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2020年2月 3日 (月)

新型肺炎、SARSを超える速度で拡散

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新型肺炎の患者数が急激に増加し、1万人の大台に乗りました。死亡者は300人を超えました。

「中国の保健当局、国家衛生健康委員会は2日、新型のコロナウイルスに感染して死亡した人の数が、1日の発表から新たに湖北省で45人増えて、304人になったと発表しました。
また、患者の数は、2590人増えて1万4380人となり、中国だけで1万4000人を超えました。
このうち症状の重い人は2110人に上っています。
このほか、中国以外では、これまでに26の国と地域で170人の感染者が確認されています」(NHK2月2日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200202/k10012269291000.html

■患者数1月20日から2月1日現在までの推移 
1月20日 278
1月21日 326
1月22日 547
1月23日 639
1月24日 916
1月25日 2000
1月26日 2700
1月27日 4400
1月28日 6000
1月29日 7700
1月30日 9700
2月1日  1万4380

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■拡散状況
Total Confirmed
14,628
■国別拡散状況
Confirmed Cases by Country/Region
14,451 Mainland China
20 Japan
19 Thailand
18 Singapore
15 South Korea
14 Hong Kong
12 Australia
10 Taiwan
8 Germany
8 Macau
8 US
8 Malaysia
6 France
6 Vietnam
5 United Arab Emirates
4 Canada
2 Italy
2 Russia
2 Philippines
2 India
2 UK

http://gisanddata.maps.arcgis.com/apps/opsdashboard/index.html#/bda7594740fd40299423467b48e9ecf6
Johns Hopkins Enterprise Authentication - Stale Request

患者数の推移をみると、SARS時のものより急激に上昇しているのがわかります。
武漢を封鎖したにもかかわらず(遅すぎましたが)、武漢から離れた温州市も封鎖されました。

「武漢から遠く離れた温州も都市封鎖、買い出しは「2日に1度 各世帯1人」中国
【AFP=時事】中国東部・浙江(Zhejiang)省温州(Wenzhou)市は2日、住民の移動を制限し、道路を封鎖した。新型コロナウイルスの感染拡大の中心地である中部・湖北(Hubei)省武漢(Wuhan)に次いで思い切った措置となる。
人口900万人を抱える温州市の当局によると、生活必需品の買い出しのための外出は、2日に1度、各世帯1人に限り許可される。また、高速道路の料金所46か所も封鎖された。
 浙江省は湖北省に次いで新型コロナウイルスの感染者が多い省で、これまでに661人が確認されている。うち265人は、武漢から道路距離で800キロ超離れている温州で確認された」(2月2日AFP9)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200202-00000024-jij_afp-int


患者数の推移をグラフにしたものが下図です。

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感染症において、致死率と感染力は反比例の関係です。
新型肺炎は感染力は高いですが、致死率は低いようです。
中国でまた発生したH5N1型のトリインフルエンザは、感染力は低いですが致死率は高く、感染すると4割は死ぬと言われています。
このように感染力の高さと死亡させる力は相反するようです。
いずれも高い感染症は現在みつかっていません。
この経験則からいえは、新型肺炎の急激な感染拡大は致死率は低く、医療インフラがしっかりしてさえいれば死亡に至ることは稀だということです。

現時点では 患者全体の6割超が湖北省から出ています。


「中国の保健当局が発表した、1日までに確認された患者数、合わせて1万4380人の地域別の内訳は、湖北省が全体のおよそ63%に当たる9074人となっています」(NHK2月2日)
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■中国本土発生地域別患者数
・浙江省・・・661人
・広東省・・・604人
・浙江省温州市・・661人
・河南省・・・493人
・湖南省・・・463人
・広東省・・・436人
・香港    ・・・12人
※中国のすべての省と自治区、直轄市で感染が確認されている。
新型肺炎は湖北省で1000人単位、隣接地域で100人単位、その外側では10人単位の患者数を出していることがわかります。
言い換えれば、湖北省からの人をブロックすれば、今回の新型肺炎は阻止可能だということになります。
ここまでの上昇率はSARSをこえるカーブですから、いかに感染力が大きいウィルスかわかります。
しかし死亡率はまだ300人ていどです。

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感染力はこのまま推移するとたちまち約30日間で患者数が1億人を超えてしまうので、そのようなことはありえません。
どこかで必ず横ばい状態を迎えます。
今後ですが、おそらく高橋洋一氏が推測しているように、SARS時のようななだらかな曲線に変化すると考えられます。
SARSは5000人を数えたあたりで横ばいとなりました。
新型肺炎はまだ予断を許しませんが、1万数千人あたりで横ばいとなるのではないでしょうか。

Sarstopics

http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/diseases/sars/sars

高橋洋一氏はこのように述べています。

「当初、感染症の患者数は1人が2人、2人が4人、4人が8人とネズミ算のように指数関数的に増加する。しかし、ずっとそうなら、あっという間に中国人全体が感染してしまう。どこかで感染する人が少なくなり、頭打ちになる。患者の隔離が功を奏するからだ」
https://news.livedoor.com/article/detail/17722905/

高橋氏の指数関数を用いた予想モデルが下図です。

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整理すれば新型肺炎は

①SARSを超える感染力をもっているが、死亡率は低い。
②患者数が1万人を超えたが、一定数を超えたあたりで感染数は横ばいになると推測される。
③湖北省を中心に周辺にひろがっており、湖北省からのヒトの流入をブロックすることが有効な予防対策となりうる。

ネットで中国人に対する無意味な民族憎悪を煽っている人たちがいますが、湖北省からの人の行き来を遮断すればよいだけのことです。
日本の中国人に対する入国拒否要件はあくまでも「湖北省発行パスポート所持者・居住者・滞在者」です。
米国やロシアに較べて甘いようにみえますが、現時点ではこれで充分だと思います。

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日経

原因はわかりませんし、やがて分かることですから、今は無意味な妄想は止めましょう。
特に悪質なのは、生物兵器の流出だと言いふらしたり、死亡率を40%以上だとかいうような煽りです。
この時期だからこそ落ち着くこと。
そして言い古された言葉ですが、「正しく恐れること」です。

Keep Calm and Carry On

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コメント

上念さんの動画も、みてます
凄く、楽観を、したい、しかし

中国死亡人数には、コロナ検査キットをやらなかった人や、一人住まいコロナ自宅死の放置死や、コロナによる道端行き倒れは、加算されていないです
感染者数も、中国とWHoも、数えきれていないのでは?12月初めから感染が出ていたらしいので(告発した中国医師8人が中国に捕まる)もっといるのでは?。日本でもクリニック迄、検査キットが行き渡っていないし、検査してもらうには、武漢と関係のある条件つき、です。
かかっていても症状がでなかったり、変異するかもの未知のわからないウイルスなので、不安です。厚生省は、マスクを強く推進したりしないと、まずいのでは。マスクも、してない方都会に、かなりいる
諸外国が中国視察できないのでまた不安に。病院内部の動画をとって流すと、捕まっています
素人ですが、昨夜また閉鎖された州からの日本への入国を、直ぐにやめさせないとまずいとおもいます。株も心配ですね
ブログいつもありがとうございます

Hivがウイルスが漂っているイメージ。やはり怖い。中国では終息の予兆が全く見られない。隣は北京だ。来年の春どうなっているのだろう。

初カキコさせていただきます。いつもブログを拝見しております。著名人の方々がいたずらに不安を煽るツイートして、それに付き従う人達が多く、またその中には差別のような記載があり、辟易しています。

特効薬もワクチンもないのだから普段からできる予防策をいつも以上に行えばよい、手を石鹸で指先まで30秒近くゴシゴシ洗って、アルコール消毒するとか。

日本でかかった人は十数人、そのうちの何人かは快復に向かっている、この現状を鑑みるに、きちんとした衛生環境の中で治療すればかかれば死ぬというわけでもない。

なにをそこまで彼らの不安が掻き立てられるのか?よくわからない。

コロナさんという方。HNからしてないわぁ。

記事本文で、そういう不安の煽りはやめましょうと書かれてるんですけど、そんなこと書いて楽しいですか?
根拠は?近親者や自分が感染した経緯とかがあるのなら、是非ともご開示下さい。
初っ端から上念さんのチャンネルとか言われても全く関係ありませんから、いきなりその感想書かれてもブログ主の迷惑でしかありませんよ。。すでに錯乱してます?

いつも勉強させていただいております。
今回のコロナウイルスに関して、感染が拡大している要因の一つは、中国共産党の情報共有の不備があるだろうなと思います。
初期段階の報道では、武漢の海鮮市場を封鎖して、殺菌部隊が殺菌剤をばらまいて「ああこれで安心」と武漢の人たちは普通に生活を始めてしまってました。
そして、中国ではよくあることですが、共産党の上層部にも都合のいい情報しか情報が届かず、感染が拡大してにっちもさっちもいかなくなってから、やっと共産党上層部に情報が届き、武漢封鎖に至ったのでしょう。
しかも、中国の衛生状況はお世辞にも良いとは言えず、生皮をはいだままの動物を生きたまま売ってるとかあるそうです。
さらに、ユーチューバーのチャイチャイさんという方が日本語で武漢の情報を更新してくれているのですが、その方によると、マスクが数万枚世界中から寄付されているにもかかわらず、武漢の病院には数千枚しか届いてないそうです。しかも届いた物資を雨ざらしでそのままにしているとか。そんな杜撰な中国赤十字をチャイチャイさんは「黒い赤十字」と怒り心頭で報告していました。
ただし、コロナウイルス自体は致死率は高くなく、日々の手洗いとうがいで防げます。また空気感染せず、飛沫感染と接触感染のみとのことですので、「人込みを避け、観光地に行かない」というのが有効な防御策でしょう。
最近ユーチューブチャンネルを開設した上念司さんも「インフルエンザと同じ対策を徹底してください」と言っていますし、まずは、清潔を心掛けて、観光地にいかない、というところから予防対策をしていくのが良いと感じます。

チャイチャイさんの動画も見てます
コロナに罹患された方の動画は、苦しそうでした、ね
北京まで広がらないと良いですね。ありがとう😊
自分は耐性菌マイコプラズマ肺炎に、前にかかりまして、かなり恐く、辛かったです
株は、今日落ち着いてますし
本当に早く終息を御祈っております


インフルエンザ治療薬のタミフルとHIV治療薬のリトナビルで新型肺炎が改善とタイ政府が発表していますね。確率した治療になるかは何とも言えませんが。

「インフルとHIV薬混ぜ「新型肺炎が改善」 タイ政府」
https://www.asahi.com/articles/ASN232STPN23UHBI005.html

今回の記事に同意します。数字だけ積み上げて騒ぎすぎです。日常の対策はインフルエンザと同様で良いかと。日本でウイルス分離も成功していることですし、世界中で既存薬での効果が検証されています。ワクチン開発が進むといいですが。

世界では毎年29万~65万人が季節性のインフルエンザ関連呼吸器疾患で死亡しているとのことです。

アメリカが非常に厳しい措置を取っていることで、平素の立場にかかわらず今回「日本の対応は後手!アメリカはー!」という人たちがいますが。
アメリカ合衆国では医療の対価が非常に高額で、病気になっても支払えないから受診しないで働く人々が普段から多数あるので、それが解っている中で合衆国の公衆衛生リスクを低く保つためには仕方ない強硬措置だろうと考えます。
ただし、日本の政治家・役人・記者の中には肺炎と肝炎を間違えても気付かない人たち、ウィルスと細菌の区別が怪しい人たち、公衆衛生リスクより中共との関係が大事な人たちなどもあるのは事実のようですから、我々は目の前にある薄い板や箱を駆使して、国外の人やメディア発信も含めて情報を待つ・集める・比較する等を行い、塞ぐべき穴は何処にあるかを考えたいですね。落ち着きと警戒の両面を持って。
刺激やアレルギー感作で咳やくしゃみが出る人もあるんだから人のことより自分が気をつけようってことにも頭が回らないようにはなりたくないですから。
誰にも緩みや蟻の一穴はあり得、日本にも日本以外にも様々な種類・段階の試練があろうことは予測されますので、耐えられる我々でありたいと。

私は年甲斐もなく、生物兵器説も捨てられませんわ。こちらの最近
の記事に、北京へ到達可能な核兵器を持つチビロケットマンと中共
は、実は全然仲が良くないという内容が書かれていましたが、私も
そう思っています。中共には、蛮族である北朝鮮の糞生意気な若造
から朝鮮半島の半分をブン盗って、古代に楽浪郡を置いたように半
島を直接統治したい野望があります。南沙諸島への進出と同様です。
そもそも北朝鮮が今存在するのも、中共が米国と戦ったからです。

で、ハードに攻めたいがロケットが飛んでくるとコワイ。そこで中共が
考えたのが、野生動物のコロナウイルスに激似の弱性のコロナウイ
ルスです。もし北朝鮮へ撒かれれば、慢性的栄養失調状態で医療
施設もヒン弱な国は罹患者にあふれ、あっという間に内部崩壊に追
い込まれてしまいます。そこへ中共がメシアとして、北朝鮮国民の前
に現れて、困窮で病床に伏せる民衆を助けるのです。楽浪郡の復活
です。

ところが、悪だくみは上手くいかないのが世の常。ウイルスが漏れて
しまったか、中朝の諜報部員同士のバトルで不測の事態がおこった。
自国にコロナウイルス兵器をバラ撒いてしまった中共は、今さら「実
はね、もうワクチンは作ってあるんだよ、さあ、投与してあげるよ」と
は言えなくなってしまった。

以上は私の激しい妄想ですが、正恩さまは私以上に激しく信じ込ん
でいるみたいですわ。

いつもお世話になっております。

ある一定の条件の下、こちらのデータは信用出来そうです。ウイルスがいないと良いですが。
中国の国家衛生健康委員会の統計です。
http://www.nhc.gov.cn/xcs/yqtb/list_gzbd.shtml
毎日の新増患者数が出ています。

もちろん統計データと実数との間には、当局の隠蔽はもちろん、検査を受けた人たちの割合、検査の精度、不顕性感染者の割合等のブラックボックスが存在するのですが。
それでも、ほぼ一定の条件で得られた統計には意義があると考えます。

直近のデータでは、湖北省での新増確診者・死亡者が増加する一方、新増重症者は減少に転じています。

「新増」が鈍る、さらに減少に転じることは、当地での感染症の終息が近いことを意味します。
基本再生産数が3の感染症ならば、人口の2/3が感染(死亡者以外は免疫獲得)した時から新増感染者は減少することになります。患者が感染させるはずの3人のうち2人が免疫を持っていれば1人にしか感染させないからです。

これを中国全土で纏めてしまうと絶賛増加中となってしまいますが、湖北省に限れば大半の人民が免疫を獲得し、終息に向かう兆候が見られています。

人民の我慢の限界がどれほどかは分かりませんが、科学的には2週間程度と区切っても良いかもしれません(今後急増したら別ですが)。
今日(昨日?)は温州が封鎖されたというニュースがありましたが、湖北省とその他では流行にタイムラグが存在します。
北京や上海とて例外ではないと思いますが、人民の不安は封鎖が何時解除されるか分からない点にあると思うので、習近平が「北京も2週間に限り封鎖する」と宣言すれば、混乱なく終息するのではないかと予想します。


まあ、東京ディズニーランドで客にマスクが配られると予想したら、従業員がマスク着用したでござる、という程度の者の戯れ言ではございますが。

生物兵器でワクチンが中共にあったとしても、あの国の一般国民はもちろん私達日本人がそのワクチンを手に入れる可能性は極めて低いので、私は生物兵器説を横目で見ているのみです。

肺炎を重症化させない事が生き延びる鍵だと思います。初期症状で診察を受け清潔な病院で治せない環境だからこそ、中国内で爆発的に重篤患者が増えています。
肺炎は入院期間が長い病気で、治った後も体力気力がなかなか戻らないです。死因のトップクラスです。
報道をみるに、症状的にはインフルというよりマイコプラズマ肺炎のように初期症状を甘くみて様子見している間にめっちゃこじれて衰弱する系の、恐ろしさを感じます。
マイコをやった人や家族を看護した人が肺炎自体に感じる恐怖は私は理解できます。

予防法はインフルと同様で良いのでしょうが、それだとどうしても発熱に気が行きがちなので呼吸気の具合も個々で気にするのが良いと思います。

上海やシンセンのスラムでパンデミック、若しくは暑い国でヒトーヒト感染が続き出したら、春がピークという説が覆るかもしれませんね。
日本は清潔な国で病院も沢山ありますが、肺炎が死因になりかねない65歳以上と働きすぎて疲れている65歳未満が大勢います。
情報を集めるにしても、悲観と楽観から適度に距離を置く時間を定期的に意識して持たないと、右往左往して更に疲れそうですね。

日本国内の報道や楽観論の根拠は、おおむねSARSの時と比した場合の論考が多いようです。しかし、それは違うのではないか。

たしかに致死率といった側面からみればそうなんですが、「感染を防ぐ」という点においてはSARSの比ではない苦労が見込まれると考えるものです。ピークも4月くらいに見た方がいいと思います。

なにしろ、症状なしで他者に感染させるケースもあり、なので隔離政策にも限界があります。だから「簡易キット」なのですが。

それと、日本やフランス、カナダといった先進国では感染があるのに、アフリカ諸国や独裁国家での感染情勢が全然ないというのは、どう見ても不自然です。

私なんぞは無駄に疑り深いので、武漢の責任者となった李克強さんは習近平に落とし込まれたような気さえしています。

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