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2020年3月20日 (金)

日本がPCRに頼らずに検査できている理由とは

011

まずは恒例の世界の新型コロナの拡散状況からいきます。

中国・81,102人
イタリア・35,713
イラン・17,361
スペイン・13,910
ドイツ・12,327
フランス・9,052
韓国・8,413 
米国・7,769
スイス・3,028
英国・2,642
オランダ・2,056
オーストリア・1,646
ノルウェイ・1,550
ベルギー・1,486
スウェーデン・1,279
デンマーク・1,115
日本・889

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日本はヨーロッパ38カ国に渡航制限をかけました。これだけホットスポットとなっては致し方ないでしょう。
いままで感染処女地だった茨城もイタリアからの帰国者が持ち込んでくれました。やれやれ。
といっても、今のご時世、どうやっても外国からのウィルスは侵入するときにはするもので、この渡航制限だって、迂回経由されたらわかりませんからね。
入国制限なんて気休めといっては言い過ぎですが、防疫の流れのオードブル程度の役割しかないのです。

中国は、新たな感染者がないと言っています。もちろんウソに決まっています。
ただ、共産党国家らしく、体育館みたいな場所に感染者を収容して強制隔離しましたから、ピークアウトしたことは確かなようです。
共産党国家って、初動では政府に不利なことは隠蔽する情報統制体質が仇となりますが、感染拡大期には強権的に強制収容所まがいの「病院」に入れてしまったり、武装警察を使って都市封鎖できる強みもあります。

いったん抑えこんだとなると、習は米軍がウィルス撒いたんだなんて珍説を主張して、トランプを激怒させていますが、この強気の背景は、いかに習の権力基盤がグラグラになったかということの裏返しなんですがね。これについては別の機会に。

それはさておきわれらがボリスは「赤信号、皆んなで罹れば怖くない」という路線を引っ込めてしまったようです。残念、突き進んでウィルスとの戦いに新次元を開いて頂きたかった

●ボリスの戦略
①市中で感染が拡がり健康で抵抗力がある若年層に感染させ、健康な人たちに免疫を成立させる。
②その間に高齢者や持病持ちの弱者を隔離し、治療をする。
③国民の6割が感染するとウィルスとの共存状態となるので終息する。 めでたし、めでたし。

うーん、渋い。まさに集団免疫理論をじっさいにやったらこうなるという見本のようなものでしたが、ボリスは国民からの大ブーイングで引っ込めてしまいました。
なぜでしょうか。
その理由は、よく考えてみればわかるんですが、国民の6割が免疫を獲得したって、どうやって計るのって問題です。
現状では国民という巨大集団を正確に計る方法がないでしょうが。

「これらの免疫学的調査のためには、コロナウイルスに対する抗体検査の樹立がまず重要である。有効な抗体検査ができれば、どのひとに免疫が成立したかがわかるようになり、その免疫は長期に維持されるのか、多少ちがうDNA配列に変化したウイルスに対しても有効な免疫なのか、など重要な知見がえられるようになる。蛇足ながら、PCR検査はこの役には立たない」
(免疫学者小野昌弘『英首相の「降伏」演説と集団免疫にたよる英国コロナウイルス政策』)
https://news.yahoo.co.jp/byline/onomasahiro/20200315-00167884/

ボリスの野心的というか、ヤケッパチというか、この新方針が引っ込めざるをえなかったのは、ひとつにはこんなに沢山のケアするべき高齢者や持病もちを収容するような隔離施設がないことです。
先進国は、中国のように人権無視して体育館に閉じ込めるなんてできっこありませんからね。
先進国の最大の弱みは、民主主義と人権でもあるのです。それを頭から無視できる中国はだから「強い」。

そしてもをひとつは小野氏も指摘していた検査方法が確立していないことです。
一頃テレビに出てくるアホなコメンテーターたちが口を揃えてPCR検査をさせろ、なぜさせない、国がインペイしているなんて叫んでいましたが、もう大部分の国民が分かってしまったように、PCRは誤りが多いのです。
実に3割は偽陽性を出してしまうのですから、これを盲信して感染者が出たからとそのつど隔離していたらいくら隔離病床があっても足りません。

 日本がPCR検査の数を抑えているために、「検査しないから感染者数がミラクルに低いんだ」なんてことを韓国あたりや海外メディアも言っていました。
確かに少ないことは事実です。

●各国CR検査数
・日本3月12日までに厚労省発表2万4666件(人口100万人当たり80.5件)
・韓国・3月13日までに24万8647件(同4831.3件)
・台湾・1万6089件(同676.6件)
※韓国台湾はOur World in Dataによる

なんと韓国は日本の13倍ですぜ。スルー型PCRなんて新発明もできて(感染ハブになりましたが)もあるそうで、スゴイぞ、コリア。、バカだなコリア。
だから韓国のほうが検査数が多いから感染者数も上がるんだというのがムン閣下の言い分ですが、ちがうんです。
日本がPCRに頼らなかったのは、別の検査方法があったからです。
それがCT(コンピュータ断層撮影)です。皆さんも病院でやられた経験がある人も多いでしょうが、あのトンネルみたいなやつです。

Abdominal_ct

日本の医療機関は、PCRを使わなければならない場合、一回CTで胸部をスキャンしてみておかしな影があれば確定診断のためにPCRにかけるという二段仕立てで臨んでいます。
つまり、外来患者をすぐにPCRで、はいアーンしてなどといいながら咽喉に検査棒を差し込んでなどという苦しい真似をしなくてもいいのです。
簡単に一回CTでふるい落としてから、怪しい影が肺にある人だけをPCRにかけるだけで済みますから、当然その数は激減します。

このCTの事前検査でウイルス性肺炎でない受診者をふるい落とせますから、PCRが持っている最大の欠陥である偽陽性を減らし、陽性判定の信頼性(陽性的中率)を上げることが可能です。
したがって、偽陽性者の隔離・治療に医療ソースを無駄に浪費することを防ぐことができます。

そのうえにCTはPCRより新型コロナを見つけ出す感度が非常に高いのです。
中国の温州医科大学附属台州医院などの医師による「COVID-19に対する胸部CTの感度」の分析の成果によれば、患者51人にCTとPCRを行った結果、CTの感度は98パーセント、PCRの感度は71パーセントだったといいます。
『ラディオロジー(放射線医学)』誌は2月19日)

またPCRは偽陽性よりも少ないですが偽陰性も生み出してしまいます。この偽陰性の人が、自分は罹っていないと思い込んで周りの人にウイルスを広めてしまうこともありえます。
たとえば先日韓国の少年に起きたような陰性判定をうけたが、41度の熱が出て慌ててもう一回計ったらこんどは陽性で、処置が遅かったので死亡したなどという悲惨なケースもあります。

そしてわが国は世界一のCT保有国です。
日本の国民1人当たりのCT保有台数は、欧米諸国の3倍、国によっては実に10倍も保有しています。

●CTの保有数
・一位日本・人口100万人当たり107台
・2位豪州・63台
●CTの撮影回数
・日本・人口1000人当たりの231回
OECD保健統計2017

日本はだいたいの街の病院にはほぼCTがあって 肺炎などを簡単に診断してくれる、実に世界でも珍しい国なのです。
CTが過剰装備で医療の足を引っ張っているという指摘もあたってはいるのですが、こういうウィルス検査にも役立ち、しかもそれが今回の新型コロナ対策の大きな柱になっているわけてす。

ちなみにWHOのテドロス事務局長が、3月16日の記者会見で「疑わしい症例の検査徹底」を求めたために日本のメディアはそれ見たことかとばかりに「WHO検査検査検査だ」と報じましたが、ちょっと違います。
これはなにもPCRだけを指しません。
正確にはWHOが言ったのは、「確定診断された患者に接触した人の検査は、COVID-19の症状を示した場合のみ推奨する」とすぐに修正の追記をしたように、感染者との接触感染した人の検査であって、なにもPCRを増やせなんて一言も言っていませんから念のため。

いずれにしても、日本政府は海外メディアから「検査を少なくしているから感染者の過少発表ができるんだ」なんていわせないようにCTによる事前検査も宣伝して下さい。

 

 

 

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コメント

おはようございます。

PCRは金魚すくいとイメージして貰った方が実情把握するのに合っているかと考えております。

金魚:コロナウイルス
メダカ:検査時のコンタミなどの偽陽性要素
ポイを無造作に水槽に入れて引き揚げる:PCR検査

感染してから時間が経っていなくてウイルスが十分に増殖していない場合、金魚が引っ掛かる確率が低いので偽陰性が出るとともに、メダカが引っ掛かるので擬陽性も出ます。

感染してから時間が経過しウイルスが十分に増殖していいる場合、金魚が引っ掛かる確率が高くなるため偽陰性および擬陽性が出る確率が下がります。

更に魚群が見えて魚群の濃い所へポイを入れるようにすれば、金魚が引っ掛かる確率は更に上がります。
(CTは魚群を観測するのと同じであると考えると良い)

こう考えると、PCRの前にCTで肺炎の状態を確認するのは管理者の発言の通り、非常に有効かつ合理的な診断手順であると判断できます。

一見無駄のように見えるCTの設置台数(下手したら開業医でも所有している)ですが、体内疾病の診断にはX線撮影と同様有効であり、併用することでPCRの有効性を高めていると私は考えております。
(治療の上でも肺炎になっているのを確認する事も重要)

WHOはなんでもかんでも検査しろと言ってるわけではありません。ちゃんと「対象者」がいるのです。ホントにマスコミっていいかげんですわ。不安を煽るばかりで、国民を落ち着かせるための安心材料を提供しない。どこが国民目線なんだか。ここぞとばかりに政局に利用する政治家もさらに害悪。

「検査をもっとやれ」という日本へのメッセージではない。WHOの声明を伝える報道で不正確な情報が拡散
https://www.buzzfeed.com/jp/yutochiba/who-message-mislead?fbclid=IwAR0nXi_LlJSbFBcQQY5IjhtvOFlvdAN3oJekTGRXMX_T_JLft96nogf_Zeo

「私たちは世界各国へシンプルなメッセージを伝えたい。検査、検査、検査です。全ての疑わしいケースで検査を行うべきです。
テストの結果、陽性と確認された場合は隔離を行い、発症の最大2日前までさかのぼって濃厚接触者を見つけ、彼らに対しても検査を行う必要があります。[注釈:WHOは感染が確認された人の接触者で、COVID-19の症状を示している場合においてのみ、検査を推奨しています]」

ところで、日曜日のFM番組で山下達郎さんも「国会議員、揚げ足ばかりとってないでもっと大局をみましょう」みたいなことおっしゃってました。誰のことでしょうかね。

ちなみに沖縄県のインフルエンザ更に減ってます。皮肉なことにコロナ騒動で感染症予防に何が大事か示されたことになりますね。
https://www.pref.okinawa.jp/site/hoken/eiken/kikaku/kansenjouhou/documents/2019-20influ.pdf?fbclid=IwAR0XCSMYCHLfnjv8YD-XvbSSQb_rQi1tm6hDIwhVLW7T43ofyc0TAfrRxbY

クラッシャー 様

インフルエンザの罹患数の動向ですが、全国レベルの統計では、コロナウイルスの件で対策が始まる前から降下していて有意な差が見えなかったと記事に書かれておりましたが、沖縄県の場合は有意な差があったという認識で合っておりますでしょうか。

ボーンズさんの例えはとてもわかりやすいですね。

インフルエンザの統計ですが、
https://www.niid.go.jp/niid/ja/iasr-inf.html (国立感染症研究所 最終閲覧日2020年3月20日)の、速報グラフ、インフルエンザウイルス シーズン別週別の一番上のPDFファイル(data2j)を見ると、報告数は今シーズンは5週目から例年と比べて急激に減少しています。

今シーズンの少なさの理由には、暖冬や年末までの流行の多いことも関連すると思われますが、人々のコロナウイルス対策が関係「ない」と言い切るわけにはいかない、と思います。

このWHOの声明は英語特有の表現方法なのかもしれませんが「シンプル」と言いつつとても誤解を生みやすい内容になっていますよね。

ボーンズさんの例えはとてもわかりやすいと思いますのでPCR検査についてよくわかっていない人に説明する機会があった時はこれを引用したいと思います。
ありがとうございました。

プー 様
一般には採取したサンプルに大量のウイルスが含まれていて…とイメージされるのですが、実際には前処理の仕方や作業者によって結果が変わるという書き込みもある位、感染初期のウイルス捕捉には難儀するようです。
各個人でのコロナウイルス対策が今シーズンのインフルエンザの収束に与えた影響は、直近の傾きの大きさと見ることもできますね。

しゅりんちゅ 様
確かWHOも後から説明補足したとのことですので、丁寧な説明をしないと混乱の元になりますね。
PCR検査の説明については、ご自由に使っていただきたく。
(量ではなく確率で説明することが胆になります)

ボーンズさん、統計学的に厳密に出ているというわけではないですが、大体はプーさんがおっしゃってるようなことです。ノンカー(暢気)な気質の沖縄はなんだかんだと1年中インフルエンザがくすぶっています。今シーズンはピークは低いものの(プーさんの言われるように暖冬の影響?)、4週目以後から明らか激減していて定点あたりゼロにもなるんじゃないかという減り方です。これは近年なかっったことでコロナの副次的な影響の結果であるに違いないという考えに至った次第です。

うーん、これって先に肺炎と分かるケースの場合にPCR検査されてないのではないかという疑問には答えられているのでしょうか?
コロナとは確定されていない肺炎の中に検査されないまま混ざっているかもしれないということは聞いたことあるのですが、本当のところはどうなんでしょうかね

「確率で説明することが肝」、ありがとうございます。
陽性的中率や陰性的中率という言葉を聞いたことがありますが、PCR検査だけでわかるのは「感染有りまたは無しの可能性」だから有る用語なのだと、頭の中で繋がりました。
事前にCTでふるいにかける合理性がよくわかりました。

そして…検査技師さん方のことも忘れないでいたいなと。
「コロナ報道とPCRと検査技師の動画作った」
https://togetter.com/li/1481255


CTまたはレントゲンで肺炎が確認されて、肺炎の種類ごとに見られる特徴が画像で判ることもあれば、見分けがつかないこともあって、複数の疑いを潰していく各種検査をやって、それでもわからないとCOVID-19の可能性が高いとしてPCRへ…という流れだと思っていたのですが、肺炎だけど原因がわからない例でPCR検査されないってあるのですかねぇ…

PCRとCTは、互いの弱点を補い合っています。

感度が高い(冤罪は多いけど見逃しはない)CTと、
特異度が高い(見逃しは多いけど陽性なら感染確定)PCRを、
この順で行うことで、確診率はかなり高いと思います。

ただ、その前に生活歴や発熱・呼吸困難感、酸素飽和度、
胸部単純写真、血液検査で当たりを付けて(=検査前確率を上げる)からのことですが。


以下は想像でしかありませんが、
PCRのキャパは1日あたり全国合わせて数千しかないので、
コロナに特徴的なCT像がなければ(明らかに細菌性肺炎を呈しているとか)PCRする余裕は無いと思います。

参考までにこちらがコロナに特徴的なCT像、日本放射線学会のHPです。(最終閲覧日2020年3月20日)
https://jcr.or.jp/covid19_2020/covit-19_20200228/

インフルが激減したに対する私個人の見解です。
3年ぐらい前までは、私の職場でも毎年2から3名ぐらいインフルで休む社員がいました。そこで会社が思い切って自己負担1000円で予防接種を受けれるようにしました。私の職場でもほぼ全員が予防接種を受けました。今年はインフルで休む社員は一人もいません。
各職場に、アルコール消毒液も置き、マスク着用も奨励しています。
私個人としては、予防接種が効果を奏していると思っています。
インフルエンザと新型コロナの違いは、インフルエンザはその場で診断でき、治療法も確立しています。世界が恐慌状態になっているのはその差だけなんですが、その差があまりに大きい。

プー様

全然明後日の方向の質問で失礼します。
インフルエンザ治療薬のアビガンが新型コロナに有効な場合もあるとの記事にも接します。
例えばですよ。インフルエンザや肺炎球菌の予防接種を受けた方が、新型コロナ肺炎に罹りにくいとは考えられませんか。

今年は暖冬だったこともあり、そもそもインフルエンザの罹患率はめちゃくちゃ低いです。私のところでも、一月以来インフルエンザ陽性患者は3人しかいませんでした。

アビガンは、投与前から確実に効くだろうという予測はありました。薬効が、「インフルエンザウイルスの複製酵素であるRNAポリメラーゼを選択的に阻害してウイルスの増殖を直接阻止する。」という点からも、コロナウイルスに対しても、増殖抑制効果はあるだろうと、最初から言われていました。中国の治験で裏付けられたという論文が出ていますが、日本の治験が進んでいるはずで、そちらを待ちたいです。

インフルエンザの予防接種をうけることが、コロナウイルスに感染しにくくなる、あるいは感染しても発症しにくくなる、はずはないのですが、日本がなぜこんなに感染者数を低く抑えられているのか?という答えがはっきりしないため、理論的にはそんなことはないはずなのですが、なんかそうかもしれないと、一定数の医師も思い始めています。

ただ、老人保健施設での集団感染をみると、ちょっと弱気になります。老人ホームや老人保健施設は、ほぼ確実に全員インフルエンザのワクチンを接種していますので。

snafkin様

ありがとうございます。
今後の研究に期待します。

プーさん皆様
すみません、つまり肺炎症状があり、かつCTでコロナに特徴的ではないと分かった場合はPCRせずともほぼ陰性だと結論づけられるということでしょうか?原因がわからない場合でもpcrされないというのは、検査を控えたい、確認された感染者を出したくないという動機が強い場合はあっても全然おかしくはないですね。
あと、海外の友人もいるのですが、みな気になっているのはなぜ日本の感染数が少ないのか、何らかのごまかしにより少なく見えているだけではないのか、本当は水面下でかなり広がっているのではないか、という風に見られていることは確かです。

まあどちらにせよ、兵庫の試算の件もありますし、今後爆発的に増える可能性が無いわけではないという点ではあまり楽観視しない方がよいとは言えそうですね。

ポトさん 横からで申し訳ないですが、ご参考まで。
高山義浩医師がFacebookで、WHOの注釈「確定患者の濃厚接触者に症状を認める場合にのみ、検査を実施することを推奨している」、これを日本はクリアしているのに加えて、「濃厚接触者でなくとも診断のつかない肺炎も検査対象としてきましたし、現在は、医師が必要と認めたときも検査を実施できる体制を整えつつあります」と仰っておられました。
ただし、「検査体制が十分であるとは、私は考えていません。医師が必要と考えていても、検査が行われていない事例(地域)がまだあるようです」とも書かれてありました。

ポトさんの心配はごもっともですが。
きっとそうなのです。

安倍首相の検査拡充宣言がやるやる詐欺だったことにホッとしています。

検査した後の隔離・治療体制が確立しないうちに検査だけ先行すれば、韓国や欧州のように入院すら出来ずに患者が殺到し、非コロナ患者に多数感染させて医療体制がパンクする、
ということを防ぐために入り口を絞っているので、彼らの批判は当たっているけれど彼らの理想通りにやったら大変なことになるんじゃないの?
ということです。

重症患者を死なせないことを目標にしているのですから、重症でもない感染者の数を確認したくないのだ、という指摘は当たっております。

問題は、だからどうした?ということです。彼らは、日本は「感染者数を低く見積もってごまかしている」と言いますが、日本からすれば「無症候の感染者を泳がせている」だけです。この、「泳がせている」という感覚が、なんでも白黒つけないと気が済まない彼らには理解不能なのではないか?と私は思っております。

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