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2020年4月15日 (水)

日本とドイツの感染を較べてみる

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なぜ日本で感染爆発がおきないのか、欧米はご不満のようです。
なにか早く出てこいパンデミックという呪詛の声でも西のほうから聞えてきそうです。

特に日本で特筆されるべきなのは、累積感染者数もさることながら死亡数がきわめて少ないことです。

毎日お世話になっている「ねこおぢ3」のツイッターから4月14日現在の最新データを見てみます。
クリックして見てください。

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累積感染者数で米国が世界一位になってしまったと、メディアがうるさいほど伝えています。

●米国の累積感染者数・死亡数
米国・感染者数583,444人(前日比増+23,144)
死亡数23,463(動+1,358)

確かに憂慮すべき数字ですが、これをいつもどおり100万人単位に換算してみます。
「累積」とあえて頭につけているのは、感染者数の中には軽症・無症状者や、めでたく退院したものもれば、逆にICUに入った人もいるからです。
ですから、ただの感染者数ではなにも言ったことにはなりません。

●米国の100万人に当たりの感染者数1,763人
同100万人当たりの死亡数70.9

一見ものすごい数に見えますし、大変な状況であることは間違いないでしょうが、これをもって「米国が世界一の感染国になった」とはいえません。
人口を勘案しないと、大国はどうしても大きく数字がでてしまうからです。

●100万人あたりの各国感染者数・死亡者数
スペインの100万人当たりの感染者数3,628人
同死亡数      377.0

世界一の感染国はスペインであるというべきで、米国は死亡数において5分の1に止まっています。
メディアさん、お願いですから、伝えるときにセンセーショナルな数字ばかりガナらないで下さい。
米国が世界一の感染大国になったというのは反米感情が強いメディアには嬉しい情報でしょうか、そんなに単純ではないのです。
米国はニューヨークがホットスポットになってしまったために大きな数字が出ますが、全国でみれば中西部には感染は拡がっていません。
大変に感染が偏在して起きているのです。

だから私は、口酸っぱく、累積数でとるとわからないと言っているのです。
比較するなら分母を100万人当たりで揃えて、改変しようがない絶対的数字である死亡数に注目すること、そして危険領域にいる重症者を把握することです。統計を比較する上で比較する分母を揃えるのは、常識じゃないですか。
あ、そうそう、統計数字がデタラメなので有名な中国は、感染者数でヒト桁、死亡数を三桁改竄しているという噂がありますが、なんともいえません。

特に重症者数が大事です。おそらくICUに入っていると思われますが、いつ何どき急変するかわからないからです。
ですからこの重症者をどれだけケアできているのかで、今後の死亡数がある程度予測できます。
そこで、重症者数の各国動向をみます。

●世界各国の重症患者数(上位から)
米国51,720人
スペイン12,772
イタリア3,260
フランス6,821
ドイツ4,895

これを見ると米国は重症数が多く、残念ですがこのまま推移すると死亡数も今後急激に上昇することが予測できます。
意外に思われるのは、死亡数が少ないとされているドイツの重症者が多いことです。
ドイツの数字を洗ってみます。

●ドイツの100万当たりの感染者数1,530人(前日比+354人)
同死亡者数36.3(同+21人)

ちなみにわが国の現状はこのようになっています。

●日本の100万当たりの感染者数61人(前日比+288人)
同死亡者数1.18(同+5)
重症者数129

いつもどおり患者の動態まで書き込んでくれている河野太郎氏のツイッターから、日本の感染状況をみます。

●日本の感染状況(4月14日12時)
国内感染者7645
退院853
入院中6683
軽中度・無症状3471
人工呼吸/ICU 152
確認中617・待機中153 ・症状有無確認中2290
死亡109

いつもながらため息が出るのは、軽症と無症状者だけで入院数6683人中、実に半分以上の3471人もいます。
それだけ病床が必要のない「陽性ではあるが入院の要なし」の人たちで埋めつくされているわけで、この状況を早急に解決しないと医療崩壊のきっかけを作ってしまいます。

それはさておき、よくドイツの感染が抑えられているという声を聞きますが、ロベルト・コッホ研究所が公表している数字によれば、 肺炎症状のある患者数は全体の2%で推移しており、入院患者と死亡数の割合は増加しています。

●ドイツにおける重症者数
ドイツの入院者数60,865人
同重症者数4,895

 つまり、ドイツは重症者が入院者の8%ていどいるわけで、この状況を感染や死亡率が低く抑えられている、と表現することは適切とは言えないでしょう。
ちなみに日本はこうです。

●日本における入院数6683人
同重症者152人

日本は「ヨーロッパの優等生」であるドイツと比較してもはるかに感染拡大と死亡を抑制しており、それは現況での重症者数をみれば今後も大きく死亡数が増大することは、医療崩壊でも起こさないかぎりないと思われます。

欧米のメディアは日本の感染状況をクサす反面、韓国を持ち上げていますが、それは韓国がヨーロッパと同じPCR検査をサーベイランス目的で使い、テグの封鎖など強権的な手段で封じ込めをしたことが、自分たちのやり方に似ているので好感されているだけのことです。
また、兵役代わりに医学生を4年間徴用でき、それらを投入できるという韓国の特殊事情も手伝って死亡数が減らすことにつながったようです。

各国には独自な事情があり、現況ではどの方法がもっとも正しいとは言い切れません。
日本は日本なりの事情でやってきて、結果として死亡数がどれだけに達したのか、結論がでるのはまだ先のことです。

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コメント

 ドイツが特に対象ですが、日本の対策が諸外国に後れをとっているという論調が半島派の田中均あたりからもしきりに発信されていますね。
けれど、中国は別にして数字はウソをつかないし、そこから読み取れる状況は記事の内容のごとくです。

世界は各国のコロナ対策評価ですらも反トランプかそうでないかに別れているようで、私たちの耳目に入りやすい世界的メディアからは親トランプ側の安倍晋三としての批判を受けているように感じます。

昨日の記事でもそうですが、あのような艦長が即刻クビになるのは当然で、それが騒ぎになるのは大統領選を控えた政治的思惑が多分にあるという前提で見なければなりません。

日本ではどうやら、平常心でもって落ち着いて物事を見る目をもっているはずの「保守派」と呼ばれる人たちも浮足立っていて、この時期に政党を立ち上げるなどナンセンスな保守系有名YouTubeもいて、一概にネット時代を喜ぶ事も出来ません。

今朝の記事中の比較に勿論異論はありません。
私が注目しているのはあれだけの検査数と重症患者死者が滞在もしくは通過しながら医療崩壊せずに現場を回せている点です。
記事にもあるように、日本は母数のケタが違うので日本の今と比べて語るのには無理があります。ドイツの検査数を殊更褒めて検査が命を救っているというのも賛成できません。
ただ、今後日本国内でも感染者が増えれば重症者数は増えてきます。重症者数を爆発させずに回復者を増やす例を、ドイツは見せているのではと思っています。
オブラートに包んだような表現ですみません。

大病院が次々に感染が心配です
靴裏消毒と窓開け換気(小さくとも2ヶ所開けると風が通ります)

医療現場に頭さがります

不思議です、今の日本。
山のピークが見えない。今の日本で大事なのは自分も感染しているかもしれない。その様に一人一人が思って行動すれば、今後の感染爆発は防げるかもしれません。そうでないと日本も欧米の様になる。

東京の新規感染者数は減ってきましたね。

クラスター対策班の西浦教授の言う、夜の街と医療機関のうち、
前者は壊滅状態でしょう。むしろ気の毒です。

医療機関は潰せないので、ここからどれだけ広がるかが、
東京ひいては日本の命運を握っていますね。
当面の不安要素は、都立墨東病院で何人出るか、です。


検査を積極的に行うことが正しいかどうかですが、
PCRで「現在の」感染を検出する手法しかないうちは、
労多くして功少なしだと思います。
免疫グロブリン(IgM:現在とIgG:過去)の測定が確立したら、
積極的に検査すべきです。

国産の試薬が開発されないと、信用出来ませんが。

島津製作所から4月20日
検査キッドが出ます
(正しい歴史認識より)

東京は(感覚で)マスク率95%位
電車も,減しています
(立ってる人がまばら)
石田純一さん,ボリス首相さんの様に回復祈ります

私も、ドイツがあの状態で医療崩壊せずに持ち堪えている理由を知りたいです。日本は、おそらくその潔癖ともいえる国民性と、ギリギリのところで責務を果たしてくださっている現場の方々のおかげで、爆発的感染を防いでいますが、このまま8割の外出制限が徹底されずにいけば、長丁場になる気がします。その時に、疲れきった医療従事者の方々が犠牲になることだけは何としても避けたい。マスクや防護服などの、平時なら必要不可欠な用具が不足する中、どこよりも感染のリスクの高い場所で私達を護るために戦ってくださっている方々に、直接的な援助の手を差し伸べることのできない自分が歯痒いです。

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