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2020年1月11日 (土)

ソレイマニ殺害を国際法はどうみるか?

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ソレイマニ空爆事件を受けて、改めて「戦争」ができる基準は何か考えてみます。
静岡県立大学グローバル地域センター特任助教・西恭之氏は「ニュースを疑え」第828号(2020年1月9日号)はこれには二種類あって、一つは自衛権の発動と、もうひとつは戦時国際法における「正戦論」という倫理的基準があると指摘しています。

自衛権という範疇は米国民に被害が出た場合に発動されます。
今回これがなかったことで、武力反撃はせずという結果になりました。
もうひとつは戦時国際法の要件を満たすかです。
これが「正戦論」という考え方で、いまも国際社会のルールとして生きています。

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https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/58855

では発端となったソレイマニ司令官の殺害を振り返ってみます。
ソレイマニは一般的な軍人でもないし、ましてや政府要人一般でもありません。
彼が正規軍の司令官であり、よくメディアがいうように「イラン政権ナンバー2」というだけなら、これを殺害してしまっては国際法的に逆ねじをくらうでしょう。
朝日などは「清廉な部下思いの人」なんて人物評を報じていますが、そんなこととはどうでもいいことで、彼が革命防衛隊の国外介入特殊工作部隊であるコッズ部隊の最高指揮官であり、この部隊がイラクで何をしていたのか、シリアでどのような市民虐殺をくりかえしていたのかが問題なのです。

シリアでのアサド政権による市民虐殺を長年追及してきた黒井文太郎氏はソレイマニの所業についてこうツイートしています。
https://twitter.com/BUNKUROI

・ソレイマニのシリアでの手法 アサド兵士がデモ殺しに躊躇すると怒鳴りつけて発砲させる。
・アサド軍が弱い戦線にヒズボラやイラク民兵を配置し、住民ごと殺させる。
・ 反体制派が強い町を封鎖して餓死地獄にする。
・ 反体制派捕まえたら拷問。
・ ISはクルドに任せる。
・ アサドが負けそうになるとロシアを引き込む

黒井氏はソレイマニはテロリストとよぶより「虐殺者」とよぶべきだろうと述べています。

ちなにみ山本長官の暗殺を引き合いに出していた馬鹿な米国人もいたようですが、山本はテロリストではなく正当な戦争行為における指揮官にすぎませんでした。
真珠湾作戦のような先制攻撃は国際法上かならずしも違法とはいえません。(宣戦布告なき戦争を米国もしょっちゅうやっています)

では、これが戦時国際法ではどのように判断されるのでしょうか。

正戦論の倫理的基準は、戦ってもよい(始めてもよい)戦争の条件と、戦い方の条件に区別される。戦ってもよい戦争の条件は、次の5つがもっとも重視されている。
1)正当な目的があること。
2)紛争を平和的に解決する合理的な努力が尽くされ、戦争が最後の手段となったこと。
3)正当な権力が戦争を許可すること。
4)戦争の目的に比べて、戦争がもたらすと予測される損害が上回らないこと。
5)目的が達成可能であること
(西前掲)

次に「戦い方の条件」はこのようなものとして定義されています。

1)戦闘員と非戦闘員を区別し、非戦闘員は攻撃目標にしないこと。
2)攻撃目標の軍事的価値に比べて、巻き添えとなる非戦闘員と非軍事物の損害を、不釣り合いに大きくしないこと」
(西前掲)

ソレイマニ空爆事件に当てはめてみます。
ソレイマニは革命防衛隊の海外テロ作戦専門部隊の最高司令官であり、革命防衛隊司令官としては国内で血なまぐさい国民虐殺をくりかえしてきた人物でした。これは別々な事象ではなく、一体の流れでみねばなりません。

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https://the-liberty.com/article.php?item_id=16481

昨年10月、バグダッドの反政府デモは全国的な反イラン・デモに拡大しました。
これはイラン国内の反政府デモに呼応するように起きたものでしたが、日本では桜騒動に浮かれて、どういうわけかまったくといっていいほどしか報じられていませんでした。
イラン国内だけで、革命防衛隊の弾圧によって1000人以上の死亡者を出しています。

「米国務省のブライアン・フックイラン担当特別代表は記者団に対し、「イラン政権は反政府デモの開始以降、市民1000人超を殺害した可能性がある」と述べ、マイク・ポンペオ米国務長官の呼び掛けに応じてイラン人3万2000人から送られてきた写真や動画などに基づく数字だと説明した。
 この数字は、情報の裏をとるのが困難なために慎重になっているという国際人権団体アムネスティ・インターナショナル発表の208人を大幅に上回る一方、米政権と親密な関係を築き上げてきたイラン反体制派組織「ムジャヒディン・ハルク(イスラム人民戦士機構が4日に発表した1029人とはほぼ一致している。
 アラブ系少数民族が多く暮らすイラン南西部マフシャフルから送られてきた映像には、機関銃を据え付けたトラックに乗った精鋭部隊である革命防衛隊が、デモ隊を湿地帯に追い詰める場面が映っていた。この弾圧だけで100人もの人々が殺害されたという」(AFP19年12月6日)
https://www.afpbb.com/articles/-/3258307

またソレイマニはイラクの反政府デモに対しても、親イラン民兵を使って武力鎮圧させました。

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産経

「イラク国内で拡大している反政府デモで、ロイター通信は4日、全土で計44人が死亡、数百人が負傷したと伝えた。デモは昨年10月に政権が発足して以来、最大規模となっている。 イラクでは2年前、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)に対する「勝利宣言」が出され、国家再生に期待が集まったが、汚職や経済低迷が改善されない現状に民衆が怒りをぶちまけた形だ」(産経2019年10月4日)

そしてそのイラン・イラク両国民の革命防衛隊への反感を米国へそらすため、カタイブ・ヒズボラなどのテロリスト組織は、12月31日には米国大使館の占拠を試みました。乱入した後の大使館にはソレイマニの名がそこら中に落書きされていたそうです。

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https://www.fnn.jp/posts/00049648HDK/202001061730

その前日の12月27日には、イラク北部のK-1空軍基地がロケット弾で攻撃され、米民間人(通訳)1人が死亡しました。米軍はこの時カタイブ・ヒズボラ施設を空爆して報復しています。
これを受けて、トランプは元日に、ポンペオ国務長官の持論だったソレイマニ司令官殺害を決断し、空爆作戦が1月3日に実施されました。
つまり米国はピンポイントでテロリストを狙ったわけです。
なお一部でポンペオが反対していたかのような報じ方をされていましたが、むしろこのソレイマニ空爆をかんがえたのは彼です。

ソニイマニは殺害された時も、イラクで大規模なテロを準備して、最新兵器をイラクに移送する準備をしていたと伝えられます。
したがって西氏はこう結論づけています。

「端的にいえば、ソレイマニ司令官はイラクで米軍や米関連施設への攻撃を指揮していた戦闘員なので、米軍の待ち伏せ攻撃は暗殺ではない」(西前掲)

このように戦時国際法の要件である自衛権の行使であり、かつ「正当な目的」があったと判断されたために、米国と一定の距離を持っているヨーロッパ諸国も即座に支持を表明したのです。

ただし問題はこの後だと西氏は問いかけます。
つまり米国が「自衛以外なにかしたのか」という大きな平和戦略のアフターフォローです。

「米国はそのような目的を示していない。正戦論は、報復の応酬ではなく、平和の回復を目的とする戦争しか正当化しない。しかし、2010年代のイラクやシリアにおける米国の戦略は、モグラ叩きのようにテロ組織を叩く一方で、テロ組織を生んだ状況は放置していた。
トランプ氏が批判する「終わりなき戦争」を米国が続けてきたのは、米国にもイランなど近隣諸国にも受け入れ可能な条件で平和を回復するための、外交交渉や復興支援が面倒だからである」(西前掲)

いままで米国が中東のみならず、世界各地で米国のテロが起きるたびに自衛戦闘を行い、そしてそれが報復の連鎖を呼んできたという批判は一面の真実なのです。
それは米国の自衛戦闘が、「全体として平和を実現する戦略」(西)に組み込まれていないという根本的欠陥あるからではないでしょうか。
トランプがあえてソレイマニ殺害という火中の栗を拾ったなら、その後にどうやって中東に平和を確立するのか示さねばなりません。
それが真にトランプが言う「中東火薬庫からの足抜き」なのです。

 

 

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コメント

唐突に記事とは関係のないコメントで失礼しますが、リニア新幹線の建設工事をめぐって、静岡県とJR東海の対立が深まっています。

静岡県はトンネル工事で大井川の水資源が失われ、利水者の理解が得られないと待ったをかけ、JR東海は工事で発生する湧き水は大井川に戻すと言っているのですが、知事は環境影響の懸念が払拭されていないと工事着工に合意をしていないものです。

個人的には国策でもあり、早期に着工すべきと考えるのですが、新聞等では掘り下げた議論も無く、工事に反対する声ばかり聞こえてきます。

管理人様ならば、この問題をどのように捉えるのか、お時間がある時にでも探求して頂けると幸いです。

 枝野さんは、「(ソレイマニ殺害は)国際法上正当化できるのかどうか疑問がある」と言う程度でしたが、社民党は「「予防的な自衛権の行使は違法」とトランプの行動を非難してます。

しかし、予防的自衛権の行使が違法なのは、未熟な日本国憲法内だけの限定的思考方式にすぎません。
むしろ国際法は逆であり、「明白な脅威が存在する場合に、その脅威を予防的に自衛権行使で除去することは必ずしも違法ではない。」としていて、「テロとの戦い」以降、その「明白な脅威」の認定幅を広く解釈する傾向にあります。

そこで、ソレイマニという人物やその周辺が行って来た一連の事態や真実と、その行動の流れを把握する事が重要になります。
それがブログ主様が上掲記事で縷々説明している部分となりますね。

なお、「急迫不正の侵害ではない」という自衛権否定の観点から、ブッシュJR時代からクリントン、オバマ政権までがソレイマニ殺害計画を持っていたという記事が米紙にありましたが、そのような計画を常に多数所持するのは軍事の基本なので問題にはなりません。

また、国際社会では英首相を皮切りにして、欧州はトランプの行動に理解を示す傾向にあるようです。日本はイランとの友誼上も明確にはしませんが、米軍の行動を「違法」とするはずがありません。

このような事を、昨日の通りすがりのおっさんさんが正しく理解されるとはとても思えませんし、今日の記事がどのように昨日の回答になるか、それすら見当が付かないのではないでしょうか。

私などは、トランプ大統領をヤクザになおざえるバカっぽさに言葉もありませんが、いつものように懇切丁寧に説明しようとするブログ主様の努力には頭が下がります。


揚げ足とりをして当初から私にガタガタ言ってきてるのはガタ…いやヤマガタさんの方なんですがね。

それにトランプをヤクザに見立てたことをお気に召されぬ向きが結構おありのようで…(笑) そういう方はこの人類社会自体がヤクザ社会そのものだとおわかりでないようで。

[金と武力]がすべてなのはヤクザの世界も国際社会もオ・ナ・ジ。 建設的議論をと言われますが、そもそもここを肝に銘じて押さえておられぬ方とは議論に何もなりませんて。

さて、>今回のイラン情勢でどう発揮されて、今後どうなると予測されるのでしょうか。そこが重要なんですが。
との管理人様直々の小生へのお尋ねに加え、常連さんと思しき宜野湾よりさんからも>通りすがりさんは事態をこう見立てる、こう予測する、こうあるべき…などなど、何かしらの結論をお持ちなのだと思うのですが。

との疑義をお寄せ頂いたのでザクっとしたもの(箇条書きで)お答えします。
小生のHNを見ただけでアレルギー症状が出る方はどうぞスルーを。

<通りすがりのおっさんの考えるこれからの世界>

1、米国は不足していた世界支配の道具のワンピースをついに手に入れた。
2、その結果、米国には恐れる国も恐れる者もいなくなった。
3、それゆえ、これから米国は自分に敵対するものをますます容赦しなくなる。
4、世界の地域大国、反米国家はすべて米国によってなぎ倒される運命にある。
5、世界は米国にひれ伏すようになる。敵対する国は地球では存在できなくなる。
6、アクシデントが起こらなければ世界は米国の下でついに世界平和を達成する。

以上です。

詳しく書きません。どうせ理解できる人はあまりいませんし。
欠けていたワンピースとはすでにお分かりのようにエネルギーのこと、具体的にはシェールガスのことです。

これによって米国は中東だけであなく世界のエネルギー地域・供給国からフリーになりました。
まさにこれこそが今後の世界における米国の動きと世界の動乱の行く末を感がるときの肝中の肝なのです。

もはや米国は他国を守る必要も義務もなくなっただけでなく、金のかかる国を我慢して自陣に留めてめておく強い動機もなくなりました。
これこそがまさにトランプ前とトランプ後との米国の決定的な違いです。

変化の例として直近の一つの大事件の例をあげましょう。ソレイマーニー司令官の軍事攻撃による殺戮排除です。
イラン革命防衛隊のソレイマーニー司令官の謀殺計画は昔からありました。
中東の反米軍事テロの中心人物として米国にとっては長年悩みの種の人物だったからです。
なのになぜやらなかったのか。できなかったからです。
中東の原油価格が高騰して米国経済にマイナスの大影響を及ぼすことを恐れ(次期大統領選挙に負ける)たからです。

中東の石油に依存しなくてよい今になって、そしてイランが反撃などとうていできそうもないほどイラン国内の経済が破綻状態なのを確認して
トランプ政権は虐殺にゴーサインを出したのです。 そして当たりでした。イランは反撃などできませんでした。
そんな力は今のイランには残っていないからです。

米国がイランとの核合意を破棄したのも中東の石油から、ひいては中東が大混乱になってももう米国は大丈夫と踏んだからです。
中東の混乱、石油価格がどうなろうが米国は恐れず中東の反米国家を潰す方針に踏み切った、これが一連の流れの根っ子です。

世界中の心配と怒りをよそにエルサレムをイスラエルの首都と定めたのも「混乱上等」との米国のスタンス大転換の表れの流れで読めば理解できます。
小生はエルサレムの一件を確認して米国は中東から手を引くことを確信しました。

ですので、本日の管理人さんの>トランプがあえてソレイマニ殺害という火中の栗を拾ったなら、その後にどうやって中東に平和を確立するのか示さねばなりません。

に対しては、小生としては<おそらくトランプは中東の平和を確立する責任など感じていないし、考えてもいない。足抜けできたらそれでいい。後は知らね>ー彼が本音だと思っていますし、おそらくその線で米国は動くでしょう。

余計ですが、昨日の記事内容を読んで小生が感じたことは…

>彼にとって中東が米国にとって重要な意味を持ったのは過去のこと。
中東のみが安価で品質のいい石油を産出したからにすぎず、シェールガスが国内生産で安定して産出されるようになった今、こんな火薬庫みたいな地域からは早く足抜けしたいと考えています。

この件(くだり)こそがまさに肝中の肝なのですが、書かれている管理人さんご自身がその重要性に十分気が付いておられないように思えます。

そのことは引き続き>彼が軍事的手段にとらわれず、経済をも武器にできるという点です。
と書かれていることからもわかりますし、

更には>このようにその時々で見せる側面で、評価かもまた変化せざるをえないのです。と述べられていることからも管理人さんが世界の動向を見通す固定軸がしっかりされてないーそう感じます。

他のコメンター様のお考えは存じませんし、小生が評価するのも失礼でしょう。 ついでに申せば、管理人様の過去ブログはほとんどというかまったく読んでいません。 そんな暇もありません。 ですから通りすがりなのです。 今日の記事だけの感想です。

> いままで米国が中東のみならず、世界各地で米国のテロが起きるたびに自衛戦闘を行い、そしてそれが報復の連鎖を呼んできたという批判は一面の真実
確かに真実の一面です。
とはいえ、イスラエル以外の中東諸国が米国主導で再構築される平和状態を望んでいるとは私は思えません。望まない正義を押し付けるのがUSAの真骨頂なんですけど、当分トランプはそれはやらない。私はそれが妥当な策と理解しています。
イスラム原理主義による戦いがそもそも正戦論的な解決策を否定しているのですから。
そして、米国は互いをテロ扱いして牽制しながら時には空爆、時にはピンポイントで要人を殺し合い、経済制裁する方が、記事にある所謂戦争の枠に縛られずに済みます。

米国の内情はコメント欄にある程バラ色で力強いものではないと考えます。
米国人口は増加していますが200年来のローカル層の割合は下がる一方。
米中対立路線の中で、あそこまで増えてしまっている中華系国民との兼ね合いは、家にマシンガンをため込む中東由来の移民よりずっと難しいはずです。

書いていて陰鬱になるような国際情勢ですが、日本のメディアやツイッターを賑わしている「戦争」像の古さ偏狭さを、ふわっと放置している政府には不満が募ります。

名前入力し忘れすみません。先程のコメントはふゆみです。

イランがウクライナ機の撃墜を公式に認めました。
時日を経ないで潔く認めた点は好感さえしましたが、「米国の冒険主義によって生じた危機の中での過ち」とか言って、無関係の犠牲者を多数出してしまった悔いは二の次で、どっちにしる国際世論の離反を招く事でしょう。

同時に、なぜ上空を飛行禁止区域に指定しなかったのか? ですが、米軍との本格的な戦線の拡大を企図していると捉えられたくなかったゆえかもしれず、ある意味で悲劇的です。
レーダーなど、かねて言われていた軍事情報機器類の古さという欠点も露呈しています。

WPによれば、イエメンで別の司令官を同時に殺害する予定だったのが、そちらは失敗したとか。
失敗してどうなったのか後追いがないので事実不明ですが、これでトランプとしては強力な経済制裁に踏み切れるので、ほぼ望み通りなのではないでしょうか。

どんなにイランが日本の友好国であっても、核を所持しようとする以上、日本は米国の側に立たなければなりませんし、同時に石油も安定的に確保しなければならないです。

昨日のコメントでなまらさんが、「中東に大部分依存しているエネルギーをアメリカにシフトすることはできないのでしょうか?」としていますが、米国依存が高すぎる状態も好ましくないと考えます。

実際のところ、イスラエルが中東に存在する以上、中東に平和を
確立したり、中東の火薬庫から米国が足を抜くなどは無理筋だと
思います。日本と朝鮮が真に友好を結ぶよりも、1000倍ほど難し
いですわ。イスラエルの建国自体が、アラブ諸国から見たら侵略
そのものだし、米国には経済的社会的に実力あるユダヤ人が多
くいて政治力を持っていますから、ヤーヴェから与えられたエデン
の東のイスラエルが兄弟宗教とはいえイスラムの諸国に攻撃され
そうになれば、米国が飛んで行かないハズはありません。

ここいらは、「アラビアのロレンス」にあるように、第一次世界大戦
当時の英仏の二枚舌が第一原因なのですが、もう今さらそれを言
ったところで詮無いことです。

長い目で見て、中東に平和が訪れるのは1万年後だわと腹をくくっ
て、これから1万年間は多少のドンパチは避けられないので、いか
に破滅的大戦争になってしまうのを防ぐか?という事だと思います。
今回、双方が剣を一旦上げたもののサヤに又納めたのは、当事者
同士よく解っている、特に指導者層は。アタマの悪い過激派の鉄砲
玉みたいなのが暴走すると、ギャングの抗争そのもののようになる
ので、それだけは避けたい。今回のソレイマニ死亡は、双方が望ん
でいたことかも知れませんわ。バカは核兵器よりコワイですから。

ウクライナ飛行機の撃墜については、何かハッカーの暗躍などウラ
があるのか?ただのおバカの仕業なのか? やっぱ紛争地域には、
出来るだけ近寄らないようにするしか自衛手段は無いですねぇ。

「通りすがりの」さん。自分がそうとうに浮き上がった存在だと自覚されていますね。
私はあなたの言っている内容以前に議論の仕方自体がたいへんに不愉快です。
私はヤクザとかビジネスマンだとかいう言い方にとらわれずに、多面的に観察しないとトランプは分からない、と書いているだけですが、素通りして延々と自説の講釈を垂れたいようです。
一方的にご高説を垂れるだけですから、相手と接点をもった議論をする気などなく、他者とのささいな差異をことさら取り上げて悦にいる、それがあなたの論法です。

あげくは、「ほとんどというかまったく読んでいません。 そんな暇もありません。ですから通りすがりなのです」とまで書いています。
ふざけきった言い方です。書き方からはご年配にみえますが、恥ずかしくないですか、こういう子供みたいな節操のない書き方。
言うに事欠いて「暇がない」ですか・・・。

ここに来る常連さんは皆異なった意見を持っています。
私と山路さんは違うし、ふゆみさん、くれない丸さんとも、宜野湾さんとも違う。
違うからいいのです。だから価値があります。
私は常々山路さんの精緻な論理構成を尊敬しているし、アホンダラさんのエスプリにはかなわないと思っています。(名前を上げなかった方、ごめんなさい)
このような人たちが、このブログの第2紙面とでもいうべきコメント欄を豊かにしているのです。
ところがあなたときたら、そんな礼節さのかけらもない。言葉だけは丁寧にしているのがかえって厭味で、態度は傲岸そのもので他者を見下しています。

「暇じゃない」とまで書かれたら、議論に参加してくださった皆さんはただの「暇人」ということになります。
さぞかしご多忙のこととお見受けしますから、こんな暇人の所になんぞ来ずに、ご自分でブログを作って思うぞんぶんご高説を垂れ流してください。

あなたたのそういう他者をなめきった態度が、私にはすこぶる迷惑です。
私はそうとうに辛抱強くあなたにつきあったつもりですが、限界です。
もうここに来ないで下さい。私もあなたのダラダラしたコメントにつきあうほど暇ではないので。


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