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2020年1月31日 (金)

首里城炎上は原因不明という茶番

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なにか気の抜けたサイダーといった趣ですが、首里城火災の原因が特定されないまま幕引きとあいなりました。
なんと退屈な予定調和だこと。

当たっても嬉しくもありませんが、私は当初からデニー県政にとっての「理想的解決は誰のせいでもないことにすることだ」と考えていましたが、そのとおりになってしまいました。
関連記事http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2019/11/post-dd5f37.html

まずは琉球新報から。

「昨年10月に発生した首里城火災の捜査終結を発表した県警は29日の発表で「火災の刑事責任は問えない」とも明かした。火災原因が判然としない状況に、県民は「次の防火対策に生かせるのか」と疑問を呈し、国や県、沖縄美ら島財団の責任を問う声も上がる。同時に一定の区切りが付いたとして、十分な防火対策で再建に注力すべきだとの見方もある。
■「国、県、財団に責任」
 那覇市のパート女性(50)は「そもそも燃えやすい木造建築にスプリンクラーを設置しようと考えていなかった時点で、多かれ少なかれ国や県、財団に責任がある」と話す。沖縄のシンボルである首里城は「ぜひ再建すべきだ」とした上で「再建しても火災の可能性がゼロでない以上は、防火対策を徹底してほしい」と語った」(琉球新報1月30日)
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1065670.html

見出しからして琉新は「首里城火災なぜ? 原因特定できず捜査終結 県民に戸惑い「防火対策生かせるのか」と、天を仰いで地団駄踏んでいます。
感情量豊富にパートの女性まで引っ張り出して、スプリンクラーの設置しなかったことなとで財団の失火原因の追及がないことを批判させています。初めてこの新聞と意見が一致してしまいました(笑)。

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産経
一方沖縄タイムスですが、異様におとなしさが目立ちます。気のせいか、お義理に書きましたという気分が行間から滲んでいるようです。
ゲスの勘繰りですが、火災当時の深夜までなされていた作業が沖縄タイムス主催のイベント準備だったこととなにか関わりでもあるのでしょうか。

「県警は火元とみられる正殿北東側から配線などの資料を収集。科学捜査研究所で調べたが激しく燃えた状態で、原因特定に至らなかったという。
 那覇市消防局は昨年11月8日に実施した会見で、火元とみられる正殿北東側の電気配線にショート痕の可能性がある破断が見つかったが、損傷が激しく「原因特定は非常に困難」との見方を示した」(沖タイ1月29日)
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/528217

沖タイは見出しからして、「原因特定できず 首里城火災 収集資料の損傷激しく 沖縄県警が捜査終結」と、まるで全国紙の埋め草記事のような雰囲気です。
今、全国紙は新型肺炎記事で覆われていますから、首里城火災の原因などどこかの埋め草でチョロと書くていどでしょう。
この時期を狙ったとしかおもえない、タイミングのよさでした。
こういうことを官庁はよくやります。なにか都合の悪い発表をせねばならない時には、朝刊の締め切り間際とか、金曜日の夕方、はたまた連休前に押し込んだりもします。
報道がミニマムになるか、うまくすれば蒸発してしまうからです。

県警が県政への忖度をしたいのなら、豚コレラと新型肺炎のこの時期はうってつけのチャンスでした。
どうやら沖縄司法・消防には上司である県知事に対して忖度体質があるようです。
かつての翁長県政だった時は、辺野古警備はユルユルで反対派のやりたい放題に任せ、高江では違法な私的検問を長期間放置したばかりか、そのことによるトラブルに対しても一方的に地元住民にのみ罪が被せ、原因を作った私的検問は不問に付すような裁きを平気でやってきたという「実績」があります。

それはさておき、あれだけ「沖縄の心が燃えた」とまで騒いだ首里城炎上事件も、喉元過ぎてしまえば忘却の霧の彼方であるうえに、いまさら原因が特定できなかったからと言ってナンだつうの、ということです。
デニー氏は談合疑惑で百条委員会の設置を求められていた窮地を救ったのがこの首里城炎上事件でしたから、この原因をうやむやにするのもまた大事件の時にかぎるなんて思っていたかもしれません。

デニー知事は真っ先に国に再建を要請しに行ったあげく、一方で集めた募金が巨額となり、その使途すら決められないありさまですから、いまさら炎上の原因などどうでもいい、というか県の責任だけは回避したいと思っていたのでしょう。
かといって国にも再建のカネをせびった都合上あちらにもいかないことがベスト、強いていえば当夜の警備員に問題あり程度でお茶を濁してもらえればナイスってところです。

そんな県の隠微な思いを知っていた県警察にとって、豚コレラや新型肺炎といった大きな事件が続けざまに起きたことは僥倖でした。
この時期にこんな発表をソっとだしてやるというのが官僚の粋な計らいというものです。こういうことを「忖度」と呼びます。

「県警は火元とみられる正殿北東側から配線などの資料を収集。科学捜査研究所で調べたが激しく燃えた状態で、原因特定に至らなかったという。
 那覇市消防局は昨年11月8日に実施した会見で、火元とみられる正殿北東側の電気配線にショート痕の可能性がある破断が見つかったが、損傷が激しく「原因特定は非常に困難」との見方を示した」(琉新前掲)

火災当時から那覇消防局・山城達予防課長は、「(電気設備以外に)火災の原因となるものが見当たらない。証言においても、火源になるようなものが置かれていたとか、そういったものは、証言でいただいていません」(FNN11月8日)と明言していました。
つまり当初から消防は火元が正殿の東側の配電盤周辺であると特定し、しかもショートした箇所が30箇所もみつかっていたにもかかわらず、焼け方が激しいために詳しいことはわからないということにしてオシマイだということです。

そんなことは初めから予防線よろしく警察・消防は言っていたのであって、なにをいまさらです。
こんな子供だましの報告書書くくらいなら、原因調査なんていらない。

私は当時こう書いています。

ところで沖縄県にとってもっとも望ましい火災の原因は何でしょうか。
それは人災ではなく、不可抗力な自然災害のような事故です。
焼け跡の調査をしている最中に県幹部はこんな恥知らずのことをうそぶく始末です。
県幹部は、出火原因が法的な不備や設備の点検不足などに該当しない不可抗力だった場合、責任の所在は「誰にもないのではないか」との認識を示した」(沖タイ11月2日)
そのとおりです。国は文化財にはスプリンクラー設置を義務づけていなかったから法令違反ではなかった、県も県とて国の指示がなかった以上、法令遵守違反にはならない、もちろん管理財団にいたっておや県の指導はなかったと知らんぷり。
では何を原因にするかといえば、分電盤をネズミがかじってショートして燃えたというストーリーが、最良です」

しかもそのショーと痕も調べたが燃えてしまって分からないですから、もはや誰のせいでもない、ただの天災だということになります。
これにて、美ら海財団はおとがめなし、県の管理責任も不問、あとは一直線に再建だぁ、ということになります。
常識ある為政者なら、再建する以上は出火原因が特定されなくとも、消火体制の不備、警備体制の手抜かり、今後どう新たな消火システムを構築するのか専門家委員会を作って詰めていくのでしょうが、さてデニー知事どうしますか。
サポートする官僚がこれでは、期待しろというほうが無理というものです。

いずれにせよ、私はバカバカしくてこれ以上書く気にもなりません。
とんだ茶番です。大山鳴動、ネズミ一匹も出ず。
デニー知事はこうやって逃げ回って責任回避するだけで任期が終わるのでしょうかね。

 

 

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コメント

火元は配電盤で間違いないと思うが対策を求める必要あると思います。警察は人的被害と明らかな法令違反がなければお終いだと思います。

そうですね。
火災が発生した原因が特定できないのと、なぜあの大火になってしまったのかを検証できないのはイコールではないですから、そこの区別をきちんとつけて、反省点の全てと対応策を公開するのが、自称「沖縄県民の心の拠り所」そして失われた歴史的文化財に対する相応しい態度だろうと考えますが、それすらも県政に出来はしないだろうと予測するに十分な発表で、乾いた笑いが少々。
その予測通りになるのであれば、「原因究明と再発防止策の徹底」を「沖縄」が他者に求めると滑稽になってしまうエビデンスが積み上がるのみ。
自分で自分の価値を下げていくやり方に何の意味があるのかということに。

使い道がハッキリしない募金活動をいつまで続ける気なのでしょうね、火災原因が不明でも管理団体には出火&焼失させてしまった責任は問われるのが普通なのですがそれすらやる気のない地元マスコミ。

これで「再建よろしく」なんて国に要請しても簡単に首を縦には振らないでしょうね。
何を担保に要求されるのやら。

歴史的な大火の一つになると思うのですが、これを「原因不明の大火」として記録されることになるのですね。まあ沖縄のことですから、沖縄の人達がこの方がいいんだ、ということなら仕方ないでしょうね。

もちろん、本土で起きていたら「ああ、そうですか」には絶対になりません。だって、当事者が沢山いるのですから、一人づつヒヤリングすれば原因は絞られてきます。千年に一度、と言われるあの東日本大震災だって、福島の原発事故や石巻の小学校の津波被災を始め多くの災害が“人災”とされ、多額の補償問題が起きました。沖縄とは不思議な地域なのだと、つくづく思うのです。

もっとも、少なくとも自然災害ではないのですから、今は隠れていたとしても、いずれ当事者の証言が出てくるようになると思いますよ。これだけの大事件(大火災)なのですから、隠し通せるものではありません。

ところで、火災保険はどうなるのでしょうか?当事者(沖縄県など)の故意、又は重大な過失であれば保険がおりない(全部又は一部)可能性があります。「原因不明」であれば、とりあえずおりるのかな?保険会社の判断は?

それと、左翼県政がどういうものか、ということもよくわかりました。私が左巻きの頃に描いていた、ひとつの理想の政治が今の沖縄県であり、めざすべき国家が今の中国でした。メディアが堕落するとこうなるのですね。独裁政治とはこのように振る舞うのですね。

沖縄も、また中国・韓国などの反日運動の多くが、戦前の日本の体制の全否定を根にしています。当時の翼賛体制は新聞(メディア)を完全に押さえており、何が起きているのか、事実は何か、わかりませんでした。

戦前の日本を、今の沖縄そして中国により、左の側から追体験しているように感じます。情報=メディアの力がいかに重要か、よくわかりました。


首里城レプリカ大火災において、犠牲者や直接的被害者がいない
ので、「誰も悪くない、皆んな?が悪かったのだ」で済ますのは良い
考えですわ。直接的には誰も困らないし、今までビクビクしていた人
達のココロも晴ればれとなります。ムラ内では何のモンダイもありま
せん。私のようなムラ外者が何と言おうと、ムラ内部ではどーでも良
いことです。

多くの国税を使って再建するのでしょうが、これまた国・県とも政・財
・官とも誰も困りません。どころか、カネが動くので内心は嬉しくてたま
らないハズです。日本国の納税者が困るかというと、どうせ大量の
国債を発行して日銀に買わせている現在では、どーという事は無い
ので、日々忙しい大多数の国民は困りません、というか関心も寄せ
ません。

ブラックで言うと、やっぱり誰か数人死んでおいた方が良かったんか
なー、なんて。(あっ、本気じゃないんで、マジで怒らないで下さい)

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