• 004
  • Ezrm3tju0aaq_pf
  • Lg_14924281_
  • 25_20200601044501
  • 14_20200514095801_20200601044601
  • Photo_20200601062001
  • Dsc_8211
  • 027
  • 098
  • Photo_20200530065201

« 生物兵器の可能性再論 | トップページ | 沖縄豚コレラ再発、県の責任は逃げようがないが、それだけではない »

2020年2月 5日 (水)

沖縄で豚コレラまた再発

026

新型肺炎の影に隠れて本土ではまったく注意を引いていませんから、アップしておきます。
沖縄でまた豚コレラが出ました。絶対に根絶していないはずだと思っていましたが、案の定です。

沖縄県沖縄市の農場でCSF(豚コレラ)が発生した、と県が2日、発表した。県内5例目で、新たな発生は1月15日以来。3例目の農場から約200メートルの場所で、豚の移動が制限されていた区域内にあり、県と農林水産省が感染経路を調べる。飼育している1857頭は殺処分する。
 県によると、1月31日と2月1日に各1頭が死に、そのほか10頭に発熱や食欲不振の症状があることから、遺伝子検査などをした結果、陽性だった。1月11日の検査では陰性とされていた。県は感染拡大を防ぐため、今月中旬までにワクチンの接種を始める考えだ」(朝日2月2日)
https://www.asahi.com/articles/ASN225CXMN22TPOB001.html

あえていいますが、ありえません。
今回の第5例は沖縄市の移動制限区域内、いわば、城の内堀の中です。絶対に再発が起きてはならない場所です。

「先月8日の発生から1週間の間に、うるま市と沖縄市にある5つの農場で感染が確認されました。それ以来およそ3週間ぶりとなる豚コレラの発生。新たに発生した農場は、先月10日に感染がわかった農場から、わずか200mの場所でした」(琉球朝日2月3日 下写真も)
https://www.qab.co.jp/news/20200203122911.html

Photo_20200205045701

初発の農場からわずか200m、目と鼻の距離です。こんな場所は徹底的に虱潰しで発生動向調査をしていなければなりません。
沖縄県家保なにをしていたんだ!まじめにやったのか。
常識的には、定められたサーべイランスやって、その後に徹底した消毒と殺処分をしていなければなりませんから、初発から手の届く距離で再発が起きる道理がありません。

ということは、サーベイランスと消毒が極めて杜撰になされていたと思われても致し方ありません。
仲村畜産課長はこのように述べています。

「この農場では先月11日に検査が行われ、「陰性」でした。県内では感染拡大の防止のため、ワクチン接種に向け動き出していました」(琉球朝日前掲)

失礼を承知であえて言いますが、ほんとかよ、と疑いたくなります。何検体調べたのですか。
私はトリインフル発生時のサーべ イランスの模様を実際に見ていますが、まさに重箱の隅をつつくように徹底した検査がなされます。
畜舎はありとあらゆる場所をこれでもかというほど検査され、さらには作業場、母屋の土間まで調べ上げていきます。

これだけやって「陰性」なら信じましょう。
しかし、そののちに1カ月もたたないうちにまたまた発症した以上、手抜かりがあったとしか思えません。
家保と県畜産課は「陰性」であったことに安堵してしまって、畜舎は勿論のこと、作業着・長靴にいたるまで徹底した消毒を指導していなかったのです。
いえ指導しました、と行政は言うでしょうが、ならば現実に再び出ててしまった、しかも初発の真横で出たという衝撃的事実をどう言い訳するのでしょうか。

「沖縄市は新たな感染を防ぐため、全ての農家に消石灰を配布するなど、対策に努めていたさなかだった。市の担当者は「すでに発生した農家への支援策を検討していたところだった。これ以上長期化すると、職員も持たない」と嘆いた」(沖タイ2月3日)
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/529958

現場で苦闘する県や市の職員には敬意を評しますが、杜撰な仕事をした結果、元の木阿弥となったと思って下さい。
「これ以上長期化すると持たない」と本心から言いたいのは県の職員ではありません。
畜産農家、あるいは自衛隊員なのです。

39

https://anonymous-post.mobi/archives/18087

自衛隊など、本来はこんな畜産の殺処分に安易に借り出すべき職種ではありません。
そもそもこんなことは農水省管轄なのですから、本省から暇な役人を総ざらいして連れて来るなり、家保を全国動員して対処すべきです。
それを便利屋よろしく、いつもは冷遇しているくせに困ったとなると電話一本で自衛隊にすがります。
自衛隊は実に延べ6538人(1月29日現在)を派遣し、実に24時間体制で殺処分という汚れ仕事を引き受けたのです。

#うるま市 の養豚農場において、#自衛隊 は約330名をもって24時間態勢(8コ小隊により6時間交代)で、豚の処分の支援等を実施中です。
本日9時時点で、合計約9,000頭中約8,110頭処分済み。#CSF #豚コレラ #沖縄県 pic.twitter.com/C6dmOVxuTI
— 防衛省・自衛隊(災害対策) (@ModJapan_saigai) January 16, 2020」

本来殺処分の主体となるべき県職員の何倍となるのでしょうか。
にもかかわらず、県は自衛隊との調整業務すら満足にできず、地元紙に至っては自衛隊員を「作業員」と書いて恥じません。

自衛隊はこう総括しています。

「対処部隊長で第15高射特科連隊長の内村直樹1等陸佐は、県側との調整を円滑にするため、前進拠点に県の現地調整所を設置することを要望。 現地で指導する県のチームリーダーが日々交代したため「防疫の細部実施要領が時折変化し、混乱する場面が見られた」と指摘し、要領のマニュアル化や全国的に統一することを提案した。
 陸自は延べ6536人を派遣し、殺処分や汚染物品処理、輸送支援などをした」(沖タイ1月29日)
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/527954

さて仲村課長は原因についてこのように述べています。

「飼養衛生管理基準については、特段、問題がある農場ではないという報告は受けております。エサに関しても一般的な配合飼料等のエサを使われているということです。」(琉球朝日前掲)

課長の言うことを信じれば、配合飼料を使っていた以上、本土からのウィルスが混入した残飯が原因とは考えられません。
となると感染経路は、ヒトが持ち込んだのか、あるいは出荷場、堆肥場を共有していたかのふたとおりしか考えようがなくなります。
おそらくは初発の隣ですから、ヒトの行き来はあったでしょうが、それについて家保は何を調べたのでしょうか。
この第5例の調査においてヒトの動線の確認が徹底していたならば、作業着や長靴などは焼却しろとまでは言いませんが(実際、そこまでした農家も本土にはあります)、消毒液に漬けておくくらいの警戒心を持たねばなりません。

いいですか、豚コレラウィルスはありとあらゆるヒト・モノに付着して移動するのです。
ウィルスの付着した長靴の足跡を踏めば、そこから感染は拡大します。
屠場を初発と共有していたなら、屠場は絶好の感染ハブとなります。
糞尿などは絶好の温床ですから、もし第5例が堆肥場を共有していたりしたならてきめんです。

Image_20200205050901

県畜産課・仲村敏課長

これらについて情報は今の時点ではありませんが、もしあるなら県畜産課と家保はこれらの場所をいったん使用停止にして、再度徹底した防疫対策を取るべきです。

また緊急ワクチンについてですが、未確認ですがどうやら第5例はしていなかったようです。

「Q:今回の新たな発生でワクチン接種のスケジュールが後ろ倒しになる可能性はあるのか?
長嶺豊・農林水産部長「今、発生をしていない北部・中部という形ですので、そういう所から打ち始めるという考え方自体は変わっておりませんので、特にスケジュール的に後ろになるということには影響しないと思います。」
現在、プログラムの策定が進められているワクチン接種は、早ければ今月中旬にも始まります。

「後ろ倒しになるか」ですって?何を寝ぼけたことを聞いているのか、メディア。
後ろ倒しどころか、ただちに前倒しにしてワクチン接種をするべきです。
そもそも、まずは移動制限区域内だけでも緊急ワクチンをしていれば、第5例は防げた可能性が高いのです。

このようなワクチンの遅れを招いたのは、「緊急時にはまず会議をして緊急かどうかを討議してじっくりと決める」というデニー知事にすべての責任があります。
デニー氏の腰が軽いのはロックフェスとシンポだけです。
緊急時の無能は罪悪です。
その意味であの人物ほど知事にしてはいけない人も珍しいのではないでしょうか。

残念ですが、こういったことが起きてしまった以上、また第6例,、第7例と続くと思われます。
このようなことが続いた以上、今後の課題として、沖縄畜産への支援はただの経営支援にとどまらず、シャワーイン・シャワーアウトの設置といった本土畜産が取り入れている先進的な防疫体制を導入すべき時期に来ていると思います。

 

 

« 生物兵器の可能性再論 | トップページ | 沖縄豚コレラ再発、県の責任は逃げようがないが、それだけではない »

コメント

口蹄疫禍の時、何故あんなに感染が拡大したのだろう?と言われていました。様々原因があるのは事実ですが、一番大きい要因は人の往来だったような気fがします。発生当初、皆にあまり緊張感がない時には、言い方が悪いですが、野次馬的防疫業務従事者も多かったのではないかと?いわゆる近所の同業者が善意で防疫業務に携わることで、ウイルスを拡散していいた可能性があります。
国が第一線に出てきて、防疫業務の動線をきっちり区分し、畜産関係者の安易な移動を制限することで、ウイルスの拡散にブレーキをかけ、最終的にはワクチン接種により食い止める事ができました。
その際、極力人の移動は制限されました。(県が非常事態宣言みたいなのを出した記憶があります)
今回の沖縄の事例を考えると、距離があまりにも近い気がします。
穿った見方をすれば、どちらかの農家が、お見舞いなり、様子見なりして、行き来していた可能性が大きいのではないかと?
防疫処置は完了したといっても、そこからウイルスがなくなったわけではない事を、今一度農家に啓蒙すべきだったのではないかと?
そこら辺の対応がもしかしたら甘かったのかもしれないですね。
あくまでも私の憶測ですので、事実とは異なっていた場合は、申し訳ありません。

 野生動物の侵入防止対策で設置した防鳥ネットに不十分な面があった、とする説が出ています。
県は「ハトなどの野生動物の侵入もあるので、出来るだけ早い時期に全面的に設置するように指導していたが」、としています。

新たな野生動物の侵入が要因だとすれば、ゆる~い指導であった事が原因です。
しかし、上で宮崎人さんいわれるような可能性の方が高いと思います。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 生物兵器の可能性再論 | トップページ | 沖縄豚コレラ再発、県の責任は逃げようがないが、それだけではない »