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2020年4月 8日 (水)

こういう時になると出てしまうヨーロッパ人の本音

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首相の緊急事態宣言について外国メディアはご不満のようです。

「日本では他国に比べ、これまで感染者数が少なく推移してきた。しかし、世界有数の大都市・東京で感染者が急増したことから、アウトブレイク(大流行)につながる懸念が出ていた。
アメリカやドイツ政府は、日本が他者との距離を取る戦略を講じていないことや、広範囲のウイルス検査を実施していないことについて、かねて強く批判している。
また日本の医療専門家からは、東京での流行はすでに制御できる一線を越えており、緊急事態宣言は遅すぎたとの指摘も出ている」(BBC4月7日)

アウトブレイクにとっくになっている国から、なっていない国に「懸念」を言われてもねぇ。
自分の国の首相が集中治療室に入ってしまったBBCに言われたかねぇよな、とつい毒づいてしまいます。
自分の国がやったような失敗の轍を踏むな、というならわからないでもありませんが、逆にオレ達と一緒の方法を取らなかった「懸念」を言うのは倒錯しているんじゃありませんかね。
ボリスさんの早い快方をお祈りしますが、日本の首相も集中治療室送りになってほしいようです。
せめて世界各国で唯一感染爆発を免れてきたたわが国に、エールの一言くらいあってもよさそうなもんですがね。

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BBC

そういえば、感染が東アジアに限定されていた初期段階で、ヨーロッパメディアがなんといっていたのか思い出して下さい。
そう、「黄色人種だけが罹る感染症」です。
そしてヨーロッパ各地では黄色人種に対する「黄禍論」が蘇りました。

「イタリアでは、有名な国立音楽学校が「東洋人の学生のレッスンを中止する」と発表。差別を懸念する声が上がった。もちろん、この「東洋人」には、中国人とともに韓国人、日本人も含まれている。かつて120年ほど前に「黄禍論」という白色人種による黄色人種に対する脅威論があったわけだが、それがさながら新型肺炎パニックというまったく別の装いで復活したような格好となっている」(真鍋厚2月3日『アジア人差別も始まった新型肺炎の大パニック・なぜ国籍・民族と感染症を同一視するのか』)
https://toyokeizai.net/articles/-/328180?page=2

これが北欧が最初の発生源だったら、北欧人に対する迫害が起きたでしょうか。
それどころか、ヨーロッパの火元のイタリア人差別が出たということは寡聞にして聞きません。

しかし新型コロナは黄色人種だけが罹る特殊な病気である、という珍説は一瞬で消え失せました。
ブラックジョークのように、今やヨーロッパは西欧から北欧までまんべんなく感染拡大してしまったことによって、事実で否定されてしまったからです。
おそらくポストコロナの時代において、中国への責任追及は生まれるでしょうが、このような黄禍論が背景にあることをお忘れなく。

ところでとうとう、フランスのワクチン研究関係者は新型コロナのワクチンの治験をアフリカからするべきだと言い出しています。

「アフリカはワクチン実験場ではない 仏医師らの提案をWHOが非難
新型コロナウイルスのワクチン開発をめぐり、フランスの医師らがアフリカで治験するよう提案し、世界保健機構(WHO)などが「人種差別」だと非難している。
問題の発言があったのは、フランスの放送局LCIの番組での討論。保健衛生の研究所インセルムの研究責任者カミーユ・ロクト氏が、欧州やオーストラリアでのワクチン治験を話題にした。
これを受け、パリ・コチン病院の集中治療の責任者ジャン=ポール・ミラ氏は、「挑発的な発言が許されるなら、こうした治験はアフリカでするべきではないだろうか? アフリカにはマスクがないし、治療も蘇生もできない」と述べた」(BBC4月7日)
https://www.bbc.com/japanese/52194771

つまり、医療がない「非文明人」たちにワクチンをすれば、その効果が文明国よりはっきりと判るというわけです。
実に分かりやすい有色人種蔑視です。
なんのことはない、 アフリカ諸国はろくな予防措置もないから治験にもってこいだと言いたいのです。
なぜヨーロッパで治験をしないのかといえば、「オーストラリアや欧州の医療従事者は就業中、感染症対策の防具を使用可能だとして、治験の効果を疑問視」(同上)しているからです。

アウトブレイクの地獄の蓋を開けてみれば、病床は足りない、医療従事者はバタバタ倒れて危機的状況、人工呼吸器も医療品も底を尽き、中国製のバッチモンのマスクをつかんでトラブっているのは、いったいどなたの国でしたかね。

WHOやアフリカ諸国は「あまりの人種差別主義」と強く非難していますが、このような下心をもってヨーロッパがアフリカのコロナ対策に関わってきたために強い反発が生まれています。

「アフリカには、新型ウイルス治療のモルモットとして人々が利用されるとの懸念が現実のものとして存在する。コロナウイルス対策の関連施設が襲撃されており、先日もコートジボワールの最大都市アビジャンで建設中だった施設が抗議者たちによって破壊された」(同上)

一方日本は世界の希望する国々にアビガンの提供を表明しました。

「菅義偉官房長官は3日の記者会見で新型コロナウイルスの感染拡大に関し、抗インフルエンザ薬「アビガン」を希望する国に無償供与すると表明した。「希望する国に供与し、臨床研究を拡大する」と述べた
外交ルートを通じ、現時点で約30カ国から提供要請があることも明らかにした。希望する国には「無償で供与するべく調整している」と語った」(日経4月3日)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57645000T00C20A4EA3000/

アビガンは政府が200万人分の保管をすると表明しました。
ドイツも大量にアビガンが購入するようですし、治療薬として国際的な治験にかけられることになりました。
日本人としては嬉しいのですが、ただしアビガンはよく誤解されているようにこれさえ飲めば治るという特効薬ではないし 軽症者に使うと障害が出る可能性がある事例も報告されて います。
元来日本だけの治験で指摘されていた催奇性もありますから、医師の処方なく軽症者が自宅で服用したり、無症状者が予防的に使うにはふさわしくない薬であるということを頭においておきましょう。
しかし使い方さえ誤らねば、新型コロナに対して大変に有望な薬であることはまちがいありません。

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また日本発の新型コロナ薬として、レムデシビルについても治験が日米共同で始まっています。

「ノーベル賞を受賞した大村智氏が開発した抗寄生虫薬が、新型コロナウイルスの抑制に効果があることがわかった。オーストラリアのモナシュ大学の研究チームは、寄生虫による感染症の治療薬として使われる「イベルメクチン」を、試験管の中で新型コロナウイルスに投与したところ、48時間以内にウイルスが増殖しなくなったと発表した。イベルメクチンは、ノーベル医学生理学賞を受賞した大村智北里大学特別栄誉教授が開発した抗寄生虫薬で、研究チームは今後、臨床試験を急ぐ方針」(FNN4月7日)https://www.fnn.jp/articles/-/29373

一筋の光明は見えてきています。それに日本が寄与できることは多くあります。
これがドス黒い人種差別主義で曇らないことを祈ります。

さて、恒例の世界の感染拡大状況です。

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もう一枚ジョン・マードック氏が作成した累計死亡率の曲線を見ます。

•米国の死亡者数はイタリアを追い抜いた。
•問題は、その曲線がイタリアのように先細りになるのか、それとも上昇し続けるのか?
•オーストラリアの死者数は他の英語圏の国々をはるかに下回る
                                                            ジョン・
マードック

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コメント

おはようございます。ネット通販系物流はテレワーク無理なので今朝も出勤です。が、すっごい電車がすいています。来週明けまで、感染者数の伸びを見ながら更に自粛圧が日本の空気に働きかける事を祈ります。
昨夜は会見を横目で見ながらイベルメクチンの検索をかけていました。臨床試験結果が待ち遠しいです。

黄禍論は、常に心にあるものだと知りながら呑み込んで、図々しい位の明るい笑顔で堂々と世界と付き合うのが吉ですね。
肌の色でカテゴライズして中共は常にアジアアフリカを囲い込みに入るでしょうから。
「そんな事は知っているよ、それよりももっと大問題を君達中国は抱えているよね、そして嘘と毒を世界中に放出しているよね」
という方向に、今後米国主導でどれだけの国々が囲い込んでいけるか。
人種差別の芽をマジックワードで塗り潰して情報撹乱に打ち勝つべき、という意味で今朝の記事に深く同意します。

日本がアビガンを希望国に提供する準備があると宣言したとたんにアビガンの治験に関する論文を理由不明のまま取り下げる中国、政治の臭いがプンプンする見事な立ち周りですね。

沖縄は昨日12人の陽性者が判明。
東京の人口に換算すると115人に相当する人数です。
食品製造メーカーでクラスターが発生している可能性も出ています。
3月からの県外感染者の増加からなんの危機感も持たずに観光施設を営業を放置し続けて、オススメの行楽スポットを紹介し続けた県内マスコミは取り返しの付かない失敗を犯した事になりました。
県内の人間は感染しないとでも思っていたのでしょうか?

ふゆみ 様

人道主義と言っている割に過去の所業を辿れば暗黒面てんこ盛りが欧州の正体であると私は認識しております。
(アフリカを暗黒大陸と呼んだり、黄禍論もその延長)

コロナ禍により物理的な兵器では無い世界大戦が開始され、日本も参戦していると私は考えております。

管理者様の記事の考えと同じく、試みが成功するのを期待しつつ、それまでの間感染拡大防止の行動を継続したい。

ボーンズさん、そうですね、過去はてんこ盛り今も実はコレ、という感じです。
ただ、台湾や香港・シンガポールの人々と比べると日本人はこの差別を意識した時どうしてもナイーブな印象を相手に与えていると思います。
上手く書けないのですが、比較してみます。日本はこれを受けて傷付き立ち上がり欧米列強を追い抜く若くは遥か上を行く、というイメージです。
比して上記の各国人のイメージは、「出たねー差別マジくそ」とは言ったとしても気にしないで好きにやって栄える。という感じ。
管理人さんを始めここをお読みの方々は比較的雄々しい国際派が多いと感じますが、もっと増えて欲しいと願っています。分かりにくいかな…すみません。

私が学生の頃、英作文の講義を担当していた博士号を持つアメリカ人 (白人) の教授に、貴方達の社会ではなぜ人種差別をするのかと尋ねたことがありました。その教授が、「頭では (人種差別はいけないことだと) 皆理解はしている。だが、拭い去ることは肌感としては難しい」と答えたことを今でもよく思い出します。多分、私達が無意識にオランウータンと私達を区別するのと同じくらい、彼等にとっては自然なことなのでしょう。あれから時が経ち、世界はずいぶんと小さくなったのに、人の意識は変わらないどころか、余裕のない社会生活の中でより狭量になっているように思えてなりません。

 普段は人権先進国を標榜する欧米諸国や、過度なリベラル思想に染まった陣営こそ、こういう場合にホンネとともに「お里」が知れてきますね。ですけど、それはそういうものなんじゃないでしょうか。

中国の人たちの少なくない部分は、歴史的に「搾取され続けた中華」という共通認識をもっていて、それを中共政府が狡猾に自身の統治のために再利用しているのが話をややこしくしています。

日本人は、ほこりを被った、しかし脈々として生き続ける「黄禍論」的な言説などさらさら気にする必要はありません。
実力と結果こそが勝負であり、今回の場合は完全収束したときに見る「人口あたりの死亡者数」こそが最終的な成績表です。

しかし、それだけでは足りなくて、日本の技術や化学的成果がいかに国際社会に貢献できたかを示せれば百点満点です。
こういうところにおいて安倍政権は実に理想的なのですが、国民のエゴ(それを「民主主義」とも言うらしい)に常に直面してますね。

外信は「強制力のない非常事態宣言など、まったく中身がない」と海外メディアの意見を紹介してあざ笑いますが、そうじゃありません。
強制力がないにもかかわらず、国民一丸となって事態を収束出来るほうが遥かに人間的だし真の民主主義的でもあります。

「我慢」が美徳とは思いませんが、日本人の美質である事は間違いなく、ちょっと辛抱してここを乗り切りましょう。

そりゃもう、戦争に勝ったのに植民地を尽く失うはめになっちゃって日本が憎たらしいっていう基本路線はあったと思います。
時代は移って黄禍論的価値観は薄まったとしても、「良く闘って最後は負けちゃう日本」というのが無意識的であれ求める像で、「健闘した敗者にも拍手を送る俺たち」でいたい、そんな感覚を持つ欧米の人々はあるというのが、これまでの仕事や友人関係から得ている私見です。
で、そういう感覚を拗らせているのが、幾つかの欧米メディア界隈とその信奉者ですかね。
「そうであって欲しい」像に嵌らない時の日本への不満・嫉妬もあるでしょうし、つるんでいる日本のメディアや日本人記者や、「僕はお金で動くよ!」な外国人記者のレベルに相応しいというか、類友というか。
現状、死亡率等日本の状況がグラフで比較して明らかに別世界というのは動かしようがないので、他にケチをつけるところを探していますね。
そんなに失敗して欲しいのか。
慶應の研修医集団感染など個発の事例を使って日本無能と発信している在東京の外国人記者もいます。(そういうジャーナリストを「哀しい」と発信している外国人もまたあります)
他国が輸入したマスクを輸送経由地の国が強奪・接収するみたいな「国の姿」としての話ならともかく、個別の事例ならどの国だって良い話もダメダメな話もあり、それで直ぐに一般化や未来予測なんて子供じみたことでは、それが意図や命令や請負でないならば、そんなことも分からん者が報道やってますってことなんですがねぇ。
日本嫌いでちっとも構わないので、どうせ粗探しをするのならば、日本のやり方や国民性の話ではない、科学的考察に値する「日本が持っていたラッキー要素」でも探したらよろしいのに。
でもまぁ、黄禍論的下地の上の自国の惨状で、欧米には「こんな目に遭わせた中共許すまじ!」な論調も同時にあるのもまた事実です。

ツラの皮が適度に厚くないと国際社会を泳いでいくのはより大変ですが、ツラの皮がスーパーウルトラハイパー厚いようには、やっぱりなりたくないですよね。


私も要請だけで事態が収束できればと希望は持っています
ただ私は医療関係者の端くれなのですが、こんな時にも職場で都内の市外局番から不動産の営業電話を受けてしまい、思わず「こんなことしてないで家でじっとしてろ」と怒鳴りつけてしまいました

もし本当に日本人の美質があれば、第2のピークは起きなかったのではないか、そういう話の通じない人から感染が広がっているんじゃないか、と

主観ばかりの愚痴ですみません

 久しぶりにコメントさせていただきます。

 今回のウィルス禍は、震災の原発問題以来、本当に国内外の報道で腹を立てることが多いです。

 たまたま見てしまった先月のワイドショー。
コメンテーターが「私の先入感かもしれませんが・・・オリンピックのために検査数を絞ってるように感じる」と。
 なんだかな~。こんな「先入観」を全国放送しちゃっていいの?

 報道が市民の不安や誤解を解消する方に向かわず、かえって増幅させている、目の前の危機より政争に利用されているようで、本当に嫌でたまりません。  

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