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2020年4月 3日 (金)

「マスク2枚」の真相

120      

まずはマスク2枚の件からいきますか。私もなんだありゃと思ったひとりでしたので、そこいらから自戒をこめて。
「マスク2枚」はこれだけ切り取られてしまうと、政府が国民支援策を「マスク2枚」でオシマイと言っていると勘違いされかねません。
私の昨日のコメントもそうとられてしまう可能性がありましたので、反省しております。ごめんなさい、私もスベった。

実際にメディアはこの部分だけを切り取って流しました。
朝日はいつもどおりにアベを貶めるためならなんでも言います。こんな調子です。

「マスク2枚配布「情けない」 国民から与党から疑問次々
(略)ツイッターでは、アベノミクスをもじった「#アベノマスク」というハッシュタグがトレンドランキングの1位に。「洗えば何度でも使える」「もらえるだけありがたい」といった感謝の投稿だけでなく、「#マスク2枚でごまかすな」もトレンド入りして、「マスクよりも休業補償を」などの声も広がる。
 7人家族で都内に住むパートの女性(44)は「我が家に2枚あっても……」と困り顔だ。「家族分までとは主張しないけど、一律同じ数というのはおかしい気がする」と話す。
 日本郵政の仕組みを使って配るとされるが、東京で生活困窮者らを支援するNPO法人「TENOHASI」の清野賢司事務局長は、路上生活者やネットカフェで暮らす人たちが対象にならないと心配する。「マスクがないだけでなく、そもそも『家にいる』ことができない環境にある」
(朝日4月2日)

https://www.asahi.com/articles/ASN423JF0N42UTFK001.html

典型的な印象操作ですね。
「マスク2枚」だけを切り抜いて、まるでそれで政府の支援策が終わってしまったような錯覚を覚える記事です。

国民は生活全体が沈没しそうな淵にいるのに、なんだマスク2枚だって、平時なら百円玉一枚にもたりねぇよ、ぶざけんなぁ、と受け取りました。
もちろん、朝日はそのように印象させたくてパートの女性や路上生活者まで引き合いにだしているわけです。

国民への支援策については、アドバルーンはいくつか上がっていますが、いまだこれだというものを政府は出していません。
そのへんが私もイライラするところですが、それには理由があります。
国民支援策は、現金給付や減税などいくつかのパターンがありますが、そのいずれも出すタイミングが問題なのです。

最初に政府がせねばならないのは、いうまでもなく一にも二にも感染拡大の防止に尽きます。
首相や都知事がいう「ぎりぎり持ちこたえている」というのは裏も表もない言葉で、今週の外出自粛がスッポ抜けて、夜の街にガオっという連中が変わらなければ、来週早々にでも緊急事態宣言が発令され、都市封鎖が始まることでしょう。

かんがえていただきたいのですが、こんな切所の時期に現金支給しましょう、なんて軽々に言えますか?
国民の皆さん、消費税なくしますからパーっとつかって下さい、なんて言っていいもんでしょうか。
もちろん現金給付や消費税減税は政策としてはそれ自体はまったく正しいし、現に国民はドカンっとやれと大声で言っています。
しかしそれを受ける政府としては、公表する時期をひとつ間違えると、この時期のヒトの往来を盛んにしてしまう働きがあることまで念頭に置かねばなりません。

なぜならこれらの国民生活支援策は、とりもなおさず景気浮揚策とイコールだからです。
この都市封鎖がカウトダウンの時期に景気浮揚策を実施すれば、一つ間違えると緊急事態宣言の効果が削がれかねません。
やるなら感染拡大の勢いが止まり、とりあえず当面の危機は去ったと判断された時期でしょう。

今の時期に政府が取るべき政策は、政策に優先順位をつけることです。
第1に、感染爆発の阻止。そのための緊急事態宣言の準備。
第2に、爆発してしまった後の医療体制、薬品、医療器材の準備と確保、隔離病床の確保などです。
そして第3に、それと矛盾しない限りにおいて国民生活支援の実施です。

今回のマスクはあくまでも第1の感染防止のために行われたのであって、第3の国民生活支援とはまったく別なのです。

Photo_20200403054101

首相官邸

では、この「マスク2枚」がどういった文脈で出てきたのか政府発表の原文で見ることにしましょう。

やや長いのですが、文脈をみないと悪意あるメディアに切り抜かれて歪曲報道されてしまいますからね。
要約は引用末尾につけておきます。 
https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/actions/202004/1corona.html

●首相官邸
新型コロナウイルス感染症対策本部(第25回)
令和2年4月1日
マスクについては、政府として生産設備への投資を支援するなど取組を進めてきた結果、電機メーカーのシャープがマスク生産を開始するなど、先月は通常の需要を上回る月6億枚を超える供給を行ったところです。更なる増産を支援し、月7億枚を超える供給を確保する見込みです。
 他方、新型コロナウイルス感染症に伴う急激な需要の増加によって、依然として店頭では品薄の状態が続いており、国民の皆様には大変御不便をお掛けしております。全国の医療機関に対しては、先月中に1,500万枚のサージカルマスクを配布いたしました。
さらに、来週には追加で1,500万枚を配布する予定です。加えて、高齢者施設、障害者施設、全国の小学校・中学校向けには布マスクを確保し、順次必要な枚数を配布してまいります。
 本日は私も着けておりますが、この布マスクは使い捨てではなく、洗剤を使って洗うことで再利用可能であることから、急激に拡大しているマスク需要に対応する上で極めて有効であると考えております。
 そして来月にかけて、更に1億枚を確保するめどが立ったことから、来週決定する緊急経済対策に、この布マスクの買上げを盛り込むこととし、全国で5,000万余りの世帯全てを対象に、日本郵政の全住所配布のシステムを活用し、一住所あたり2枚ずつ配布することといたします。
 補正予算成立前にあっても、予備費の活用などにより、再来週以降、感染者数が多い都道府県から、順次、配布を開始する予定です。
 世帯においては必ずしも十分な量ではなく、また、洗濯などの御不便をお掛けしますが、店頭でのマスク品薄が続く現状を踏まえ、国民の皆様の不安解消に少しでも資するよう、速やかに取り組んでまいりたいと考えております。

要約しておきます。

政府感染症対策本部首相発言要旨
シャープの生産も始まり、先月は通常需要を超える月6億枚超を供給の体制が完成。
さらなる増産を支援し、月7億枚超の供給を確保する見込み。
先月、全国の医療機関にサージカルマスク(医療用マスク)1500万枚を配布。
来週には追加で1500万枚を配布する予定。
高齢者施設、障害者施設、小中学校には布マスクを確保し、順次必要枚数を配布開始。
来月に向けて1億枚の布マスク確保の目処が立ったため、全世帯あてに住所で2枚ずつ配布開始予定。
⑦予備費を使って感染者の多い都道府県から配布の予定。

政府が言っているのは、マスクの増産と確保にめどがついたことと、医療機関に優先的に配布を開始したので、一般国民にも全所帯に2枚ずつ配ることにした、ということにすぎません。
布製マスクにしたのは、一般のサージカルマスクは使い捨てを前提とした不織布であることに対して、布製はなんどでも洗いが効くからです。
2枚はショボイですが、医療機関が優先ですから、当面はこれで勘弁してくれ、ということです。

政府がすべきはマクロ的なマスク増産・確保のための政策であることをお忘れなく。
マスク増産には既に全国各地の企業が参加しているのでおっつけ入手も容易となり、量も価格も平常に戻るはずです。
大震災時と違って、日本の製造業も物流も無傷ですから、儲かる商品にはたちまち作る企業が殺到します。
それが資本主義の習いというものです。

この時期、フェークニュースが大量に流されています。注意しましょう、私も。

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けっこうつかえます。

●首相官邸
健康への心配、売上げ減少への不安など、皆様の「困りごと、不安」に応じた関連情報https://www.kantei.go.jp/jp/pages/coronavirus_index.html

●新型コロナウイルス感染症について - 厚生労働省https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

●東京都 新型コロナウイルス感染症対策サイト: 都内の最新感染
https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/


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コメント

マスク不足の中で応急処置みたいなものだから、対策を大なり小なりどんどんやってほしいと思います。

先日、県内での感染確認が出るまではデマの中に「山形県では検査をしていないからだ」なんてすぐに嘘だとバレる悪質なのもありましたね。
保健所は2月末から随時検査数を公開してます。まあ、県のHPなんて読みづらくてつまらないものをどれだけの人が見てるか知りませんけど。
県民の多くは普段の生活をしながらも、首都圏とはミニ新幹線で直結だし、すぐ隣の仙台圏とも人的交流は盛んなのでいつ出ても不思議は無いという認識はありました。
実際、2例目はかみのやま温泉の評判の良い宿の料理人。
昨日発表された3例目は新庄市です。
もう蔓延してると考えるしかありません。


「マスク」「2枚」等は一昨日夜には急上昇ワードを埋めていて、いやあ芸人やら学者さんやらが皮肉の嵐!
権力批判するのがカッコイイと思っているのか、アベ憎しだけで条件反射してるのやら目茶苦茶でしたね。。

朝日新聞さんもニューヨークタイムズに習って、作り方説明とともに型紙でも印刷したらどうかと。。
ガーゼがなきゃ余ったタオルなり使い古したTシャツなり下着なりで作れますからね。
2000年代に排気ガス汚染が酷かった台北では「ブラジャーマスク」をしたバイク乗りが流行ったくらいだし。

マスクも不織布の使い捨てが主流になったのは「花粉症」が社会全体に広まってからです。
それまでは風邪ひきが周りに唾液を飛ばさないためにガーゼマスクを洗って使ってたんですから。
各社が力を入れて花粉症対策で「透過率」とかが強調されるようになったけれども、花粉対策とウイルスは違いますからね。
どうもココを勘違いしてる人が多いようで・・・「ウイルスを家に入れたくないから家の前でポイ捨て」とかあちこちで起きているようです。
マスコミもそれこそちゃんと啓蒙しろと。。

1日の朝日夕刊一面は、今見ると焼き捨てようかと思う程の酷さです。
今朝のココの記事中にもある文句たらたらと突然マスク2枚のデカい文字、本文に一切、真意を探せるキーワードがありませんでした。
更に丁寧に布マスクの不潔さをマスクの絵付きで歌い上げています。
布マスクは確かに管理力が清潔度を左右するのですが、使い捨てをチョロチョロ水洗いして何度も使う人が増えている現状を無視した危険な紙面です。
そして本文中で専門家に布は自分から感染させないための効果はあり、なにも付けないよりは付けるべきと書いている。

私は不織布の使い捨てマスクの巷への流通回復はもっと先、下手したら来年ではと予想しています。
医療機関優先はもちろんですが、物流現場やグロッサリーレジのスタッフ用等にも優先して回すべきです。
日本人が春先にじゃんじゃん不織布のマスクを使えていたのは広大な中国へ大量発注できていたからで、国内でそれと同量は無理なのですから。

 私の友達(個人事業主 カメラマン)がコロナの影響で1/4ぐらいに売上が減って、昨日東京都台東区の社会福祉協議会の小口融資の相談に行ってきました。

緊急小口資金でまず20万。それで足りなければ、総合支援資金 生活支援費(特例貸付)で20万×3ヵ月。最大80万。

一応返済が必要なものですが、その友だちが役所の担当者から聞いたところでは
「それでダメなら返済不要の助成金に化けるらしい」
ということです。審査期間は1週間。

本当に返済不要の助成金に化けるかどうかは、これは誰でも当てはまるかどうかわかりませんが、もし困っている方がいらっしゃいましたら、一度地区の社会福祉協議会に相談をされてみることをお勧めいたします。

経済的に困窮してくると普段そういう方向性にいかない人が変なニュースに飛び付いて批判することがある。それが過去の民主党政権誕生にもつながっている。

政府→記者→情報操作フィルター→マスコミ→国民
この情報伝達モデルがあって知るということにも油断してはいけない。
基本は全文掲げてるようなところから政府の行おうとしている真意を自分で調べて納得するしかない。

マスク2枚でRT稼ぎする救いようがなくどうしようもない人間もいますから、本当に勘弁してほしい。

銀さん。

Yahoo!記事一覧にも出てる今朝の現代ビジネス「マスク2枚と安倍政権の闇」の記事なんて、著者がペンネームで平仮名使ってるだけで、モロに09年の民主党旋風で国会議員になり12年に見事落選した元東洋経済記者の人ですからね。。
本当に気をつけないとです。

以下要約すると…

(1) 無症状感染あるいは発症まで時間が掛かる事から、いつの間にか感染しているケースが多いため、「感染しない」より、「感染させない」の重要度が上昇
(2) 感染拡大防止(飛沫拡散抑制)の目標では、布マスクで十分効果がある
(3) 医療現場等で使用する使い捨てマスクの需要が急増する状況となりつつある
(3) 一般の人は、使い捨てマスクにしなければならない理由(再汚染防止)は殆どないので、使い捨てマスクを医療現場へ回すため、用意できた布マスクの配布を最小限の費用と時間で配布を開始すると発表
(4) 個人や法人への支援策は、現状最小限の維持ができるレベルで行い、収束時期に拡大する

良く考えると至極当然の施策であり、下手に経済活性化を行う(人の動きも活性化してしまう)と感染拡大につながってしまうことを強く意識したものになっております。

今は自分も含めて各人が状況好転まで人の動きを最小限にしつつ、生活の維持を図るのみです。

先程の投稿で、番号に誤記がありましたのでご了承を。

「なるべく大型の対策を一括して速攻で取り組むべきだ」、との考え方を私も持っていました。
ですけど、今はブログ主様の見立てと完全に一致します。

直ちに困窮しそうな人や最低限の応急的な対応は早急に行うとしても、経済対策は「感染拡大の勢いが止まり、とりあえず当面の危機は去ったと判断された時期」でしょう。

そうでないと、初発は必ず無駄弾になります。
やがてコロナ騒動は必ず収まるので、そこからの立ち上がりにこそ実弾を集中する方が相乗効果が出ます。
金の使い方は、リターンを考えてする余裕が日本の状況にはまだあると思います。

ただ、言い方は悪いですが、政府はガンガン経済対策をふかして宣伝するくらいの方が国民は安心しますね。
それが出来ない政府の生真面目さがアダとなって、国民は実際以上の不安を感じるようになっている気がします。

「マスク二枚事件」真相は、どうせそんなこったろうと考えていましたが、いつものようにまさに役立たずのマスゴミと野党に乗せられた結果の出来事でした。

マスゴミや政治家は中国からのマスク輸入が輸出規制にあっていて、それで積みあがった在庫分を中共が伊などに寄付するという「マスク外交」に用いられている疑いの方をこそ問題にして報道すべきです。
中共の犯罪隠しは自民党にも「オトモダチのジャック・マー、ありがとう!」などと言ってはしゃぐバカ大臣がいるので、マスゴミだけの問題ではありませんが。

首都圏暖かくなりました
数字を見ると毎日増えています
上野の永寿と慶應が中心ですが
そうとうまずい数字なのでしょう?
スプレーを持ち歩き,買い物したらシューシュと内側外側に振りかけまくり、家に入っても靴,玄関にもシューシュ
自衛隊の対策,参考になります

マスク2枚を擁護するのは中々無理があるでしょ。マスゴミやら政権叩きと言っているけどそんな次元の問題じゃないよ。
Twitterでもトレンドになっているようにオールドメディアや政治に興味がない層の間でも今回の対応は失望している。

散々期待させといてそれかよ!と言うのが多くの人の感情、なんならまだ言わない方がマシだったとまで。

こう言う時には如何に国民の支持を取り付けるかが円滑な感染拡大を進める上でも大事だと思う。(ポピュリストの菅直人みたいのは論外だが)

普段政治の情報を追わない人のためにも今回は外国みたいにわかりやすくストーリーになりやすい、大々的な経済的補償や減税の話でもすれば良かった。

マスクが不足していて2枚しか出せないという事情があるならそこを強調して説明すれば良い。

しかし、厚労省で動画で説明しているようにガーゼマスクをわざわざ押し洗いする人はいるかね?洗濯機でまとめて洗いたがるのが普通だし、そもそも小学校の給食当番みたいなガーゼマスクをみんなが使うのか?

拡大防止を進めるならロックダウンした方が早い。自粛要請なんて生温いのしゃなくて外出禁止にするべき。

  哲也さん、ちゃんと記事読もうね。お願いしますよ、ホント。

記事では、「「マスク2枚」だけを切り抜いて、それが政府の支援策すべてで、かつ支援策が終わってしまったような錯覚を覚える」報道について批判しているのです。

そして、「こんな切所の時期に現金支給しましょう、なんて軽々に言えない」し、その理由も明示しています。

反論は期待しますが、記事で立論している以上、そこをスルーしての反論は反論にならないつまらないものです。

≫しかし、厚労省で動画で説明しているようにガーゼマスクをわざわざ押し洗いする人はいるかね?」
との事ですが、うちの妻は手作りしているし、家族みんなの分まで押し洗いしてくれていて、あらためて感謝してますね。
そういう人は、あなたが考える以上に多いと思いますよ。

マスク2枚が批判されているのは、まさに2枚という数字によるものと思います。
全戸配布という手間をかけるにしては、数が少なすぎます。
それならば、介護施設や役所など、医療系ではないが人が集まらざるを得ない施設に集中して配布の方が良かったのではないでしょうか?

kioさん
 
政府は医療機関用には「先月中に1,500万枚のサージカルマスクを配布いたし、来週には追加で1,500万枚を配布する予定」になっているので心配要らない」と言っていて、「加えて、高齢者施設、障害者施設、全国の小学校・中学校向けには布マスクを確保し、順次必要な枚数を配布」としています。
ブログ主様が後段でわざわざまとめで繰り返しているので、そこは読みましょうよ。

また批判は、「2枚という数字によるもの」というよりも、報道での「この程度で対応と言えるのか」という歪曲された説に準じた部分がほとんどですね。そこの前提があってから、「だいいち、マスク二枚ではどうしようもない」という枝葉の議論でつながって来ているのですね。

また、記事中の官邸からの談話では、「本日は私も着けておりますが、この布マスクは使い捨てではなく、洗剤を使って洗うことで再利用可能であることから、急激に拡大しているマスク需要に対応する上で極めて有効である」としている事から、そういう趣旨と使い方のもとに配布した、という事を言っています。
こうした部分もちゃんと素直に読むべきだと思えますけどね。

マスク配布の前にガーゼマスクをして現れた安倍首相に私は「やった〜!」と心の中で快哉の声を上げました。理由は1つ。「不織布でなくていい」事を安倍首相が言わずともアピールしてくれたからです。私は長らくマスクユーザーで 「息が吸いやすい」「ウイルス除去」「マスクは使い捨てじゃないと意味がない」と思いこみ、布マスクは何も知らない年寄りで無知の人がするものとすら思っていましたが、マスクはウイルス除去じゃない、他人に対する思いやりだという事を改めて思い知りました。朝早くから店頭で並ばずとも手作りマスクや布マスクでいい。テレビに出るキャスターやアイドルも布マスクで出ればいい。使い捨てマスクはまず医療現場に回す。布マスク着用は医療従事者を応援するメッセージにもなるような気がしてきました(言い過ぎ?) 何より、中国製不織布マスクを買わずにすむじゃないですか!

2枚のマスク全戸郵送は、不正保険販売で経営が傷んだ日本郵便を助ける目的も合わせた一石二鳥作戦なのかな、と穿った見方をしておりました(笑)

先般CNNニュースで、CDCが新しいガイダンスにて、米国民への布マスク着用と、サージカルマスクやN95は医療従事者等のために回すことを推奨する内容を検討中と報道され、これを待ち切れなかったか、ロサンゼルス市と続いてニューヨーク市の両市長が、市民に外出時の布マスク着用を呼びかけました。
4月2日のSTAT Newsによると、STAT Newsが入手したCDCの新ガイダンスの草稿には、公共の場ではhomemade face coverings 手作りのフェイスカバーを着用して、高機能マスクは医療従事者等のために確保することを勧める、手作りフェイスカバーは着用者をウィルスから守るためではなく、無症状のうちに知らずに自身がウィルスを拡散させてしまうのを防ぐことを意図している、とあるという。
https://www.statnews.com/2020/04/02/coronavirus-cloth-masks-recommendation/

この記事は、ホワイトハウスも布マスク着用をアメリカ国民に勧めるのを望んでそのような見出しをつけるスタンスだけれど、
・ホワイトハウス当局はまだ最終稿までわからないとしていること、トランプ大統領は木曜のプレス・ブリーフィングで「CDCはそのようなガイダンスを出すだろうが強制ではない。フェイスカバーやスカーフを着けたい人は着けていい」と述べたこと
・CDC草案では、コロナウィルスの爆発を遅らせるのを上手くやれている日本や韓国が、マスク着用を長く個人の衛生方策に用いている一方で、アメリカでは公共の場でのマスク着用は非常に普通でないことだと認めていること
・政府のコロナウィルス対応を助けている医師で外交官のデボラ・バークスは、アメリカ人はマスク着用のアドバイスを受け入れると、それに守られて今まで通りに仕事したりの懸念がある、もしマスク着用の助言が出たら、それは対人距離と手洗いという行動の代わりではなく追加である、と述べたこと
・3月20日にランセットに載った記事によると、マスク着用普及の効果へのエビデンスは限定的だが、それが無症状感染者がウィルスを拡散するのを防ぐ助けになると実証し得るとランセットは提案していること、ただしランセットは主にN95のような高機能マスクについて述べていて、手作りフェイスカバーやシャツや食器拭きでのものには言及していないこと
・WHOは水曜、公衆のマスク着用に関しての根拠は両論あると述べたこと
・テドロス事務局長は、社会レベルでのマスク着用については議論進行中で、WHOは罹患者と面倒を見る人はメディカル・マスクの着用を推奨する、と水曜のプレス・カンファレンスで述べた

等を記事内容に入れています。
特に最後のWHOのマスクへのスタンスのくだり、朝日新聞の記事とご比較くだされませ。
https://news.yahoo.co.jp/byline/shinoharashuji/20200403-00171169/

この小さなSTAT News程度の情報量もカバーできない、カバーする気がないのが日本の残念なメディア。
自分の飛沫をコントロールするのが大目的で、その意味で着けない選択肢は無い、のであれば布マスク2枚だろうが有れば助かるし、それがキッチンペーパーやスカーフやバンダナだってよろしいでしょう。

優先順位とタイミング、との管理人さんのご意見に賛成。
個人法人の納税猶予や、生活困窮を凌ぐ程度の支援、事業運転資金繋ぎの助けなどを経て、国民みんなでぱーっと使える状況になるタイミングでの資金投下と施策。

医療機関にマスク1500万枚を配布したの?…娘の勤務先は三連休明けからマスクの至急が週に1枚になってます。
1枚のマスクで患者と1週間接触するところまで逼迫してる状況を聞いており、このマスクの配布が病院全体に行き渡ってないものと感じます。

配布先は感染症を診る病院に限定なのか、或いは勤務先の病院が出し渋ってのことか、分かりませんけど疑問視します。

帰宅すれば、私が病院から何か(新型コロナに限らず感染するもの)を持ち帰ったらごめんね と言いますし、上司からは自分が(新型コロナ)感染者であるというつもりでプライベートの時間を送るようにと指導も受けてます。

小さいながらも急性期も扱う、その地元では必要不可欠な病院。
マスクや消毒液不足で綱渡り運営の病院は少なくないでしょう。

手作りのガーゼマスクやハンカチとヘアゴムを利用した簡易マスクは我が家でも使ってます。
布マスク、配布されれば使いますね、無いよりマシです。

やらないよりかマシ、でも郵便負荷を考えると自作マスクのCM流すほうがよいかもしれない
金銭的な補償と比べるのは筋違い

ただしそう思えるのは今まで流行状況と事実を知ろうと自発的に追っている人のみ
肝心の関心が無い人にも外出を控えるよう促すには、どうしたらいいんでしょう。どうやったって無理な気もしますが私の場合強制性のある対策を打てる法整備が有ればと無い物ねだりの自論に戻ってしまいます

しゃちくさんの郵便コストの件、私も思いましたが、多分自作を政府が推奨したら2枚どころじゃない「マスク作れって命令されたよ!」とメディアが大合唱するのでしょうね。
布の機能的には、ネットや店舗でガーゼ生地を探し回らなくとも家にある柔らかめの生地で作るのが、個人的におすすめです。
既製服の生地は手作りショップの切り売り生地よりも強くて洗濯に耐えるランクのものが使われていることが多いですし。

政策一つ実行するにも、「行間を読んでよ」という感じで、
それを曲解して騒ぎ立てるマスコミにも困ったものです。

個人的には、マスクもせずに外出する若者がターゲットだったりして、と思い直しました。

生地の種類にもよりますが、給食用マスクのガーゼと同等か同等以上の生地を二重三重に重ねた布マスクは、下手な不織布マスクより花粉症やPM2.5を防ぐのに効果があります。
これも生地によりますが、実用的な布マスクは、夜十時ぐらいに手洗いして絞って干して朝六時頃には乾いていますので、洗い替えがなくても役に立ちます。
更に、これも生地によりますし、マスク用のゴムでかつ何十回も洗えるゴムが入手困難になっているので保証できませんが、ちゃんとした布のマスクは少なくとも30回は洗って乾かして繰り返し使えます。
帰宅後にまっすぐ洗面所に向かい、石鹸でマスクを洗えば、同時に手も洗っている訳ですから、病院で使うのは難しいかもしれませんが一般の人が日々の暮らしを取り戻すために使うための有益なアイテムだと言えます。
紐を取り換えられ口元に空間を持たせる型の布のマスクで上記効果があり、かつ、息苦しくないマスクを日本でつくると、原価1枚で200円近くになりますので、郵送料別にかかる200億円で不織布のマスクをつくる機械(幾らするか知りませんが1台で1日10万枚出来るらしい)を100台政府が買い上げれば、1日1000万枚1ケ月3億枚のマスクを増産する方が長い目で見れば賢い選択なのかもしれません。
しかし、台湾の先進事例によると、機械を100台揃えるのに3ケ月から5ケ月かかるようなので、5月末までに布のマスク配布出来るならばそちらの方が早く30億枚配布したのに匹敵する効果が出て、医療機関のマスク不足が解消するといった話になったかも知れません。
以上繊維関係のはしくれとしてのコメントを記させていただきます。

繊維関係さん
ありがとうございます。

自分は実は、寝る際に布マスクを着用します。
これで咽頭が保護でき、これを始めて以来、喉(のど)風邪にかからなくなりました。
しかも何度も洗ってまた使えます。
そんな実感があるので、布マスクには感謝しています。

きっと大忙しなのでしょう。
日本のためによろしくお願いします。
そしてどうか、ご自愛ください。

管理人さんのおっしゃる現金給付のタイミングの吟味は間違いなく重要であると考えます。
しかし一方で、事業主以外の個人に対する現金給付は早々に決定し、周知すべきであるとも思います。
現政権は間違っていることはしていませんが、その辺りで相当な批判を受けている気がします。

プーさんのいう寝る時のマスクはかなり効果あります。辛い時に体験済みですが、喉の保湿効果はあなどれないですね。
少しでも喉的な体調崩してるときはおすすめです。

どうも官僚はまだ国難より省の平和維持のみに目があっているようです。
https://this.kiji.is/618776687956001889?c=39546741839462401
埼玉県和光市で、国税庁は1100人中9割が寮泊で6月まで続ける研修会をオンラインに切り替えました。
市長がクレームを出し、SNSやネット番組で批判されてやっと、今日諦めたようです。
この常識の無い、現状認識の甘い組織、なんなんでしょう。ああ、これじゃ蓮舫議員のツイートみたいになってしまうので、これ以上は慎みます。

多摩っこさんへ。マスクは、基本的には各地区医師会を通じて配布されています。当地でもまず各医療機関に無条件に50枚入りボックスを一個配布されました。2週間くらい前の話です。そして但し書きがあって、まだ少しだけ余裕があるので、足りない医療機関は申し出てくださいと言われて再度申請し、もう一箱いただきました。通常はこのような対応をすることが多いかなと思いますが。まあ、各地域によって医師会の対応は違うと思いますので、そちらがどうかはわかりません。また、当地の感染症指定病院でさえ、医師へのマスク配給が週1枚になった時期がありました。今は、なんとか3日に一枚に改善しています。マスクのひっ迫状況というのは、そういう状況です。

多摩っこさんは、娘さんのことなのでご心配でしょうね。でも、読ませていただいて、娘さんの施設で週に一枚になった、という唯一の事実から、1500万枚を配布したことも疑問視、感染症指定病院にしか配っていないのではないかと疑問視、というのは、想像をたくましくしすぎに思います。あわてものはこれを読んで、やっぱりマスクはちゃんとくばられていないんだ、というデマにつながることでしょう。細かいことを指摘して申し訳ありませんが、自戒をこめて訂正させてください。

一世帯30万円程度支給。4月GW前に国会を通過させGW明けには支給したい。支給条件有り。最新の報道です。
野党はさっそく、支給条件を絞ったら時間が掛かる。全世帯に配れと噛みついています。全世帯に配るのは布マスク程度で良いかと思います。
我が家でも使い捨てマスクが、無くなり布マスクがあれば助かります。
資金繰りの苦しい中小企業や観光業などへの手当ても必要です。
今は、守りの時です。そして終息した暁にはパーと経済対策をやって欲しい。その時は国民全体が恩恵を受けるような形でやって欲しいですね。

snafkinさん

ご指摘通り家族ですから心配です。また主たる持病の他にCOPDと軽い心疾患のある身としては、新型コロナは脅威。
想像たくましい←ウケてしまいました。そうかもしれません。

調べてみたところ全国の病院、一般診療所、歯科診療所の合計が約18万施設。
マスク1500万枚を単純に施設数で分けますと一施設当たり83枚。
snafkinさんが100枚とのことですから実際これくらいなのでしょう。
従って、医療機関には満遍なく配布されたものだと訂正し、お詫び申し上げます。

しかし最前線の感染症病院で3日に1枚とは驚きです。
配布枚数が少なくとも、全く無いよりマシだろうの世界ですね。

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