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2020年2月24日 (月)

移動制限は解決策にならない

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せっかく春が来た日曜写真館でなごんでいただいたのに、また現実の社会に戻っていかねばなりません。
あ~、たまらん。どうにかしてくれ、なんだこの気味の悪さは。

そういえば東京マラソンで一般参加者を出させないということをしたそうですが、小池さん、骨の髄までポピュリストだね。
首都の首長がこの国民になんとなく蔓延する「気味の悪さ」を煽ってどうするんですか。
あんなことをしたら都民どころか国民全体が、ああ、そんなにアブナイのかという空気に支配されてしまいます。
だから見なさい、この連休中に企画されていた大小無数の小は街のラーメン大会から大は行政のイベントまでもまるで台風でなぎ倒されたようにことごとく中止に追い込まれてしまいました。
東京マラソンなんて大部分はオープンスペースでするものですから、間違っても密閉空間のダイヤモンドプリンセスみたいなことは起こりようがなかったのです。
主催者が参加者の手をアルコール消毒してやり、不用意な接触をさせなければ済んだことです。
石原さんだったらバカヤロー、ここで東京がへこんでどうする、実施に決まってんだろうと言いそうです。

そもそもそんなに大観衆が集まることがリスクなら、プロ野球もJリーグも、大相撲もみんな開催中止にせにゃなりません。
ついでに電車の運行も通勤時間帯は運休にしましょう、だって濃厚接触しまくりですから。
いやいやそれを言い出せば、学校、企業なんてどうするのでしょうか。
密閉空間において、ヒトとヒトの間隔が2m以内の所ばかりですから、全部濃厚接触の巣です。
ならば学校も職場も揃って閉鎖しますか。

そんなことを政府が命じたら、新型コロナの影響以上の大打撃が襲うことはまちがいありません。
それでなくても今の日本経済は消費増税のすさまじい下方圧力の大波を被って傾いているま最中ですから、もう眼も当てられません。
一気にデフレへの回帰なんて生易しいことではなく、「コロナ不況」に突入します。

しかも、今回悪いことには、好むと好まざるとにかかわらず、日本経済が依存している中国が発信源だということです。
中国経済については別稿でやる予定ですが、当分再起不能なことは間違いありませんから、日本がこの不況から自力で立ち直ることはそうとうに困難でしょう。
こんな時に、財務省の言われるままに緊縮財政と金融引き締めなんかしようものなら、日本経済と社会は事実上死亡宣告されたも同然となります。
だから私は無用なパニックは止めて、平静に事実を見ろ、常識で判断しろと申し上げているのです。

さてよく中国との交流は全面的に止めろという人がネットは多くいますし、保守論客にも多数存在します。
というかいまやネットでは、中国に対して全面的渡航制限をかけろ、というほうが主流でしょう。
これが元からあった中国脅威論とゴッチャになって、今や手がつけられなくなりつつあります。

しかし、頭を冷やして下さい。
中国との全面渡航禁止して新型コロナウィルスの侵入が完全にブロックできるのでしょうか。
現在、中国において猖獗を極めている武漢以下の閉鎖された都市の渡航禁止ならやるべきですが、ミソもクソも一緒にして全部制限をかけて意味があるのかどうなのか。
それで防げればいいですが、残念ですが不可能です。せいぜいがやや遅らせることくらいで、それすら限定的です。

なぜなら水際防疫には限界があるからです。

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アダム・ロジャースが2月7日にアップしている『渡航禁止と隔離では、もはや新型コロナウイルスの勢いは止められない』は示唆に富む内容ですので紹介しておきます。
上写真も同じ https://wired.jp/2020/02/07/travel-bans-and-quarantines-wont-stop-coronavirus/

この中でロジャースはなぜWHOが各国に対して渡航禁止令と隔離だけに頼らないように勧告しているのか、その理由を述べています。

「渡航禁止令と隔離は、疾患の拡大防止策として数世紀の歴史をもつ。しかし、これらはまさに世界保健機関(WHO)が各国に実施しないよう求めている対策でもある。
WHOの委員会は、今回の新型コロナウイルスによる疾患を「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」を宣言した。この感染拡大を防ぐ手段としては、治療や接触歴の追跡、社会距離戦略の採用を推奨する一方で、「何らの移動や交易の制限」は含めるべきではないと明言している。
というのも、この“闘い”に関与している人々はほぼ誰ひとりとして、この手法に効果があるとは考えていないからだ。
「他国の国民に対する渡航禁止令は、非生産的かつ非人道的で、国際法に反しています。ホットゾーン(感染拡大の中心地)以外の中国本土を訪れた人物がウイルスに晒される可能性を示す根拠は少ないですし、これよりずっと制約の少ない手段も使うことができます」と、ジョージタウン大学で公衆衛生法を専門とする教授のローレンス・ゴスティンは語る。「渡航禁止令はずいぶん行き過ぎたやり方だと思います。それに政府の態度が独善からパニック、過剰反応へと次々に傾いていくのではないかと心配です」(ロジャース前掲)

ここでロジャースは移動制限と隔離を、「非生産的で非人道的な方法」と断じています。
確かに湖北省のようなホットゾーンについては効果があるでしょうが、それ以外の中国から来訪する人、あるいはを訪れた人が即ウィルスに冒されていることはありえないとしています。
むしろ移動制限・隔離政策によって、社会的パニックを引き起し、時には暴力的に武漢人排除をするような動きにつながっていきます。
私も中国には重々警戒を怠るなといってきた者のひとりですからあえて言いますが、いまの中国との全面渡航禁止の論調は一度間違えると、ただの排外主義に繋がりかねない空気を孕んでいます。

それはさておき現実に米国政府がメキシコに対して行ったH1N1の移動制限政策の結果を、ロジャースはこう述べています。

「欧州と米国の理論モデル研究者たちによって2011年に発表されたある研究によると、H1N1ウイルスに対する渡航禁止令によって、メキシコに行き来する飛行機移動は40パーセント減少した(そして経済面で莫大な影響をもたらした)。ところが、インフルエンザの拡大はまったく抑えられていなかったという」(同上)

米国においては移動制限をかけた結果、飛行機移動は40%減少しました。
これはまさに今の日本で起きている現象で、中国からの乗客は7割が消失し、完全閉鎖となればゼロとなります。
航空会社だけではなく、ホテル業界や観光業、そしてそれに連なる製造業はこの3月を乗り切れるかの瀬戸際に立たされています。
政府が緊急融資をせねば、膨大な中小零細企業が体力が尽きた所からバタバタと破綻を迎えていくことでしょう。
インバウンドに頼るなと言う人がいますが、今まさに目の前で起きているのに、そんなこといわれてもねぇ、です。

ではこのような自傷行為をした結果、ウィルスの侵入派阻止できたのでしょうか。ノーです。

「英国では14年に、インフルエンザのアウトブレイクに対する渡航制限の効果について、23件の異なる研究結果に基づいてメタ解析が実施された。この解析によると、感染拡大の速度を遅らせる効果は、わずか3パーセント未満だったと結論づけられている。その効果は、アウトブレイク後期になってから制限がかけられた場合や、大都市で実施された場合には、さらに低かったという。
また、14年に西アフリカで起きたエボラ出血熱のアウトブレイクを調査した国際研究チームも、ほぼ同じことを見出した。渡航制限に何らかの効果があったとしても、それは他国への感染拡大をわずか数週間遅らせたにすぎないものだったという」(同上)

移動制限は、たった3%ウィルス感染を遅らせただけの効果しかなかったのです。
また隔離政策についても、現実に地方自治体はそれが不可能だと指摘しています。

「「(地方自治体や州に)この対策をする余力があるでしょうか? わたしは特にコストのことを心配しています」と、ヌッツォは話す。隔離とは、すなわち人々をほかから引き離すことである。「その人たちが滞在できる場所を探さなければなりません。いったい誰が14日もの間、その人たちを食べさせ、必要なものを与えるのでしょうか。しかも毎日、人々の体調を調べるのですから」(同上)

移動制限ほんとうにウィルスの侵入が阻止できるならばやればいいでしょう。
しかしこの問題の本質が、ウィルスの侵入そのものにあるのではなく、国民の健康の維持にあるのなら、たぶんそれは解決にはつながりません。
 
いやむしろ経済を著しく疲弊させてしまうために、国家と国民の富を奪うことにな
って複雑にして解決が遠のくばかりです。

ではどう考えたらいいのでしょうか。
ひとつの考え方に、産業総合研究所の中西準子氏の提唱するリスク評価という環境アセスメント(環境影響評価)に使われる考え方が応用できます。
※参考文献 中西準子『リスクと向き合う』

これはリスクと、そのことによって得られる利益を測って、その双方を秤にかけて軽重を考えて、意思決定するという方法を言います。
通常リスク評価はこのようなプロセスで行なわれます。


①リスク特定・・・リスクの認識
②リスク分析 ・・・ リスクの性格を分析し、その程度を量る
③リスク評価・・・ リスクが受容可能か、受容不可能かを比較して決定する

今回の新型コロナウィルスのケースの場合、おそらくこんなことになるでしょう。


①リスク特定・・・中国からの新型コロナウィルスの流入と、中国に対して全面渡航禁止したことによるリスク。
②リスク分析1・・・中国からのウィルス流入による結果を調査し、その度合いを計量する。
③リスク分析2・・・同時に渡航全面禁止した場合の経済損失のリスクも計量する。
③リスク評価・・・感染リスクが、移動制限をかけことにより受ける社会的利益と比較してどちらが重いのかを計る。

メディアや全面渡航禁止を叫ぶ人たちが主張する「感染者が出た」ということは、あくまでもこの①の「リスク特定」に過ぎません。
これは今後さらに感染拡大するのか、拡大しても一定の妥当な線で落ち着くのか、もう一つの重要な指標である経済の影響とで天秤にかけねばなりません。

このように書くと、必ずかつての放射脳の人たちのように「経済は命より大事か」「財界の犬め」、はたまた「中国に忖度しやがって」ということを言う人がいますが、不況に突入すれば自殺者だけで感染による死者を上回ることを忘れています。

 

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コメント

管理人様及び論客の皆様、おはようございます

先日高須幹弥先生のご意見をこのコメント欄に投稿させていただきましたが、その父である高須克弥先生は中国人シャットアウトを主張と、なかなか皮肉なことであります。

https://twitter.com/katsuyatakasu/status/1231368891030355969

我々一般庶民は、座して経過を見守るしかありませんが、こういう大事件が発生するのも、きっと歴史の大きな転換点なのだろうと思っております。

所謂「放射脳」の方々は、直接的なリスク(リスク分析1に相当、新型コロナウイルスの場合、発生地からの入国者)しか見ていなくて、間接的なリスク(リスク分析2に相当、物資の供給支障…国内で使用されるマスクの大部分や医薬品その他はかなりの量を中国で生産)を見ていないのではないかと。

国全体としてリスクを最小限にするにはどうするかと考えて行動する事ですが、政治面が一筋縄では行きませんね。
(中国を優遇しているように見えるけど、物資の供給に支障を来さないようにしているのが本当の姿)

私は今日の記事でブログ主様が言わんとする事には同意します。
武漢ウイルスに比して、経済の悪化がもたらす悲劇などの方が定量的には遥かに深刻だろうからです。
人命という観点で捉えてもそうで、景気低迷・デフレ容認の民主党政権時代から金融緩和とデフレ叩きに舵を切った安倍政権になって、自殺者は年間一万人以上減少に転じている事からも明らかです。

しかし、どうなんでしょう。個人で出来る(すべき)防衛方法というのが、やはり「人込みを避ける」という事も効果的でもあるし、政府は推奨しないまでもイベント中止策などにも前向きの様子です。かようにして個人レベルでは分離策を否定できないわけで、これからであってもなるべくウイルス侵入の可能性を減らそうとする試みは間違っていないと思います。

そうすると、個人=社会政策の二律背反を感じざるを得ません。ここに日本政府に対する不信感が生まれる土壌が出来るので、よほどハンドリングが難しいように思われます。

保守派のうちには、日本の今回の施策が「中共へのおもんばかり」に傾斜している事を強烈に非難しているグループもあり、二階氏などの言行を見るにつけ、それはそれで理のあることと思われます。
また、これまでの経済中国依存を作り上げて来た自民党のあり方に対する非難も正しきものと思います。

卑近な例ですいませんが、わが宮古島ではクルーズ船が一切来なくなり、沖縄二紙などの報道とは違い、一般受けは非常に良いようです。タクシー会社や免税店などは困っていますが、私のような一般人はようやく、「あるべき宮古島」に戻ったような平穏な気分に浸ってます。立場や生活基盤が違えば影響もかわってくるので、さして危険のないコロナが社会の分断を招きかねない事態に突入することこそ避けなければならないと思います。

管理人様

中国の全面的な渡航制限禁止は、これからの感染拡大防止と経済損失その他鑑みて、やる意味があまりないということですね。
その点を同意したうえで、現在はフェーズが変わり、人が大勢集まるイベントは極力避けたほうが良いと思います。
小池知事の判断を支持します。

この数日小川榮太郎氏のフェイスブックで、次々発信されている記事を参考に・・・
既にウイルスは変異して、違うルートから日本にもたらされているようです。
日米中が緊密に連携して対処しないと、解決は不可能です。


【武漢ウイルス日本政府の対応について】
https://www.facebook.com/eitaro.ogawa/posts/2998213926938075

 東京マラソンの一般参加枠の中止の影響はすさまじく大きく、22日以降のマラソン大会はことごとく中止に追い込まれています。 聞いた話では開催地の市民からの反対の声が凄いそうです。 ネットニュースのコメント欄にも『こんな時にマラソン大会なんて中止が当たり前だ!』というコメントばかりで、ランナーとしてやるせない気持ちになります。 サッカーや野球なんかは中止になってなくてもそういう批判コメントは付かないのは何故なんでしょうね? 屋内のコンサートなんて結構普通にやっているのに話題にすらなりませんし。 公道を使うマラソン大会が地域の迷惑になっているにしても、その差の大きさが不思議でなりません。 マラソン大会はほとんどが自治体が関わっていて、市民の声に敏感ということは解るのですが・・・

 僕の16日の大会は無事に開催されましたが、雨天とはいえ今となっては走らせていただけて幸運でした。 沿道の応援も雨天にもかかわらず例年通りに暖かいものでしたし。

 昨日は名古屋の高速がコロナウィルスの感染者を出したことでいくつかの料金所が閉鎖されたとか。 過剰な自粛モードは経済に大打撃を与えそうで怖いです。
 個人的な話ですが、我が家は来年4月に息子の就職を控えていますし、景気減衰で就職活動にも影響しそうで心配です。
 早くこの異常な自粛ムードが収束することを祈ります。


備,備蓄だけは各自でしたほうが。地震がきても安心ですし,人にわけてあげることもできますし、必要なかったら自分で食べちゃえば良いのですから。

藤井厳喜さんはトランプ当選を当てた数少ない方。百田さんは(免疫の効かないかもしれない)誰も未だわからない未知のウイルスだから,効果が時期的にもうなくなってきちゃってるけど韓国からの渡航も禁止したい,と。難民爆発や医療保護も兼ねて。
最悪のウイルスだったら米軍撤退で尖閣(現在も来て挑発されている)が危ないと,

要はウイルスが結果として軽いか,結果として免疫が効かない最悪(変異もある)か,で、
御意見が分かれてくるの、でしよう


「経済は命より大事か」と問われれれば、多くの人は「命」と答えイベントが中止になり、経済活動が途絶えていくのでしょう。しかし問題なのはイベントの是非を判断する主催者の意思決定原理です。

はっきり言ってイベントを実施(強行)しても誰からも評価されず、逆に何かあった時には「そらみたことこか」と袋叩きにあいます。つまりイベント実施のベネフィットが直接的にはごく限られた人達であり、その効果は長期的かつマクロ的なものですから多くの人の目に見えません。つまり、意思決定の基準としては「 マイナス面の評価」をどう捉えるかしかないのです。

クルーズ船の対応でもはっきりしました。善意で最大限人権を配慮し、それこそ昼夜を問わず懸命にやりましたが、一部の不完全さをやり玉にあげられ国内外から非難される始末です。こんなことなら、クルーズを受け入れなければよかった、と思っている関係者は少なくないのでは。その時はその時で「船内の日本人を見殺しにするのか」と非難されるのは必定ですが。ほんとに、マスコミ商売っていいですね。「口だけ」ですから、どっち転んでもネタには不自由せず、責任が問われることもない。

リスクのあるものは極力やらない。つまり、イベントは中止し学校は閉鎖する方が、意思決定するマネジメント上のリスクははるかに少なくなるのです。ましてや“人気商売”の政治家です。

そういう意味で小池都知事には同情します。石原さんだったら、やると思いますね。信念の人ですから。勿論私もマラソン大会は最大限の準備をしてそのままやるべきだと思います。元市民ランナーとして参加者、関係者の気持ちは痛いほどわかりますので。
※細かい話ですが、このマラソン大会は片道コース(スタートとゴール地点が異なる)なので、選手の荷物を主催者側がトラックでゴール地点に運びます。選手に保菌者がいることを前提にすると、運搬が結構やっかいですね。まさか完全防備の姿で荷物も扱うこともできないでしょうし。それとスタート地点ではどうしても選手同士の素肌が触れ合います。

このままいくと冗談抜きでオリンピックが中止になりそうな流れですね。そうすると経済的なダメージは計り知れないものになり失業者が溢れ、それこそ命の危険に直面する人が出る事態になりかねません。安倍首相の舵取りに期待してますが・・・

不安になる原因として
自分のようなオバカ一般人には何もやってないように見えてしまう。マスゴミが偏向なんで,
首相ネット動画発信を,緊急時なので,工夫してやって行ってほしいのです。切に。河野大臣が人気出てきてるのもすぐに動いくれる感があるから。すごく単純です

流行の波に乗ったから2週間でピークになり1ヶ月で下火になるだろう。1ヶ月の勝負になると思います。

何がゴールで、誰が何をやれば文句なく上手くいくのかが分かっていれば、野党やマスコミがそのようにいったでしょうし、中共全面渡航禁止を求める人々にとって、それを望む通りに実行できる現役政治家が他にいるならば、その名前はとっくに出ていたでしょう。
そうした人々には、安倍首相しかない、安倍首相ならやって然るべきという期待や思い込みがあって、それが裏切られたと感じるから怒りが湧いているように私には見えます。
「リスクを増やさないため」に今からでも遅くないからやれというのであれば、中共国内にいる邦人も含めて全員を入国させないことになるし、今や韓国との(経由を含む)邦人外国人の往来も、中共や韓国とのモノとその運搬にかかる人々の往来も無し、です。
その他の発生国とはどうでしょう?
感染者の出ている都道府県の人の国内出張や旅行はどうでしょう?
大人気の北海道や沖縄物産展はダメでしょうか?
好き嫌いあれど動員数で影響力のあるジャニーズは、対策をしながら国内公演を開催するといっているそうですが、それはどうでしょう?
事態が認識されるより前に、世界中何処にでも居る、行く中共の人々によりウィルスが既に各地へ持ち込まれている可能性はどうでしょう?
為政者に人やモノの自由な往来を禁じられる力を与えるリスクはどうでしょう?

卑近な話で恐縮ですが、長いことライフセーバーをやっている友人の話。
スマホに夢中な親から離れてひとりで海に入って溺れかけた子供を無事救助した。で、親に引き渡すときに、「どうぞお子さんから目を離さないでくださいね(ニッコリ」と伝えたら、親が「俺の子を見てるのがあんた達の仕事だろうが!」とキレたので、「私たちはあなたのお子さんだけを見るのではなく、全体を見ているんですよ(ニッコリ」と返したと。
なるほど、ビーチには様々な人々、リスクは溺水だけではなくて、迷子 連れ去り 盗難 盗撮 ケガ病気 ケンカ 正当な営業活動と不法な営業活動 気象etc…
そしてそこが閉鎖終了なんてことにならないように諸々気を付けるが、どんなに目を配っても防ぎきれないアクシデントは有る。

国家の運営ならなお一層見るべきものは多く、誰が責任者になろうとも、全体を見て何をやるかやらないかを選ばなくてはならないし、いつも必ず全員を救えるとは限りません。
事態の検証・選択の責任・改善策は勿論必要ですが、大きく2つのリスク「病気に罹る或いは死の可能性」「経済での瀕死或いは死の可能性」がある今、我々はマスコミに従って「国が悪い!」「不安だ!」だけでいる必要もなく、例えば、どんな立場の人も、無くなって欲しくないものやサービス等があるならば、それらに纏わる支出や収入が続き、かつ健康レベルを保てそうな方法はないかを考えたりする方が、精神衛生上もベターな気がします。
現実には残念だけれども、生き残る人も生き残れない人もあるでしょう。
工夫して生き残って、我が国の法や制度の不備についての議論と改善、我々の日々の健康と稼ぎに影響するリスクの分散化などに繋がるならば、残念なことも意味のあることになろうと思います。

タバコと似てるんですよね。
ゼロリスクというか排他的というか。
タバコが良いとまではいいませんが、あくまで健康に害する一因(と考えられている)
のはずですが、悪魔のような扱いに辟易します。

色々なリスクを考慮して判断・実施するという考え方、全面的に支持します。
移動制限でどれだけ効果がでるかは、結果をみないとわからないのですが、
選択は一つしかできず、後になってみないとよかったのか悪かったのかわからない
ですからね、素人は無責任なこと言えません。
あと、学校休校だ!仕事は自宅で!なんて声あげてる方もいるようですが、
日本人全員が自宅待機したら、物流止まるはライフライン
止まるはで、3日ともたないとおもいます。

イベント等についても主催者判断によるとおもいますが、この空気では
中止=正義に傾ているようでどうかとおもいます。

また、どう転んでも政権批判に使おうとほくそ笑んでいるメディア関係者の
様子が予想できるの気持ち悪いなとおもいます。

武漢市は可哀想に、封鎖解除発表即日撤回だそうです。
根回し不足だけの問題なら、首のすげ替えでもして、
解除してあげたらどうでしょうか。
新増確診病例は、武漢市だけでなく中国全土で減っていますから、
武漢市だけが特別に捏造したとは思えませんので。

経済は、本当に深刻ですね。
経済指標を正直に発表しなければならない日本と、
震源地ながら捏造も18兆円買いオペも何でも御座れの中国と、
どちらがより深傷になるか・・・あ、韓国でしょうか。

屋形船とクルーズ船とミサで大流行したのは、換気不足なのですから、
マラソンはもちろんOKでしょう。大相撲や屋内コンサートは・・・?? 換気を頑張れば・・・
そして換気の問題は春になれば緩和します。
花粉症は今年は少ない予想です。

リスクコミュニケーションの観点からは、
政府には国民の立場に立った丁寧な説明が求められますが、
今は難しいですね。
いっそパンデミックと言ってくれればと思いますが、
個人的には三点セット(検査、治療、マスク)に目途が立ったら、
「感染が拡大しているけれど体制は万全なので安心してください」
と発表できるのに、です。

日経225マイナス凄い
日本発の連鎖にならなければよいが
イスラエルが日本に渡航制限かけてきた
韓国は外出禁止令
イタリアも町封鎖
イタリアの隣の国が国境を警戒

夏に終わると思えない
シンガポールでもウイルスが元気だから
我々,平民は、備蓄しよう
万一に、備えよう
周りは楽観的


平常心指数というのがもしあれば、世界一を日本人は昔も今もぶっちぎりの一位です。
多数の国民が今日の記事のような理屈の合うものを読めば納得する、というのは稀有な事です。
他国はそんな訳にはいかないので制限をどんどんかけています。それでもパニックじみた東洋人ヘイトクライムや帰国人攻撃が続々起きています。
世界で日本だけがおおっぴらに冷静にしているように見える事は、世界が落ち着く迄の期間、ものすごく経済的にも安全保障的にもリスクがあります。
有本香氏が何度も書いては理解されていないこの「こう見えてしまう事」への警鐘を私は支持しています。
「それさえすれば解決するのか」ではなく「こうは見えない」でなくては真っ直ぐな反論にはなりません。
ではどう見えれば風評的な安全性が高まるのか。
世界が今渡航制限で作っているセットバックに、それが解決策ではなくとも加わってそこから支援するなり自国民引き上げ等は緩く対応して病気対策をして見せるのは明らかに効果的です。
実際、冬中かけて世界中にウイルスも感染者も散ってしまっている事をひとしきり世界中で騒いで落ち着く迄の傷を減らす為に有効だと思います。
でないと、日本列島自体が世界と中国の間のセットバックだとみなされてしまいます。

マラソンと駅伝はブームのお陰で一般も地元ランナーではなく他所から泊まりで参加する人が増えています。マラソン自体よりその前後の密集を案じての事ではないでしょうかね。ただでさえ人が多い東京ですから。

オリンピックの夏前に、北半球の流行が収束したとして、衛生的脆弱な土地の多い南半球には冬が来ます。
ある程度治療アイデアが実を結んでいないと、五輪自体やれても参加出来ない国はいくつもあるでしょう。

すみません、一行目変なところに世界一が入ってますが読み飛ばしてください(汗)

宜野湾よりさん。

沖縄物産展。
大盛況で開催しております!混んでましたよ。
とにかく北海道と沖縄の物産展は毎度大人気です。2つのブランド力は強力なものです。

これまでは市内中心部の大沼デパートの催事場だったんですが・・・いきなり閉店・ロックアウトでバタバタですので・・・パイパスを5キロほど南に行った「山形物産館」での開催でした。幸い今年は雪が無いのですが、クルマが無い人はいけませんな。

ついでに「首里城再建応援募金箱」もあって、大声で「お願いしまーす!」とやっとりました。
結局いつ何に使われるカネなのかも分からないので、とりあえずスルーしましたけど。

とりあえず中でスバ食って、角煮とサータアンダギーとか買って帰りました。夜食にしますね。

山形さん こんばんは。

ご利用ありがとうございます!
夜食お楽しみくだされませ。
私は昨日、浦添のサンエーPARCO CITYで開催された福島物産展に出かけて、酒とおつまみ兼ご飯の友と、野菜と桃ジュースを買ってきました。
私がいた時は大盛況とまではいきませんが、そこそこ人出はあって、マスクをしてる人もしてない人も、試食したり福島からお見えのスタッフの方々とお話ししたり、買い物特典の福引に興じたりでした。
人がわらわらしていなくて空間があって、手指用消毒用アルコールがふんだんに置いてあるショッピングモールは、業者には困りごと、利用者にはちょっとした気の休まりで、複雑なものです。
県紙はキャンセルによる宿泊施設や観光業者の損失、中共産食材や建設資材の輸入滞りによる業者のコスト負担増などを報じています。
当地では一方で、感染して肺炎を発症し入院中だったタクシードライバーの60代女性が回復して2度の検査で陰性となり、23日に退院しました。
喜ばしい、なによりなことで、マスコミには回復例のことももっと報じてもらいたいし、我々は健康と経済の両面のダメージを少なくするための折り合いを見つけていきたいものです。
人の集まりでのSARS-CoV-2に係るリスク評価やコントロールには、プーさんが仰るように換気の度合いがひとつの目安になると私も考えています。

私自身仕事で電車やバスにも乗ります。
私が例年より神経質になっているのは、お客様から熱が37度5分以上あったら出入り禁止のガイドラインが出ているからです。現実に風邪にも罹れない状況です。
事務職なら、時差出勤、テレワークなども出来ますが私ら現場の人間は、まず現場に行かないといけないし、出入り禁止になったら困るのです。私だけでなく私の会社にも多大な迷惑をかけます。
私が出入り禁止になれば、私の会社も出入り禁止になります。
ならば、感染リスクを少しでも下げよう。それが現状です。

私自身仕事で電車やバスにも乗ります。
私が例年より神経質になっているのは、お客様から熱が37度5分以上あったら出入り禁止のガイドラインが出ているからです。現実に風邪にも罹れない状況です。
事務職なら、時差出勤、テレワークなども出来ますが私ら現場の人間は、まず現場に行かないといけないし、出入り禁止になったら困るのです。私だけでなく私の会社にも多大な迷惑をかけます。
私が出入り禁止になれば、私の会社も出入り禁止になります。
ならば、感染リスクを少しでも下げよう。それが現状です。

すみません。また二重投稿になりました。

蛇足ですが、私が勤務する会社の人間で中国に行っている人たちは、予定より2週間程度は遅れてはいますが仕事を再開しています。

湾岸漁港(釣り船でグルクンが釣れる。ここの食堂のセーイカ定食と寿司が美味)からラグナガーデンホテルまでに,新しい道路(海沿い)が出来て、そこに去年秋にPARCOシティができたのですね。
(知らなかったです!)あの道路が出来て空港からラグナ迄いっきに近くなりました。泡盛、優しい人々,暖かい空気。早く笑顔で沖縄に行きたいのです。この騒動が落ち着いたら沖縄にしばらく住みます。なんとか終息する事を夢見て‼

〉ようやく、「あるべき宮古島」に戻ったような平穏な気分に浸ってます。

山路さんの仰るように三連休は本島でも同じ状況でしたよ。私は辺戸岬までドライブに出かけたのですが、レンタカーが激減し、同じようにドライブで山原へ向かう車が多いけど、バイカー達も大勢繰り出しその殆どが県内国内の方々だと分かります。無謀な運転をする人も無く制限速度内で秩序を保っていたので久しぶりに気分良くドライブ出来ました。

各地観光客でいつも賑わっていたようですが、あの情景を見ると私達も含め県内の人は観光客に遠慮して観光地やイベントに出かけていなかったんだな〜と思いました。(大宜見道の駅ビジターセンターたのしかった)

 ナビー@沖縄市さん

同感ですね~。
私なんかもむしろ行動半径が増してます。

宮古島では日曜日は予定通り伊良部島マラソン大会も行われ、ローカルではあっても、例年をさして下回ることなく開催出来ました。
クルーズ船が来続けていれば開催出来なかったと思います。

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