時
江川紹子氏などまでが、事故原因がわかる前からこの調子でした。 


「人的被害がなかったのは「神に感謝すべき」と言われても、なんであなた方の神に感謝しなきゃなりませんの?ということでわ。自分たちの価値を押し付ける会見は逆効果。異文化への配慮がまったく見られないところに、これからトランプ的傲慢が華々しく展開されるのでは、という懸念を抱く」

江川さん、なにが異文化を理解しない、ですか。
江川氏は原因がなにもわからないうちから、あたふたと「申しわけありませんでした」と謝罪し、そのくせその後は音無の構えで居直り、まともな事故報告書ひとつ出さないような首里城火災事件時の美ら海財団のような態度がお望みのようです。
トランプ的傲慢ですって(失笑)。
この人の脳内で、米軍=悪=悪人トランプという図式で連想ゲームをしているだけのことで、こ
れでジャーナリストというのですから呆れます。

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ニコルソン氏の発言はこうです。


"The pilot made a decision to not fly over Okinawan homes and families. He made a conscious decision to try to reach Camp Schwab…and land in the shallow water to protect his crew and the people of Okinawa."
パイロットは、沖縄の家庭や家族の上を飛行しないことを決意した。彼はキャンプシュワブ沖合にたどり着こうと強く決意した。・・・そして乗員や沖縄の人々を守るために浅瀬に着陸しようとした。

この文脈の中で、ニコルソンはパイロットの勇気に「感謝しよう」といったのです。
これが居直りに聞えるか否かは、パイロットがいかにしてあの浅瀬まで傷ついた機体を引っ張っていったのか、なぜそういう判断をしたのか、そしてどのようにして見事な不時着水をなし遂げたのかを知れば分かるはずです。

この事故は事故報告書によれば、気流の突然の乱れによって給油機側のホースを、オスプレイのプロペラ(ローターブレード)が切断してしまい、それがプロペラにダメージを与えたうえにホースがブレードに絡みついてしまったために、左右の回転が不均等になり、強い振動が発生したためのようです。
オスプレイのプロペラは左右が連結されていますから、すごい振動だったと推測されます。
事故原因は当初からニコルソン氏が公表していました

”the rotor blades struck the refueling line, damaging the aircraft”
「ロータブレードが燃料補給ラインに衝突し、航空機に損傷を与えた。」
 

 

Proxy
朝日新聞12月14日http://www.asahi.com/articles/ASJDG5QJGJDGTIPE02Y.html

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出典不明

このような事故は今までも他機種でも起きていますから、オスプレイ特有のものではありません。
もちろんオスプレイはすべての双発機がそうであるように、片肺といって片一方のエンジンだけで飛行もできますし、着陸もできます。
※参考資料
http://booskanoriri.com/archives/2565
http://kinema-airlines.cocolog-nifty.com/blog/2014/02/ceo-11d5.html

その場合、損傷を受けた側のエンジンは通常の手続きとしてフェザリング(Feathering)という措置をします。 
このフェザリングは、動力系からプロペラを切り離してペラピッチもゼロにして抵抗を最小にする措置のことです。
しかしこの事故時はプロペラにホースが絡まるという最悪のケースだったためにそれができずに、機体全体に及ぶような強い振動を発生させたようです。 
当然のこととして平常の飛行は無理です。 

 

Ospraypit001http://tsubotch.cocolog-nifty.com/skymonologue2/20...オスプレイ操縦席 左が機長席

ちなみにこれは夜間の給油訓練でした。
おそらくパイロットは暗視ゴーグルを装着して飛行していたとおもいますが、きわめて危険な訓練でした。

このように書くとそんな危険な訓練はするなとか、沖縄上空でやっていたのが問題だという声があがりそうですが、米軍は緊急時に備えて沖縄に駐留しているのであって、緊急時に昼も夜もありません。
夜間でも飛行距離や滞空時間を延長したい場合には、夜間給油も実施するのが常識です。
またこのような訓練を行う空域はあらかじめ定められていて、民家がある地上上空では決して行われません。
この事故も本島西海岸の海上で発生しました。 

この状態で普天間基地、ないしは嘉手納基地に帰還できるか、機長は即座に回答を出さねばなりませんでした。 
選択肢は三つしかありません。


①あくまでも基地に帰還を目指す。
②すぐに海に不時着水する。
③できるだけ陸に近い所まで飛行させて不時着(水)させる。
 

パイロットの第一志望は、とうぜん①の基地への帰還だったでしょう。
②も不可能ではありませんが、夜間の海面への不時着水は、機体の損傷箇所から瞬時に浸水が始まるために脱出時間が短く、クルーの死亡率が高いのです。
そこで③が選ばれるわけですが、水深が浅く救助が速やかに行われる海域まで機体を飛行させねばなりません。

しかもここにもうひとつ重要な判断要素が加わりました。
事故地点から普天間飛行場や嘉手納基地に到達する最短距離は、地上を飛行せねばならなかったのです。
傷ついた機体を
びっしりと住宅が立ち並んでいる地上を飛ぶリスクを、機長は取りませんでした。
彼女はもっとも困難な選択肢を選びます。

それは本島を横断する飛行ルートを選ばずに、西海岸沿いにぐるりと辺土名岬を迂回し東海岸を南下してうるま市海岸にいたるルートです。

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これは地上の民家の上には機体を落とさない、という世界共通のプロフェショナル・パイロットの矜持がなければとらなかった選択でした。
我が身かわいさの操縦士なら、一刻でも早く飛行場に到達しようと、本島上空を縦断する直線コースを選んだからでしょうから。
ここにこの無名のパイロットの仕事への誇りをかんじます。
ニコルソン氏が「感謝するべきだ」といったのは、日本人よありがたく思えという意味ではなく、彼女の傑出したプロフェショナル精神に対してなのです。

しかしこの決断は貴重な時間を操縦士から奪いました。
おそらく東海岸うるま市に接近した時点で、機体はもはやこれ以上飛行できなくなっていたかもしれません。
そこで、操縦士は最後のアプローチに取りかかります。
それが着水です。

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琉球新報

不時着水は大変に高度な技術です。 
突っ込み角度が深ければ、機首から突入することになり、大破し生存は見込めません。 
逆に浅ければ、機尾から接地して胴体がバラバラになります。 
また、正確な水平状態を維持しないと、傾けば翼から傾くようにして大破します。 
速度がつきすぎれば、堤防に頭から衝突します。

正しい不時着(水)の模範が、「ハドソン川の奇跡」のサレンバーガー機長が操縦したUSエアウェイズ機(1549便)の例でした。 

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映画でご覧になった方も多かったと思いますが、バードストライクでエンジンが停止し、飛行場に戻ることを断念し、市街地に落とさないために、ハドソン川に不時着水しました。 
まったく今回のオスプレイの事例と同じです。 

このハドソン河着水時の諸データは以下の通りです。(カッコ内はメーカーの示す値)
おそらくこのピッチ角と速度以外で着水したならば、大破したでしょうから、ほぼこのデータどおりであると推測できます。


・速度125kt(118kt)
・ピッチ角:9.5度 (11度)
・ロール角:0.4度
・経路角:マイナス3.4度(マイナス1度)
・降下率:12.5fps [750fpm](210fpm)
・迎角:13~14度
 

不時着水ですから、衝撃をなるべく抑えるために、通常の着陸角度よりも浅い角度で着水したのではなく、機首上げ操作で降下率を抑えながら操縦していたようです。 
しかし、推力がないために降下率が大きく、まぁよくこれできれいに水上に滑りこんたものだと関心させられます。
参考資料http://flyfromrjgg.hatenablog.com/entry/miracle_on_the_hudson 

このピッチ角11度というのが重要で、この角度が浅くても深くても機体は大破して、多くの死傷者を出すことになります。 
今回の事故において、機体は機首から破断し主翼ももげてていますが、機体全体はきれいなままです。 
この大破の原因は、一説ではクラシャブル構造であるとか、海岸の岩場に事故後にぶち当たっって流されたためだという説もありますが、はっきりしたことは不明です。

しかしおそらくこの女性操縦士はピッチ角11度で海側から海岸にアプローチし、118ノットちかくまで速度を落としてピタリと機体を水平に着水させたとものと思われます。
称賛に値する見事な腕です。

このパイロットの名前は事故当初から公表されていませんでした。
その後、女性飛行士で、熊本地震の時にも長駆フィリピンから救援に駆けつけたひとりだったと分かっています。
ニコルソン氏は自分の部下の仕事を正確に理解し、バッシングせんものと身構えているメディアに対して「防風林」となってくれました。
氏名を公表しないのは、こんな状況で公表することが当該操縦士にとって著しい社会的不利益になるからにすぎません。
むしろこれが米国内ならば、この操縦士は英雄として遇されたことでしょう。
私も、地元紙とは違う意味で、この見事な仕事をなし遂げた女性操縦士の名前を知りたいと思います。

 

 

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コメント

もう3年になりますか。
私は、あの時のニコルソン氏の発言を聞いて素直にパイロットに感謝の気持ちが湧いたのですがね。偏った考え方に(誘導されて)陥るって怖いものです。あの事故時に「オレは現場に一番早く駆けつけた」って人物に会ったことがあります(ホントかどうかは知りません。自称です)。その人物のSNS待ち受け画像は「事故現場を背景に自撮り」した画像でした。「あなたいち早く現場にかけつけたのに救助とか、救援とか、消防・警察へ連絡するとか、、、、あなた現場で何してたの?」と率直に思いました。「偏った考え方・見方に陥った人々は怖いものです」

このパイロットの勇気と技量に、拍手!!!

仮にこのオスプレイが住宅地に不時着した場合、『ブラックホークダウン』のようにパイロットが琉球人に殺されていた可能性があったでしょう。“敵地”の真上を飛ぶのを避けたのは何ら非難されるいわれのない、当たり前の判断だと思います。

ただ、琉球人という21世紀のベトコンがうじゃうじゃいる沖縄でこのような態度とは米軍も危機意識が薄いのではないでしょうか。この不時着事故にしても、作業員として基地に出入りしている琉球人が細工をした可能性はまったく無いなどと断言できません。今まで様々な方法を使って米軍機を墜落させようとした琉球人がオスプレイにだけは何もしないなどあり得ないでしょう。
琉球人はパイロットの素性を明かせなどと息巻いているようですが、パイロットよりも基地周辺で凶行を繰り返しているお前らの素性こそ明らかにしろと言いたいですね。

こういう空の英雄(今回の場合、雌って書くの?)の話を聞かされる
と、サンテグジュペリの著作を思い出しますわ。あの☆王子の童話
じゃなくて、砂漠や大平原の上を飛ぶ哲学するプロフェッショナルな
飛行士の小説の方。現実の問題に、淡々と冷静正確に対応しなが
ら、確実に自分の任務を遂行していくという、アノ物語です。

私などのような半端モンには出来ません、それは私にはよく解って
います。訓練に訓練を重ねた者にしか出来ないのです、なにしろ、
まず自分を全面的に信頼しないとダメだし、普段からその信じられる
自分を鍛え上げておかないとダメなのです。そうでないと、予期せぬ
危機に勝てません。上官が賞賛した彼女は、まさにそういう人だった
のです、見上げた女ですわ。

それを陸の安全地帯にいる、一定数のただの半端モンの文句タレ
どもがギャースカ言うのは、ホント恥ずかしい行為ですわ。彼等の
ようなプロフェッショナルがいて初めて、敵からの暴力行為に対応
出来るのに。プロは、「一定数いるバカ共なんて、自分の命をかけ
て守る価値なんか無いクソ共だけど、私達はそれでもクソ共まで守
るのが任務なのよ」と思って仕事してるんでしょう。サンテックス達
も、郵便を届けるのに旧式のアブナイ飛行機で飛び立って行った、
プロの矜持ってモンですわ。


「反・反」さん。あなたの投稿はそうとうに私の許容限界を超えています。
あなたがいう「ブラックホークダウン」のソマリア内戦と今の沖縄がどう重なりますか。冗談ではない。
「21世紀のベトコン」?なんですか、そりゃ。
今、沖縄県民が解放戦線を作って、政府と内戦をしているとでも。
米軍機に対するレーザー照射や風船妨害は行われてきましたし、それに対して批判するのは当然だとしても、なにが「ベトコン」ですか。
そういう誇張した言い方で煽らないでください。

行き過ぎた反戦運動と純粋のテロとはまったく次元が違います。
この程度のイヤガラセを「21世紀のベトコン」なんて呼んでいると、本当にRPGやカラシニコフで武装したゲリコマに襲撃されたらなんと呼んだらいいんでしょうか。
「超テロ」とか「超ベトコン」ですか(苦笑)。

そんな粗雑な認識で沖縄を語らないで下さい。迷惑です。
沖縄には沖縄固有の矛盾があり、固有のバイアスがあります。
それに対して腰を据えてみていかねばならないので、大げさにソマリア内戦とかベトナム戦争と重ねてみてもなにも見えません。

むしろあなたのような「政府(本土人)vs沖縄県民」という民族分断の図式を意図的に作り出したがっているのは基地反対派の側であって、その意図にこちらから乗る必要はないのです。
前回のあなたの投稿もそうでしたが、無根拠な飛躍で憎悪をまき散らすことで、いっそうこの「本土vs沖縄」という不毛な図式が増長していきます。
その意味であなたは分断に手を貸していると思います。

私がこのブログを書き続けているひとつの理由は、今ネット界で出てきつつある「韓国の次は沖縄だ」とでもいわんばかりの沖縄憎悪の流れを止めるためです。
以後、迷惑ですのであなたの投稿はブロックします。

こちらのブログを拝読しはじめてから数年経ちますが、管理人さんの根拠を提示しながら偏らない冷静な分析、文章力、(たまに同意できない部分もありますがそれも含め)人物像全て尊敬しています。

「沖縄憎悪の流れを止めたいのがブログを続ける理由のひとつ」と仰るその言葉に涙が出る思いです。事実と違う報道が蔓延している県内にいて私が思う「真実に近いこと」がこちらに来れば語られています。

言葉が足りずにコメント入れられませんが毎日有り難く拝読してますのでこれからも末永く宜しくお願いします。

ここ数日スパムブロックでコメントできず、今回はpostされるのか半信半疑なまま打ち込んでいます(^^;;ココログ酷い!私変な事書いてないのに!
>無根拠な飛躍で憎悪をまき散らす
これがカウンター攻撃になると勘違いしてる人達はホント考え直してほしいです。
一緒にされるのが嫌で益々マジョリティが口を閉ざし問題を見なくなり、問題提起の価値を落とします。

歪んだ知識と情報を振りかざす人が無関心な人を勝手に味方にカウントして分断を作り出す。文句は金としがらみで丸め込む。
この不毛かつ倫理のかけらもないサイクルを、一個目の「情報の検証」で立て直すこちらのブログは見事なカウンター攻撃を果たしていると思います。

反・反日さん、それじゃ「反・反日」じゃなくて、ただの「反日」だよ。(笑)

沖縄と日本国を離反させたい複数の国があり、それが利益になる少なくない諸団体や個人の注文どおり。
あんまりアホくさくて、怒る気にもなりません。

しかしまぁ、「気持ちはわかるが」とは言っときます。


不時着水…まだこの言葉をありがたがって使う人がいたのですね(苦笑)ある意味素晴らしい。
このような県外人のおかげで沖縄ではなかなか自民党は勝てませんな。
公平中立だと思いこんでいる人ほどタチが悪いですからねぇ。
選挙前にはどんどん沖縄の記事をお願いしますわ。

名無し氏、HNをいれること。
すると、きみはいまでも「墜落」なんていってんの。
そもそもきみは「不時着(水)」と「墜落」との区別ができるのかな。

私は厳密に定義して使用しています。
不時着は「航空機が故障・燃料不足・悪天候などのため運航不能となり、目的地以外の場所に着陸すること。濃霧のため不時着する」こと。
つまりこれ以上の運行不能で、目的地以外に着陸すること。目的地外着陸ともいう。
機体が損傷を受けなければ緊急着陸(ダイバート)。損傷を受けたら不時着(エマージンシィ・ランディング)。
一方「墜落」(クラッシュ)はコントロールできない状態での破壊のこと。

●防衛省の見解
①機体のコントロールを失った状況で着陸または着水する状況は墜落
②パイロットの意思で着陸または着水した場合には不時着水

●この事故について、米軍の防衛省への回答
①現場付近の上空で何らかのトラブルが発生し、パイロットが基地に戻るか海上に不時着するか判断を迫られた。
②海上への不時着が安全だと判断し、コントロールしながら降下した。

決定的相違は
①操縦士にその場所に降りる意思があったかどうか?
②最後まで操縦士に機体が制御されていたかどうか?

したがってこの事故は、パイロットの意志に制御され着水しているから「不時着水」。
ちなみに地元紙によると全部まとめて「墜落」。話にならない無知。政治的歪曲。

航空専門家でこの事故を「墜落」としているものがいたら教えてほしいものです。
「墜落」と騒いでいるのは政治的思惑があるマスコミと左翼政党だけのはずです。
地元紙のいうことをおうむ返ししてないで、少し自分で調べてから書き込みなさい。

事故に自民もクソもない。
ついでに「県外者」であるかどうかはなおさら関係ない。
「県外者」はこの事故についてモノを言うなとでも(苦笑)。すげぇ排外主義。
この人みたいなのばかりが「沖縄県人」だと主張するから、「反・反」みたいな本土人がでてくるのです。


完全に出遅れましたが、

名無しさんって、これほど丁寧な記事すら読めないのね。事故当時も似たようなのがコメントしてたけど、
墜落と不時着の違いすらわからんのかねえ。どれだけ日本語が不自由なのか?自民党批判をしてないと死んでしまう特異なバイアスを持った体質なのか?

ちなみに一昨日ユナイテッド航空が「フラップの異常を知らせるライトが点灯した」ので、セントレア空港にダイバートしたけど、
まあ、名無しさんにはあれは墜落で自民党や本土人のせいなんでしょうねえ。。。

やべー。あまりに馬鹿馬鹿しくて笑いが止まらねーわ!

オスプレイに着水機能なんてありましたっけ?不時着陸ならまだしも、着水(苦笑)
しかもキャンプ・シュワブのすぐ間近だったのにそこまでもたどりつけずに。
ま、そんな知識もない県外の人たちがギャーギャー言えば言うほど地元は引いていきますから、繰り返しますがどんどんお願いします。
選挙前が特に効果的なのでよろしくです。

米軍の不時着陸ならいくらでもありますよ、しかも空港ではなく民間地で。この前は東村高江でもありましたね、米軍ヘリが不時着陸して牧草地を炎上させた。長年育てた土地を台無しにされた地主さんは本当にお気の毒でした。

山形さんによると
やべー。あまりに馬鹿馬鹿しくて笑いが止まらねーわ!でしょ?

 名無し氏さん

 オスプレイに着水機能があるかどうかなど、不時着の定義とは関係ありませんよ。

不時着=航空機が故障、燃料不足、悪天候などのために運航不能となり、目的地以外の場所に着陸すること、です。
なお、この場合の「着陸」という文言は海洋上を含みます。「海上への胴体着陸」というがごとしですね。

山路さん、こんな低いレベルのコメントに答えてもらってありがとう。

名無しさん、また懲りずにきたの。きみレベルじゃここは突破できないよ。
嘲った下卑た口調でモノを言えば、なんか勝った気になるんですか。惨め。

こんどは別の機体。オスプレイこそが「欠陥機」で、それを「配備強行」したから問題じゃなか,ったの。
論破されるとべつなことにすり替える。これでは進歩しませんね。
東村はCH53です。老朽化が激しいためにオスプレイによって更新されている機体です。
オスプレイに更新された理由は、性能がアップしたということと、もうひとつがこのCH53の老朽化です。
オスプレイを否定したいらしいが、すると老朽化したCH3のほうがよかった、スクラップ置き場から再生しろ、ということになります。

なぜ不時着水したのか、少しは自分の脳味噌でかんがえたら。
燃料切れですよ。このまま飛んだら、市街地に落ちた可能性があったからです。

ではなぜ燃料切れ寸前になってしまったのか。
これがこの記事の主題なんだけど、どうせ一行も読んでいないんだろうな。
それは西海岸海上で事故がおきたのに、直線で帰還せずに、辺土名岬を迂回する海上ルートを使ったからです。
なぜ?市街地に落す危険を避けたからです。
きみらはこういうことを一切抜きにして「米軍機が落ちた」だけですから、なにも見えないんですよ。

またまた「県外」は黙ってろ、ですか。
オスプレイは横田にも配備されますよ。
年中本土の空も飛んでいますし、きみにかかるとオスフレイは「沖縄の所有物」みたいですね。
オスプレイが沖縄に先行配備されたのを基地反対派は「沖縄差別」と呼んでいましたが、横田は首都東京。
オール沖縄の論理だと、これは「東京差別」でしょうか。
またきみと同じ論法を使えば、東京都民は都民以外は黙ってろと言わにゃなりませんね。

「名無し」氏、もうここにこないほうがいい。軽く荒らしておこうていどの気持で来たきみていどだと笑いものになるだけですから。

あっはは。
名無しさんはよほど悔しかったようで。。
山路さん、管理人さんありがとうございます。

名無しさんは私が指摘したように記事そのものが読めない上に、航空の基本用語すら分からないのに茶化して話題反らしてマウント取りたいだけの無知。

ええ、某県の防災ヘリが墜落して全員死亡したのは墜落ですよ。
今年テレビ朝日の報道ヘリが緊急着陸したのは不時着陸な(あれ、かなりヤバかった)。海や河川なら不時着水です。
ミソクソ一緒にして、なんでも反対。特にオスプレイだと異常な反感を持つ上に自民党が悪いでは何も分からない狂ったイデオロギーに支配された愚か者ですね。

ちなみに一昨日また全く同じ機体のユナイテッド航空の全く同じ便でまた全く同じフラップ異常ランプ点灯でセントレアに「ダイバート」したのも「自民党のせいで墜落」しちゃったのかな(笑)
この前にもそれにすら答えられていないのに話題だけ変えて逃げ回ってるのに、ずいぶんと偉そうですね。会話すら成り立たないのでは論外です。


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