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2020年2月12日 (水)

ダイヤモンドプリンセスは日本船ではない


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メディアはいつまでダイヤモンドプリンセスにへばりついているのでしょうか。
連日よく飽きもせずにダラダラと実況中継しているのですから、バカじゃないか。

なぜメディアがハッキリ報道しないのか理解に苦しみますが、この船は日本船でもなんでもありません。レッキとした英国船です。
この船を作ったのが三菱重工だということだけのことで、現在同船を保有・運営しているのは、P&Oというイギリスの船舶会社です。
2000年にP&Oがリストラを実施した際に、クルーズ部門を買い取ったのが、船名もここから来ていることからわかるように、 米国籍の世界最大のクルーズ客船の運航会社である、プリンセス・クルーズ社です。
今回の事態についての主権は英国であり、乗客・乗員に対する事業者としての企業責任は米国クルーズ会社であるという二元責任関係にあります。
国際法上、船舶は船籍がある国の国旗を掲げていることからもわかるように、主権はその船籍国にあり領土と見なされています。
ですから、ダイヤモンドプリンセスの法的責任は英国政府、ないしは英国船会社にあり、船の安全・保安・衛生に対する義務を米国クルーズ会社が負います。

また乗客の国籍別構成はこのようになっています。

「船には日本や香港、台湾を含む56の国と地域の人が乗船しており、乗客2666人のうち日本人は1281人だった」(福井新聞2月12日)
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1024134

では日本はどこに位置づけられるのかといえば、次の寄港地が日本であって、たまたま横浜港付近を航行していたために、いったん横浜港に寄港することを認めて、医療スタッフ、医薬品、必需品を供給したりする人道上の支援をしているだけの善意の第三者でしかありません。
日本政府はこの「寄港させて、人道支援をしてあげているだけ」という事実を、きちんと国際社会に説明しないからおかしくなります。

あえて「あげている」と書きましたが、寄港を拒否する権限は当該国の主権の及ぶところですから、かなりの国は寄港すら認めなかったと思われます。
米国やロシアなら確実にそうするはずで、領海内にも入れないかもしれません。
医療品支援を要請された場合にはヘリで投下したことでしょう。
中国との国境を完全閉鎖したロシア、一切の中国からの入国を禁止しただけではなく、すべての在中米国人に退去を勧告した米国ならそのていどはやります。

しかしこれを冷酷と非難できません。主権国家は自国民の安全を守るのが至上命題で、余力があれば外国船も助けてやるていどにすぎないからです。
このほうが国際標準で、寄港と医療支援を認めた日本が例外的存在であって、それが故に「日本で感染爆発」のような扱いを受ける筋合いはありません。

日本が寄港を許したのは、善意を盲信するお国柄もありますが、新型肺炎の挙動がわからないこともあります。
無検査で下船させてしまった場合、症状がでないままに無自覚にウイルスを散布してしまうことがあります。
見た目で回復したようでも、実はウイルスが体内に潜伏することも考えられます。
昨日は武漢からチャーター機で帰ってウィルス検査を受けて陰性だった2名が、再検査で陽性に逆転した例もあることがわかりました。
だから船内でウィルス検査をして、一定期間隔離して中長期的な影響を観察する必要があります。
このような危うい密閉環境に長期間3000人もの乗員乗客を置くことはできない、支援せねばならないという政府のいわば男気でした。

またテレビなどでしたり顔して、「どうしてこんなに検査が遅れているのか、人権蹂躙だ」といったようなことを言っている者がいましたが、ナニ言ってんだか。
これだけ検査が長引いていたのは、簡易検査キットが出来ていないからにすぎません。
発熱や喉の痛みていどの外見上の所見ではウィルスキャリヤーかどうか判別できないので、たぶんひとりひとりウィルス同定できるかどうか検査しているのではないかと思います。

Feature01

感染症検査の特徴/感染症NAVI - SRL.INFO
https://www.srl.info/srlinfo/infection/feature/feature.html

この責任の所在を曖昧にして、まるで「日本でコロナウィルス大発生」といわんばかりの報道をしているのですから、まったくもう。


Lif2002060010p1
https://www.sankei.com/life/news/200206/lif2002060...

毎日新聞は妙に嬉しそうにこんな記事を載せています。

「横浜港に停泊中のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で新型コロナウイルスの感染者が急増する中、政府がクルーズ船の感染者を「日本上陸前だ」として日本の感染者数に含めないよう報道機関への周知に躍起となっている。クルーズ船分と国内分の合計は約160人で、中国以外では突出して多い。世界で日本での感染拡大のイメージが広まり、観光や経済に打撃が出かねないと警戒している」(毎日2月7日)
https://mainichi.jp/articles/20200207/k00/00m/040/370000c

こんな書き方だと、まるで日本政府がWHOに圧力かけて「日本ハズシ」をさせているように読めます。

韓国中央日報に至っては、大はしゃぎしてこんなことを書き散らしています。

「日本、クルーズでまた10人感染…安易な対処で「感染病後進国」恥さらし
日本政府の新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)への対処が各方面で粗末な実状を露呈させている。3711人が乗船した日本の大型クルーズ船はウイルス拡散の「温床」になって連日多数の感染者を出している。このため日本は感染病の発病地である中国に続いて感染者数世界2位国になった」

なにが「恥さらし」ですか。恥さらしは、日本の善意を悪意に取るしかできないようなあんたらの感性のほうでしょう。

ダイヤモンドプリンセスで発生した感染者を日本発生でカウントすることがおかしいのは、その船籍、運営会社の所在を分かっていれば子供でも分かるはずです。
「横浜港上陸前」という言い方を政府がしていますがまったく当然で、だから寄港は認めても人道支援をしても上陸は認めていないのです。

では誰が責任をもって対応すべきだったのでしょうか。
もちろん英国船籍の船内で発生した以上、船の主権国の英国以外ありえません。
したがって船内で発生した感染者もまた英国発生でカウントすべきなのは当然です。
いずれにしても、船という特殊な状況を無視して「発生国」という括りをすること自体がおかしいのです。

今後ですが、このまま帰宅させるわけにはいかないと思います。
日本国籍で高齢者や持病をもった人でたちはととりあえず帰宅させるしかないと思いますが、医療機関の追跡監視下に置かねばなりません。
感染者についても日本の隔離病棟には限りがあるのですから、一定限度までで締め切って、重症者以外は主権国の英国との相談とすべきです。

それ以外の乗客の処遇については、日本政府が関与する案件ではありません。
日本はあくまでも緊急時における人道支援したにすぎないのであって、ダイヤモンドプリンセスの主権を持つ英国に判断を委ねるべきです。
おそらく英連邦の一員である豪州の島に隔離するし、一定期間の観察の後にそれぞれの国に引き取ってもらうしかないでしょう。

国際社会では、善意はかならずしもストレートに受け入れられるものではない、といういい教訓となりました。

 

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コメント

胡散臭い報道と、ディスカウントさせたい国が騒いでいるとしか
私は見ておりません。
(この手の船舶は、動く外国と言っても良いので)

対処に掛かった費用は、所有会社と運営会社(場合によっては
会社の所属する国)へしっかり請求して欲しい。

このような事態が発生したので、国際クルーズは一気に下火に
なりかねないのではないかと。

たしかに日本政府は事ある毎にアナウンスが下手で、説明も不十分。ですけど、ダイアモンドプリンセスでの対応は人道的にも危機管理的にも十分に合格点でしょう。

船内では船籍の関係から、一般的に英国法が適用されます。
ただ、停泊中の場合は無害通航権は関係ないので、日本法が適用されている事も考えられます。
そうなら行政権もそうかと思うのですが、実際には日英両国の共通了解が必要です。その点、今回のケースはいわば共同方針として上手く作用している例と考えられます。

移動の制限をもって人権問題にしたいような火付け屋さんがテレビでも見られますが、法的根拠のある措置です。
韓国のメディア屋的な批判もいつものように、問題の本質を欠いた笑うべき記事にすぎません。

船籍は英国ながらクルーズ会社はアメリカですから、アラスカにでも行ってもらうしか・・・。たぶんこの件では英国は何も出来ないでしょう。
ダイヤモンド・クルーズ社も料金払い戻しやクーポン発給に早く動いていい顔だけ見せて巧みに「損切り」しただけで、実は日本に丸投げ。

乗客はもちろん御愁傷様です!
巨大な「閉鎖環境モルモット」になってしまった現状には不満で相当なストレスがあるでしょう。が、シーツにペイントして舷側に掲げるお客様。こういう時に目立ってシンプルで書きやすい「日の丸」書いて、助けて~なメッセージを出さないで下さい。
そして、そんなことをカメラ並べてセンセーショナルに報じるマスコミの方々。慌てるなやドウドウ!いかにも日本政府の過失かのように煽ってるのは日本のマスコミですね。
一方で「全員検査を!」って、相反すること言ってるし。
今回はフジが酷いなあ。まああそこはなんでも煽っていくのがスタイルですけと。。

アナウンスしてるがメディアが流さない。メディアが反日と庶民が気ずいても、正そうにも正せなかったつけが襲っている

極左が乗ってます。名前もあがってます。生コン。
検査の方も感染は、目からでしょうか。

先週だったか、ダイヤモンドプリンセス号の日本人乗客の方のおひとりが、電話インタビューで、「持病の薬が残り少ないのは困っていますが、それ以外は、こんな時ですから何の不満もありません」と仰られていて、ご立派だと思いました。
昨日の「ミヤネ屋」では、インタビューに答えるご高齢の乗客の方が、スタジオの政府批判誘導などお構いなしに、「みんなスマホがあるから情報大丈夫、薬が届いた、食事は量も多くて美味しい、大変だけど迷惑かけたくないから仕方ない みんながよくやってくださってる」と率直なお答えで、また素直にご立派だと。
ヤクルトや崎陽軒や日清が飲食物を無償提供していることも、乗客の方々の発信で知りました。

一方、地上波テレビや新聞は、船籍の知識は持ち合わせていないか、番組や新聞を観る人はどうせそんなこと知らないし分りもしないと思っているかのどちらかで、無症状者の帰宅に批判がましかったのと、無症状でも帰れないクルーズ船隔離生活の「惨状」を同じ口で言うバカでも平気なご様子。
ミヤネたんや玉川たんや青木理たんの惨状も、クルーズ船の日本人はスマホで見てるかもね〜
加えて、聯合ニュースによれば、ダイヤモンドプリンセス号にいる韓国人乗客乗員計14名について韓国政府は、「クルーズ船の問題は日本内で発生している事案であり、原則的に日本当局が治療などの措置をとるべき」で、自国民を移送する計画はないと明言しちゃったのですね。
ま、ダメな人たちのことは放っておいて。
乗客乗員の医療支援と生活支援に入っている自衛隊の皆さんや搬送先で治療にあたる医療従事者の皆さんなどにより、粛々とデータが蓄積されていくことでしょう。

下手な義侠心を起こして寄港を許した日本政府の落ち度だと思います。
捨て犬や捨て猫を拾ってきて扱い兼ねている状況に似ています。
扱い兼ねるのなら初めから寄港を許すべきではなかった。
良くも悪くも日本人はお人よし。

以上の議論で抜けているのは、
船は英国籍だから英国が対応すべきである、
というのはそのとおりですが、

乗客乗員数のうち1/3くらい乗っている日本人、
つまり英国領土にいる日本人の
財産生命を守る義務が
日本政府にある、ということです。

武漢に例えるなら
「客船にチャーター機を飛ばして(例えですが)日本人を引き取る措置」
があっても良かったと思います。

そうなのか… ここのURL教えてもらって勉強になりました。信長、秀吉、龍馬、ナポレオン、ビスマルク級の人材が1000人くらい必要だ。だが、この国の頑迷さを思うと、1万人以上要るな。
いろいろ面白そうな記事を書いておられるみたいですので、これから読ませていただきます。

ダイヤモンドプリンセスの患者に日本がどの程度責任があるのか、今している日本の対応はまさに善意の行為であることを世界に知らしめなければならないでしょう。船の所有会社は早々に費用の返還を打ち出し、乗客からの不満の矛先をそらした感があります。今、日本は他国で罹患の可能性のある
日本人を引き取る行為をしています。日本の対応に第三者的に批判的な国も、船の自国民を早く引き取りに来なかったことの責任を省みて、日本の対応に感謝を表明するべきです。19日以降には陰性の人は船外に出られるようですが、日本人以外は自国に即刻帰っていただきましょう。

全くの同感です!
世界中が、日本のマスコミが日本を批判するのをずっと不思議に思っていました。日本がリスクを冒してダイヤモンドプリンセス号を助けているのに、運営会社は代金を客に返金するだけ?検査から搬送、かかった費用を全て運営会社に請求すべきです!なぜマスコミがこの事に触れないのか?バカなのか?
日本は馬鹿正直すぎるのか?主張が下手でいつも損をしてますよね!

また船内の対応のまずさは運営会社にあるのでは?
船内は日本ではなく、全て船長の指示に従うと言います。
香港での感染者が見つかった時、船内ではダンスパーティーやバイキング料理が振舞われていました。
感染が広がったのは主にこの時ではないでしょうか?
日本政府の意向なら、ホテル三日月のように食事の提供はドアの外
に置きますし、薬の提供も迅速にできたはずです。
どころが船内は運営会社?(船の持ち主?)のルールで動いているので、先日船を調査した専門家によりますと、乗務員は手を水で洗った後アルコール消毒していたとの事で、これがまずかったようです。
悪いのは日本政府ではありません。

更に心配していたのは、クルーズ船の患者が日本の病院を占領してしまっているので、市中感染の日本人のベッドが足りなくなってしまうのでは?でしたが、やはり重症者しか検査をしてもらえないありさまです。

世界中からチャーター機が来るのも遅いです!日本の医療を助けるためとしながら、陽性の患者を日本に任せているのです。
アメリカは、14日間の隔離が終わるころにやってきて、更にアメリカ入国前に隔離すると言っています。この現状を見もしないで決断したアメリカに対して怒って船内に残るアメリカ人もいました。

アメリカもイギリスもずるい!
ただ、ただ、そう思います。

同じ意見の方々がいて嬉しいです。

単純に気になりますが、日本政府は"プリンセス号はイギリスの領土に該当するから、お前らがやれ"と依頼をかけたのかな。

他人の助けや協力が必要だったら、素直にはっきりと強気でお願いすればいいのになと考えたけどね。。

もちろん、イギリスが先行して責任を取らないのは悪いけど、対応要求をはっきりと発信しない点について日本政府が良くないと思うけどね。。。
それに、日本政府は船上の何百人の日本人の為やると決めた以上、中途半端な対応だと不信感は真似かねないと思うよ。

対応できる手は色々あるはずだったけど、専門家とともに、プライドとかのつまらない感情に左右されずにロジカルに策を練っないと、色々問題起こりかねないと思うけどね。。

かめ様

アメリカやヨーロッパでも感染者が出始めていますね。
トランプ大統領がチャーター機で帰国した人に感染者がいることに激怒している。
初めての経験だし、結果論で物を言っても仕方ないでしょう。
日本の取った行動が、良かったのか悪かったのか。
その評価は、時期早々だと思いますよ。
ただ、今回のことは教訓にすべきですけどね。

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