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2020年3月 9日 (月)

感染は欧米に拡がる

033

大相撲の初日は、無観客試合なためになんとも無味乾燥なものになりました。
そうか、相撲はいわば生もので、音楽と違ってスタジオ録音がありませんからライブ一本です。
ですから相撲は観客があってナンボのもんだと改めてわかりました。あ~あ、白ける。

さてそんなノンキなことは言っていられません。感染は世界に拡がっています。
皮肉にもそれは予想されたいわゆる開発途上国ではなく、先進地域であるはずのヨーロッパ、米国においてです。

特に米国の感染拡大は予想を超えており、既に死者数が11名に登る事態となっています。

●北米地域の感染者数(2020年3月8日現在)
※数字はJohns Hopkins University・thewuhanvirus.com 以下数字の出典は同じ
Coronavirus 2019-nCoV Global Cases by Johns Hopkins CSSEhttps://gisanddata.maps.arcgis.com/apps/opsdashboard/index.html#/bda7594740fd40299423467b48e9ecf6
()内は前日比増加分

・米国:437人(+99)
・カナダ:60人(+6)
・メキシコ:7人(+1)

感染者数の日米差は24人ですから、おそらく今週中に追い抜かれはずです。

※追記  あっさり抜かれました。
最新感染者・死亡者数(3月9日9時30分現在)
・米国・537 人
・日本・502人

感染死亡者
・中国湖北省・2,986 人
・イタリア・366 人
・イラン・194人
・韓国・50 人
・中国河南省・22 人
・フランス・19人
・スペイン・17 人
・米国ワシントン郡・17人
・中国黒竜江省・13人

●日本の感染状況(3月5日現在)
厚労省https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_10022.html
・感染者・696人
・退院者・242人
・集中治療室・34人
・死亡者・6人

米国はまだ感染拡大初期であり、今後、国民皆保険制度の欠落や不法移民などといった医療制度の欠陥に祟られるはずです。
それに対してわが国は初期の衝撃的時期を過ぎ、ダイヤモンドプリンセスの修羅場もくぐり、やっと眼を覚ました首相の全国休校・イベント自粛措置、そしてコロナ新法というやるべき手当ては出尽くしているからです。
あ、経済対策は別枠ですから念のため。まったくしょぼい。なにが学校給食費の減免だ!しっかりしろ。

一方、米国においては、NY、カリフォルニアとクルーズ船という大きな火薬庫の扉が開くのはこれからです。
世界最強・最大を自他ともに認める米国CDCのお手並みを拝見しましょう。

※追記 CDCは感染が乗船以前だったとして、クルーズ船乗客のオークランド下船を認めました。

「米カリフォルニア州のニューサム知事は4日、新型ウイルス感染拡大で非常事態を宣言した。同州では53件の感染例が確認されている。
 同知事によれば、非常事態宣言によって規制緩和などが可能になる。同州は米連邦議会で審議中の78億ドル(約8400億円)の緊急歳出法案から3700万ドルを受け取る見通し。
ニューヨーク州のクオモ知事は4日、新型ウイルスの感染が確認されていたニューヨーク市郊外ウエストチェスター郡在住の男性の知人の家族5人も検査で陽性が判明したと明らかにした。先に、男性の家族3人と隣人1人も感染が確認されていた。同州の感染者は別の1件を合わせ計11人となった」(ブルームバーク3月5日)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-03-04/Q6OQ4ODWLU6R01

●2020年3月8日現在の世界の感染者数上位10国
・中国:80,695人(+44)
・韓国:7,313人(+272)
・イラン:6,566人(+743)
・イタリア:5,883人(+1,247)
・フランス:949人(+296)
・ドイツ:939人(+247)
・ダイヤモンドプリンセス:696人
・スペイン:589人(+200)
・日本:461人(+26)
・米国:437人(+99)

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また、今回特徴的なのは米国と並んでヨーロッパ圏の感染拡大です。
いうまでもなく、イタリアの惨状はひどいもので、ミラノを含む北部全域が封鎖される勢いです。
しかし一日で1200人の増加という事態は、まったくこの地域封鎖も歯止めになっていないことを現しています。
※追記 さきほどの感染者数 7375人へ

おそらくローマ港で6000人も下船させたクルーズ船が発火点ではないかと憶測されますが、バカなことをしたものです。
イタリアの医療システムは慢性的に集中治療室(ICU)が足りず、若年層のみを優先してICUに入れています。
隔離病棟も不足しているために、残された老年層や持病持ちの人は後回しとなって一般治療室に入れられ、死亡数を増やしていまったようです。
また隔離が不完全なために、感染が拡大しているようです。
どうやら検査の優先もしてしまったようで、なんだ韓国と同じ轍を踏んだんですか。
かくしてイタリアが韓国に並ぶのは時間の問題のようで、医療崩壊の声さえ聞えてきます。
イタリアを絶賛していた上昌広さん、なんと言うでしょうか。

そのうえイタリアを震源地として、シェンゲン協定締結国に広く拡散されてしまいました。
ドイツは1日で+247人、フランスは+296人で、一方日本は26人と一桁違っています。
イタリアは言うに及ばず、独仏も日本を軽々と追い抜きましたので、日本を「感染大国」とディスっていたヨーロッパのメディアの顔を見たいものです。
いまや日本は感染対策の優等生となってしまいましたものね。

●シェンゲン協定主要国の感染状況
・イタリア:5,883人(+1,247)
・フランス:949人(+296)
・ドイツ:939人(+247)
・オランダ:188人(+60)

シェンゲン協定とは、ヒトモノカネの国境を超える動き認めた協定で、EUの基礎的協定のことですが、国がパスポート管理と検疫措置をとれないということがいかに国民無防備にさらしているかがあらためて確認できる事態となってしまいました。
「国境なき夢」は今や「国境なき悪夢」と化しています。

●ヨーロッパ地域の感染者数
・イタリア:5,883人(+1,247)
・フランス:949人(+296)
・ドイツ:939人(+247)
・スペイン:589人(+200)
・スイス:268人(+52)
・英国:209人(+45)
・オランダ:188人(+60)
・ベルギー:169人(+60)
・スウェーデン:161人(+25)
・ノルウェー:157人(+23)
・オーストリア:104人(+30)
・アイスランド:50人(+5)
・チェコ:26人(+7)
・サンマリノ:26人(+3)
・ポルトガル:25人(+10)
・アイルランド:19人(+1)
・ロシア:13人(+2)
・エクアドル:15人(+2)
・ルーマニア:13人(+4)
・ジョージア:13人(+4)
・スロベニア:12人(+4)
・クロアチア:12人

一方、中国に近くに位置し、医療インフラに懸念があったアジア地域の感染者数はこのようなものです。

●アジア地域の感染者数
・中国:80,695人(+44)
・韓国:7,313人(+272)
・日本:461人(+26)
・シンガポール:138人(+8)
・香港:114人(+5)
・マレーシア:99人(+6)
・オーストラリア:76人(+12)
・台湾:45人
・インド:39人(+8)
・香港:114人(+5)
・タイ:50人
・インド:39人(+8)
・ベトナム:21人(+3)
・ マカオ:10人
・インドネシア:6人(+2)
・フィリピン:6人
・カンボジア:2人(+1)
・スリランカ:1人
・北朝鮮:0人

北朝鮮のゼロは腹をかかえますが(あるわきゃないっしょ)、韓国は北を助ける用意があるなんて言っている場合じゃないでしょうに。
中国は+44人で、3月中の全国の操業開始を目指して、なにがなんでも押さえ込むつもりのようです。
東南アジアは、この世界的パンデミックに耐えて健闘していると評価してよいでしょう。

中東はイランが震源地となりました。
これはコムなどの巡礼地が感染ハブとなったのですが、これから帰る巡礼者たちのその後が心配です。
人口比でいえばバーレンのような小国が85名もだすのは危機的で、エジプトは今までの感染者数と増加人数が同一で、倍増の勢いです。

●中東地域の感染者数
・イラン:6,566人(+743)
・バーレーン:85人(+25)
・クウェート:62人(+1)
・イラク:54人(+6)
・エジプト:48人(+45)
・UAE:45人
・レバノン:28人(+6)
・イスラエル:25人(+4)
・パレスチナ:22人
・オマーン:16人
・カタール:12人
・サウジアラビア:11人(+6) 

このような世界の拡散傾向は、今週いっそう明瞭に見えてくるはずです。
欧米は先端医療を有していましたが、今回のような新型ウィルスの襲来においては一般国民を守る医療の「基礎体力」のようなものが問われています。
それは国民が安心してかかれる皆保険制度や地域医療の充実でした。
日本はまだまだ不足していているという指摘が強いのですが、それですら欧米と比較すると案外優等生だったのかもしれません。
日本は優れた医療保険インフラを背景にして、以下の新型コロナウィルス対策をとりました。

①PCR検査に重点をおかず、重症者を見つけ出して治療することに注力した。
②クルーズ船からの下船は許さず、潜伏期間一杯まで船で隔離した。
③全国的休校とイベントの自粛で、人が集まることを止めさせた。
④コロナ新法で政府の権限を強化した。

私はこの日本政府の方針はおおむね正しい方針だったと評価していますが、いずれにせよ、そう遠くない時期に日本がとった措置が正解だったか否かが分かってくるはずです。


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コメント

日本は発熱してから検査確定まで時間がかかるから、二週間でなく三週間位で効果が分かってくると思う。

WHOがひどい害悪玉
世界から辞任署名集まってるのに辞任させられない
武漢肺炎,武漢ウイルス(米国務長官がこうよんでいます)を広げたのは中国共産党とWHOだ

管理人様、論客の皆様。おはようございます。

ダイヤモンド・プリンセス号でさんざん嘲笑していた諸外国に、対岸の火事だと思っていると、そのうちにお前たちの足元にも火がついて大変なことになるぞと思っておりましたが、やっぱりそうなりました。
「人を笑えば穴二つ」なんて諺はありませんが、そんな状態になって、虚しい目で苦笑いが出てしまいます。

諸外国も、日本のようにバカの感染が起こってパニックになるのでしょうか。生暖かい目で見守りたいと思います。

本当の勝負はあと1、2週間後に死亡者数の増加率となって表れるでしょう。
(感染者数は、感染者を見つけたというレベルで、どう治療ができているかの情報を含まないため)

各国の防疫戦略、医療技術、感染者(特に重症者)の収容能力、治療に使用する機材と物資、国民の意識と習慣等、保険医療体制の総力が試される場になっております。

日本は小国一つ分程度の感染者を早期に背負っているものの、治療体制に問題は出ておりません。これから多発する感染クラスタに対してどう対処するかが問われていると考えております。
韓国は感染者発見を急ぐあまり、収容能力オーバーを発生してしまったため、重症者の治療に支障を来して助かる命を落としてしまい、作戦変更を余儀なくされております。
イランについては経済制裁による影響と、シーア派の聖地があることから同派の信者の多い国への感染拡大が懸念されます。

シェンゲン圏は管理者様が書かれている通り、イタリア北部が非常事態宣言によるロックダウン(移動禁止)措置に入り、人口の1/4以上の移動の自由が失われました。
また医療現場では、「助かった後、長生きする者を優先しろ」という指示も出ている状況で、医療体制が崩壊しております。

先に書いた通り、当面日本は重症者をいかに死亡させないよう医療体制の維持に全力を尽くすのみです。

https://www.afpbb.com/articles/-/3271658?cx_amp=all&act=all
ドイツは今のところ死者1名。パンデミック宣言を出してご自慢の医療体制強化に入ります。難民含むムスリムを多く抱えながら取り組む結果を、フランスと並べて観察していく価値があります。
重症からの回復者数と死者減は、恐怖を取り除く1番の特効薬で、EUの学級委員長として手本を見せながら欧州全体に何らかの福祉を施す責務がドイツにはあります。本人は嫌々でしょうが。これまで散々EUの旨みを吸い上げてきたのだから、当然です。

米国、東西の大都市のみのパンデミックで終われば万々歳なのでは。西側が心配ですね。
NYはシティで今のところ感染クラスターとまではいってないようです。
ウエストチェスター住民はシティで働くのでどうやって止めるか、注視しています。
久しぶりにローカルニュースのサイトを見ましたが、出来るだけ抑制的に頑張っているのではと思います。
http://westchester.news12.com/
日系人から出ていなくてひとまずホッとしました。

重症からの回復者数と死者減→ 重症からの回復者数増と死者減
です

換気が有効だが町は変わらない

グランドプリンセス号の下船スケジュールは以下の通りのようです。

乗員乗客全員に対し、新型コロナウイルスの検査を行う計画で、カリフォルニア州に居住する乗客は州内の施設、それ以外の人は他の州の施設、乗員は船内で隔離される。日本を含む54国籍の乗員1,111人、乗客2,422人の計3,533人が乗船しており、重病の乗客は救助艇で下船している。
https://search.yahoo.co.jp/amp/s/www.traicy.com/posts/20200309147257/%3Famp%26usqp%3Dmq331AQRKAGYAc2WtNGp5b31qwGwASA%253D

日本の作戦をブラッシュアップしているように私には見えますが、詳しい方のご意見を聞けると嬉しいです。

日本はよほどの事がないと検査しないのだから感染者数が少ないのは当たり前です。中国の数字が信用できないのと同レベル。
そして米国はクルーズ船の乗客を下船させ隔離検査と。日本によるダイヤモンドプリンセス対策の大失敗を見ると同じ対策をする国はないでしょうね。
またさらに怖いのは経済的打撃ですね。ここまで危機管理能力のない政府だと日本の未来は絶望的です。

新型さん(厭味ったらしいHNですねぇ)、記事読んでないでしょ。それとも理解できないんですかね。感染症の専門家でもなんでもない上医師の主張を未だに鵜呑みにしてるんですか。概ねの専門家は検査対象は絞るべきとの考えでしたよ。あと、ダイヤモンドプリンセスについては、時間が経つにつれて評価が上がってきているようですがね。

「クルーズ船の隔離は「失敗」だったのか、専門家が語る理想と現実」
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/03/post-92597_1.php?fbclid=IwAR0lssivue09Z3jEdMZLagqyTkQq4f_bpAzAIQrOgVNep5YRSuTZg1geOog

「新型コロナウイルス感染症、PCR検査の受診と診断のタイミングは? 医師が解説」
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5e633f24c5b6670e72f87a66

厚生労働省は、新型コロナウイルス感染症の本格的な流行に備える目的で、その規模を仮定として示すシナリオを都道府県に示しました。
https://www.mhlw.go.jp/content/000605276.pdf?fbclid=IwAR2kmp69Y14qegmVWzOr6LzR6Fk40MRlCZV9m58GqeSl4Q2GR2ZWE0BZzsA

沖縄県を具体例に高山義浩医師がfacebookで詳しく解説しておられます。ピークを低く抑えることができるかは我々の行動にかかっています。
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=2743197642400392&id=100001305489071

朝日・毎日好みの、上の新型さんのような認識は誤りですね。

感染者数が各国の検査母数の取り扱いの違いによる事は事実ですが、新型さんのように言える事は韓国に対してのみでしょう。
その韓国にしても、検査はするがその信頼性に疑問があるうえに、人口割の死亡者数で言えば、日本の5~6倍に上っているのが事実です。

また、 新型さんの言うように「ダイアモンドプリンセス号の失敗」、と言いたがる輩がまだ多い事には辟易としますが、ほとんどの感染者は横浜港に寄港する以前に感染したものである事実をふまえれば、完全ではないにしても、「ほぼ成功」と言ってよいレベルです。

日本における武漢肺炎での経済的影響も必定ですが、それはもはや「日本発」になる事の回避はされた時点にあり、今後は日本以外の国々の状況を注視していく必要をいう本記事の趣旨でしょう。

そうした影響にどう対処するかは、首相の言う2700億円や各省の予備費からの取り崩しのみならず、大型補正も視野に入れた議論がなされていて、このような対応は先進国中で最もスピーディーに行われようとしています。

したがって、「ここまで危機管理能力のない政府」だとか、あげく「日本の未来は絶望的」だとかいう「投げつけ言葉」は全くの失当です。

クラッシャーさん、素っ頓狂な反論どうも。他国との感染者数を比較しても意味がないという話なのですが理解できませんでしたか?
ダイヤモンドプリンセスの船内対策評価すべき成功例なら他国でもそうするでしょうね。
いくら現実から目をそらしても問題は解決しませんよ。

為替も株もひどいけど、一番は原油でしょう。週末の41ドルからいきなり30ドル割れとか。

これ日本のせいですか?

山路さん、なぜ韓国に対してのみ?北朝鮮の感染者数ゼロを見ても他国との比較に意味がないことは明白です。
ダイヤモンドプリンセス対策を成功と言いたい気持ちもわからなくはありませんし、現場の方々は本当に頑張っていたと思いますが、検疫に入った人間まで感染する体たらくではね。思い入れや感情論では何も解決しません。現実を見ましょう。
このブログではこういう指摘をするとスパムとされ投稿できなくなるのが常なので、コメントはこれ以上入れられないかもしれません。

クルーズ船での感染者抱えた米国が、ダイヤモンドプリンセスでの日本の対応を問い合わせたってニュース有りました。
詳細は不明ですが「大失敗」だったならわざわざ対応聞くのは不自然ですが?

尚、タブレットからのカキコなので上記ソース等は省きます。

新型さんね、北朝鮮なんか持ち出して考慮対象にしたり、比較してどうするの? そもそも政治的恣意性と、統計すらまともに取れない国を検討に入れる事は不可能ですよ。
他の欧米諸国、あるいは米国と比較して日本の検査対象が著しく数量的に低いわけでもないでしょう。

ともあれ、新型さんが「感染者数だけを見て判断する事は出来ない」というなら、それはそのとおりですね。
しかし、新規感染者数の増減のベクトルの示すところは重要で、そういう点以外も記事では広く拾っているので、新型さんのような批判はつまらないものです。

それとですね、新型さんが報道に毒されてダイアモンドプリンセス号を「失敗」と言いたくなる気持ちもわからなくないが、国立感染症研究所のレポートなどお読みになったうえで正しい評価をしていただきたいものです。

また、本ブログのコメ欄では、私も度々スパム扱いされるケースを体験していますが、それはブログ運営会社の方の不具合によるものです。「こういう指摘をするとスパムとされ投稿できなくなるのが常」などという事はありません。

いよいよ欧州もきな臭くなってきました。なんだかんだと日本のほうがより冷静ではないですか。「医療大国ドイツでも医療崩壊の危機」だそうですよ。結局、「軽症の人は病院に来るな」って方向に行きつくようで。

「欧州、医療現場パンクの危機 新型コロナ感染拡大、各国試行錯誤」
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020030800279&g=int

医療大国とされるドイツでも、患者らの殺到による医療現場の崩壊が懸念されている。同国では2月末から新型ウイルスの検査費用が公的医療保険で賄われるようになり、検査希望者が急増。感染症対策などを行う政府機関、ロベルト・コッホ研究所のウィーラー所長は6日の記者会見で、医療機関は既にパンク気味だとして「病院に行くのは緊急時のみにすべきだ」と呼び掛けた。

私はどうしても、感染者数という絶対値を比較することに賛成できないのです。そもそもこの数値は各国の感染者数そのものを表したものでなく、陽性が“確認”された数です。検査数が多ければ陽性の確認数が多くなるのは当り前の話。どういう基準で検査をするのかも各国バラバラです。比較するのであれば、母数の定義(検査基準)を揃え、国民数を加味した「比率」で横並びにすべきものです。これは科学(数学)的な議論をするための前提です。

また、この病(ウイルス)の影響を見るのであれば「重症者・死亡者」で考えるべきだと思います。風邪・インフルエンザのような感染症は日常的なものであり、“うまく付き合っていく”ものだからです。いいですか、軽症者が8割、しかも無症状が1割か2割程度もあるとされる病ですよ。せめて回復者(陽性→陰性になった人)の人数くらいは同時に公表すべきだと思います。

それと大事なのは類似の病である風邪・インフルエンザの数字を並べて比較することです。そうすれば、この病(ウイルス)はそんなに恐れる必要がないこと、大騒ぎするようなものではないことが多くの人に理解できるようになると思います。「評価」というものは相対的にしかできないものです。これも科学的なものの考え方の原則のひとつです。すべからず「相対的にみる」習慣をつけたいものだと思います。

それと、「武漢肺炎」とか「武漢ウイルス」とか言うのはもう止めるべきだと思います。これは、あの「水俣病」の教訓です。この病名ひとつで水俣に住む人達がどれだけ重い十字架を背負っているか考えてみてください。先日、知人を訪ねた時に「メチル水銀中毒症へ、病名変更を求める!!水俣市民の会」の看板を見かけました。あの平成の大合併の時に、近隣自治体との合併ができなかったのは、この病名の影響が強かったようです。公害を風化させないため、として強固に病名変更に反対する人達は、現在もなお水俣病“患者”の掘り起こしをやっているのです。朝日新聞とともに。

先日も書きましたが、今起きているのはこのウイルスによる病の実害(緊急事態)ではありません。風評です。世界中を巻き込んだ巨大な風評被害です。ですから、緊急事態宣言ではなく、「風評緊急事態宣言」を出すのであれば意味はあると思います。

九州Nさん、そんな宣言を今、死者が少ない日本が出したら、風評以前に妬まれて面倒事が増えるだけだと思います。
これしきの風邪でいっぱい死ぬ国はばっちいのう、こうやったら助かるけど君らには無理でしょ。
というに等しいと思いませんか。それ自体が本当な程、日本人は健康そうに見えるけどウイルス持っている。アイツらだけがあそこで治せるウイルスだ。俺らの国では何人も死んでいる。と、いう無茶苦茶な話に進むと私は思います。

九州Nさん
「重症者・死亡者」が最終的なアウトカムということには強く同意します。

一方で、現在の流行の勢いを推測するには、新規感染者数の増減が早期の指標と考えています。
同じ測定方法(捕捉率)の条件下では、新規感染者数が減ることは、基本再生産数(2~4?)に対して免疫を得た人達の割合の増加と人類の努力によって再生産数を1未満に減らしたことになります。指数関数的には、時間とともに収束する方向に向かい始めたことになります。
捕捉率は国や地域によって千差万別ですが、この点は共通です。情報に嘘がなければ、ですが。

それを信じるならば韓国は既に終息が近く、日本も新規は2日間減少しているので新たなクラスターが出なければ、です。

因みにインフルエンザの流行は、
http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/diseases/flu/flu/ (最終閲覧日 2020年3月8日)の示すとおり、例年と違って悲しいくらいの落ち込みようです。
新型コロナウイルスの流行を推測するときに、性質が類似していてしかも見えるインフルエンザがこの体たらく、というのは、示唆に富む指標ではないかと思います。

国内のみの問題であれば、地域を特定する病名等は厳に慎むべきと
考えますが、国外(特に隣国)も巻き込む場合は話は違うとおもいます。
現に、世界的に流行させた要因は日本・韓国にあるなどと発信する
状況をみると区別するべきと考えます(科学兵器説が払拭できない
こともあり尚更区別するべきと考えます)。
発信源ははっきりさせた方がよいとおもいます。

泣きっ面に蜂という諺がありますが、泣きっ面にバッタになりそうですね。
https://news.yahoo.co.jp/byline/mutsujishoji/20200307-00166447/
これまでの国内・外での傍若無人な振る舞いに対する罰が当たったとしかおもえません。

  九州Nさん

 水俣市が周辺自治体と合併できなかった要因は、「水俣病の呼称」にあるという意見は少々うがちすぎではないでしょうか。
あの時は例えば津奈木町なんかのケースだと、水俣市長選があったり、水俣市議会の構成、お決まりの失職問題での要因が大きかったものと承知しています。

ところで「武漢肺炎」という呼び方にすべき、との議論を3/3に参議院で山田宏氏が提案しています。
その骨子は、「発生地をかくされ、あたかも日本や韓国の対応のせいでウイルスが広まった」という責任論にすりかえられるおそれもある、というような主旨だったと思います。

日本ではすでに法令で正式名称を「新型コロナ感染症」と定めています。
私は必ずしも山田氏のように思いませんが、WHOと中共の意思疎通ゆえの呼称決定である点の問題点を重視して、これからも「武漢肺炎」と「新型コロナウイルス感染症」を使い分けて表現したいと思っています。

この手の呼称は国際慣習では、これまでは発生地主義でした。
ところが今回から、COVID-19なる呼称をWHOは採用しています。
その理由はまさに九州Nさんがいうように、「武漢肺炎」と呼ぶことで起こり得る地域差別をかんがみての事だそうです。


中国国内では当初から「武漢肺炎」や、「武漢ウイルス感染症」などと呼ばれ、ほとんどのメディア報道に「武漢」が入っていました。
規制はされているものと推測しますが、今でも「武漢」が入ったメディアは存在しているようです。括弧つきであったりですね。この点、日本と逆ですね。
想起しやすい点や、記憶に密接に関連している点をメディア的に考慮すれば、「武漢肺炎」でもやむを得ないんでしょう。


 

治った人の報道してくれないと政府が今日ぼやいてましたよ

プーさん
「流行の勢いの推測」という考え方は理解しました。ただ、従来のインフルエンザの流行を見るのであればわかりますが、今回のコロナ感染症者のデータを同じように考えてもいいのでしょうか?

従来のインフルエンザの検査対象は「重症傾向のある人」つまり、高熱や肺炎兆候のある人のみのはずです。微熱の風邪症状で検査まではしません。それに対して今回のコロナの検査対象には「濃厚接触者」という、それこそ症状がまったくない人まで無理やり強制検査した結果が多く含まれています。
従来のインフルエンザ感染者にも、微熱や無症状で終わる方がおられるはずですし、レベルが合っていないような気がします。

それと10年ほど前ですが、仕事で中国・大連の工場地帯を見て感じたことですが、排水の垂れ流しやトイレの状況など衛生状態はひどいものでした。おそらく昭和のオリンピック以前の日本レベルでしょうか。対する我が国の医療(保険)制度は世界に誇るレベルであり、また、それこそ花粉症が国民病と言われるような、それこそ免疫が暴走するくらいの高度な衛生環境となっています。

このあたりの「衛生環境」と「医療制度」の国別の違いというのは、今回の感染症の伝播に大きく影響しているように思えます。このことからしても我が国は中国・武漢のようには決してならないと確信しているのです。

九州Nさん
中国での知見はとても興味深いです。
中国と日本の環境の違いは、九州Nさんの感じるとおりの感染症の伝播の違いにも現れているはずです。

さて、インフルエンザですが、実際は皆さん結構気軽に検査しています。
それこそ阿吽の呼吸というか、熱が出たと言って病院に来れば、患者さんも医療側も、「とりあえずビール」みたいな感覚で検査しています。
むしろ、熱以外の症状(呼吸困難や食欲不振などの重症感)があれば他の病気も考えます。

それに比べたら、今の新型コロナウイルスの検査態勢はハードルが高いです。

病院に来る患者さんは大体1度は39度近い熱を出したと言っていますが、正直なところ微熱~無症状で検査を受けずに治った人たちがどれくらいいるかは、分かりません。
SEIRモデルでR0が1.4とした場合、毎年日本の半分くらいの人は感染していると推測されるのですが。


九州N、プーさん

私も、重要なのは感染者数ではなく死亡者数だと考えます。
日本の死亡者数が少ないのは、感染者の急増を抑えるとともに、重症者を適切に診断して治療していることだと思います。

しかし、季節性インフルエンザと同様に考えるのはどうかと思います。
新型コロナウイルス感染症ではインフルエンザと異なり、ウイルス性肺炎の急性増悪が主な死因です。
(インフルエンザでも二次的な細菌性肺炎は起きますが)
また、インフルエンザより感染力を維持する時間が長く、本日の専門家会議ではインフルエンザのように暖かくなると終息するということはなく、ある程度の流行は繰り返し、長期化するとの予想です。

集団免疫ができる(今回は50%の免疫獲得が必要とのこと)までには時間を要するため、一刻も早い治療法の確立、ワクチンの開発が待たれます。

このような時、日本の皆保険制度は強いです。
PCR検査に走らず、医療崩壊を招かないことが重要と思います。

一連のコロナ騒動でNYダウが大変な事になっていますね。
あれだけ日本を非難していたアメリカがいざ飛び火してきたらこのパニック。
1ヶ月以上も中国が感染を放置したのにすぐに入国規制をした自分らは安全だと本気で信じていたようです。
報道の中には明らかにトランプ批判へ繋げたい意図アリアリな煽りとしか思えないものも含まれていたり…

もはや怖いというよりも情けなく思えてなりません。

アメリカ人の怖さは常識では測れませんからね
何せ世界は7日でできて地の果ては断崖絶壁、個人レベルで核シェルター持ってて建前と本音が剥離しまくってて、ここまでと思える貧富の差が隣町同士であり、田舎に行くとオラが村から出たことない人が圧倒的多数という閉鎖的な社会だったりしますから
地域間の仲の悪さ、てのも普通だし、(大陸中に日本と韓国が入り乱れているような)。こうしてみると有事の際には強権的な中国はトータルではまともに機能するんだなと少し感心してしまう次第です。

大連に旅行した人から同じような話は聞いたことありますし、毎日お腹こわして大変だったそうです。中国は水道水飲めませんから顔洗った水から菌でもうつんじゃないのと笑ってましたけど。でもウィルスなんでね。衛生環境や医療制度だけの問題にしてしまうのも強い違和感を感じます。だって免疫がなければうつるので。病院てキレイですけど院内感染しますよ。確信をもつのは結構ですが、免疫がなければうつる。新型ですし。これ忘れてませんか。風評被害が嫌なら風邪だから気にするなと言い続けるより拡大抑制に協力するほうが建設的でしょうね…何度も口だして申し訳ありませんが。

名前失念しました。申し訳ありません。

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