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2020年1月 9日 (木)

ゴーンのパブリシティ戦略に負けている日本

004

ゴーンの会見は新味がありませんでした。
特に新たな情報はありません。
ひょっとして日本政府関係者の名前でも口走るかとおもいましたが、それもありませんでした。
おそらくレバノン政府からヤメロとでも言われたのでしょう。

それにしてもたまらない気分にさせられるのは、日本の関係者です。
彼らは日本が何を発信しているのか、今進行しているのが情報戦だということに気がついていないのです。

会見前日になって、妻キャロルに逮捕状を出したり、おっとり刀で駐レバノン大使が大統領と面会している様など馬鹿もここまできたのかと思いました。
こんなことをすれば、いかにも日本政府が悪しき圧力をかけて、「正義」をねじ曲げようとしていると写ります。
いいですか、今ゴーンをめぐって展開しているのは何かを認識して下さい。
それは端的にいえば情報戦です。言い換えれば、パブリシティの主導権争いだと言ってもいいでしょう。

日本の検察は「無実」であることと、「無罪」であることをゴッチャにしています。
ゴーンが犯した国際経済犯罪は「無実」ではない、だから「無罪」にはしない、これが日本検察の発想です。
まことに日本というインナーサークルだけで生きてきた検察らしいかんがえ方です。

しかし世界はそう見ません。
極端に言えば、ゴーンが犯罪を犯していようと、どうしようと気にしていないと言うべきでしょう。
それは世界を代表するメディアじあるウォールストリートジャーナルが、ほぼゴーンの言い分のみを鵜呑みにして報じているのをみればわかります。

2_20200109040501

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54167560Y0A10...

今、ゴーンが仕掛けているのは、3段仕立てです。
第1に、ゴーンは「容疑には根拠がなくすべて検察のデッチだ」ということ。
第2に、脱走したのは、日本の司法制度が「人質司法」のように推定有罪という前近代的な考えに立っているから自由を求めたのだということ。
第3に、情にからめて「家族との愛を引き裂かれた」ということ。

実に達者なもんです。
ひとつめについてですが、ゴーンはマネーロンダリングやタックスヘイブンまで使って、日産のカネを私物化していたことなど、世界が関心を持っていないことを知り抜いています。
そんなことをいい始めたら、GAFAのボスたちはことごとく手が後ろに回るからです。
不愉快ですが、グローバル企業の経営者が眼の玉が飛び出るような高額報酬を得て、しかも租税回避地を使ってマネーロンダリングしているのがグローバルなスタンダードだからです。
私たちにとっては天文学的な高額報酬も、一緒に逮捕されたケリーが『月刊文春』で言っているように、有能な経営者の引き抜き防止のための知恵だというのも、一面の真実ではあるわけです。
確かに高いが、それ以上に株主に利益を出しているだろう、プラマイで考えなよ、ということです。
ですから、オリンパスのような粉飾決算を長期間に渡ってしていたような、株主報告に偽りを報告するような行為とは次元が違うと、欧米のメディアは見ます。

ここで私たち日本人は、国際社会での「真実」と「正義」が微妙にズレていることに気がつかねばなりません。
私たちの多くは検察が上げたゴーンの罪状に納得し、許しがたい罪だと思っています。
そして「真実」を法廷で語るべきだと思っているでしょう。
しかし残念ながら国際社会はそんなことには関心ないのです。

ゴーンが演出しているのは、「不正義からの脱出」であって、それは市民的自由を求めるための「正義」の行い、すなわち善です。
たとえばゴーンが会見でもっとも力説したのは「人質司法」でした。
これこそが、彼のもっとも国際社会にアピールしたいキモなのです。
なぜなら、それは指摘としては的を射ている部分があるからです。

たとえば今回の逃亡劇でなぜGPSをつけなかったのか、それをどうして裁判所は認めなかったのかということのみに焦点が当たっていますが、これは拘留期間の長さとワンセットで捉えるべきことです。
たとえば佐藤優氏の場合実に512日間もの拘留を受けていますし、ゴーンは108日間もの長きに渡りました。

有罪ならば刑期に繰り入れられますが、 では彼らが無罪だったらどうするつもりでしょうか。
この拘禁の日を、検察がすいませんでしたと返してくれるとでもいうのでしょうか。
このようにいったん検察がクロと断定すれば、一切の保釈を許さず「私がやりました」と自白するまで留め置くのですから、前近代的と批判を受けても致し方ありません。
こんなことをあたりまえにしているから、後に法廷で「あの自白は強要でした」と覆ることが何度あったことか。

これは検察が戦前から変わらぬ自白に頼った取り調べをしているからで、基本的な取り調べをした後には早期に下写真のようなGPSを装着させて保釈させればよいのです。
欧米ではそれが常識になっており、カナダで逮捕されたファーウェイ副会長の女性もアンクレット型GPSを足首につけていました。

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アンクレット型GPS

逃亡のおそれがあるという検察の理由づけは、もはやテクノロジーの進化で理由にはならなくなっています。
このような馬鹿な制度があるために、日本検察はゴーンの犯罪事実を主張する前に負けてしまっています。

ゴーンが日本の司法を「推定有罪」だという批判も当たっています。
日本検察はには有罪率9割とかいう馬鹿げた幻想があるようです。
有罪率うんぬんは盛った話だとしても、日本の検察は無罪となったら面目が失墜すると感じるようです。
いやー、無罪で自由になれてよかったね、ではなく、オレたちがクロと断定したんだから無罪になられては検察の信用に関わるという心理になるようです。
だから学歴エリートは嫌だ。
またメディアも、同じように有罪率9割の神話を信じていますから、無罪ともなれば検察を袋叩きにして快感を味わいます。
このような隠微な風土から生まれたのが、大阪地検特捜部の証拠改ざん事件や東京地検特捜部の虚偽捜査報告書事件といった検察不祥事です。
こんな不祥事が生まれると反省するどころか逆に発奮して、次こそ有罪にしてやろうとするからいっそうおかしくなります。

また検察は有罪率神話を維持するために、検察の作ったストーリーをのべつまくなしにリークします。
これは典型的な検察による情報操作です。
これが報道によく見られる「関係者の話によると」という情報ソースですが、「関係者」とは捕まっている被告人が言うはずがないので、検察官以外考えられません。
こんな検察の情報リークによる情報操作の協力者が取材能力のない日本メディアです。

また、弁護人ぬき取り調べや、録画なき取り調べにいたっては、いったいいつの時代の話かと思います。
ビデオなどテクノロジーの進化というのも恥ずかしいようなことで、さっさと可視化を進めるべきです。

このような脇の甘さが、ゴーンの主張の「正義」の楯を強化することになっていることに、いい加減日本の司法は気がつくべきなのです。
ここまで鈍いと、ゴーンのパブリシティ戦略にテもなく負けてしまって、欧米メディアの望みどおり「遅れた日本」を絵に描いたようになるでしょう。

最後に念のために書き添えますが、だからと言ってゴーンの逃亡が合理化出来るわけでもなんでもありません。
修正されるべき制度であろうとなかろうと、裁きの場から逃亡することは許せない犯罪です。
ゴーンの脱走を認めると、カネさえあれば裁判から逃れられるということになりかねません。
とんでもない前例を作ってしまったわけで、これを認めれば司法そのもののよって立つ根拠がなくなります。

日本政府はレバノンに対してゴーンの引き渡しを求めるべきです。
ただし、あくまでも狡猾に。
舞台が既に国内というインナーサークルから国際社会に移ってしまっていることをお忘れなく。

 

 

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コメント

もうメディアをどう巻き込むかの争いですね。

日本メディアで入れたのはずっと「金持ち批判」ばかりしてた朝日新聞とあとポストだけという皮肉。

新しい情報は全く無く、「オレ、あんな司法の酷い国から泣く泣く逃げざるを得なかったんだゼ!」と、20年前と変わらず雄弁に語ってました。
日本のお役所やメディアは何やってんだか。。

普通は1つの事件程度では深夜に会見なんかしない法務大臣の森さんが即応したのは評価できますね。

頭が悪いと思われるかも知れませんが、私は日本の司法制度がそれほど問題あるとは思っていません。
たしかに検察と裁判所の距離感が近い事は否めませんが、そうでなければ裁判所の負担が大きすぎる事になり、裁判所の肥大化は必須です。

自白するまで拘置され続ける、というような謂いも神話的で、自白するしないではなく、客観的な事実を認めるか否かであり、それさえなくてもゴーンのように保釈も可能です。
ゴーンが妻との接見を禁止されたのは、証拠隠滅の危険があるからで、今回の逃亡劇はまさにその措置が正しかった事を証明しています。
また、あのようなアンクレットを付けたところで、ゴーンなら切り取って犬にでも付けて散歩させたのではないでしょうか。

総論として日本の司法制度に幾分かの問題があるとしても、それを今回の事件の発生原因として正当化・回帰させるにはゴーンの主張は弱かったと思います。

いずれにしても、この問題がこれからは外交問題になります。
日本は今でもレバノンに多額のODA資金を供出しています。こういう無駄なものを見直す良い機会になればと思います。

もう、本日の記事には99%同意しますわ。残り1%は私がゴーン派
なもんで、日本国逃亡にせよ、「スゲー、普通逃亡なんてやるかー?
見つかったら即奈落の底へ直行なのに、そこまでリスクをとってまで
逃げるなんて、さすがリスクを取る敏腕経営者だなー」「そしてそれを
可能にする財力や世界的人脈を持っていたなんてトンデモナイ奴だ
わい」という、呆れ返るというか驚嘆した自分を認めざるを得ないから
です。

そうやってゴーンはスゴイ漢だ!と刷り込まれて、さらに日本のクソ
司法(戦前の旧内務省ゆずりの)を批判するとなれば、「うん、うん、
そうなんだよ、大勢の無実の人が自白強要で有罪にされているんだ
よ、人質司法とはうまく言ったもんだ」と、外圧でしか変われない日本
国のムラ社会を痛烈に批判するとは、これでもう100%ゴーン派です。

犯罪・逃亡と、司法制度はデカップリングだという意見も多いですが、
これはカップリングしかないでしょう。ガイジンの感覚からすれば、遅
れた司法なのは一目瞭然だからです。管理人さんのいうインナーサ
ークル(ムラ)内での司法では、もう世界が納得しませんわ。もはや、
可及的速やかに制度変革することになると思いますが、この外圧は
ゴーンさんからの賜物です。大昔から言われていた取り調べの完全
可視化なども取り入れられるのだろうと思います。めでたいです。
日本国に恥をかかせた東京地検特捜部には、猛省をお願いします。

ゴーンさんは性格が最悪だそうですが、これこそデカップリングです。
アップル:スティーブジョブズ、アマゾン:ジェフベゾス、テスラモーター
ズ:イーロンマスク、ユニクロ:柳井、ソフバン:孫、(敬称略)など、そう
そうたる経営者(オーナーでもありますが)なのですが、それぞれ性格
は最悪だとウワサされています。そりゃ、そうでもなければ会社トップ
なんて出来ないのですから。(私は全然お会いしたこともありません)

もう99%不同意ですね(笑) 

仰ることはわかります。同様の趣旨の我が国の司法制度の(西洋を基準とした)不備についての批判を数多のメット民の方々も主張されてますしね。

しかしですね。 ブログ主様の主張(発想)自体がすでに相手(ゴーン&西洋マスメディア)の人権優先という土俵に上がってしまっているのをご自覚されてるのだろうかと私は思うのですよ。

>脇が甘い それが何か。(それを何かよくないことのように思うのは)彼らにつけ入らせるような彼らの満足する司法制度を基準として、それに我が国司法が準拠していないから突っ込まれてしまうのだ=負けちゃうのだという論理展開には日本人としては違和感を感じますね。

残念ながらブログ主ご自身が無意識のうちに自虐発想に陥っていると感じます。彼らの人権優先主義に基ずく司法制度、保釈制度に引け目を覚えるからそう思うだけのことですよ。

日本には日本の考えがあり、日本の歴史や文化や慣習や国民感情等々…に合わせた司法制度があってしかるべきだし、それが他国や多民族の法思想と相いれないものであっても臆する必要は豪もないですよ。もし変えるとすればそれは彼らに合せるのではなく、自身の都合と必要からそうすべきでしょう。 

目には目をといったハムラビ法典を地で言っているような残虐な刑罰を今でも採用している国は世界にはゴロゴロありますし、そのような国では外国人旅行者であろうが国内法に抵触すれば平気で鞭打ち百回の罰を与えているのです。そしてそれで文句を言う外国マスメディアには「我が国の法だ」で平気の平左で鞭打ちを廃止などしてないです。
それでいいのです。

タイでは国王を貶すことが最大の悪行でSNSであっても国内で国王を貶せば外国人であっても最大15年の懲役を課されるといいます。 

「人権問題? そんなもの関係ない。フランスやレバノンの法ではなく日本の法を破って国外逃亡したのであり犯罪者にすぎない さっさと引き渡せ」このシンプルなスタンスで一貫して押すのが最も良いと思いますけどね。世界の人々もむしろこの法は法、悪いものは悪いというシンプルスタンスの方が理解され易いし、支持を受け易いと思います。

ゴーンの主張や彼を擁護する西洋マスコミの論法(土俵)にうっかり乗らないことが肝要です。

×メット民は〇ネット民

西洋マスゴミでも日本の司法批判してどうすんの?ゴーンおかしくね?という向きも出てきてるみたいですから、
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200109-00000003-courrier-int&p=1

日本の関係当局者も海外のマスゴミ批判にアタフタせず、しっかり対応してもらいたいですが…

森さんからして「法廷で無実を証明しろ」なんてオウンゴールやっちゃってますし…なんだかなぁ…(笑)

言葉足らずでしたかね。
「通りすがりの」さん。私は今、長期拘留制度を変えろなんて言っていません。
ですから、長期拘留について別の意見あってもかまわないのであって、むしろそういう議論は「ゴーン事件後」にあるべきです。

私のスタンスは、前にゴーン逃亡で一本アップしていますが、その時にも書きましたがあくまでも主権の問題で押し通せということです。
ただし、ゴーンは自分のパブリシティ戦略をこの論調で展開していて、それに国際世論も同調しかねないという現状認識がいるのです。

したがって「通りすがりの」さんがいうように、「もし変えるとすればそれは彼らに合せるのではなく、自身の都合と必要からそうすべき」なのは当然です。それも前回書いています。
今変えてどうするのです。恥の上塗りです。
変革するなら、あくまでもゴーン事件とは切り離して(教訓にするのはいいとして)それは日本国民がするべき議論です。

自虐ですか。珍しいこといわれたなぁ(苦笑)。
私、前から長期拘留反対論者でしたし、取り調べの可視化については沖縄の日米地位協定絡みでなにがネックなのか分かっていましたから、変える必要があると主張してきました。
こういうところに自分の国の「伝統」なんかを持ち出したらダメですよ。議論にならなくなります。
ただし今回のゴーンの違法行為によって、この議論すべき時が逆に遅れたのは残念です。

繰り返しますが、日本は逃げ得は許さない、犯人の引き渡しをレバノンに要求する一本で通すべきです。
国家主権問題の問題ですから。
ただゴーンが国際世論をどのように動かそうとしているのか、それを計ってからそうするていどに醒めていたほうが賢明だということです。


ありんくりんさんの言われるグローバルな視点での主張を支持します。「日本には日本の考えがある」と言った鎖国的な志向ではすまないのです。既に経済活動をグローバルにやっているからであり、グローバルに行動しないと日本がもたないからです。
グローバルな価値観とは西欧民主主義(人権第一主義)のことです。韓国のあんなデタラメな政治でも、慰安婦問題など視点が“人権”なので国際的な支持が集まるのです。事実より人権的主張が勝るのです。これが国際社会の現実であり、言った者勝ちなのです。韓国に学びましょう。

 金さえ儲かれば正義の新即物主義者ホリエモンは、日本の負けで「ゴーン氏の圧勝!」としています。アホですね。
また、プレジデント記事「これはゴーンと日本との戦争だ」との馬鹿げた題名の記事の中で、橋下徹氏は中国司法と日本の司法制度を同列に並べて論じています。これらは両方とも著しい誤りです。

私は、ゴーンが逃げた事で、むしろ日本の立場の正当性が裏付けられたと言える、と考えていて、各国の行政を預かる立場の人たちは我々の俗耳に入る報道や論説とは別の見解を持っていると思います。

たとえばブルームバーグ紙上においてフランスのバニエリュナシェ経・財副大臣は、「ゴーン被告は司法制度のしっかりした国の司法から逃げたのであって、予測不能の司法しかできない国において政治的信念により取り調べを受けていたわけではない」としています。

フランスだけでなく、中国であれロシアであれ、逃げたゴーンを正当とする見解を打ち出す事は不可能だし、匿ったレバノンは実に厄介な外交問題を抱えたのですね。

ですから、日本にとっては実質不利な状況を生み出したわけではなく、安倍首相が全面に出てとやかく言う話にすべきでもありません。仏はともかく、レバノンは引き渡しに応じる事はないでしょうが、両政府はゴーンに対して日本に代わって、それ相応の処置を取らざるを得ない難しい立場に追い込まれているのが現状でしょう。

山路さんのコメントが分かりやすいですね。記事をちゃんと読めばそうなります。

で、通りすがりのおっさんさん(いい加減ちゃんとしたHN付けてくれないかなあ)。
森法務大臣はあなたがコメント投稿する前にとっくに「訂正」してますよ!
んで、99%反対って、残りの1%はなんでしょう?

意見を述べるのは良いけれど、まともに議論ができなければ前回の中国の件みたいに「オレ様は長年ウォッチしてきたんだ、偉いだろ!?」と後出しするようなスタンスはどこでも嫌われますよ。なんかめんどくさい老害が必死でコメントしてる(笑)と。ただの笑い者ですね。この前と同じ人だよね!?それともただの荒らしかよ(笑)くらいにしか思われませんって!

ハムラビ法典は、「目をやられたなら、やり返すのも目だけにしておきなさい」という限定を言っているのであって、倍返しや、ましてや命まで取ったら報復合戦で双方滅びますよ、という教えですよ。
誤用にしてもひどいなあ。


とりあえず日産は、ゴーン来日以前に立ち戻って頂き、さっさと潰れればいいのに。。
「潰れればいい」じゃなくて、「潰さないといけない」レベルですから。

>ハムラビ法典は、「目をやられたなら、やり返すのも目だけにしておきなさい」という限定を言っているのであって

ウィキペディアですか? 鵜呑みにしてはいけませんね。

そんな解釈は近代法が確立した以降になされた新たな善意的解釈であり、実際に古代の法典下では被害者が受けた苦痛と同等の苦痛を加害者は身をもって受刑していたのです。 ですからキリストは憎しみを憎しみで返すな、愛でこそ返せと訓示を垂れたのです。-ということになってますけどね。w
 

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